のつづきです。
先のブログでタロットを学ぶことは他言語を学ぶようなもの、と書きましたが、他言語を学ぶときには、
1)知識やルールを学ぶ(インプット)
2)表現する(アウトプット / 現状把握)
3)間違って覚えている綴りや文法や発音などを細かく修正するプロセス(フィードバック)
これら3つとも大切だと思います。
自分をリーディングするだけだったら特に問題はないのですが、2)と3)は実は、タロットリーディングの技術と同時に「自分のこころを正直に見ること」「他者からの反応に対して波立つ自分の感情をうまく扱えるかどうか」も問われます。
先週の象徴を読むクラスで、他者をリーディングしようと積極的に行動する人としない人の違いについての話題が出たのですが、こういうメンタル部分で自分と向き合うことが苦手なひとはアウトプットは難しいだろうもおもいます。
その場合、知識をたくさん学んでも、リーディング技術をいくらあげても、実際にはなかなか行動に移さない。。。もしくは、リーディング技術をあげたいと考えても感情に直面することにブロックがあるので、技術自体を無意識のうちに身につけないようにする、ということも起こりえます。スキルが身についたら向き合わなくちゃならないから。
タロットは心の中をみていくものなので、人には触れられたくないところに触れることもあります。それは繊細な領域でもあるし、どのくらい本気で他者の心に関わりたいと思っているのかも問われます。
相手の反応が気になるのは当然だと思います。
気にしなさすぎても、気にしすぎてもだめ。
気にしなさすぎは、相手ときちんと向き合っていません。語学なら、英語で話しかけてはいるけど、相手が理解しているかどうかを確認せずに話し続けるているようなもの。通じていなかったらキョトンですよ、キョトン。
気にしすぎもまた、自分がどう評価されているかが大事で、相手のほんとうをみていません。相手とコミュニケーションがとれているかどうかよりも、自分の言葉が通用したかどうかが気になる。
でもね、自分にどんな反応が起こるかなんてやってみないと分からないです。心配していたことは案外なにも起こらず、スムーズにいくかもしれないし。
他人をリーディングすることは自分を知ることなんだよね。
もうね、愚者になればよいよ。
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