タロットリーディングの講座では、まだスプレッドを習っていない段階では、タロット1枚引きを日々の練習に取り入れてもらってます。
特定の質問をつくらずその日1日をリーディングする場合、
「どのような1日になりますか?」
という質問の仕方はおすすめしていません。
なぜだとおもいます??
例えば1枚引きして、悪魔のカードが出たとします。
CBD Tarot de Marseille by Dr. Yoav Ben-Dov, www.cbdtarot.com
「え?誘惑?誘惑の多い日?」
「なんだろう、誰かに騙されるのかな?」
こういう読み方になると、カードの意味だけを記号的に読もうとしているのわかりますか?
でも読んでいるのはカードという無機物ではなく、じぶんのこころです

「どのような1日になりますか?」という質問の仕方は、受動的な意識になりやすいのです。上の読み方だと、じぶんのことではなくて、まるで人ごとのようなリーディングですよね。世界をつくっているのはじぶんの知らない巨大な何かで、じぶんには大した力はない、という前提が無意識に隠れています。それ、じぶんが抱えている信念・世界観です。そして信念を変えることは可能です。
読んでいるのがじぶんのこころだと意識すると、
「そういえば今日は苦手な取引先のひとと会う日だった。また嫌味を言われるかも、いやだな〜」
「給料日だ、やった!」
「今日も満員電車にのってお金のために働くのか(ため息)」
「楽して稼げないかな〜」
「なんだか嫌な予感がする…何がかはわからないけど…」
という風に「クエスチョン?」がだんだん消えていきます。想像することはいっぱいしてもよいけれど、最終的にはこのクエスチョンを消すところまで読んでみましょう。そのためのタロットカードとじぶんをつなぐ訓練は、初回のレッスンで行います。正しい・間違ってるはなくて。タロットを読むじぶんを信頼するこころを育てることが目的です。
そんなこと言ってもよくわからない…となることもあるとおもいます。はじめてだからね!これらの声が潜在意識からくる声かどうか、確かめる検証作業は必要です。1日の終わりの振り返りを大事にしてください。そして記録すること。想像していなかったことがその日のカードにあてはまるかもしれません
そのための練習ですね。

そしてここでもまだ終わらせてほしくないのです。
質問を、どういう1日になりますか?ではなく、
「どういう1日にするとよいか?」
「喜びあふれる1日にするためにどう過ごすとよいか?」
という風に、能動的なものに変えて欲しいのです。これは行動的になるためというより、世界はじぶんの意図で変わるという無意識の前提を変えるためです。
すると
「そういえば今日は苦手な取引先のひとと会う日だった。また嫌味を言われるかも、いやだな〜」
→「よし、今日は嫌味を言われたらジョークで返そう。笑わせてやる」
「給料日だ、やった!」
→「帰りに前から欲しかった夏用のサンダルを買おう
」

「今日も満員電車にのってお金のために働くのか(ため息)」
→「やりがいのある仕事、楽しい仕事について真剣に考えてみよう」
「楽して稼げないかな〜」
→「じぶんの得意で簡単にできることって何だろう?それが才能につながっているかもしれない…サマージャンボを買うのもありだな…」
と、出てくるこたえが変わります。
どんな1日にしたら楽しく過ごせるか、に意識を向けてほしいのです。そして実際にそれをしてみて、記録をとるとおもしろいとおもいます
1日の終わりの振り返りには、起こった出来事と感想を正直に書かれるといいですね。

これを毎日するだけで、無意識の前提は変わってきます。そしてリーディング力も必ず上達しますよ

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