自民党かつてなき大敗
昨年9月、支持率63%(朝日新聞調べ)という戦後3位の高率でスタートした安倍内閣だが、今回の参議院選挙では民主党の60議席に対し37議席と大惨敗。.......... ≪続きを読む≫
昨日行われた参議院選挙で、自民党は歴史的大敗を喫した。まあ、予想はついたんですけどね。
とはいえ、定員一人の選挙区は相次いで議席を失い、参議院党幹事長の片山虎之助氏などの重要人物さえ落選したという惨敗。。(かと思えば、かのヤンキー元教師や選挙権のない女子アナなどの要らん人は当選してしまった・・・)
にも関わらず、安倍総理は続投ですか・・・個人的には、人はまあ好きではありますが、首相としては現段階ではどうかと思ってきましたし、今の安倍政権はあまり支持出来ない(「教育再生」1つを取っても)。
一度、出直した方が良いのでは、と思ったりします。でないと、次の選挙などでも負けそうな気がするので。
一方、民主党は大躍進!保守王国でも議席を確保していますが、横峯パパなんて役に立たんだろ?
自民党の上記カス議員も含め、こういう人達の当選は、はっきり言って税金の無駄!
正直言うと、この党にも期待はしていないんですよ。党首は病気で国会も休みがちみたいですし、新潟大地震に関して、ひどい事を言った議員もいたらしいし・・・
我が神奈川では、元宝塚の現職(公明党)が落選・・・実はこの方、私の出身校に高1まで通っていたのですよ。
あと、川田龍平君も出馬していたんですね!
最近の若い人は知らないかもしれませんが、もう10年以上前に、薬害エイズ患者として実名を公表した事で有名です。まだ十代だった彼に、多くの若者が共感したものでした。
この人、本当に久しぶりだけれど、ずいぶん老けてしまったなあ。確か弟と同い年でしたが・・・自分も年取ったって事ですね(^_^;
今日は参院選&皆様への返信
いよいよ今日、参議院選挙の投票日。年金問題・閣僚問題発言などで、人々の関心が高まっています。
6/25更新の「ヤンキー先生、国会へ行く? 」に対し、数名の方からコメントを頂き、ありがとうございました。
皆様のご意見を拝見し、更に思う事がありまして、すぐにお返事出来ず申し訳ありませんでした。少しずつですが返信させて頂きます。いっぺんには出来ませんが、お許し下さい。
義家氏もそうですが、今回もまた、懲りずにタレント・文化人が何人も立候補していますね。
丸山弁護士はまだ良いとしても、やはり自民党から出馬した元アナウンサーの丸川珠代には、はっきり言って呆れました。
立候補が決まって間もなく、不倫騒動があったかと思えば、選挙権がなかった事が発覚
海外に滞在していたため帰国後も住民票を移しそびれていたらしいですが、3年くらい経っているみたいですから、その間は投票に行っていなかったという事ですよね?いくら忙しくても、これだけの期間も放っておいたのには疑問です。東大卒らしいですが、悪いけど賢くない。
先日のニュースで、応援演説をした議員が「誰にでも失敗はあります。彼女にチャンスを与えて下さい」と言っていましたが、
こうした一般人より選挙に対する意識の薄い人には正直、国会に行って欲しくありませんし、良く調べずにそんな人を誘った自民党も情けない。。
党の客寄せパンダのつもりだったのでしょうが、かえってイメージダウンになってしまったような気がします。
民主党では、相変わらず出しゃばりな横峯さくらの親父には「何がしたいの?」という感じですし、
そして不思議なのは、元ペルー大統領のフジモリ氏。今さら日本に来て何をしたいのでしょうか?
では、これから投票に行って来ます。
投票権無かった丸川珠代候補 歯痒いHP
参議院議員選挙東京選挙区に立候補している元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代氏(36)が、期日前投票で新宿区役所を訪れたが、住民票を移して3ヶ月未満のため投票権が無く、「候補者が自分に投票出来ない」という珍しいケースになった.......... ≪続きを読む≫
sakaichi-blogさん、そうおっしゃって下さり非常に光栄ですが、私は教育学はきちん学んでいませんし、そうした素養を持ち合わせてもいないです(^_^;
ただ、経験は浅いながらもこの仕事に就いた事で、教育に対する思いや考えは、かなり変わりました。
おっしゃる通り、人々は相応の年齢では学校に通い、学びます。もちろん、教育は学校のみで行われるのではないですが、教育に関して学校の占める割合は高いです。
そこでの経験を通じて、皆が学校・教師・教育に対して様々な思いを抱くのは当然であり、
実は私自身も、中学終わり~高校時代の苦い体験から、学校や教師に対して怒りを持ち続けてきました。
その後、挫折を経験して大学に入り、そうした経験を活かして家庭教師等を行い、成果を上げていくうちに、まるで教育について分かったつもりになって、偉そうに自身の体験からの考えを語っていたのです(苦笑)
しかし、思いがけずに教師となり、実際に現場に身を置いてみると、なかなか思い通りには行きませんし、
生徒にとって良いと思う事が、学生時代までと教員になってからとでは、ほぼ180度変わったり・・・
やはり、学校で教えてみて初めて見えてくる事ってかなりありますね。
ただ、そんな私も、長く教師をされている先生方からすれば、まだまだ甘いと思います。毎日が毎年が勉強です
ヤンキー先生についての補足は、他の方への返信にて述べたいと思います。
こちらこそ、どうぞよろしくお願い致しますm(_ _)m
タオさん、このタイトルと同じ事を過去の同僚も申しており、自身も私学教員経験を通じて実感した気持ちです。
そのような日常も書いてきたのですが、事情により隠さざるを得なくなったものもありまして・・・
理科の先生との事、専門は何でしょうか?
