群馬境町山の会 "SAKAIMACHI Alpine club" -5ページ目

【クライミング】城山「南壁・クッキングワールド」

2023年11月25日土曜日

城山

南壁: グラシアス 5.9+ TO・アナザステップ 5.9 OS・バトルランナー 2P 1P:5.8 OS, 1P 5.8 + 5.10b X

クッキングワールド: 焼きビーフン 10a OS・鯛焼君 5.7 OS・蛸焼〜ナ 10d Tr TO・青椒肉絲 5.10b TO・ポーチドエック 10a OS・ぺパロンチーノ 10c Tr X

参加者:M野(浜松労山)・桐林

 

M野氏がパートナー不在ということで、誘ってもらい城山に。

狙うはバトルランナー!という字面に、まじか⁉︎と思い、大丈夫かな?どうかな?と眠りつき朝を迎えた。

 

M野氏のアップ5.8 (5.9 ?) と一緒じゃああれだからと、隣のグラシアス?を登ったらあらびっくり‼︎

汗が出るわ出るわ。おっかなびっくりムーブでもう撃沈。

メンタルがけちょんけちょんになってしまった。足が信じられない…。

気を取り直して、アナザステップ。

心が落ち着いてきたが、バトルランナーにやったるで!!の入り方ができず突っ込んだ。

 

基本的にホールド・スタンスは明瞭。

だが、入り方が悪かったため、もう要らない筋肉たちが勝手に騒ぎ出していた。

木を見てしまうと木に吸い寄られてしまい、右寄りに。

内心、終了点を見た時の安堵感は忘れられない。

 

その後はM野氏にバトンをわたし、バトルランナーの核心ハングへ。

綺麗なムーブで乗り越していた。

自分の番がやってきて、ハングのランナーを取り外しとりあえず息を整えたが、ダメ。

結局、テンションかけまくりで乗越た。

その後は、自分が行こうとするも、Rに怯え、降りましょう…となり、終わってしまった。

 

降りたら、甘えさせていただき、クッキングワールドへ。

(中央壁左ルートに午後は行きたかったようなので…ごめんなさい)

 

上部の壁左から登り、最初の焼きビーフンで心の持ちようを立て直した。

蛸焼〜ナ と ポーチドエック はボルダームーブ満載。

ペパロンチーノは、これ10cか⁉︎というデッド祭り。蓬莱の岩場はきっとこんな感じなんだろうなぁ。

 

メンタルコントロールの重要性に改めて気づいた1日でした。

M野氏ありがとうございました。また行きましょう!!

 

ハングの乗り越し。手は全てカチ。足を出すのが怖い。

 

M野氏ショット。最高到達地点から…申し訳ない。

 

【クライミング】湯河原幕岩 茅ヶ崎ロック

2023年11月18, 19日

湯河原幕岩 茅ヶ崎ロック

1日目: 希望峰; 帰還兵 10c x, シンデレラフェイス; シンデレラ 5.7 OS

マコロンランド; クリスマスローズ 10b x, ニューアライ 10a Tr TO, マゾおけさ 10b Tr TO

2日目: 桃源郷; アブラカタブラ 10a TO, ゼルダ 11a x, 毒リンゴ 10c/d x

参加者:山岳同人マーモット祭に参加 入江・桐林

 

毎年恒例!?になっているマモ祭に参加。

去年よりは強くなったぞ!という勢いのもと、最初の帰還兵で撃沈。

マーモットの方と合流した後は、マコロンランド左壁周辺で遊んだ。

クリスマスローズの名前に惹かれたが、会えなく断念。

前より一手出せるようになったが、ホールドがわからない…。

15時前に撤収。

 

宿のテーブルに、ミッドナイト・ライトニング 岩と雪 72号 

ホンモノを初めてみた‼︎ 連続写真が載っていた。時代を感じる。

 

翌日は、10時ごろより、ゼルダ周辺。

初めての11a は、なんかイケそう??

核心ムーブを荒井A / B さんに見せつけられ、奮闘。あ〜〜!!!だめ。課題発掘。

その後、毒々しい名前の毒リンゴへ。

100岩の概念図にない場所。

そこに保持できるホールドあったか???荒井Bさんの軽いムーブを見て、愕然。

無理やりトップアウトしたが、こりゃ無理だ。課題②発掘。

 

 

堀越氏 (群馬登高会) マゾおけさトライ 細かいスタンスとカチをつなぐ バランス系

 

クリスマスローズ 期待を裏切らないホールドはどこに…。入江氏はトップアウト。

 

 

荒井Aさんの 170cm以上おすすめムーブ(核心は終わってる!!)次は落とす!!

