【山とスキー】「ヘブンスそのはら-萬岳荘」
林道から朝日を望む。
裸のiphone SE 低温下で再起動とシャットダウンを繰り返したため、写真がない…
アルミニウムの筐体は、冷たかった。
日付:2021年12月25日(土)、26日(日)
ルート:ヘブンスそのはらーリフト山頂ー萬岳荘
参加者:桐林
(12/26 会長と入江さんは、大間々の方と上州武尊。積雪多めとのこと。)
先週の土曜日12/18、思い切ってTLTビンディングの山スキーを買った。
昨日12/25 自分へのクリスマスプレゼント?を受け取りに、名古屋市のパドルクラブへ、車を走らせる。
簡単な説明を受けて、焦る気持ちを抑え込み、ETCゲート「名神高速道路」へ。
店員の思うがままに、あれよあれよの金額になったのだから、さぞかし面白い乗り味だろう…
スキー場上部に泊まるつもりで1泊冬季完全装備を背負い込み、よし滑ろう!
あ、あ、と、靴のピンが入らない。ザックは前側に倒れようとするし、バランスが取れない。
ゲレンデで、こんなに大変そうに板を付ける人は今まで見たことない。
何事もなかったようにリフトに乗り込む。
何はともあれ、滑ろう。
っと、おかしい、バランスが取れない。スピードが増していき、尻止め。
流石に恥ずかしさに、居た堪れずも、思うように減速できず、またしても転倒。
1回の滑走で早くも筋肉痛となった。
もう1度滑るも、?が頭に浮かびながら、天を仰ぐ。
ザックを下ろして滑走も、足がガクガクと鳴り、萬岳荘へ急ぐ。
ヘブンスそのはらの受付のお姉さんに、
上部に泊まる際は、予約が必要とのことで、萬岳荘へ泊まることとなった。
電話で聞いてみると、雪が少ない。
10cmぐらいとのことだったので、兼用靴の練習と思い、思い切ってシールを置いてきた。
林道へ入った瞬間、え、積雪あるな、と思えど、ここだけここだけ。
と思ったが、萬岳荘まで雪が繋がっていた。シールあればなぁ。
とにかく17時前には萬岳荘へ到着。
テントの隣は、9人パーティの名古屋の山岳会。嫌な予感がした。
翌朝、シールを試したくて、さっさと下り、シールをつけて上がる。
標高差が大したことがなく、シールの抵抗も大きいため、ちょっとした下降する坂はすぐ止まる。
雪質も新雪がそのまま凍った抵抗が大きい粒で、止まる止まる。
今回は、萬岳荘の管理人に雪の様子を教えていただけたこと、
山スキーの練習ができたことが、収穫となった。
【個人山行】谷川岳 (西黒尾根ー肩の小屋ー天神尾根)
毎年恒例「12月最初の西黒尾根」
12/5朝、天神尾根を登ってきたパーティからのお返しショット
谷川岳にいる間、頂上全容を遠望することができなかった。降りたらあら不思議。双耳峰が微笑んだ。(予報通りだった)
2021年12月4、5日(土日)
参加者:桐林(筆)・入江
計画ルート;
1日目:土合駅ー西黒尾根ートマの耳ー一ノ倉岳ー茂倉岳ー茂倉小屋
2日目:茂倉小屋ー茂倉新道ー土樽駅ー土合駅
実施ルート
1日目:土合駅ー西黒尾根ートマの耳ー肩の小屋
2日目:肩の小屋ー天神尾根ーロープウェイ
ヤマテンで、以下の予報が流されていた。
この週末は、関東圏で谷川以外は、天気良好。
谷川岳は、晴れマークつくも、風強し。土日の境目は、吹雪。
新潟側は特に天気不良。
前会長の小暮さんからも、なにやら怖い吹き込みを。
