工藤投手の快挙! | 非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦

工藤投手の快挙!

2007年のオールスターゲームでMVPをとりそうな選手ランキング

 昨日の巨人戦で勝利!クラッカー

この投手は自分が中学時代、つまり西武にいた頃から見ていますが、正直のところこれまであまり好きな選手ではありませんでした。特にFAであの球団に行ってからは尚更・・・

しかし、昨年度までプレイしていたその球団と、門倉とのトレードの件で色々あったにも関わらず、

「自分を必要としてくれた横浜に貢献したい」と会見しての入団に好感を持ち、チームを精一杯引っ張ってくれた姿勢には尊敬します(^o^)

工藤投手は、これで自身の野球人生において12球団、いやオリックスとの合併によりなくなった近鉄を含む13球団すべてから勝利を得たとの事。すごいですビックリマークしかも、それをベイスターズで成し遂げたというのも、嬉しいですニコニコ


 ところで、高校野球都道府県予選では、かの早稲田実業は3回戦敗退 だそうです・・・



“ハマのおじさん”工藤が巨人斬り!史上初の13球団勝利


工藤

6回2失点の工藤が巨人戦初勝利。全球団勝利を達成した(撮影・塩浦孝明)

 (セ・リーグ、巨人4-8横浜、12回戦、巨人8勝4敗、24日、東京ドーム)古巣からの初白星で大記録達成だ。横浜の工藤公康投手(44)が24日の巨人戦(東京ドーム)で今季3勝目。史上6人目の全球団勝利を達成した。工藤は消滅した近鉄にも勝っていて、13球団相手の全球団勝利は史上初めて。対巨人の最年長先発勝利投手にもなった“ハマのおじさん”は、45歳になる来季の現役続行も濃厚になった。






 いつの間にか巻き起こった「工藤コール」が鳴り止まない。苦難を乗り越えてきた44歳の胸に深く響く。慣れ親しんだ昨年までのホームグラウンドで、念願の巨人戦初勝利。現役最年長投手に新たな勲章が加わった。

 「やっと勝てました。巨人に勝たないと(横浜が)上にはいけないので、何とか勝ちたいと思っていましたから…」

 低めに球を集める投球で、6回7安打2失点の粘投。消滅した近鉄を含む13球団からの全球団勝利を、ついに達成した。試合終了後、守護神・クルーンから手渡された通算218勝目のウイニングボールには、その後「巨人戦初勝利」の文字が…。満面の笑顔に輝きが増した。

 数々の名勝負を演じてきたプロ26年生。今季3度の登板で全敗していた巨人戦でだけ、勝利の味を知らなかった。昨オフ、FA移籍した門倉の人的補償という不本意な形で巨人退団。その悔しさを晴らせないでいた。

 何度も思い出す。自主トレのため、米アリゾナ州フェニックスに滞在していた今年1月9日。巨人・清武球団代表から横浜移籍を告げる国際電話が入った。すぐに電話で自宅に報告すると、夫人の雅子さんは「お父さん…」と号泣。本当は自分も傷ついていた工藤だが「かあちゃん。わかったから、もう泣くな」と気丈に振る舞った。愛妻にも泣きを入れられなかった最悪の一日。その分、打倒・巨人への炎が燃えさかった。

 「うちのかあちゃんは涙もろいから。あんまり心配させちゃいけないんだよ」。この勝利は、夏休みの家族を安心させる白星でもあった。実は球宴休み中に、5人の子どものうち1人が入院。緊急事態ではあるが、一家の大黒柱として動揺を隠し、後半戦開幕の巨人戦に勝つことで妻子を落ち着かせた。

 あの国際電話から196日目。偉業達成を見届けた横浜の佐々木邦昭球団社長(60)は、早くも工藤の来季現役続行を明言した。「この先、波もあるかもしれないが、48歳4カ月の浜崎真二さんの最年長(勝利)記録を抜いてほしい」。球団トップが感激の面持ちで言い切ったのだ。

 さまざまな意味を持つ工藤のリベンジが成功して、チームは巨人と0.5ゲーム差。25日の第2Rに勝てば2位に浮上する。「1試合ずつみんなで力を合わせていきたい。勝つことが自信と勇気になる。これで今まで打たれたことも、少しは忘れられるかな」。勝負の後半戦、“ハマのおじさん”が自らの未来とともに、クライマックス・シリーズへの道を明るく照らし出す。


2007/07/24(火) セントラル・リーグ公式戦

▼巨 人-横 浜 12回戦 (巨人8勝4敗、東京ドーム、18:00、40280人)

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
横 浜      
巨 人      

【投手】
(横)工藤、横山、木塚、那須野、加藤、クルーン-相川
(巨)金刃、西村、山口、姜建銘-阿部

【責任投手】
(勝)工藤12試合3勝5敗
(敗)金刃17試合7勝5敗

【本塁打】
(横)村田14号満塁(5回、金刃)、金城7号3ラン(9回、姜建銘)
(巨)李承ヨプ16号2ラン(6回、工藤)、17号ソロ(8回、那須野)、阿部20号ソロ(8回、那須野)

【戦評】
 横浜は一回に1点を先制し、五回に村田の満塁本塁打で加点。1点差に詰め寄られた九回には金城の3ランで突き放した。工藤は6回2失点で、古巣から初勝利を挙げた。巨人は投手陣が踏ん張りきれず、球宴を挟んで3連敗。