 

 

 

 

【クライミング】豊田 天下峰

2023年10月28日

豊田 天下峰;

B岩: ビーフ味 5.9+ X・ルート36 5.9 Tr TO・ルート60 5.10n Tr FL

A岩: 祝浪人 5.10a TO

C岩: 大師匠のルート 5.10c Tr X

 

参加者:桐林・フリー/ K分・F木

 

浜松から近いゲレンデといえば、蓬莱だが敷居が高い。

そうなると、豊田か…。

車アプローチが狭くて大変と聞いていたが、確かに狭い。下手に路駐すると迷惑がかかる。

ビクビク怯えながら、初めての天下峰となった。

 

帰り際、成瀬陽一さんにお会いし、握手。

来年の3月、ヒマラヤの沢に遠征するとのこと。

こちらのブログで近況がわかる模様「山やへの扉

ぜひ『俺は沢ヤだ!(ザクロ谷の表紙)』入手を!!

オオムラサキアンズタケをお裾分けしてもらえた。(後日天ぷらで。優しいキノコでした)

成瀬さんの雰囲気が良くて、もっと話を聞きたい…。

還暦を迎えてなおクライミングをしにソロで来るとは、このエネルギー、すごいですね。

 

別会員の10/28の模様

「入江氏:堀越氏(群馬登高会)と子持山獅子岩のマルチへ 朝の雷雨が嘘のようなグッドコンディションでエンジョイクライミング」

「会長:烏帽子掃部ヶ岳 紅葉いい感じ」

 

ビーフ 味 悪い悪い悪い。K分氏のみトップアウト。

これは、5.9+かよ?少し、出鼻を挫かれた。

 

ルート 60 出だしが悪い…。大きい人だと、左のフレークを持てちゃう。

粒を拾い、爪を立てて保持。

気合いであら不思議。テンションかけずにトップアウトできてしまった。

成長したかな?成長したよね?乗り込みに少し、自信が湧いてきた。

 

パントマイム隣の祝浪人。

右リップをいかに使うかが試されるルートで、怖い…。

上部のチムニーを抜ける箇所も怖い…。

10aといえど、メンタル課題。汗がどんどん吹き出してきたルート。

今回唯一リード、3テンほどでトップアウト。

 

最後は大師匠のルート。

私以外、トップアウト。クラックに両手を移すのが核心?

最後にもう一回、試せば良かったかなぁと、後悔。次はトップアウト!!

 

 

【クライミング】小川山 親指岩・八幡沢左岸スラブ・マラ岩・妹岩

日付:2023年10月21、22日

エリア:

1日目:

親指岩 ;小川山レイバック5.9 OS

八幡沢左岸スラブ;

トムといっしょ10a OS・リュウとトム10b TO・恋はお熱く10c TO A1・ビスタの夏休み 5.9 OS

 

2日目:マラ岩・妹岩

マラ岩:川上小唄 5.8 TO A0・レギュラー 10c X

妹岩:グラッシオ 10a OS・yamashi 5.9 TO・強火の職人 10b Tr TO・ka-ching 5.9 FL・大きな松の木の下で 10a Fl

 

参加者:S山(浜松労山)・M野(浜松労山)・桐林

 

S山氏、年内最後の小川山クライミングに誘ってもらえ、浜松3人で出発。

今回の遠征では、初めて外岩10aをOS。しかも、OS・Flで3本も登れた!

 

ボルダリングで2級を落とせても、なかなか芽が出てこず、才能がないんだなぁ…と不貞腐れていた。

9月の3連休時、黒岩の学友会ルート 5.9 カチ系で完敗。1ヶ月ぐらい隠れていた。

そんなおり、誘ってもらえ多くのルートを登ることができ、自信がついてきました。

 

恋はお熱く 10c は一箇所のみ。パズルのようなムーブが必要とのこと。

 

10c のレギュラーをトップロープ状態で触り、カチ系で歯が立たず散々。

苦手意識ですぐにパンプ。

練習が必要…。

 

「入江氏 10/22 黒岩のアルカディア10bをRPしたとのラインあり」

 

小川山レイバック これを登れて勢いに乗った

アプローチで先を越されたパーティは、太田の方だった。石橋さんと八幡沢でも再開。

 