茂倉小屋に降りようとするも、回されると。小屋が閉まっている時もある。
ホワイトアウトなら、無理するな。と。
結局、西黒尾根からの設定時間を切れなかったため、肩の小屋止まりとなった。
ホワイトアウト状態で、視程10〜20m。夜間は、それに加え、風速20m/s以上。
自分のつゆの挙動が読めず、運試し。風上だと、呼吸もできず、外に出るのが億劫に。
朝も風速が弛まず、遅めの朝食。
とにかく時間が余っているので、食べて食べて料理に精を出す山行となった。
ラクダのコルからの急登に、サングラスもお疲れの入江さん
久しぶりの冬装備、テント泊装備。ツリに警戒中。
久しぶりに撮ってもらった山の写真、桐林。
土曜日は終日、雲の中。時折、切れるもすぐに真っ白に。尾根の延長上に懺悔岩が見える。
懺悔岩を越え、山頂へ続く尾根上の標識。例年よりも、多いか。
上図は、谷川連峰の模型に、プロジェクターで模様づけ。春夏秋冬に早変わり。
昨年完成した「谷川岳インフォメーションセンター」。
プロジェクションマッピング・360度 VR、等面白い仕掛けがあり、見応え満点。
トイレも綺麗で、新しい寄り道先に。
定期的なパネル替えに期待。
【紅葉山行】妙義山 表妙義(妙義神社〜相馬岳)
背ビレの岩を登る大和会長
2021年11月27日(土)
表妙義:妙義神社ー大の字ー奥の院ー天狗岳ー相馬岳ータルワキ沢ー中間道ー妙義神社
参加者:大和・入江・桐林(筆)・山下(会員外)
大和会長学生時代のワンダーフォーゲル部先輩、山下さんが300名山に挑戦中とのことで、
200名山の妙義に(相馬岳)ご同行した。裏妙義の谷急山は昨年登頂済みとのこと。
上毛三山といえば、赤城・榛名・妙義となるが、妙義は簡単に登らせてくれない山。
高度感に圧倒される。ビビリ岩という名称の鎖場があるが、確かにびびる。
角度が80度程度を乗り越えるのに、心理的な恐怖が倍増する。
ビビり岩を登る山下さんと大和会長
アップダウンも激しく、天狗岳手前で日頃使用しない筋肉が鳴き始める。
鎖がない修験道を修行をしていたのか気になるところだ。
このような下りも多数ある
とことん恐怖と向き合い、自分を意識せざる負えない妙義山は、確かに自分を試される。
奥の院の祠の祭壇手前の1本杉が成長し、階段を盛り上がらせていた。
遠い昔の先人が作り上げた空間は、長い年月をかけて木に壊されつつある。
相馬岳に登頂後、タルワキ沢を下り、中間道へ出た。
紅葉がまだ残っている木があり、自然の中にいるほっとした気持ちに戻してくれた。
外から見る紅葉は確かに綺麗だが、内側から見る紅葉は眩しくて顔を崩される。
修験道を歩いた修行者はこの中間道を歩いて、まだ生きていることを確かめたに違いない。
【個人山行】光岳(大根沢ー信濃俣経由)
テカリ石
ヤマケイの9月号を見てしまい、取り憑かれてしまった。
計画:計画通り
1日目:畑薙第1ダムー大根沢山ー信濃俣ー百俣沢の頭ー光岳
2日目:光岳ー易老岳ー茶臼岳ー畑薙大吊橋ー畑薙第1ダム
日付:2021年10月23日(土)〜10月24日(日)
参加者:桐林
いつかは行きたいと思っていた、光岳。
遠くから見ると光っている石があるから光岳、という話をどこかで聞いていた。
今年のヤマケイ9月号にそれが載っていた。
遠くから見たら、本当に光っているのだろうか?