タイトルのお言葉通り、理科は実験を行うと準備・片付け・レポート採点等にも時間を要し、大変ですよね。
(過去勤務校の数学の先生も「理科は大変ですね。それに比べて数学はラク」と仰せでした)
お国が決める教育制度も、現場の実情にはそぐわないものになっています。しかもコロコロ変わって・・・
各学校を見ても、おっしゃる通りシステムが滅茶苦茶な所も多く、結局それらによって苦しめられるのは下っ端教師、特に非常勤や新人なんですよね。。
本当に、真に教育が良くなる事を考えてくれる人に上に立って頂きたいものです。
オール1先生
ですか・・・検索してみましたが、ヤンキー先生より良さそうです。
ただ、みむ。さんのおっしゃる「今までの経歴を売り物にしてのしあがってきた人に・・・」と被りますが
どうしてこう「話題性」のありそうな人ばかり集めるのでしょうか?
平凡でも、心込めてきちんと仕事をされる先生にも適任者は居られるはずです。
ヤンキー先生ですが、私よりは年上ゆえ一応、人生経験は豊富でしょうし、
doramadaisukiさんやみむさんのおっしゃるように、私達に人を批判資格はないのは承知ですが、
この方はご自身の過去の過ちを売りにして名を馳せ、今ではそれを美化しているとさえ思ってしまいます。
何だかずっと真面目にやってきた人間が浮かばれない思いは否めません。
義家氏の経験は、いじめ・暴力などが頻発する学校では、大きく発揮されると思うのですよ。
しかし極端な話、彼が進学校にて優秀な生徒達の指導は無理があるでしょう(きっとナメられる?)。
つまり、教師も自身の育った環境等を背景としての持ち場があるのではと考えます。
現場を去り、何故か横浜市教育委員。地元の人間としては、そこで彼が何の成果を挙げたか分からないまま教育再生委員、そして立候補。
今の義家氏は、そうした持ち場を越えてしまった気がします。
噂されている教え子との関係も併せると、今では全く尊敬出来ず、こういう人が教育界の代表みたいな態度を取らないで頂きたいのが本音です。
立候補に関しては、個人的には大仁田氏の方がマシと感じています。
こんぶさん、確かに学力や進学実績を上げたいなら塾(民間)の介入が良いのでしょうが、
最近の合格者水増し問題
のような、学校が目先の実績ばかりにこだわるようになっては問題ですから、難しいですね。
roccaseenoさん、ワタミ社長に関しては回を改めます。
大相撲も揺れています
ここ数日の間に、横浜・工藤投手の12球団勝利 や琴光喜の大関昇進 と、めでたいスポーツ記事を取り上げました。
しかしその後、あまり喜ばしくないニュースが飛び込んでいます。
昨日は、スケート・織田信成くんの飲酒運転 。結構好きな選手ではありますが、これは軽率でしたね。事故を起こさなかったのは、せめてもの幸いでした。これを教訓としてもらいたいです。
そして、横綱・朝青龍の巡業仮病騒動
。腰を疲労骨折したために夏巡業の欠席を申し出て認められたにも関わらず、モンゴルに帰国してサッカーをしていたという事で(先程もテレビでやっていました)、厳しい目が向けられています。
朝青龍については時々、土俵内外での態度が問題になり、最初はそれに批判的だった自分も今では
「ああいうやんちゃな横綱がいても良いのでは」と思っています。
異国で育った人間に、日本の古い慣習に100%習え、と言うのも無理があるでしょうし、長い間一人横綱の重圧を負ってきたのですから。
ただ今回は、自分の立場をわきまえない、あまりにも相撲や関係者を甘く見過ぎた行為であり、何らかの厳しい処分を与えた方が良いでしょう。
また個人的に驚いたのは、彼の師匠から「帰国の件を知らなかった」というコメントがあった こと。無断で帰国した本人も悪いが、部屋の最高責任者が、弟子の事情も把握出来ていないとは!
この高砂親方の、朝青龍への対応を聞くたびに「ふがいなさ過ぎ」と思ってしまいますが、師匠と弟子の信頼関係が出来ていないような気がしてなりません。
実は、もう1つ気になっていたのが、上記のリンク でも最後に触れられている、17歳の新弟子死亡 です。もう1ヶ月ほど前の話になりますが、本来であれば高校生の年齢の若者の死に、心が痛みました。
しかも、このような↓記事まで!!
相撲界では、我々の想像を絶する程の厳しい稽古(「かわいがり」と言われるしごきなど)があると言われています。一種の格闘技ですから、そうした試練を経てこそ、強くなり番付を挙げていくのかもしれません。
しかし、傷やあざ(時には骨折)はそうした稽古によって出来たものと考えられても、「耳が裂け」たり「タバコによる火傷」が本当ならば、酷すぎます。行き過ぎた「いじめ」みたいなものがあった事も否定出来ないような・・・
そのせいもあってか、名古屋場所での新弟子希望者が史上初のゼロ だったとか!
ただでさえ人気が低下しており、日本の古い習慣に今時の若者が興味を示さないというのに、まして命に関わるような事故があれば、無理もないでしょう。
私も、相撲を見るのは好きでも(以前より興味が薄らいだとはいえ)、もし仮に(そんな事はないでしょうが)知り合いの男の子が「相撲界に入りたい」などと言ったら、反対しますよ。
この若い力士の死は、今場所の盛り上がりや朝青龍騒動の中で忘れ去られようとしていますが、相撲協会は、今度このような事故が起こらないよう、何らかの対策を講じてもらいたいものです。
増える海外研修
最近の学校(中高)では、夏休みに海外研修を実施したり、修学旅行で海外に行く所が増えています。私が今までに勤務してきた学校も、すべて行っていましたね。
高1or高2希望者のニュージーランド研修
高1の希望者のオーストラリア研修
中3全員のニュージーランド研修
高2希望者のアメリカ研修
などなど(重複あり)。だいたい高1前後が中心ですね。
あと、高1(又は高2)の希望+選抜者1~2人がオーストラリア交換留学、という制度も採っている学校も存在します。
まだ海外が遠い存在だった私達の時代とは大違いです(しかも出身校は、生徒が海外に行く事を極度に嫌った)。
私なんて、初海外が20代後半でしたよ~
この歳でまだ2回しか経験がない自分ですが、上記の制度を思うと、今は中高時代に2回行く子達も結構いるのでしょうね。あー羨ましいヽ( )`ε´( )ノ
オーストラリアやニュージーランドが多いですが、この2国は結構治安が良いので知られているため選ばれるのでしょう。
自分はNZは経験がありませんが、オーストラリアには2年前の8月に行きました!
