東舞鶴駅にて。125系電車です。
今回は福井県嶺南の敦賀駅から若狭湾沿いに西へ進み、若狭地方を縦断して京都府舞鶴市の東舞鶴駅へ至る電化ローカル線、
小浜線を紹介します。
小浜線を紹介します。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
JR西日本:小浜線 | 敦賀~東舞鶴 | 84.3km | 全線単線・直流1,500V電化 |
踏破達成時 | 2001年8月 |
撮影時 | 2014年7月ほか |
敦賀駅にて。小浜線列車は西端の1・2番のりばを使用しており、発車列車は殆どが1番のりばからとなります。
敦賀を発車すると北陸本線と並走する形で住宅地の中を南下し、左手に敦賀地域鉄道部の車両基地を見ると右へカーブして北陸本線と分かれます。その後は平地を進み、左側の山に張り付くように走ると西敦賀に着きます。左側の山の中腹には北陸本線上りの鳩原ループ線が走っています。
西敦賀を発車後は左に山並みを、右に敦賀市街を遠望しつつローカル風景の中を西へ走り、粟野に着きます。
粟野を発車後は山間部へと入り、深い谷を走ります。関峠を越えると福井県・敦賀市から美浜町へと変わります。そして左へカーブしてトンネルを抜けると谷が広がり、東美浜に着きます。東美浜を発車後は再び山間部へと入り、短いトンネルも交えて西へ走ります。
この付近では車窓右側に少しだけ若狭湾を望めます。
その後は田園地帯を走り、やがて左手に住宅地を見ながら走ると美浜に到着します。
美浜を発車すると左へカーブしながら田園風景の中を走ります。
そして右手に三方五湖のひとつである久々子湖を遠望しながら走ると若狭町へと変わり、気山に着きます。
気山を発車後は左右を山に囲まれた広い谷を南下し、舞鶴若狭自動車道をアンダーパスして平地へ出ると市街地へと入り、三方に到着します。
三方を発車すると左に住宅地を、右に田園地帯を見ながら南へ走り、藤井に着きます。藤井を発車後は左側車窓も田園地帯になり、十村に着きます。
十村駅にて。田園風景の中に駅があり、駅の周辺のみ住宅地となっています。
十村を発車後は右へカーブして山間部へと入り、舞鶴若狭道をアンダーパスして天狗山トンネルで山越えをします。その後は左へカーブして再び舞鶴若狭道をくぐると大鳥羽に着きます。大鳥羽を発車後は田園風景の広がる広い谷を南下して若狭有田に着きます。若狭有田を発車後も田園風景の中を走り、左手に国道27号線が寄り添うと北川を渡ります。そして大きく右へカーブして西へ進路を変え、左手に市街地が見えてくる上中に到着します。
上中を発車すると左右に山並みを遠望しつつ、田園風景が広がる北川の谷を西へ進みます。
しばらく走って小浜市へと変わると新平野に着きます。新平野を発車後は田園風景の中を西北西へと走り、左手に住宅地が見えてくると東小浜に着きます。
東小浜を発車後は住宅地と田園地帯の境界を走り、舞鶴若狭道をくぐって多田川と南川を渡ると市街地へと入り、小浜に到着します。
小浜を発車すると左手から迫る山並みに張り付いて、右手に市街地を見ながら西へ走ります。
やや長いトンネルを抜けると右手に若狭湾を見て走り、勢浜に着きます。
勢浜を発車後は山間部へと入り、トンネルを抜けると田園の広がる飯盛川などの谷を走り、加斗に着きます。加斗を発車後は丘を越えて右手に若狭湾を見て走ります。砂浜があり、夏場は海水浴客で賑わっています。
その後、おおい町へと変わり、海水浴場や埋立地にある道の駅「うみんぴあ大飯」などを見ながら走ると佐分利川を渡り、右手に関西電力大飯原子力発電所へ続く青戸の大橋を見て市街地の中を走ると若狭本郷に到着します。
若狭本郷を発車すると住宅地の中を西へ走り、高浜町へと変わりますが、車窓右手には内陸部と大島半島を隔てる青戸入江が見えます。
国道27号と並走し、右手に道の駅「シーサイド高浜」などを見て走ると若狭和田に着きます。青戸入江はこの付近までです。
若狭和田を発車後は右手に住宅地を見ながら田園風景の中を走り、やがて右手遠方に市街地が見えてくると若狭高浜に到着します。
若狭高浜を発車すると住宅地の中を西へ走りますが、右手に少しだけ若狭湾を望んだ後はローカル風景の中を走り、三松に着きます。若狭湾を見られるのは三松の手前までです。三松を発車後は南側に広がる山並みに沿って右手に住宅地を見ながら走り、青郷(あおのごう)に着きます。
青郷を発車後は山間部へと入り、国道27号とともに狭い谷を西へ走ります。
そして吉坂トンネルを抜けると京都府舞鶴市へと変わり、引き続き狭い谷の中を西へ走ると松尾寺(まつのおでら)に着きます。松尾寺を発車後も山間部を走りますが、車窓左手には住宅地が広がってきます。そして山間部を抜けて平地へ出ると右手車窓に住宅地が広がり、国道27号をアンダーパスすると東舞鶴の市街地へと入ります。そして高架区間を南西へ走るようになり、祖母谷川と与保呂川を渡ると終点の東舞鶴に到着します。
東舞鶴駅にて。舞鶴線との接続駅ですが、島式ホーム1面2線と、大変コンパクトな構造の高架駅になっています。
また、現在は早朝・深夜を除いて小浜線の定期列車は舞鶴線へ直通していません。
また、現在は早朝・深夜を除いて小浜線の定期列車は舞鶴線へ直通していません。
小浜線は各駅に停車する普通列車のみの運転で、快速や特急は運転されていません。
運転系統について、早朝・深夜を除いて小浜線内完結列車のみの運転で、大半の列車が敦賀~東舞鶴の線内通し運転です(うち1往復は舞鶴線に乗り入れて敦賀~西舞鶴の運転)。また、敦賀~小浜や小浜~東舞鶴の区間列車も設定されています。
朝方と夕方は1時間毎、データイムと夜間は1~2時間毎の運転ですが、昼間帯は3時間以上間隔が開く区間もあるので注意が必要です。
使用車両は125系のみです。全車転換クロスシート主体の座席配置になっています。
敦賀からの所要時間は、小浜まで1時間強、東舞鶴まで約2時間です。
乗換駅 | 乗換路線 |
敦賀駅 | JR西日本:北陸本線 (米原方面、福井方面)、(湖西線列車) |
敦賀駅 | 国鉄:北陸本線の旧線跡(柳ヶ瀬線の廃線跡。木ノ本~敦賀) |
敦賀駅 | 日本国有鉄道:北陸本線の旧線跡(今庄方面) |
敦賀駅 | JR貨物:敦賀港線(休止線) |
気山駅 | 梅丈岳山頂公園のケーブル (山麓駅までタクシーで約15分) |
気山駅 | 梅丈岳山頂公園のリフト (山麓駅までタクシーで約15分) |
東舞鶴駅 | JR西日本:舞鶴線、国鉄中舞鶴線の廃線跡 |
(参考:Wikipedia)