そんな思いから、信濃俣を経由するこのルートを選択した。
結果から言えば、ピカピカ光っているわけではなかった。
灰色がかった大きな白い石があるという程度にしか、認識できなかった。
今回は夕方の時間帯より太陽がテカリ石のやや後ろから当たっていた。
しかし、朝日の横からの光線を当てると、反射光が強く、ピカピカになるのかもしれない。
光岳ー光小屋の分岐点より南下した地点からテカリ石を遠望
今年の春の兵越峠からと2週間前の同ルートと、
2回の撤退があった中で登頂できたことは大きい。
約1900m地点
前回は大根沢山からの斜面を下降中、地図に現れない痩せ尾根があり、
パニックを起こして辞めてしまった。
登ってみれば何てことはない岩場だが、落ちた時のイメージによる心理的圧迫感すごかった。
今回は、とにかく前へ前へ進む山行だった。
1日の行動時間が11時間となり、バテバテになってしまった。
新しく導入したミレーのドライナミックメッシュシャツの効果が絶大で、これに助けられた。
腰より下まで裾が伸びているため、ザックの当たる部分の濡れを全く感じなかった。
ただし、自分の発汗量(運動量)が把握しづらい。
摂取する水分量が少なかったためもあってか、後半戦に水の渇きが強くなった。
【個人山行】黒法師岳
黒法師岳へ登り 体がすっぽり入る背丈もところどころあるが道は明瞭
日付:12月26、27日
参加者:桐林
ルート:水窪ダム-麻布山-前黒法師山-バラ谷の頭-黒法師岳(往復)
浜松市にも雪が舞い降りた。
浜松市天竜区水窪に降雪ニュースが出た。南アルプス深南部に様子を見に行った。
1年前に水窪ダムより日帰りで黒法師岳を登っている。
11時間強だった。帰りも標高を稼がなければならないルートでうんざりする。だが、それが実感させてくれる。
今年浜松市の国道152は土砂崩れとトンネルヒビで通行止めになり、対岸の市道が迂回路となった。
その迂回路がまた土砂崩れになり、その1日前に同時刻域に通行していたことに戦慄が走った。
ようやく正月前に通行止め区間が一部開通し、水窪方面へ抜けやすくった。国交相の視察があったおかげか?
水窪ダムより昔は通れたスーパー林道を歩き、麻布山西南に伸びる尾根より登り上げる。
国土地理院では表現されていないが、きこりハイウェイが走る。
下りの下部は迷いやすく、上部は傾斜がキツく滑りやすい。
雪は上部より所々付いている。
麻布山より、きっと雪を見たさに来た単独者の往復フットプリントを追う。
戸中山、前黒法師山と続き、標高を200mほど下げ、バラ谷の頭目がけ500m標高を上げる。
今年の春、めんどくさくてアイゼンを置いてきたせいでこの登り1800m付近のアイスバーンで登れなかった苦い経験がある。
今回は雪が15cmほどの積雪で、溶けずにそのままだった。
右から黒法師岳-丸盆岳-不動岳
左から黒沢山-三俣山-中ノ尾根山
13時、バラ谷の頭に到着。
目の前には、浜松市境界を構成する深南部の連なり。
雪がついていない富士山も見えた。
黒法師岳に積雪がないように見えたが、薮の下に溶けずに残っていた。
誰かが除草剤を撒いたのか、薮を手すりに滑る斜面を登る。
バラ谷の頭付近で野営をした。
毎度のことながら眠れぬ夜を過ごした。
22時ごろ、4足歩行の薮をかき分ける音に心臓バクバク。
指笛を吹けば、鹿であればキャッキャ鳴くはずが、堂々とその後も歩いていったあの足音は何だったのか。
星野道夫の「クマがここのフィールドにいることで、そのままの自然に想いを馳せることができるだろう」というような意味の文章を読んだことがあるが、とてもじゃないが寝れない。
静寂の24時付近。風がなくなり無音の世界になっていた。いつの間にか30分ぐらい意識が飛んでいた。
光る時計の針を何度見たことか。
朝、硬くなった体を起こし、ご飯を食べ、また少し横になった。
日が差してからと自分に言い聞かせ、目を瞑った。
その後、オハヨウ替わりにキャッキャ言われた。
ビクつく、またも人と会わない山行だった。
【沢登り】なめんなよワルイ沢
【日程】2020/10/13(水)