あの時は、夏休みは1週間ちょいしか取れませんでしたが、仕事(専任でした)が心身共にツラくて
「国外逃亡したい」と思っていたところ(笑)ちょうど、以前から時々連絡の来ていた海外ホームステイ斡旋業から電話があり、即決してしまったのです(笑)
シドニーに1週間のホームステイです。
特有の動物が生息するオーストラリアへは、生物屋の自分としては若い頃から行きたいと思ってきたので、もう待ちに待ったという感じです
(実は7年前の春休みに、当時の友人と行く予定で申し込みまでしたのに、相手の都合でキャンセルせざるを得なくなった経験アリ・・・)
シドニーゆえ野生で見るわけにはいきませんでしたので、動物園や水族館を周りました。もちろん、市内観光やブルーマウンテンにも行って来ました。
細かい事は、機会があれば書きたいと思っています。
ホームステイや留学を企画する会社を通してだったため、その現地事務所を通して知り合った日本人女性2人と同行した日もあり、より楽しめましたよ(^o^)
また当然ながら、こちらが真夏の時に行ったため、南半球は冬。とはいえ、日本の冬ほどではなく、3月初めくらいの気候くらいと感じました。(ただし、ブルーマウンテンは雪が降っていて寒かった!)
今度行く機会があるならは、2~3月頃に行きたいです(笑)
ところで、前述のオーストラリア同行者の一人は、海外は大好きでよく行き、高校時代には短期留学もしたそうですが、
「高校で行っても、まだよく分からなかった。大学以降でいいと思う」と言っていました。
実は私も同感です(^_^;あと、大人になって行った方が、安いツアーとかも上手く利用出来ますからね。
最近の学校は何故にそこまで・・・とも思いますが、我々の頃より海外も近くなり、英語教育も当時より進んでいますから、そういう売りも必要なのかもしれません。
夏に研修のある学校では、どこも英語科の若手女性の先生達(独身)が準備に忙しそうです
また、今年ニュージーランド研修に行く現中3の元教え子も、このための準備で英語の集中講座(?)も受けているらしい。あの国もまた、キウイを始めとする珍しい鳥がいるので、ぜひ行ってみたい!
でも某校の研修は、今年は希望者が少なかったため中止になったとか(>_<)
とにかく、これから行く皆さん、気を付けて行って来て、学んだり楽しんだりして素晴らしい思い出を作って下さい(^-^)/~
琴光喜、悲願の大関昇進!
先日に終了した大相撲名古屋場所で、最後まで優勝争いに加わった琴光喜。朝青龍の逆転により優勝は逃したものの、大関昇進のかかったこの場所で13勝を挙げ、本日、正式に大関昇進が決まりました!
琴光喜は、大学時代に得た27個ものタイトル(史上2位)を引っさげてプロ入り。
新入幕でいきなり優勝争いに加わり、そのために組まれた上位戦でも、横綱・大関(当時は武蔵丸・武双山など)を次々と倒したのには、仰天したものです(この時、三賞を総なめ)。
大関を期待され一度、相応の成績に達したにも関わらず見送られてしまい(あれは気の毒だった)、その後がっかりしたかのように怪我で番付を下げたりもしました。
後に復調してきたものの三役に定着してしまった感があり、同部屋では琴欧州にも先を越され、30代になり年齢的にももう諦めていました(失礼)。
しかし、同い年の大関の一人・栃東が引退
してから巡ってきたこのチャンスをものにし、地元の愛知にて見事、果たしたわけです!!久々に私も、相撲でワクワクしました(^o^)
6場所制になってから史上最高齢昇進との事ですが、30歳を過ぎてからの大関昇進と言えば、霧島を思い出します。
当時の関取は、30歳頃(中には20代も!)に引退していた印象があり、
そのような中で突然に強くなって大関挑戦と注目され昇進したのには、世の中年方にも元気を与えたのが強く印象に残っています。
それよりも年長での昇進なんですね。霧島の時は自分は高校生ゆえ、30歳がものすごく年上に感じましたが、今では・・・(苦笑)
一昔前に比べ、最近は人々の見かけ(内面も?)が若くなり、スポーツの世界でも現役でいられる年齢が伸びていますので、数年は取れるでしょうか?