トムといっしょ 初めて外岩の10aを完登

報われるまで、長かった…。左の面はリュウとトム。

 

強火の職人 4ピン と5ピンまでが遠い 4ピンまででおろしてもらい、S山氏に頼んだ

4Pをかけてもらい、TR状態で登った 終了点がわからず、ka-chingでロワーダウン

 

【クライミング】北八ヶ岳 稲子岳南壁「左方カンテ」

2023年10月14日

参加者:桐林・N木/K分 (フリー)

ルート:稲子の湯駐車場 - しらびそ小屋 - 南壁取付き - 稲子岳 - にゅう - 駐車場

 

P4 カンテ正面寄りフェース K分リード 秋晴れ

 

初心者を連れて行ってもリードができる場所として、稲子岳南壁「左方カンテ」を選定。

人気ルートで渋滞があったが、秋晴れとともに快適なクライミングができた。

クライミングの楽しさを凝縮したルートとなっていて、岩にハメさせるのに最適。

 

駐車場から取付きまで約2時間半程度。

登山道をそれてピンクテープに導かれ急登を登れば取付き。

思っていたより地理院地図の岩場マークのかなり左寄りだった。

 

取り付きについた時点で、2パーティ待ち。先行は2パーティ4人のようだった。

10時半ごろ離陸。

 

1P目 N分リード凹角

 

当初はN分氏はフォローで。

っという話だったが行きたいということで簡単そうであったのでリード。

さすがにインドア11a以上なので問題なかった。

最初のアンカーを見送り、上部でアンカー構築。

 

2P目は桐林リード。

カムが使えるルート沿いに。ざれていて落石が起きそう。

チムニーの前でピッチを切った。先行パーティ、大学OBと在学生の登りをしばし見学。

 

3P目 クラックと歩き N木リード

 

カムを買ったのでN木氏に3P目をお願いした。

右のチムニーより難しそうだったが、難なく突破。その後ピッチを切る場所で右往左往。

ロープアップに時間がかかっていた。

4P目カンテ左をいくとしたら、もう少し伸ばしたピナクルでも良かった。

少し歩いてビレイポイントを上げた。

 

4P目最後の思いきりが必要な乗り越し N木氏がルートを振り返る

 

4目勢いに乗っているため、K分氏にリードをお願いする。

直上してからピナクルの間を通り抜け乗越た。最後の乗り越しが嫌らしい。

 

5P目のおまけクラックをして完登。

 

硫黄岳をバックに5P目終了点

 

稲子岳 - にゅうを経由して駐車場へ2時間。

【クライミング】瑞牆山 不動沢・本峰下部左岩壁

日付:2023年10月7日、8日

参加者:入江・桐林・阿部(大間々)

瑞牆山 1日目不動沢(屏風岩)・2日目本峰下部左岩壁(だるまフェース)

 

1日目:不動沢屏風岩

寒々ルート1P目5.7レイバック 入江氏リード阿部氏のフォロー

 

昔開拓していた堀越氏が、コロナの濃厚接触者で直前になって不参加。

初心者の3人。

どうにか資料をかき集め情報収集した結果、

まずは不動沢で洗礼を受けようと林道をゴトゴト揺られ駐車場へ。

100岩の概念図を頼りに屏風岩を目指した。

 

まずは取り付けるだろう寒々ルートへ。

寒い。

入江氏リード。5.7だが、半分以上プロテクションが取れず、レイバックで抜け切っていた。

3人とも上がりきったはいいが、寒いのと洗礼を受けたりと降りることに。

 

左から、おしん 5.8 ハンド 5.9 と、百八竜5.11bトライ中のクライマー

 

簡単なところをと思い、ここしかない…おしん。

桐林、リードをさせてもらい、終了点へ。

下部の出だしで何度かテンションをかけて踏ん切りをつけた。

その後、両氏もトップロープでトップアウト。

 

2日目:本峰下部左岩壁

だるまフェース クラック5.8? (Ⅳ ??) フォローの阿部氏と体育座りの入江氏

 

トムソーヤの冒険に行きましょう!っと渋る入江氏をなんとかその気にさせてアプローチ2時間。

大ヤスリの岩を見上げて歩いていたものだから、登山道をそれる場所を間違えた。

見覚えがあるダルマフェースのクラックを素通りし右へ右へトラバース。

やっとガイド本を読んで間違えに気づいた。

 

