【もうだめです
それでもおなかは
大丈夫】by入院初日の初体験
妊娠って、
こんなにつらいものなのか?
薬の副作用で
体力も気力も限界
三つ子事件簿
・
「悪夢だ」
入院初日悪夢の点滴。
子宮収縮抑制剤の”ウテメリン”で
副作用マックス
この点滴さえ終われば、
悪夢から解放されるのだ。
にくい点滴をにらむ
氷枕がとけて、
ちゃぷちゃぷ音がする。
それだけで、
吐く
看護師さんが弱った私を見つけ
声をかけてくれた
「大丈夫ですか?」
私
「だめです」
だめなんだもん。
もういやだ・・。
看護師さん
「この点滴はね。気分が悪くなる人が多いですけど、
慣れますから。がんばってね。
氷枕変えますね。
三つ子ちゃんのためですよ。」
慣れる?
慣れるのか?これ・・。
よろよろと横になり一瞬の眠り
と言うより、
気絶
看護師さんが声をかけて目が覚めた。
「点滴終わりそうですね。」
私
「はい。そろそろ終わります!」
ようやくこの地獄から解放されるのか!
やったぞ。
あまーいっ!
看護師さん、
笑顔で次の点滴を持ってきて
ガチャリ
と機械にはめ込んだ。
私
「えっ?
終わりじゃないんですか?」
看護師さん
「24時間点滴ですよ。
張り止めですから。
お母さんは具合悪くても赤ちゃんは快適ですよ。
まだ吐き気はありますか?」
私
「え?」
言葉につまる・・・。
絶望
ここに入院している間、この点滴すんの?
やだ、やだっ!
いつか脱走してやる
半分、切れている私。
点滴を入れていると
トイレが近くなる。
慣れない手つきで
点滴棒を引きずりながらトイレへ。
途中気分が悪くなり、座り込む。
トイレの個室に点滴棒が入らない。
もーーっ!
このトイレ、
人なんて入ってこないよね。
人生初めて
トイレのドアを開けたまま用を足した。
入院初日の夜、女を捨てた日でもあった。
つづく
前回のみつご事件簿→医師3人が駆け寄ってきた入院初日
頑張るお母さんたちに「考えすぎなくていいんだよ。」と、
3つ子男子子育て、24年間の経験をお伝えしてます。
よみうりカルチャー自由が丘
10月22日スタート!
全6回講座・2期生募集開始!
公式ライン始めました。
(言葉がけ事例・イベントの先行ご案内)
または上記の二次元コードから!
ご案内 〜Information〜
FRaU webにて連載掲載|最強の「ほめ方」「叱り方」
全国出張・セミナー/講演会等承ります| お問合せフォーム
ご提供中のサービス
◆ 個別相談|”ま、いっか母ちゃん、しまやるみ”の個別カウンセリング
◆ ママの学校|ママの学校公式ホームページ
ママの学校授業案内<2024年2月・第5期募集開始予定>
◆ 出張講座・セミナー|募集中の出張講座・セミナーはこちら
お客様の声|ご感想リンク集