【紅葉山行】妙義山 表妙義(妙義神社〜相馬岳)
背ビレの岩を登る大和会長
2021年11月27日(土)
表妙義:妙義神社ー大の字ー奥の院ー天狗岳ー相馬岳ータルワキ沢ー中間道ー妙義神社
参加者:大和・入江・桐林(筆)・山下(会員外)
大和会長学生時代のワンダーフォーゲル部先輩、山下さんが300名山に挑戦中とのことで、
200名山の妙義に(相馬岳)ご同行した。裏妙義の谷急山は昨年登頂済みとのこと。
上毛三山といえば、赤城・榛名・妙義となるが、妙義は簡単に登らせてくれない山。
高度感に圧倒される。ビビリ岩という名称の鎖場があるが、確かにびびる。
角度が80度程度を乗り越えるのに、心理的な恐怖が倍増する。
ビビり岩を登る山下さんと大和会長
アップダウンも激しく、天狗岳手前で日頃使用しない筋肉が鳴き始める。
鎖がない修験道を修行をしていたのか気になるところだ。
このような下りも多数ある
とことん恐怖と向き合い、自分を意識せざる負えない妙義山は、確かに自分を試される。
奥の院の祠の祭壇手前の1本杉が成長し、階段を盛り上がらせていた。
遠い昔の先人が作り上げた空間は、長い年月をかけて木に壊されつつある。
相馬岳に登頂後、タルワキ沢を下り、中間道へ出た。
紅葉がまだ残っている木があり、自然の中にいるほっとした気持ちに戻してくれた。
外から見る紅葉は確かに綺麗だが、内側から見る紅葉は眩しくて顔を崩される。
修験道を歩いた修行者はこの中間道を歩いて、まだ生きていることを確かめたに違いない。