結果が求められる地位ですが、まずは連敗中の朝青龍に勝ち、あと1回くらい優勝出来るといいですね。
最近は、どのスポーツでも若い選手ばかりが注目されていますが、こういう年代の活躍にはホッとします。
努力って、報われなくとも諦めずに続けていれば、またチャンスが訪れる。それを実感した思いでした。
琴光喜、大関昇進に笑顔 「いかなる時も力戦奮闘」

大関伝達式で使者に口上を述べる琴光喜(中央)、佐渡ヶ嶽親方、真千子親方夫人=愛知県一宮市(撮影・中島信生)
日本相撲協会は25日、名古屋市内で秋場所(9月9日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議と理事会を開き、関脇琴光喜(31)=本名・田宮啓司、愛知県岡崎市出身、佐渡ケ嶽部屋=の大関昇進を承認。昇進を伝える使者を迎えた琴光喜は「いかなる時も力戦奮闘し、相撲道に精進します」と口上を述べた。
愛知県一宮市内の佐渡ケ嶽部屋に用意された金びょうぶの前で、琴光喜の表情がこわばる。それでも大関昇進を伝える使者によどみなく口上を述べると、緊張感から解放されたように汗をぬぐった。
31歳3カ月での大関昇進は、年6場所となった昭和33年以降に初土俵を踏んだ力士としては最年長となる。新入幕から所要44場所での大関昇進は、史上2位タイのスロー出世。新大関の誕生は昨年春後の白鵬以来で、日本人では平成13年九州後の栃東(現・栃東親方)以来となる。
琴光喜は日大時代にアマチュア横綱など27のタイトルを獲得。11年春の初土俵後から関脇を昭和以降最多となる22場所務めた。学生相撲出身の大関は雅山以来で7人目となる。
★力を出し尽くして努力する 琴光喜、晴れの日に笑顔
“最年長新大関”の笑顔は、31歳とは思えないほどに初々しかった。
大関昇進が正式決定した琴光喜は「こんな幸せが待っているとは。もう大関になることはないと半分あきらめていたから」と言葉をかみしめた。
愛知県一宮市の伝来寺本堂で行われた昇進伝達式。「力戦奮闘」の四文字は、10個くらいの候補の中から自分で選んだ。「力を出し尽くし、一生懸命に努力するという意味です。間違えなかったので合格点。でも思った以上に緊張した。すごくドキドキした」
高校、大学で数々のタイトルを手にし、エリート街道を突っ走ってきた琴光喜。それが5年前に大関昇進を見送られ、幾多のけがにも泣いた。「あごを骨折して手術した時は、相撲人生は終わったなと思った」と話す。
そんな挫折を乗り越え、ついに晴れの日を迎えた。「大関の名に恥ずかしくないよう、いろんな力士の見本になるように気を引き締めたい」。夢をつかんだ表情は、真夏の暑さを忘れさせるほどにすがすがしかった。
★息子の晴れ姿に目細める
昇進伝達式を見守った琴光喜の父・田宮節男さんは「(口上は)あまり聞こえなかった」と苦笑したが、その表情は喜びに満ちあふれていた。 琴光喜の少年時代にはぶつかりげいこで胸を出し、今も得意技としている出し投げを伝授した思い出がある。「本当に幸せです。夢だったので」と、息子の晴れ姿に目を細めていた。
★感慨に浸る先代親方
琴光喜を入門時から指導してきた先代佐渡ケ嶽親方(元横綱琴桜)の鎌谷紀雄さんは「うれしい。自分がなった時と一緒」と喜んだ。 琴光喜があごや両ひじのけがをした後、けいこに身が入っていない時期があったという。「そんなけいこしてるんなら辞めてしまえと言った。本人はにらんでいたけど、きついことを言ったのが良かったのかなと思う」と感慨に浸っていた。 ◆琴光喜の話
「信じられない気持ち。けがをしたり、つらい時期もあったので、大関は自分に縁のないものと思っていた。だからこんな幸せが待っているとは思わなかった。これからはみなさんに感動を与え、喜んでもらえる大関になりたい。」
◆琴光喜の師匠、佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)の話
「最高ですね。絶対にあきらめるなと言って、ずっと指導してきた。でもここが終わりじゃない。もう一つ上があるので、それを目指してほしい。」◆北の湖理事長(元横綱北の湖)の話
「満場一致です。31歳という年齢もあるし、今場所のように前向きな気持ちで臨んでほしい。これからは結果が大事になるので、その辺を十分に認識して土俵に上がってほしい。」 ■琴光喜 啓司(ことみつき・けいじ=本名田宮啓司)
愛知県岡崎市出身、佐渡ケ嶽部屋。相撲留学した鳥取城北高2年で高校横綱。日大進学後は学生横綱、アマチュア横綱に2度ずつ輝くなど27タイトルを獲得し、99年春場所に幕下付け出しで初土俵。01年初場所新関脇。同年秋場所で初優勝した。関脇在位22場所は昭和以降で最多。殊勲賞2回、敢闘賞4回、技能賞7回受賞。得意は右四つ、寄り。182センチ、154キロ。31歳。 ■大関の待遇
横綱と並ぶ看板力士。月給は横綱の282万円に次ぐ234万7000円で、三役(関脇、小結)より65万4000円アップする。2場所連続で負け越さない限り、転落しない。関脇に落ちてもその場所で10勝以上挙げれば大関に復帰できる。横綱昇進には2場所連続優勝かそれに準ずる成績が必要となる。各種の行事に協会代表として出席する。
▽高年齢昇進 31歳3カ月は、年6場所制となった1958年以降では増位山(現三保ケ関親方)を1カ月上回る最年長記録。
▽スロー出世 新入幕から所要44場所は、増位山の60場所に次ぎ、魁皇と並んで史上2位の遅さ。三役通過30場所は魁皇の32場所に次ぎ、武双山と並んで昭和以降2位のスロー昇進。
▽日本人大関 01年九州場所後の栃東以来。
▽学生相撲出身 00年夏場所後の雅山(明大)以来で、7人目。日大出身では元横綱輪島以来、2人目。
▽愛知県出身 66年秋場所後の玉乃島(のち横綱玉の海)以来。
▽佐渡ケ嶽部屋 05年九州場所後の琴欧州(現琴欧洲)以来。
一方、昨年に突然の引退を表明した、モンゴル出身力士の第一人者である旭鷲山。暴力団からの恐喝が引退の一因となった可能性が大きいそうです。金山開発を巡ってのトラブルがあったとの事。
そういえばその頃、所属の大島部屋にトラックが追突したりなどの嫌がらせが頻発していたと聞きますから、やっぱり・・・
