【沢登り】釜ノ沢東俣 甲武信ヶ岳
日付:2023年09月02,03日
ルート:西沢渓谷駐車場-釜ノ沢-ヤゲンの滝上部で泊-甲武信ヶ岳-小屋-徳ちゃん新道-駐車場
参加者:N木(フリー), 桐林
かの有名な両門の滝 景観美にうなづく
1日目
浜松を4時ごろ出発。
駐車場に8時着し、40分過ぎに出発。
入渓は、ゴルジュを巻き山ノ神、9時半ごろ。すぐに二人組のパーティとすれ違った。
その後は、魚留めの滝まで単調な河原歩き。
東のナメ滝300mを見て、これを登れるのかぁと見上げた。
西のナメ滝の下部をトラバース ラバー効きます乾いてればバチ効きです
あまりにも単調なので、トラバース。要らないところもトラバース。
足の効きはどんなものか、試す良い機会になった。
ただし釜ノ沢の上部は、水流中でもよく滑った。緩い流れだとコケが成長するようだ。
魚留の滝は、問題なく左壁の壁を登り落口へ。
その後に続く千畳のナメは素晴らしい。キラキラ輝き、眩しい。
大きいポットホール状のナメ滝は、簡単に左壁を登れる。
あまりにも単調なので、わざわざ右壁から。手がかりがないスラブ。
一歩乗り上げるのが難しく、まさかここで使うとは思っていなかったスカイフックで乗っ越した。
スカイフックで乗り上げた、足のフリクションを信じて。無駄に盛り上がった。
気持ちが乗ってきたので、2人してポットホールに飛び込んで、洗礼。
俄然ファイトが湧いてきた。
ナメの直登!と思ったが、滑る滑る。タワシがあったらまた遊べたかも…。
野猿の滝5mを簡単に高巻けると思うも、いけるでしょとのN木氏。
これは見せ場か!?と泳いで取り付いた。
ボルダームーブ満載で、パワーで横クラックに乗った。
その後がチマチマ迷いに迷い、気合を入れて水流を足でまたぎ、ホールドをガッチし。
よかったぁと、下を向いた。
N木氏を迎え、これはシャワークライミングですねと、初めての沢でこの経験はデカい。
どんどんのめり込んで欲しい…。写真がない。
両門の滝を見、左岸から結構高巻き落口へ。
ヤゲンの滝は行けそう!と思ったが巻き。上から覗き、右岸から行けるか?
上部は、ヌメヌメで、左壁に逃げた。
ここから泊地を探し。集合住宅を見送り、一個上の1600m付近を決めた。
酒が足りず、入眠が浅い…。夜の雨音に気づいて干していた物をタープへ入れた。
2日目
5時。
寒いため、即行動。お湯をカフェオレに。
あれ?火種が。と雨が降っていたのに、儚げに。
思わずはたきにはたき、瞬く間に火がついた。
7時前に動き出し、順調に進んだ。
途中一度伏流し、地図上だと正解だが不安に進んだが合っていた。
3段のナメを右往左往し落口へ。ヌメッて悪い。
その後も、微妙な緩さの流れでヌメッた。マヨイ沢を見送りあとは詰め。
ガレ場が出てきて、よしこれはガレを直登!と思い込んでいたが、本当は最後まで水が流れる沢沿いだったみたいだ。
ひたすらガレ場を登り、頂上直上になってしまった。結果オーライ。
頂上直下までガレ場でいく みとみの道の駅からよく見えた
泊地からノンストップのプッシュ、2時間程度で頂上に。
初級的な位置付けの沢だが、遊び方次第で楽しい山行になることを実感。
水慣れがもう一声必要かな、飛び込む練習。



