【点滴が
怖くて怖くて
逃げ出す妊婦】by三つ子母ちゃん
若干26歳の甘ちゃん妊婦
入院生活から脱走
三つ子事件簿
・
悪夢の入院初日から
1ヶ月
おなかの張りも順調におさまってきた。
夫の職場異動にともない、
主人は(私もか・・。)
この病院の近所に引越してくる
予定通りだ。
・
引っ越し当日
・
私は、
「引っ越し当日だけでも、外出。
お願いします。」
と、外出届を出した。
が、
医師達が集まって深刻に話し合っている。
「絶対に、重いものなど持たないように。
午前中で帰ってきてください。
何かあったら、
近くてもいいから救急車を呼んでください」
と、注意を受ける。
私はそんなに
危険な患者なの
ただ三つ子妊娠しているだけなのになあ。
と、半分ふくれっ面で外出。
悪魔の点滴からもこの外出を理由に
外してもらえた。
自由の身になるとは、このことだ
晴れ晴れとした気分。
仲良くなった同部屋の妊婦さん達に手を振って
新居へ。
・
引っ越し終了
・
すぐに病院に戻るはずがない私
お腹の調子も、まあまあだ。
1か月、病院で、頑張った。
ご褒美だなっ!
「おいしいものを食べに行こう。病院食、まずいんだよねー。」
と主人を説得。
お寿司屋さんへ。
あー幸せ。
たらふく食べて、
・
14:00
・
病院に戻る。
集まる医師軍団。
心配そうに私のおなかを検査する。
私は、必死で点滴再開を拒む。
「おなかも張ってない。
大丈夫だから!
もう病院でおとなしくしているからっ
お願い!」
と、わがままを言い、点滴回避。
飲み薬で様子を見ることになった。
なんとかこの、「飲み薬」で入院生活を乗り越えるぞ。
と、固い決意。
その日の夜は
無事にトイレの扉も閉めた。
つづく
前回のみつご事件簿→恐怖と絶望の管理入院スタート
頑張るお母さんたちに「考えすぎなくていいんだよ。」と、
3つ子男子子育て、24年間の経験をお伝えしてます。
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