ヤンキー先生、国会へ行く?
プロレスラー・大仁田厚氏の政界引退 に伴い、 「ヤンキー先生」こと義家弘介氏が自民党公認で出馬 するそうですが・・・
暴力三昧の不良から更正、恩師の影響もあって教師を志し、
母校にて問題を抱える生徒達と奮闘する姿がドラマで取り上げられた所までは、良かったのですが・・・
そんな学校を退職し、横浜市の教育委員に就任(しかしなぜ横浜??)。
その後もテレビやラジオなどへの出演は続き、時折聞かれる教育論にも「?」と思う事ありでした。
そして今回の立候補。結局は子供を育てる事より、名誉や地位を選んだ感じです。
現場で続けていれば「元ヤンキー」も活きただろうに、何だか方向違ってしまったように思うのは、気のせいでしょうか?
確かに、そういうどん底から立ち直ったのはある程度は評価出来ても、
荒れていた時期には、家族を始め周囲の人々に散々暴力を振るったりして傷つけてきたわけです。
いつぞやの「スマ・ステーション」で見た時には、それらの行為に腹立たしく思いました。
逆境にもグレずに真面目に頑張ってきている人々もたくさんいる事を思うと、こういう人が自身の過去をウリにのし上がっていくのは正直、見ていて良い気分はしません。
それから以前、この人が「教え子を妊娠させた」という噂がありましたが、真相はどうなのでしょうか?
本当だとしたら、教育者として恥ずかしくないですか??
少なくとも奥さんが元生徒(しかも中退・・・卒業させてあげようとはしなかったのでしょうか?)である事は本当のようです。
妊娠の件が真実でないにしても、教え子と結婚するような教師には、はっきり言って不快感を覚えます。
首相らも、こういう人に安易に要請してもらいたくなかったです。
あと最近、介護事業コムスンの買収も話題です。
そこに名乗りを挙げた某居酒屋チェーンの社長も、ある私学の理事長を務め、教育再生に関わっているのですが、
個人的には、この社長の教育界進出や教育への考え方にも正直、違和感があります(ビジネス界での実績は素晴らしいとしても)。
これらは時間の許す時にまた改めますが、
政治家や世間で言う「有識者」達による、いわゆる「教育改正」は、全く現場を無視したものであり、実に腹立たしい!
教員免許更新制度などと言う前に、国会議員の更新制も設けてもらたいものです。
2007/06/25-13:00 参院選、ヤンキー先生を公認=安倍首相、教育再生に期待-自民 |
安倍晋三首相(自民党総裁)は25日午前、「ヤンキー先生」として知られ、政府の教育再生会議委員を務めた義家弘介氏(36)と自民党本部で会い、参院選比例代表への同党からの出馬を要請、義家氏も受諾する考えを正式に伝えた。この後、同党は選挙対策小委員会で、義家氏の公認を決めた。 席上、首相が「教育に対する情熱を政治の場で生かしてほしい」と述べたのに対し、義家氏は「教育再生実現のために全力を尽くしたい」と語った。この後、首相は記者団に対し「行動力と現場感覚を生かして、教育再生に取り組んでほしい」と同氏への期待感を示した。 |