【メンバー】渡邉 v(0w0)/
【ルート】水上沢林道→ワルイ沢→高松岳→山伏岳→高倉沢コース
なめになめすぎてなめきってなめなめのなめを思う存分堪能できる沢、
見所は左岸スラブであるが、紅葉の時期は雪渓もなく、笹ダニの代わりに沢ガニが顔を見せ、ハナイグチやナメコが生い茂り、
小さな滝壺にドボンと落ちても大怪我しない程度にレクリエーションの要素がたっぷりな小さな課題の連続が待ち受けていた、
虎毛山塊の役内川ワルイ沢は大変ヨイ沢でした。
湯の又林道起点に登山届のボックスがあるので投函した。
ここに駐車場はなく、目的の水上沢林道へ少し入ると2台ほどのスペースがあった。
そそくさと歩を進めてどす黒いカーブミラー(ミラー?)から、いよいよ登山の様相になった。
踏み跡が明瞭な道なので迷いはしないが、道のど真ん中に待ち構えていた太々しいカエルを踏みそうになった。
最初こそ崖から下にある沢を眺めながらだったが、水平に進むので沢に降りられるほど近くなり、
適当なところで沢に入渓して沢靴に履き替えて準備を整えた。
堰が現れた右岸側にワルイ沢があり、流木群や石ころで堰が所々できていた。
この流木のおかげで自然と難易度が下がっており初心者にもオススメできる点だ。
大変なめっていた。
スラブもなめなめしていた。
クライミング要素のある滝はとってもなめって…おらず肝心なホールドがしっかり掴めるので、
登っていくほど高低差に目を見張るが、安心して進めた。
スラブはもちろんなめっていた。
自然の水路もなめっていた。
なめなめであった。
ずぶ濡れ要素のある滝壺があっても、アー右手にあった流木ガ自然ト滝壺ニ落チテキタ(棒読み)。
濡れずに進めた。
長い流木の橋も架かって楽々と進んだ先には長大なスラブが壁画の様に待ち受けていた。
なめていた。なめなめだった。なめきっていた。
フキが見え出して来たら稜線までもうすぐで、笹の藪漕ぎ「体験」ができた。
初心者にこれが藪漕ぎなのかーって「体験」させるくらいの藪漕ぎで終わり、虎毛高松縦走線に着いた。
ここからは帰りのルートを辿るのみ、霧(雲)の中でも紅葉が映えていた。
「自然をとうとび 自然を愛し 自然と親しもう」高松岳には立派な避難小屋がひっそりと建っていた。
カーブミラーが現れたら終わり、温沢林道起点に登山届のボックスがあった。
日帰り山行なのが勿体ないくらいの満足の一日でした。
【個人山行】上河内岳
御花畑から上河内岳
参加者:桐林(筆)
日付:2020年10月3, 4日
実施:
1日目;畑薙第1ダム-ウソッコ沢避難小屋-横窪沢小屋-茶臼小屋-御花畑-上河内岳-茶臼小屋
2日目;茶臼小屋-()-畑薙第1ダム
1日目
居住所の浜松市から新東名に乗り、島田金谷で降り、ひたすら北上し、
畑薙第1ダムを超え、登山指導センター手前の駐車スペースにうまく乗り込む。
隣に駐車した人が自転車を降ろしているところで、「こんにちは」と挨拶したが無視される。
あれっ?と思っていたが、出発を先に越された。
暗い中、吊り橋を目指す。懐かしい涼しい風に当たりながら、何をやってるんだろうと思った。
40分ぐらいで、ようやく吊り橋シルエットが浮かび、これかぁと思った。
「怖い」
帰りもこれを越さなければならないと思うと、両手を滑らしながら常に木の板が抜ける時を想定して、
一歩一歩足を伸ばし、橋と共振しないように動いた。
ここが一番怖い。
ヤレヤレ帰りのことを考えながらひたすら歩いた。
ウソッコ沢避難小屋までに砂利斜面のトラバース箇所が多数あり、
これ雪が着いたらどうなっちゃうの?と思いながら、沢に落ちていくことを想像した。
順調にウソッコ沢避難小屋と横窪小屋を通りすぎ、標高1700 m。
そこから、ペースが極端に落ちた。
腹が鳴っているので、パンを入れたのに、ファイトが沸かない。地形図見て、まだまだ登る。
ひさしぶりに人とたくさん会う予定だったが、赤石岳に行くというおじさんしか会っていず。
2000mを超えたあたりから、傾斜が緩み、歩きやすくなってきた。
500, 300, 100m, おお小屋が見えた!
