穏(おだ)やかで控(ひか)えめな暮らしは、絶え間ない焦燥感と共に成功を追求するよりも多くの幸福をもたらす。
(語注: ・焦燥感=思う通りにいかなかったりして心が焦ったりイライラしたりすること。)
[アインシュタイン(宇宙物理学者)]
幸せを与えてくれるのは、富でも豪華さでもなく、穏やかさと仕事である。
[トーマス・ジェファーソン(第3代アメリカ合衆国大統領)]
おだやかな心は問題を解決します。怒りにふるえ、悲しみに打ちひしがれ、嫉妬に狂った心は問題をますます混乱させます。問題の解決は心のおだやかな時にしなさい。
[ジョセフ・マーフィー(アイルランド出身の宗教家・著述家)〕
心を穏やかにして落ちつけ、怒りをおさえて欲を少なくし、いつも楽しんで心配をしない。これが養生(ようじょう)の術(じゅつ)であって、心を守る道でもある。
[貝原益軒(江戸時代中期の儒学者・博物学者・庶民教育家)]
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生きていく上での大事なこととして、いずれの言葉も、心が穏(おだ)やかであることを挙げている点に注目したい。
自己の内外のものに振り回されることなく、心を落ち着けて穏(おだ)やかに生きていければと思う。
[追記更新:24/08/25]
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以下は、これまで投稿したぶん〔名言(1)~名言(122)〕より選。
★今回のぶんと内容等が関連するぶん
名言 (10) ― 休息・ゆとりのこと
名言 (93) ― 温顔温心温言のこと
名言 (118) ― ゆっくり生きること
★今回のおすすめのぶん
名言 (39) ― 節度と時宜のこと
名言 (38) ― 意識し過ぎること
名言 (37) ― 完全を求め過ぎること
★ベスト10(自選)
(更新:23/03/24)
1、名言 (70) ― 生活・人生を楽しむこと
2、名言 (6) ― 健康の大事さのこと
3、名言 (21) ― 自分を大切にすること
4、名言 (62) ― 仕事の大切さのこと
5、名言 (24) ― 愛の心を持つこと
6、名言 (14) ― この世界の善悪のこと
7、名言 (34) ― 人間の内実のこと
8、名言 (48) ― 宿業・運命のこと
9、名言 (41) ― 与えるということ
10、名言 (67) ― 笑顔や陽気でいること