もう少しやれると思っていましたし、このような形で去らざるを得なかったのが残念です。
まあ、この人は祖国で事業など手広く展開しているそうですから、今後はその方面での益々の成功を願っています。
元旭鷲山を恐喝未遂、元組長ら3人逮捕…事件が引退一因に
大相撲の元小結「旭鷲山」でモンゴル人の実業家ダバー・バトバヤルさん(34)から金品を脅し取ろうとしたとして、警視庁組織犯罪対策4課は25日、指定暴力団住吉会系の元組長ら3人を恐喝未遂の疑いで逮捕した。
バトバヤルさんは、元組長らとのトラブルが発端となって引退に追い込まれていたことも判明。同課は、昨年11月、バトバヤルさんが所属していた大相撲・大島部屋(東京都墨田区)のガレージに無人のトラックが突っ込んだ事件との関連も追及する。逮捕されたのは、住吉会系4次団体の元組長の宮本直彦(62)、同会系の別の組長の藤浪元巳(36)ら3容疑者。調べによると、宮本容疑者らは昨年10月下旬から11月上旬にかけ、バトバヤルさんと都内で3回にわたって面会するなどし、「形を示せ。それができなければ大相撲を引退するしかないな」と迫って暗に金品を脅し取ろうとした疑い。同容疑者らは具体的な金額などは口にしなかったという。
バトバヤルさんは当時、モンゴルにある金鉱山の採掘権の購入先を探しており、別の暴力団幹部を通じて知り合った宮本容疑者から、買い手として韓国の企業の紹介を受けた。この企業は、宮本容疑者側にバトバヤルさんへの仲介料として約2000万円を支払ったが、宮本容疑者はバトバヤルさんに渡さなかった。バトバヤルさんが仲介料の行方を問いつめたところ、宮本容疑者らは逆に因縁を付けて脅し始めたという。
大島部屋では、昨年11月9日と11日、玄関ガラスが割られたり、トラックがガレージに突っ込んだりする事件が発生。直後の同月13日、バトバヤルさんは引退を表明した。この日は九州場所2日目の場所中で、当時は引退の理由として「心臓の持病」を挙げていたが、同課の調べに「まだまだ現役として相撲を続けたかった。事件も引退の一因」と話しているという。
バトバヤルさんは1995年、モンゴル出身の力士として初めて関取に昇進、横綱朝青龍らモンゴル勢の躍進の先駆けとなった。
(2007年7月25日12時41分 読売新聞)工藤投手の快挙!
昨日の巨人戦で勝利!
この投手は自分が中学時代、つまり西武にいた頃から見ていますが、正直のところこれまであまり好きな選手ではありませんでした。特にFAであの球団に行ってからは尚更・・・
しかし、昨年度までプレイしていたその球団と、門倉とのトレードの件で色々あったにも関わらず、
「自分を必要としてくれた横浜に貢献したい」と会見しての入団に好感を持ち、チームを精一杯引っ張ってくれた姿勢には尊敬します(^o^)
工藤投手は、これで自身の野球人生において12球団、いやオリックスとの合併によりなくなった近鉄を含む13球団すべてから勝利を得たとの事。すごいですしかも、それをベイスターズで成し遂げたというのも、嬉しいです
ところで、高校野球都道府県予選では、かの早稲田実業は3回戦敗退 だそうです・・・
“ハマのおじさん”工藤が巨人斬り!史上初の13球団勝利
◇
いつの間にか巻き起こった「工藤コール」が鳴り止まない。苦難を乗り越えてきた44歳の胸に深く響く。慣れ親しんだ昨年までのホームグラウンドで、念願の巨人戦初勝利。現役最年長投手に新たな勲章が加わった。
「やっと勝てました。巨人に勝たないと(横浜が)上にはいけないので、何とか勝ちたいと思っていましたから…」
低めに球を集める投球で、6回7安打2失点の粘投。消滅した近鉄を含む13球団からの全球団勝利を、ついに達成した。試合終了後、守護神・クルーンから手渡された通算218勝目のウイニングボールには、その後「巨人戦初勝利」の文字が…。満面の笑顔に輝きが増した。
数々の名勝負を演じてきたプロ26年生。今季3度の登板で全敗していた巨人戦でだけ、勝利の味を知らなかった。昨オフ、FA移籍した門倉の人的補償という不本意な形で巨人退団。その悔しさを晴らせないでいた。
何度も思い出す。自主トレのため、米アリゾナ州フェニックスに滞在していた今年1月9日。巨人・清武球団代表から横浜移籍を告げる国際電話が入った。すぐに電話で自宅に報告すると、夫人の雅子さんは「お父さん…」と号泣。本当は自分も傷ついていた工藤だが「かあちゃん。わかったから、もう泣くな」と気丈に振る舞った。愛妻にも泣きを入れられなかった最悪の一日。その分、打倒・巨人への炎が燃えさかった。
「うちのかあちゃんは涙もろいから。あんまり心配させちゃいけないんだよ」。この勝利は、夏休みの家族を安心させる白星でもあった。実は球宴休み中に、5人の子どものうち1人が入院。緊急事態ではあるが、一家の大黒柱として動揺を隠し、後半戦開幕の巨人戦に勝つことで妻子を落ち着かせた。
あの国際電話から196日目。偉業達成を見届けた横浜の佐々木邦昭球団社長(60)は、早くも工藤の来季現役続行を明言した。「この先、波もあるかもしれないが、48歳4カ月の浜崎真二さんの最年長(勝利)記録を抜いてほしい」。球団トップが感激の面持ちで言い切ったのだ。
さまざまな意味を持つ工藤のリベンジが成功して、チームは巨人と0.5ゲーム差。25日の第2Rに勝てば2位に浮上する。「1試合ずつみんなで力を合わせていきたい。勝つことが自信と勇気になる。これで今まで打たれたことも、少しは忘れられるかな」。勝負の後半戦、“ハマのおじさん”が自らの未来とともに、クライマックス・シリーズへの道を明るく照らし出す。
2007/07/24(火) セントラル・リーグ公式戦
- ▼巨 人-横 浜 12回戦 (巨人8勝4敗、東京ドーム、18:00、40280人)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
横 浜 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | |||
