リーディングの精度をあげたいなら、一般的な知識も身につけたほうがよいです。たとえば健康運をリーディングすることは、からだの仕組みや、病気の知識があるのとないのとでは、シンボルへの理解が異なります。
診断はもちろんできないし、予言もしないし、『運』でしかないのだけれど、『運』という抽象的なものをどれだけ具体的に言語化できるかは、知識がキモです。
たとえば、
「星」のカードは逆位置で出ると”糖尿”と読むことがあります。これは実際のお客さまのデータから得た情報ですが、はじめてわかったときは、なぜ星のカードで糖尿と読むのか?をじぶんでも探します。シンボルをこの中に見つけるのね。そのためには糖尿がどのような病気かを知らないと見つけられないですよね。(しつこいようですが、現在や未来にこのカードが出たからって診断・予言はしません)
そのときの対策カードは「月」が出たのだけど、膵臓・血糖コントロールやインスリンホルモンがこのカードで表されてる、と考えると、「月」のカードの象徴とのおもしろいリンクが見えてきます。知識がないと精神的・感情的なこころの状態として読んで終わりがちな「月」に、説得力が加わります
あるひとつをテーマに、星と月の組み合わせ、象徴同士のつながりから浮かび上がってくるものを見つける、という作業こそが、タロットリーダーひとりひとりの『象徴体系』『象徴辞典』を完成させることになるのだろうとおもいます。この組み合わせだと、女性特有の病気や睡眠障害なんかもあり得ます
記号的にこのカードが出たらこれ、という覚え方をするのではなく、シンボルをどのように読み解くのか、その方法を知っておくとタロットへの興味が尽きることはなくて。発見すること、シナプスを結ぶことの学びはわくわくするね
タロットの学びをされる方はぜひじぶんでリーディングしたものを後からシンボリックに検証してみてください。そして必要な知識をその都度学ぶことで、具体化・言語化能力もあがってゆくよ。
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