赤い屋根が、谷間にある!
先々週の大無間山の山行でもそうだったが景色や目的地を見ると現金なもので、
体が急に軽くなって前へ前へ進んでいく。
人間不思議なもので、はじめとおわりはファイトが沸く。その途中は欠落する。
小屋に着き、早速人の通り道から遠い場所に荷物をデポし、確保した。
1人、上へ上がっていった。
茶臼岳と上河内岳の分岐点に上がると猛烈な風が吹き荒れていた。
突発的なものではなく、一定に西から流れ、久しぶりに稜線に上がってきたことを実感した。
国土地理院に『御花畑』と記された場所は、どんな場所だろうか。上河内岳を見ながら歩いた。
すると、こんな場所があったのか?と首を傾げたくなるほどの平地。
上河内岳がラスボスのように鎮座し、戦の前に気力を養うかのような桃源郷。
御花はなかったが、上河内岳を目的にするよりもここを目指すことのほうが自然に思えた。
どうしてこんな場所を知らなかったのだろうかと思った。
あとあと、氷河期の名残でこのような地形と土壌表面の凹凸が作られたことを知った。
御花が咲いたら、最高だよ。日本100名地(窪地)作ってほしい。
さっさ、ゴジラのような表面を持つ道を歩いた。
1人年配の方に片手をあげて挨拶をした。風で聞こえない。
聖岳、赤石岳、南アルプスの中央を構成する山々の連なりに、なんてキレイなんだと思わざるを得ない。
後ろを振り返れば、光岳。
登山道からそれた往復の道へ上がり、上河内岳へ。
全方位を見渡せるピークは、格別だ。
年配の方と、記念写真を取り合い、「稜線歩きはやっぱり良いですよね」から始まった。
上河内岳が291座目。100と200, 300名山を制覇中とのこと。
60~70歳と思われるが、強い。
30分ばかり、いろいろと話した。これも久しぶりだ。
茶臼岳に上り、小屋へ降りた。
曇り初め、どんよりした空間になった。午前中に行動できたことは幸運だった。
2日目
どうも最近眠れない。
動植物に怯える1人泊とは違うのに、熟睡できなかった。
降っては止んで、ハッキリしない天候の中、3時間ほどで吊り橋へ。
いつも思うが、最初に道を作ろうとした人は偉大だ。
序盤のトラバースと沢伝いに、高巻きして、尾根へと伝って頂上へ抜ける。
【個人山行】剱岳周辺〜下の廊下
池の平小屋の池から剱岳八峰パノラマ
【日程】2020/09/19〜22
1日目は室堂から剱御前小舎を経て真砂沢ロッヂへ。
【メンバー】前会長、入江、小堀、寺本(筆・写)
【ルート】室堂→真砂沢ロッヂ→(池の平小屋)→阿曽原温泉→欅平
北方稜線からの剱岳と下の廊下に行きたいと
前会長にお願いして計画をたててもらいました。
コロナ対策で2人ずつテント/ツェルトに分かれました。
[1日目]天気予報は霧のち晴れ
立山駅から室堂までは土砂降りで
雨スタートかと思いきや
室堂について外に出たら晴れてきて
最高のスタートでした。
1日目は室堂から剱御前小舎を経て真砂沢ロッヂへ。
終始天気に恵まれて絶景でした。
結果として2日目予定していた
北方稜線周遊は断念することに…
真砂沢ロッヂに着いて
下流の偵察に行くも、雪渓はかけらも残っていませんでした。
松前漬け、ナスの浅漬けの仕込み(味見もし)、
夕飯を食べ、明日を楽しみに入眠。
[2日目]天気予報は晴れのち雨/雪
2時起き4時発で北方稜線周遊しようと出発です。
が、