巨 人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 4 |
- 【投手】
(横)工藤、横山、木塚、那須野、加藤、クルーン-相川
(巨)金刃、西村、山口、姜建銘-阿部
【責任投手】
(勝)工藤12試合3勝5敗
(敗)金刃17試合7勝5敗
【本塁打】
(横)村田14号満塁(5回、金刃)、金城7号3ラン(9回、姜建銘)
(巨)李承ヨプ16号2ラン(6回、工藤)、17号ソロ(8回、那須野)、阿部20号ソロ(8回、那須野)
【戦評】
横浜は一回に1点を先制し、五回に村田の満塁本塁打で加点。1点差に詰め寄られた九回には金城の3ランで突き放した。工藤は6回2失点で、古巣から初勝利を挙げた。巨人は投手陣が踏ん張りきれず、球宴を挟んで3連敗。
新潟地震から1週間、そして合格者水増し問題続報
新潟県中越沖地震から約1週間。死者は10人に上り、被災地では3000人近くの人々が不自由な避難所生活を強いられている。.......... ≪続きを読む≫
長く続いた涼しい雨の日から、ようやく夏らしくなってきた感じです。
新潟の地震 から1週間、現地の方々は避難所での生活に心身の参り方は想像を絶するようです。エコノミークラス症候群 なども問題になっています。
1兆5千億円という被害総額 にもびっくりです。柏崎原発の火災などもありますし・・・
一方で、高校野球県予選が再開し、一部の喫茶店も再開店したりなどし、人々に元気を与えているように思います。
本日、わずかながら郵便局にて義援金を振り込んで参りました。
テレビでは、ドラえもん募金やカンガルー募金など、電話をかけて105円が引き落とされる、といった手軽なシステムも紹介されていますが、消費税など取られず、支払った分がすべて被災地に送られた方が良いですからね。
話は変わりますが、私立高校による大学合格者水増し問題 、更にいくつかの学校で発覚したとの事です。
これらの学校では、一人あたり6~10校を受験させたそうなので、大阪学芸高ほど極端ではないとはいえ、複数の生徒に依頼し受験料も負担していたゆえ、やはり毎年100万ほどを費やしていたわけで・・・
しかも、教職員の親睦会費って!?これは、職員室のお茶・洗剤などの日用品を買ったり、教員内の行事などの歳の費用として、各教員から徴収するお金なんですけど!
これに関して、全国的に調査が入るようです。何だか、昨年の必修漏れ騒動に似た雰囲気になってきました。あの件でも、言いたい事は色々あるのですがね。
大阪市内の私立高校で、大学入試センター試験
の結果だけで合否が決まる制度を利用し、学校側が受験料を負担して成績優秀な生徒に有名校を受験させて合格実績を“水増し”していた問題で、新たに大阪府内の1校、兵庫県内の2校でも同様の方法で生徒に受験させていたことが23日、わかった。
履正社(大阪府豊中市)と仁川学院(兵庫県西宮市)、神戸学院大付属(神戸市)の私立3高校。
仁川学院(永尾稔校長)などによると、1月のセンター試験
前に、国公立大や有名私大への進学を目指す特進コースの生徒7人に「関関同立」大や甲南大を受験するよう依頼。計約50学部・学科に出願させた。7人は同校の5私大合格実績の約2割にあたる計28学部・学科に合格。受験費用約100万円は校長が私費で負担した。合格実績を上げるために4年前から行っているといい、今後は中止する方針。
また神戸学院大付属では16年に1人(2学部)、18年に2人(7学部)、19年には2人(14学部)の生徒が関関同立大
を受験し、ほとんどが合格。受験料計41万4000円は教職員の親睦(しんぼく)会費で負担したという。山本康信校長は「合格実績を上げたかった」と説明している。
一方履正社では、8年前から毎年5~十数人の生徒の受験料を負担。センター試験
方式と一般受験方式の両方で、1人あたり2~10学部・学科に出願していた。村瀬典弘校長は「経済的に苦しい生徒もおり、奨学金的な意味で受験料を負担している。あくまで進路保証で、合格実績の水増しとは思っていない」と強調。出願先は生徒の希望に沿い、関関同立大
のほか早稲田、慶応大なども含まれるという。
この問題をめぐっては、大阪学芸高校(大阪市)が成績優秀な男子生徒1人に、関関同立大
の73学部・学科を受験させ、合格後、激励金などを贈ったことが明らかになっている。
合格者水増し 神戸龍谷など新たに3校判明
私立の神戸龍谷高校(神戸市)と神戸常盤女子高校(同)、兵庫県播磨高校(姫路市)が、特定の生徒の大学入試受験料を負担して、有名私大を受験させていたことが二十三日、分かった。これまでに県内の私学二校が、同様の方法を採っていたことが判明している。
神戸龍谷高校によると、大学入試センター試験の結果だけで合否判定する私大の入試制度を利用し、二〇〇三年から五年で計五十三人の生徒が三百学部・学科に出願し、百八十学部・学科で合格した。学校側は受験料計五百六十八万六千円を負担した。
同校は「モニター制度」として、センター試験で有名私大に合格の可能性がある生徒を選び、依頼。森功教頭は「受験意欲の喚起と指導の情報収集のためで、合格者数を稼ぐ目的ではない。今後も続ける」としている。
神戸常盤女子高校は、〇六年、〇七年の二年で生徒十二人の受験料計二十八万五千円を負担し、計四学部・学科で合格。兵庫県播磨高校は今春、センター試験と一般入試で生徒一人の受験料計七大学九学部分を負担し、生徒はすべて合格した。同校は「進学のノウハウが乏しく、独自のデータを集めるため協力を求めた」としている。
生徒と教師のメールやり取り
今朝のニュース(というかワイドショー)で、高校教師が同高校の1年生女子と初詣に出かけ、携帯電話で一緒に写真を撮る事を強要したとの記事が紹介された。
この教師は進路指導担当で、この女子生徒と学習等に関して携帯メールのやり取りを始めたところ、それがエスカレートし、デートにも数回行ったという。
教え子の生徒と異性関係を結んだりセクハラまがいの事をする教師には毎度うんざりし腹立たしく思うが、この女子生徒も最初は、教師の誘いに応じていたというから、生徒にも隙があったのではないか?担任に相談したために発覚したとの事だが、ここまでエスカレートする前に、相談すべきであったのではと思う。