戻ることの億劫さを考え、クラックに直に取り付いた。

Ⅳ級の記述を見ていて実物を見たら、あらら。短い短いと言っていたものの、内心大丈夫かなぁ。

桐林リードでうんうん言いながら、トップアウト。指が血だらけ…。

 

クラック終了点の入江氏 懸垂でトラバース

 

その後は、簡単な歩きとはいえロープをつけたまま。

リーダ先を!と促して山頂へ。

 

帰りは川上村営の入浴場へ。

初めてのクライミングでの瑞牆となり、いろんな意味の洗礼を受けました。

大ヤスリ岩や天鳥岩など、

そのトップに立った時の気持ちはどんなものだろうかと想像するも、難易度を見て愕然とします。

少しずつ登れる場所を増やして、夢を見たいと思いました。

【クライミング】御在所岳 前尾根

日付:2023年09月27日

ルート:裏道登山道 - 前尾根取付き - P1 - 稜線 - 頂上 - 裏道登山道

参加者:桐林・N木 (フリー)

 

P3 リッジ状をゆく なかなかの高度感

 

マルチピッチをやるなら、前尾根か?と誘っていた。

外ボルダー・インドアリードでは遥かに上のN木氏を仕立てるため、要所なピッチはリードしてもらった。

 

外ボルダリングでかなり足の使い方がわかっているため、もたつくことなく終了。

懸垂やナチュラルプロテクション・アンカーの経験を積めば、行動がもっと早くなる。

 

登山経験年数では多いが、もうすぐに越されそう…。

ショートルートだと、既に超えており、トップロープを張ってもらえる…。

 

P7 クラック 

 

難なくこす。

初めて買ったカムをまさかの残置。

平日で人が来ないから、降りて自分自身で回収をお願いした。

20分ぐらい、ビナをトンカチにして無事回収…。ワイヤーが切れていたようだ。

 

プロテクションが不必要な場所だった。

次からN木氏、よく考えてカムをセットするようになった。

 

P7 高度感のあるリッジ

 

初めて来た時は、躊躇した出だし。

スタンスがある!自分の成長を実感。

 

その後は、さくさく進み、P3のリッジ。

岩に巻きつけてアンカーを構築してみてと、お願いした。

 

40m超をロープを伸ばし、辺りを見回し、セット。

初めてのナチュラルアンカーで、緊張していた。

 

P2 ヤグラ 頭がつっかえるマントル超え

 

核心のマントル超えにはボルトがあり、少し安心。

前に来た時よりもスタンスが豊富に感じた。リードをしてもらい、安定してるなぁと感心。

体を外に出すのに躊躇してない…。見習わないと。

 

P2 ヤグラの頭へ 高度感のある一跨ぎから

 

P1に行くには、最初の終了点手前でトラバースすればロープ無しで行ける。

100岩に終了点マークがあったため、せっかくなのでヤグラの頭を登ってから、懸垂してP1へ。

 

出たし一歩の高度感にやられそうになったが、ずりずりあがった。

頂上側に古いアンカーがあったため、そちらにかけて懸垂。

初めての本番懸垂は怖かっただろう、あたふた。

 

その後は、P1を超えて稜線に。

初めての前尾根は、多少時間がかかっても頂上に抜けた方が気持ちいかも。

 

過去の自分と比べてみても、安定感抜群。不必要な恐怖感がなく?技術がある分、迷いがない。

あとは経験、と自己脱出などのセルフレスキューの基本を抑えれば、弱点がなくなっていく。

【クライミング】松木沢ジャンダルム 右壁天狗岩・中央壁直上ルート

日付:2023年9月16日、17日

ルート:

1日目:松木沢ジャンダルム右壁天狗岩周辺

2日目:中央壁直上ルート

参加者:入江・桐林

 

中央壁直上ルートのガタガタチムニーの前で

 

1日目:

浜松を前日に出発し、事務所で泊。毎度のことながら、会長と。

大間々で合流し、松木へ。

 

金曜日の夕方ごろ雨が降ったため期待していなかったが、ジャンダルムに近づくほど、真夏日へ。

まずは右壁からと天狗岩へ続く、簡単なはずのルンゼを登り取付きに。

よし、桐林リードでとマッチ岩側壁だが、あっさり終了点。

続くクラック周辺を右左のガバ探しで乗り越した、入江氏。

フォローでも、ホールド探しで汗を掻いた。

 

マッチ岩側壁 天狗岩ルート 足を広げるムーブが必要

 

