【目の前の
ゴール地点が
はてしない】by点滴棒に感謝
帝王切開後、
トイレまで歩くように言われた母。
10歩先のトイレでしょ。
余裕よ。と
起き上がるが・・。
三つ子事件簿-入院編ー
・
帝王切開後2日目
集中治療室。
産んだ人と、そろそろ産む妊婦さんがいる。
完全看護。
手術後、丸二日あおむけでいる私
そろそろ床ずれだな
。
看護師さんが
「導尿抜きますね。ちょっと痛いかも。」
何も感じない![]()
痛みがわからなくなる病気になったのか?。
「大丈夫です」
トイレに行きたくなります。
痛いかもしれないけど、
頑張って歩いてくださいね。
回復が早くなりますから。
はい。
歩くって、トイレ目の前にあるよー。
余裕![]()
相変わらずの甘ちゃん母ちゃん。
点滴とリンゴジュースのおかげで、
すぐにトイレに行きたくなる。
さて、起きるか。
また、点滴ぶら下げていくの面倒だな。
ぴきっ!
いたっ![]()
傷がさけた?
起きるどころか横向きになろうとするだけで、
裂けるような痛み。
え?どうすんの?
起き上がるの
?
深呼吸しながら、
なんとかベットから降りる。
点滴にしがみつき、棒に、体重をかけて
一歩進む
痛い。
点滴棒に感謝。
目の前のトイレまで10歩くらいか?
ゴールが遠いぞ
。
通りすがりの看護師さんが
「島谷さん、がんばってー
」
声援に感謝
ようやくトイレにたどり着く。
今度は扉を閉めて・・。
便器の前で
え?ズボンおろすの?
むりむり![]()
看護師さんに頼もうかな・・。
考える。
右手で点滴棒をつかみ、
頭を棒に押し付けて
左手で、ずりっとおろす。
よし。できた。
便座にすわる。
一安心
。
これまた甘ちゃん母ちゃん。
次の瞬間
今まで感じたことのない痛みが!
ひぃぃぃっ![]()
自分でも
聞いたこともない悲鳴を上げてしまった
。
ぼうこうが小さくなるのと同時に、
子宮が動かされるようなお腹の中の痛み。
予想外の痛みに
気を抜いてはいかん。
恐るべし帝王切開。
ふらふらと点滴棒を押しながら、ベットに戻る。
ああ。
痛みがわからなくなる病気になりたい。
疲れ果ててまた気絶
・
大きな声で目が覚める。
隣で陣痛が始まったようだ。
がんばれ・・。
痛いよなぁ。
数分おきに隣から
ぐぐぐぐっ。
という声のような悲鳴のような。
痛そうだ。
となりに看護師さんがやってくる。
まだまだです。お母さん頑張って!
深呼吸しながらね。
と声が聞こえる。
もうだめ・・・。
と小さな声
大丈夫かな。
ぐあぁぁっ!
どうした
?
びっくりして横を向いた。
そのあと
しーーーん。
生きてんのか
?
本気で心配になった。
人の声とは思えない。
もはや、何かの動物と化している。
がんばれー。
トイレに行くのが痛いなんて言ってごめん。
反省。
つづく
前回のみつご事件簿→初めて出した母乳の先が試験管だったこと
頑張るお母さんたちに「考えすぎなくていいんだよ。」と、
3つ子男子子育て、24年間の経験をお伝えしてます。
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