皆実町六丁目電停にて。元々は京都市電で活躍していた1900形電車です。
今回は、広島駅の南側に位置する的場町で本線から分岐し、比治山と京橋川の間を南下して、皆実町六丁目で広島港へ至る宇品線と合流するショートカット路線、
広島電鉄皆実線(比治山線)を紹介します。
広島電鉄皆実線(比治山線)を紹介します。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
広島電鉄:皆実線 | 的場町~皆実町六丁目 | 2.5km | (※1) |
踏破達成時 | 1999年9月 |
撮影時 | 2010年1月 |
皆実線を走る電車は5号線のみです。
その5号線はすべて広島駅電停より発着し、広島駅~的場町は本線を走ります。
その5号線はすべて広島駅電停より発着し、広島駅~的場町は本線を走ります。
猿猴橋町を過ぎて猿猴川を渡ると皆実線は左へ曲がり、起点電停である的場町に着きます。
直進する線路は八丁堀や紙屋町へ向かう本線です。
また、的場町電停は皆実線と本線の乗換電停に指定されています。
直進する線路は八丁堀や紙屋町へ向かう本線です。
また、的場町電停は皆実線と本線の乗換電停に指定されています。
的場町を発車すると市街地の中、猿猴川に沿って通る県道37号線・比治山通りの中央を南東へ進みます。
そして大正橋交差点で右折し、引き続き比治山通り上を走り段原一丁目に着きます。
段原一丁目を発車後は左手に比治山を見ながら、
そして右手には京橋川を見ながら南方向へ進み、比治山下に着きます。
比治山下電停にて。左側(東側)には比治山があり、山頂部には比治山公園や広島市現代美術館があります。
また、軌道敷は石畳でレトロな感じも漂っています。
また、軌道敷は石畳でレトロな感じも漂っています。
比治山下を発車後は右手に京橋川を見ながら進み、比治山橋に着きます。
比治山橋電停南側にて。右手には京橋川が流れています。
比治山橋を過ぎると京橋川と離れて、国道2号線と交差すると南区役所前に着きます(広島駅方面ホームは国道2号の北側)。
南区役所前を発車すると市街地を通る道幅のやや狭い国道487号・宇品通りの道路中央を南下し、皆実町二丁目を過ぎて右手に「ゆめタウン」(本社・広島のスーパー「イズミ」の大型ショッピングセンター)を見ながら走ると皆実町六丁目に到着します。
皆実橋六丁目電停にて的場町方を望む。
皆実線は当電停が終点ですが、皆実線を走る5号線はこのまま宇品線へ乗り入れて広島港(宇品)電停までの運転です。
皆実線は当電停が終点ですが、皆実線を走る5号線はこのまま宇品線へ乗り入れて広島港(宇品)電停までの運転です。
皆実町六丁目電停にて広島港方を望む。交差点をやや左へ折れる線路が宇品線・広島港(宇品)方面です。
交差点を右折した地点に宇品線の皆実町六丁目電停があります。
交差点を右折した地点に宇品線の皆実町六丁目電停があります。
皆実町六丁目電停は皆実線と宇品線との乗換電停に指定されています。現金利用で宇品線・紙屋町方面へ乗り換える際は、5号線を降車の際に乗換を申告してから150円の運賃を支払い、乗務員から「電車乗換カード」を受け取ります。そしてカードリーダにカードを通してから降車します。そして60分以内に宇品線の紙屋町方面行き電車<1号線・3号線>に乗車し、乗車時と降車時にそれぞれカードリーダーにカードを通します。「ゆめタウン」などで時間を潰して60分を超えないようにご注意下さいw
皆実線では広島駅と広島港(宇品)を結ぶ5号線系統のみの運転で、日中でも電車は混雑しています。
日中は12分間隔での運転で、平日朝夕ラッシュ時などは増発されます。
日中は12分間隔での運転で、平日朝夕ラッシュ時などは増発されます。
使用車両は、単車(1両)がメインですが、平日朝夕ラッシュ時は連接車も運用に入っています。
的場町~皆実町六丁目の所要時間は約12分ですが、信号のタイミング等により前後します。
また、1号線も広島駅と広島港を結んでいますが、所要時間は5号線の方が短いです。
また、1号線も広島駅と広島港を結んでいますが、所要時間は5号線の方が短いです。
乗換駅 | 乗換路線 |
(広島駅) | JR西日本:山陽新幹線(新大阪方面、博多方面)、 山陽本線(岡山方面、下関方面) |
(広島駅) | JR西日本:芸備線、(呉線列車)、(可部線列車) |
的場町 | 広島電鉄:本線 <1号線、2号線、6号線> |
皆実町六丁目 | 広島電鉄:宇品線 (広島港方面<1号線、5号線>、紙屋町方面<1号線、3号線> ) |
(参考:Wikipedia)