近藤岩がみえるところまで進んだところで
相談した結果
やはり北方稜線は諦めて
阿曽原温泉を目指すことに。
テン場に戻り、撤収してから再出発です。
漬け物が最高に染みてました。
池の平小屋(休業中)への歩荷隊もいました。
橋を渡り、
天気が晴れてきました。
池の平に寄りましたが、
絶景が広がっておりました。
写真貼りきれなかったのでよかったら動画どうぞ。
池の平手前でお会いした八海さんに
富山で有名なますの寿司をいただきました!
山の上でお寿司が食べられるなんて!!!
ありがとうございました!
[3日目]小雨のち晴れ☀️
阿曽原温泉へ向かいます。
小雨で冷えた身体を天然温泉と蒸気で温まったり、(入浴はしてません)
急坂の下りで
登ってくるひとたちを
すごいなぁと尊敬したり、
ダムの下のトンネルを通ったり。
前会長は佐々木さんに会うために
他メンバーは温泉につかるために♨️
頑張りました。
佐々木さんに挨拶をし
温泉を堪能しました。
疲れは吹っ飛び、最高でした。
少し登って、その後は下の廊下
水平歩道です。
沢の下にトンネルが掘られていて
ヘッ電で照らすと水滴が銀色にキラキラ輝いていました。
地図を見ながら山やルートを学び
下山しました。
欅平から宇奈月温泉までは
トロッコ列車で移動で、風を感じながら楽しみました。
温泉に入って汚れを落とし、
お寿司(百円)を食べ、
眠気と闘いながら帰路につきました。
黒部は深いですね。
行きたいところが増えました。
運転してくださった3人のおかげで無事に行けました。
私のわがままに付き合っていただいて
ありがとうございました。
また、よろしくお願いします。
※1日目の様子を前半後半に分けて動画にまとめてみました。
画質は手動で切り替えられます。よかったら見てみてください。
【沢登り】湯檜曽川から辿る朝日岳
2020.08.08(土) - 09(日)
利根川水系湯檜曽川本谷
渡邉、入江
湯檜曽川の周りを馬蹄形でグルグル回ることは数あれど水源もたまに行ってみたいと誘ってみた。
「谷川連峰 湯檜曽川を登る」でアーカイブスにもなっていたり、日本百名谷にも選ばれている典型的な沢だ。
他の沢と比べれば(距離的に)日帰りできるほど規模が小さいのに様々な面が見えて迫力がある、
谷川連峰の沢は良い意味で箱庭なのだと常々思う。
この沢の良いところは武能沢から入渓して直ぐに現れる魚どめの滝で(どのように)遡行できるかわかるところである。
同行者曰はく魚どめの滝が核心部なのだそうな……
ここでロープを使う様であれば終始ロープを使った方が良いし、
高巻く様であれば高巻きを多用した方が良いし、
直登できるようであればダイレクトに行くのが気持ち良し。
白樺沢出合辺りで空が開けており清々しい情景が見られる。
その先を進むとうなぎ淵とも寝床とも云われる赤淵が姿を見せる。
更に先に目をやると終着点が見えるほどこの淵は規模が小さく、湯檜曽川がっかりスポットの一つである。
今回は天気も快晴でもなく暑くもないので泳がずに素通りした。
素通りした先では、ベテランの二人パーティーの内、一人が怪我をしていたので何かしら手伝いを買って出た。
といってもできることは限られており副木になりそうな流木を持ってくることしかできなかった。
怪我をした方の流血も落ち着いて、沢を戻るとの事で別れた。幸い大事に至らず良かった。