その後、桐林が天狗岩ハングルートをリードしようとしたが、ハング下で断念…。思い切りが…。

ここでも、足先行の開脚が必要とのこと。

右へ逃げるハング下の横クラックを使い回り込んだ。高度感にビビる。

 

天狗岩で感想を言い合い、下降路を使い下山。

 

 

2日目:

幕岩?直上?となったが、直上ルートへ。

朝方、登ってくる二人組、と思っていると、深谷遠峰の山岳会の方とお会いした。

小暮前会長と知り合いの方だった。

 

ガタガタチムニーを入江氏リードでスタート。

悪いなぁ。上部より下部の周りを見なければいけないムーブが慣れていない。

コーナークラックは2Pに分け、最初を桐林リード。

オフウィズスのクラックが微妙で思わず4番のカムを持ってしまった。

入江氏曰く、左壁に左足を置くとのこと。隙間があったら体を入れてスタックしたいんだよ…。

 

コーナークラックは入江氏リード。

 

快適なクラックで出口までは、フットジャムで安定。

乗り越しは、左手ジャミングで。

 

その後は、右にトラバースしてリッジ状を。歩き区間の浮岩が嫌らしい。

 

次は高度感のある易しいクラック。

ジャンダルムをしたから見た時に、壁のように見える場所。

快適でエンジョイクライミング、下部とは違う余裕がある。

 

カムプロテクションの練習にうってつけ

 

右上する階段を抜けコブシ岩手前。

直上は薄かぶりでプアプロテクションとのことで、左回りに凹角を登り頂上へ。

13時前に到着。

入江氏はどちらも4回目とのこと…。こういう岩場が近くに欲しい今日この頃。

 

3日目は黒岩参りをしたが、岳友会ルートに完敗。

差し入れのトリスのせいだ!!と言い訳がつかないほど、呆然。

 

精進が必要です。

 

【沢登り】釜ノ沢東俣 甲武信ヶ岳

日付:2023年09月02,03日

ルート:西沢渓谷駐車場-釜ノ沢-ヤゲンの滝上部で泊-甲武信ヶ岳-小屋-徳ちゃん新道-駐車場

参加者:N木(フリー), 桐林

 

かの有名な両門の滝 景観美にうなづく

 

1日目

浜松を4時ごろ出発。

駐車場に8時着し、40分過ぎに出発。

入渓は、ゴルジュを巻き山ノ神、9時半ごろ。すぐに二人組のパーティとすれ違った。

 

その後は、魚留めの滝まで単調な河原歩き。

東のナメ滝300mを見て、これを登れるのかぁと見上げた。

 

西のナメ滝の下部をトラバース ラバー効きます乾いてればバチ効きです

 

あまりにも単調なので、トラバース。要らないところもトラバース。

足の効きはどんなものか、試す良い機会になった。

ただし釜ノ沢の上部は、水流中でもよく滑った。緩い流れだとコケが成長するようだ。

 

魚留の滝は、問題なく左壁の壁を登り落口へ。

その後に続く千畳のナメは素晴らしい。キラキラ輝き、眩しい。

 

大きいポットホール状のナメ滝は、簡単に左壁を登れる。

あまりにも単調なので、わざわざ右壁から。手がかりがないスラブ。

一歩乗り上げるのが難しく、まさかここで使うとは思っていなかったスカイフックで乗っ越した。

 

スカイフックで乗り上げた、足のフリクションを信じて。無駄に盛り上がった。

 

気持ちが乗ってきたので、2人してポットホールに飛び込んで、洗礼。

俄然ファイトが湧いてきた。

ナメの直登!と思ったが、滑る滑る。タワシがあったらまた遊べたかも…。

 

野猿の滝5mを簡単に高巻けると思うも、いけるでしょとのN木氏。

これは見せ場か!?と泳いで取り付いた。

ボルダームーブ満載で、パワーで横クラックに乗った。

その後がチマチマ迷いに迷い、気合を入れて水流を足でまたぎ、ホールドをガッチし。

よかったぁと、下を向いた。

N木氏を迎え、これはシャワークライミングですねと、初めての沢でこの経験はデカい。

どんどんのめり込んで欲しい…。写真がない。

 

両門の滝を見、左岸から結構高巻き落口へ。

ヤゲンの滝は行けそう!と思ったが巻き。上から覗き、右岸から行けるか?

