今さらですが
FreeStyle Libre
とっても便利ですよね。
使うようになってから
何年くらい経ったんでしょうかねえ。
通院先でもらった初号機は
たしか昨年か一昨年に
読み取り不良だったか充電不良だったかの
不具合が出たため
引退して予備機となりました。
そのときに病院でまた
新しいリブレをもらっているのですが
その弐号機になってからももう
それなりな期間が
過ぎているわけですけれども
今さらながら何年か前に
そんなリブレを使い始めたときに
どんなことを感じていたかなあって
ちょこっと思い返してみますと
。。。
使用し始めのときは
もちろん
血糖値の動きを
リアルタイムに近い形で把握できるのを
すごく魅力に感じていたのですが
それ以上に
指先を穿刺して
血糖値を実測する作業から解放されたことが
個人的にはものすごく嬉しかったですね。
指パッチンするたびに
手を洗ったり
測定関係の道具を出し入れしたり
センサーを挿したり等々
血糖値自己測定の儀式は
一回当たりは僅かなものとはいえ
ちょこっとした時間はかかる行為であり
その時間を積算すれば例えば年間分なら
結構な時間数になるわけですので
リブレになって
かざすだけで血糖値がわかるようになって
そうした時間を掛けなくてもよくなったとき
何と言いますかちょっと大袈裟ですが
「1型糖尿病に奪われている時間を
少し取り戻してやったぜ!」
みたいに思いましたでしょうか。
ちょこっとのこととはいえ
1型のために割いていた時間を
他に回せるようになったので
QOLはめっちゃ
上がったんじゃないかと思います。
さて
そんなこんな
リブレくんのおかげで
日常生活の質が向上した
私ではあったのですが
QOLが上がるに伴い
HbA1cも激上がりしまして
たしかリブレ導入2年後くらいには
HbA1cは2.0前後上がっておりました。
その理由を考えますと
。。。
まず第一は
リブレあるあるとでも言いますか
リブレによる測定値と
血液による実測値とに
まあまあな乖離があったことですね。
ご多分にもれず
私もリブレの測定値は
実際の血糖測定値よりも
けっこう低めに出ることが多いです。
なので
リブレくんの見せてくれる数値ばっかりを
あてにしている私は
必然
HbA1cなんかは思っているよりも高め
になってしまいがちなんですよね。
HbA1c激上がりの第一の理由は
こんなところかなと思います。
第二の理由は
指パッチンしなくてもよくなったせいで
好きなときに好きなものを
食べるようになったからかなと思います。
過去にこちらのブログ記事にも
アップしておりましたとおり
1型糖尿病発症当初の私は
かなりタイトな血糖コントロールと
かなり細かいカーボカウントを
実施していたのですが
リブレ導入に伴い
食前に指パッチンしなくてもよくなり
タイトにコントロールしていた頃と比べると
食べ物を摂取することへのハードルが
めちゃめちゃ下がったんですよね。
その結果
食べたいときに食べる幸せを得るために
血糖コントロールは高値安定でまあよいよね
と考えるようになり
カーボ量もくせで細かく把握はするものの
とはいえ悩むほどには考慮しなくなり
それよりも
食事等々食べ物を摂取する機会における
QOLの向上を志向した結果が
HbA1c激上がりの第二の理由かなと思います。
まあ
血糖コントロールとしましては
美しいなだらかな放物線を描きながら
HbA1cを高値安定させておりますせいで
主治医先生からは
私のHbA1c値の信憑性を確かめるべく
ここのところグリコアルブミン値も
測定されることになった
今日このごろなんですけどね。
そんなこんなで
本日は
1型通院日だったのですが
いつもの内科と歯科に加え
眼科で年に一回の検査も行いまして
結果
お目めも特に異常はなく
HbA1c高いの続いてる割には
状態はすごく良いわよねえ
って眼科のドクターに言われたくらいでした。
というわけで
病院後恒例の
ドーナツ屋さんに行ってまいりました
(* ̄∇ ̄)ノ
好きなときに好きなものを食べられる
という幸せは
1型糖尿病になったからこそ
非常に感慨深く感じられる幸福感ですし
血糖コントロールも大事ではありますが
そうしたちっちゃな当り前な幸せを
感じられる瞬間を増やしていくことが
1型人生を
肉体的精神的のみならず社会的にも
健康なものにしていくのかなと思います
゚+(人・∀・*)+。♪
♣1型糖尿病患者である私が、団信付加の住宅ローンを組み中古戸建てを購入するまでの、あれやこれやをブログ記事にしてみました。住宅ローンを組むにあたりスティグマに直面され悔しい思いをされている方々への、少しでもエンパワメントになりましたら幸いです。