臨機応変にと言うはた易いが後悔のないように判断して行動していきたい。
コの字型廊の最初の曲がり角にヒョングリの滝がお目見えする。
これも規模が小さく、湯檜曽川がっかりスポットの一つである。
次の曲がり角に名が轟く十字峡がある。(抱返り沢と大倉沢の出合)
><字峡やないかーい!っと突っ込みたくなる湯檜曽川がっかりスポットの一つである。
コの字型廊を抜けると赤滝が聳える。
何で赤が付くかと言うと赤に染まった岩石や沢水が流れるからなのだがあまり赤くない、湯檜曽川がっかりスポットの一つである。
七ツ小屋沢出合を過ぎていくと先発パーティーが気持ちよさそうにシャワークライミングをしていた。
そして残すは40m大滝である。とりあえず湯檜曽川がっかりスポットの一つである。
ここで先発パーティーより先に進み、巡視路も過ぎて予定通りの二俣にタープを張って一泊した。
翌朝は小雨が降っていたが、雨雲が北上していったため次第に晴れ間が差す様になった。
湯檜曽川がっかりスポットもなく、非常に明快な沢を進み、
沢が涸れてもなお水がちょろちょろ流れており、藪を漕いで池塘がお迎えして朝日岳に着いた。達成感を噛みしめた。
二日目の核心部はここから下山まで……とてもつらかった。
湯檜曽川がっかりスポット巡りは、裏を返せばここに来ないと見られない素晴らしい名所なのでした。
【ハイキング】未丈ヶ岳
山頂
2020.08.01(土)
メンバー:前会長、入江、小堀、寺本(筆、写)
天気:曇り時々晴れのち雨
ルート:駐車場→山頂ピストン
群馬県から新潟県に入ると、土砂降りに…
今日の天気はよかったはず…と現地へ。
だんだんと晴れてきそうな雰囲気になり、一安心。
奥只見シルバーラインのトンネルの中にある
シャッターを開け、登山口に着く。
なんとまあ衝撃的。
車を止めた途端
大量のアブが車にコンコン当たり、
(恐怖でしばらく車内で準備をしました。)
登り出しすぐに渡渉とちょっとしたへつり。
2回目まではなんとか濡れずに通過。
3回目の渡渉は前会長と共に裸足で渡りました、冷たかった…
入江はサンダル、小堀は足袋で
気にする様子もなくジャブジャブ進んでいました。
昔は橋はかかっていなかったらしいが
今は立派な鉄の橋が。
いや。なかなかスリリングで、、笑
この後は尾根登り。
崩れやすそうな痩せ尾根もところどころあり、平ヶ岳を思い出す。
この尾根、アブと蛇が多く、
蛇がいるたびに前会長が大きな声をあげ
それにびっくりでした、笑
蛇も人間に慣れているのか
すぐには逃げていかなかったですオソロシイ。
後半はアブに追いかけられ
常にうるさかったです。
三角点からの眺めは最高でした。
山頂につき、コロナ対策で
握手の代わりにひじタッチ。
山頂の向こう側には…
なんとまあ秘境感。
みんなで黄昏ました。
満喫し、下山し始めすぐ土砂降りに。
みんな無事渡渉できるか心配でしたが
水量は少し増えたのみで、無事下山できました。
前会長のサービスハイキング。
とても楽しかったです。
ありがとうございました!!
動画にまとめました。よかったらどうぞ。
画質は手動で切り替えられます。
















































