上部は、ヌメヌメで、左壁に逃げた。

 

ここから泊地を探し。集合住宅を見送り、一個上の1600m付近を決めた。

酒が足りず、入眠が浅い…。夜の雨音に気づいて干していた物をタープへ入れた。

 

 

2日目

5時。

寒いため、即行動。お湯をカフェオレに。

あれ?火種が。と雨が降っていたのに、儚げに。

思わずはたきにはたき、瞬く間に火がついた。

 

7時前に動き出し、順調に進んだ。

途中一度伏流し、地図上だと正解だが不安に進んだが合っていた。

 

3段のナメを右往左往し落口へ。ヌメッて悪い。

その後も、微妙な緩さの流れでヌメッた。マヨイ沢を見送りあとは詰め。

ガレ場が出てきて、よしこれはガレを直登!と思い込んでいたが、本当は最後まで水が流れる沢沿いだったみたいだ。

ひたすらガレ場を登り、頂上直上になってしまった。結果オーライ。

 

頂上直下までガレ場でいく みとみの道の駅からよく見えた

 

泊地からノンストップのプッシュ、2時間程度で頂上に。

初級的な位置付けの沢だが、遊び方次第で楽しい山行になることを実感。

水慣れがもう一声必要かな、飛び込む練習。

 

【沢登り】柿其渓谷 南木曽

日付:2023年8月29日火曜日

ルート:柿其渓谷駐車場-雷滝-ピストン

メンバ:S・Y(他会員)、K田(フリー)、桐林

 

箱淵 あれ?平泳で普通に行ける…S・Y氏曰く水流が弱くなっているとのこと

 

昨年は前日の雨で増水。

全く泳げる状態じゃない柿其。

1年経ち、本気の泳ぎを!大人の夏休みを!とのことで出発!!!

 

過去の記録

http://www.hamarou.com/plan-result/2022/20718kakizorekeikoku.pdf

 

浜松を4時出発。

途中でK田氏をピックアップし、柿其へ。

9時前後牛ヶ滝を巻き入渓。

気心が知れた同士、やりたいように進んだ。

前回の柿其の流量を知っているため、心が強い。どんどん泳いで直登を試みた。

ライフジャケットがあるからもあるが…。

 

最初の関門、ねじだる。とにかくパワー!!体をねじ込む!!

 

順調に?進んでいくと見るからに圧倒させる滝、ねじだる。

先行パーティが登っていたため、登れるのか?と思いつつ、

サワグルイの記述でチムニー状を登るらしい、があったなと思い、取り付く。

ここでも、ありがたいことに、K田氏のキリいくよな?の一声で、よっしゃー!!!

乗り越しが悪いものの、体をジャミングしていけば問題なし!

ボルトが打たれているため、いい具合にフォローができる。むむ、ガイド業のおかげか…。

 

次のウォータースライダー状の滝は、落口の隅をいい具合に泳ぎ取り付く。

先行パーティ神戸の山岳会の後を追い、途中申し訳ないが横を通り抜けた。

 

その後は、霧ヶ滝。

ここでもキリいくやろ?の声で行きます!!と言ったものの、

上部のかかっているスリングがお助けなのか or 撤退用なのか頭が周り、結局交代…。

K田氏リードで突破。

フォローでタイブロックで登ったものの、あれ、行けるやん…。

足を開き、右手伸ばしガバを掴めば終了。

こういうメンタルの弱さは、プロテクションの取り方の経験値で変わるのかなぁ…。

 

参考にした記述を見ると大変かなぁ、と思っていたところもスタスタ突破。

水量の違いで難易度が変わる。

白濁している箇所も意外と足を突っ込め、大人の夏休みを満喫。

箱淵も思った以上の流速なく、突破。

あれ?これ箱淵?と言い合い、難易度が下がったことをS・Y氏が言っていた。

 

最後の雷滝。右岸にジャンプすれば終了

 

思い思いに進み。遡行から4時間程度で、雷滝へ。

ヒョングっている滝をジャンプし、終了。

最後に雷マークのS字カーブでウォータスライダーをし、滝の渦巻きや下方向への引き込まれを体感。

ライフジャケットは着た方が良いことを実感。

 

登はん・泳ぎ・ボルダーと、良い塩梅の遡行となっていて、飽きを起こさせない渓谷でした。

 

柿其渓谷に古民家、一棟貸しのきこりの家がある。

管理者の飯島さんと入渓前に出会い、着替えに使っていいよとのことで入渓前・脱渓後に利用。

20人収容可・1泊2万円からとのことです。

沢登り前・親族ミーティング時にご利用を検討下さい。