更に不思議なのは、問題の教師は都立高校教諭、生徒は同校高1で、この1月に初詣に行ったというから、生徒はまだ中学生だったはずである。なぜ、この2人が知り合ったのかが疑問だ。。
同ニュースによると、教師‐生徒間の携帯メールでのやり取りから不適切な内容になるケースは複数報告があったとの事で、それらも少し紹介された。コメンテーター達からは
「最近は、生徒が教師のアドレスを知っているのに驚き」
「なぜ、わざわざ携帯メールなのか?直接会って話さないとダメだ」
などの意見が出た。正直のところ、このコメントには自分も耳が痛い(苦笑)
私も、これまで生徒達から、携帯メールアドレスを聞かれてきた。
最初は、ひきりなしにせがまれると、つい教えてしまった。その大部分の生徒から来るメールは、たわいもない会話であったが、別の生徒にも知られ、態度の悪い生徒への私の指導に不服を持った奴から「死ね」と送られてきた事もあった。これについては、機会があれば詳しく述べたい。
当時は自分もまだ未熟過ぎた。以後の勤務校では、どんなに「教えて下さい」と言われても、こう返す事にした。
「あなた達が卒業するか、私がここを去るかする時にね」
今では、過去の勤務校(女子校)の教え子の何人かとは、時々やり取りしている。近況報告なんですけどね。
確かに、生徒と教師が携帯でメールし合うというのは最初どうかと思いました。
私達の頃は携帯電話なんてない時代だし、教師達も畏れるような存在で(尊敬出来るか出来ないかに関わらず)、気楽に話なんて出来ませんでしたから。暑中見舞いや年賀状を書いていたくらいです。
しかし、個人情報の問題で名簿も発行されなくなり、手紙でのやり取りが難しくなった現在、それに変わる手段として、互いの分をわきまえたものであれば構わないと思っています。
私の場合は同性同士ですが、若い子からの連絡には、元気が出ます!
ダメ教師ですみません。
7月22日10時33分配信 産経新聞
東京都区部にある都立高校の男性教諭(50)が教え子の同校1年の女子生徒(16)に、カメラ付き携帯電話で一緒の撮影を強要していたことが21日、分かった。都教育庁は教諭が女子生徒に性的嫌がらせ(セクシュアル・ハラスメント)をしたと判断、近く懲戒処分する。教員が携帯メールをきっかけに生徒と不適切な関係に発展するケースが急増しており、都教育庁は危機感を抱いている。
関係者によると、この男性教諭は今年1月、初詣でに一緒に行った勤務校の女子生徒に「一緒に写真を撮りたい」と要求。嫌がる女子生徒の肩に手を回し、携帯電話で写真を撮影したという。女子生徒が、担任教諭に相談し、男性教諭の行為が発覚した。
男性教諭は進路指導担当で、女子生徒と頻繁に携帯メールをやり取りしていたという。当初は学習内容や趣味の話題だったが、次第に「マフラーを編んでほしい」などと要求がエスカレート。デートにも数回誘い、女子生徒もはじめのうちは応じていたという。
都内では、平成17年度に教え子だった女子中学生3人に「付き合ってほしい」などのメールを一方的に送りつけた多摩地区の中学校教諭=当時(42)=が減給処分となった。今年6月には、携帯メールで教え子の女子中学生に好意を伝えた後、デートに誘い、車中でわいせつ行為を行った区立中教諭(30)が児童福祉法違反で逮捕される事件も起きている。
都教育庁幹部は「携帯メールでの関係は、親が気が付かない場合がほとんど。学校には注意を促し、教員には理性ある対応を指導しているが…」と対応に苦慮している。
貧乏の輪廻
先日ドラマ「菊次郎とさき」の中で、武(ビートたけし)らの母親であるさきが「貧乏は輪廻する」と言った。
この言葉を伝え聞いた武の担任が、さきに「授業でこの話をして頂きたい」と頼み、
彼女は後日、武のクラスにてを身振り手振りを使いながら話し、生徒全員にも自分の後について唱えさせまでしたのには、思わず笑ってしまった。
「貧乏の輪廻」―実は、私がハタチ位の時に読んだ、たけし氏の次兄で大学教授(工学博士)である北野大先生の著書にて知りました。
このお母様は、家が貧しく学校に行く事が出来ず、奉公に出され様々な嫌な思いをし、勉強出来ない事の悔しさを痛感したそうです。そこから感じたのが
貧乏だと良い学校に行けない
→良い学校に行けないと、良い会社に就職出来ない
→良い会社に就職出来ないと、稼げない
→貧乏
と、貧乏はいつまでも輪廻するという事。ゆえに、
貧乏を断ち切るためには、誰かが犠牲になって勉強せねばばらないと、「元祖教育ママ」として子供達に厳しく勉強させてきた。
この箇所が、前述の著書の中でものすごく印象に残り、共感しました。当時は受験生だった自分としては身に染みたのかもしらません。
ドラマこの回は、そうしたさきさんの信条が最も表された内容でした。
うちの母もかなり勉強に関しては怖く、小さい頃から真面目に従ってきましたし、目指していたものもあったために勉強は続けてきました。
希望は叶わなかったものの、世間では一流と言われる大学に入り、国立の大学院まで出たわけですが・・・
更なる夢も破れ、流されるまま今の業界に入るも、未だ定職は得られず・・・講師は「フリーター」同様ですからね。。
学校によっては、新人を1年で使い捨て・無給での時間外勤務などもあるので、ある意味バイト以下かもしれません。
はっきり言って、これまでの学費・受験料と稼ぎが全く見合っておらず「自分の人生何だったのか」と嘆きたくもなってしまう
実は、大学時代の上級生や同期でも、就職に失敗したり、2~3年で辞めてしまう人など結構いました。
かつてのように「勉強して輪廻を打ち破る」は、必ずしも通用しなくなってしまった感は否めません。
しかし、何もしなければ道は開かれないですし、学ぶ事で知識・教養が身につくわけです。
そうなると、やはり「努力」は必要なのですよね。まあ、グダグダ言わずに勉強します(^_^;
一人で73学科受験って・・・(汗)
昨日、夜のニュースやインターネットで取り上げられましたが、大阪の私立高校が一人の男子生徒に、主要私大73学部・学科を出願させ、合格者に計上していた事が発覚!!
