二度と女に生まれてきたくない | 立ち止まったハートが前進する!未来が視える奇跡リーディング

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リーディング小説「生む女~茶々ってば~」

第十一話 秘密は女を美しくさせる

 

生きて生きて、生きのびてきたのは、彼のためだけ

愛されている自信が、ない

傷つくのは、こわいですか?

私はコンフェイト

女として生まれ、女を武器に、天下を取る

妻の策略

野心と快感の扉

Are You Ready?

この野望を叶えるためなら、どんな手段でも取る

命がけで私の野望を叶える男

天下人の愛妾

 

 

その夜も、秀吉はやってきた。
いつもより酒を飲み酔った彼は、いつもよりずっと乱暴に私を扱った。
お酒でなかなか達しない自分にイライラした彼は、私の肩や乳房や太ももを歯形が残るくらい噛んだ。

私は唇を噛み、屈辱と痛みに耐えた。

あまりのつらさに秀吉が私の身体から離れる事だけを祈り、一時も早くこの時間が終わることだけを願った。

ふぅ、と大きな息を吐き、彼は達しないまま、私の身体から降りた。

そしてごうごう、と大きないびきを立て、私の横で眠った。

私の白い肌に残った彼の歯形。

奴隷の焼き印のように赤く記されていた。

 

翌日、治長がやってきて二人で寝床に横たわった。

いつものように白い夜着をほどいた時、つと治長の手が止まった。

あちこちの残る赤い歯型。

惨めな私の身体が彼の目にさらされ、私は黙って顔をそむけた。

彼は一目見て、秀吉のしたことを理解したのだろう。
治長は涙を流し、いるもよりずっと私をやさしく抱きしめた。
だが秀吉とのみじめな契りが、私の身体を固くこわばらせ、男を拒んでいた。

女であることの弱さが身に沁み、秀吉だけでなくすべての男達に憎しみを感じた。

二度と…二度と女に生まれてきたくない、と横を向いたまま口にした。

治長と目を合わせると、泣いてしまいそうだった。

彼が黙ったまま、歯形の後に唇をはわせた。


それは傷ついた獣が、親に自分の身体をなめてもらい癒されるのに似ていた。

この時の私は、治長を男と感じなかった。

彼のやさしい愛撫で身体と心の傷が癒され、再生していくのを感じた。

奴隷の刻印は消えた頃、固く閉じていた私の身体はようやくほぐれた。

そして露を受けた花のように、私の一部は濡れていた。

彼の唇と手が、快感への入り口に変わる。

刻印を消し去った彼の唇は私の下半身へと移り、隠されたくぼみに近づいた。
そこに彼が顔を埋めた時、子宮が切ないほど震えた。
やがてこれまでに感じたことのない強いうねりに襲われた。

 

欲しい
ほしい

突然、私の口から三文字の言葉が出た。

身体も頭もその欲望でふくらみ、はちきれそうだった。
私は喉の渇きを感じ、水を求めるように初めて自分から彼を欲しがった。
懇願に似た私の欲望に応えるため、治長は忠実な家来の仮面を脱ぎ捨てた。

そして一人の男の顔になり、荒々しく私の中に入った。

「あっ・・・」
刹那、声がもれた。
唇を噛みしめ、布団を握りしめた。

大きな波がやってきて、私を足元からすくった。

私は波に飲み込まれる、

どこに運ばれるのか、わからない。
身を任せる、ということが、こんなに怖いと思わなかった。
でも、この波に抗えない。

 

「いこう、治長・・・
いっしょにいこう」
両手を彼の身体にまきつけたまま、荒く息をもらし彼に伝えた。
彼はうなずき、激しく動いた。
私は波に飲み込まれぬよう、しっかり彼のたくましい身体にしがみついた。
やがてもっと大きな波が二人を飲み込みんだ。

これまで感じたことのない稲妻のような快感が、するどく爪先から頭の先まで貫いた。
その瞬間、勢いよく彼の子種が私に放たれた。


放たれた子種が私の子宮に着地したのを、確かに感じた。

私は受け取った!
ついに手に入れた!
ああ、そうだ。

私は何の根拠もなく、ただわかった。

ゆるやかに波が引き、息が落ち着くのを待った。
私は乱れた髪を手でかき上げながら、横にいる治長に向かって微笑んだ。
「今、私の中に子種が入った。
それが、わかった」
治長は黙って私を抱き寄せ、やさしく私の髪を撫でながら言った。

「私にも、わかりました。
お役目は、ここまでです。
茶々様、よかったです。
これからですぞ。
これからが、本当に望む道ですぞ」

 

「わかっておる、治長」
彼の腕から抜け出て、起き上がった。

「治長、これからもずっと私のそばにいなさい。
妻を娶るのは、かまわぬ。
子も作れば良い。
だが、ずっとその身を私に捧げなさい。
終生、私のそばにいるのです」

その約束を誓わせるため、私は彼の目の前に甲を上にした左手をさし出した。
彼はナイトのようにさし出された手を恭しく両手で受け取り、手の甲に唇を寄せた。
契約終了だ。

 

身なりを整えた治長が、静かに部屋を出て行った。

一人になった私は満ち足りた気持ちで、お腹を撫でた。
ここに子種がある。

私は笑顔になった。
目を閉じた私は、自分の子宮という大地に子種が植え付けられ、芽吹くのが見えた。

この子は男子だ。
男子にちがいない。
豊臣の名を継ぐ、男子だ。

 

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あなたは女に生まれてきて、よかったですか?

 

生まれ変わっても、また女として生まれたいですか?

 

それとも、もう二度と女に生まれてきたくはないですか?

 

 

11月12日(日)

 

11月13日(月)新月 

 

 

 

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