「73人合格」実は受験生1人、大阪の私立高が実績水増し
大阪市住吉区の私立大阪学芸高校(近藤永校長、生徒数約1500人)が2006年度の大学入試で、成績が優秀だった1人の男子生徒に志望と関係のない学部・学科を多数受験させ、合格実績を事実上水増ししていたことがわかった。
関西の有名4私立大(関西大、関西学院大、同志社大、立命館大)の計73学部・学科に出願しすべて合格。受験料計約130万円は同校が全額負担していた。大学入試センター試験の結果だけを利用して合否を判定する入試制度を利用したもので、合格発表後、生徒側に激励金名目で5万円と、数万円相当の腕時計を贈っていた。文部科学省は事実関係を調査する方針。関係者などによると、同校は5年前、4私大などを受験する生徒の受験料を負担する制度を設けた。規定は非公開で一部生徒だけに告げられる。
73学部・学科に合格した生徒には、センター試験直前の昨年1月、担当者が説明。生徒は国公立大が第一志望だったが、4私大の計5学部・学科の一般入試の受験も希望した。その際、「学校の判断でほかの学部・学科にも出願していいか」と持ちかけ、さらに計68学部・学科に出願手続きをした。生徒は理系志望だったが、出願先には文系の学部・学科も含まれていた。
結果は、すべて合格。生徒は結局、第一志望の国公立大に合格し、進学した。
06年度、同校は4私大の合格者数を延べ144人と公表しているが、半数以上はこの生徒が1人で積み上げたものだった。
読売新聞の取材に対し、同校の中谷清司副校長は「大学合格実績がアピールポイントなのは否定できず、ほかの学校が延べ人数で表示すれば、うちだけ実数というわけにはいかない」と話している。
(2007年7月20日14時37分 読売新聞)
近年の少子化に伴い、生徒集めに苦心している学校(特に私学は経営もありますから)も多いです。これといった特色がない場合、やはり進学実績を上げて行く事が必要になってくるのも当然でしょう。
以前から一人で複数の大学・学部学科を受験する人はいましたし(自分の予備校時代の知り合いでも10校ほど受けた人がいた!)。
このタイプだと散漫になってしまう自分としては(行きたい分野が限られていた事もあるが)、少数の志望校に専念するタイプでしたが、「数打ちゃ当たる」というのも否定はしませんし、
「合格」を目的とする塾・予備校の場合は、それを奨励するのもやむを得ないとは思っています。
ただ、今回の数は常識を逸脱していますね。センター試験方式のみだそうで、受験は1回で良いとしても、売名行為にこのような形で生徒を利用するというのは、学校の良識を疑ってしまいます。
学校は予備校ではないのですから、本当にその生徒の希望や適正を尊重した学部選択を勧めるべきと思うのに・・・
またこのために、これらの大学を目指して不合格だった受験生もいたかもしれません。そうすると、自校の見栄のために他の若者の進路妨害をした事にもなり得ます。
ただ、この男子生徒も上からの命令では拒否出来なかったでしょう。経済的な理由などで学費などで優遇されているなら尚更。
それにしても彼は、すべて合格との事なので73勝0敗ですかすごいです!
更にこの学校、今年の入試でも(前年の生徒に及ばないながらも)一人に30学科を受けさせていたとの事。
私立大阪学芸高校(大阪市住吉区)が06年度の大学入試の合格者数を「水増し」して公表した問題で、同校が07年度入試でも、成績優秀な1人の生徒に約30学部・学科を受験させ、うち合格した約20学部・学科を合格数に加算して公表していたことが分かった。学校側は23日、全学年の保護者説明会を開く。
同校は06年度入試で関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)の合格者数を「144名」と公表したが、うち73人分は生徒1人の延べ合格数で、実数は33人だったことが判明している。
同校によると、07年度も生徒1人に、大学入試センター試験の結果だけで合否が決まる関関同立の約30学部・学科を受験させ、合格した約20学部・学科を加算し、合格者を「134名」と公表した。06年度の73人分の算入を「バランスを欠く」と問題視する声が内部であり、07年度から、受験できる上限を30学部・学科にした。その結果、4~5人がそれぞれ有名大学の5~30学部・学科を受験したという。
近藤永校長は「制度は生徒と学校が話し合った上で運用しているが、不適切だった」と話した。【福田隆】
やはり毎年行っていたのですね。。。
これらの受験料はすべて学校負担、もちろん無理に受けさせるため生徒に負担させるわけにはいきませんが、このために何百万も費やすなら、そのお金を、他の本当に学校を良くするための何かに遣うべきだったのではないでしょうか?
学校が、進学を中心とする進路への手助けをするのは必須です。しかし繰り返しになりますが、塾や予備校とは違います。勉強以外にも、他の生徒達や教師との関わりの中で、心の面を成長させる場であって欲しいです。
ところで頂いたトラックバック等を拝見すると、この大阪学芸高校もともとは「成器高校」という男子校だったとありました。
「え!?何て読むの????まさか・・・」と思ったら、本当に読み方はそのままだそうです(汗)