■『あなたを抱きしめる日まで』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]
2013年/フランス=イギリス映画/98分
監督:スティーヴン・フリアーズ
出演:ジュディ・デンチ/スティーヴ・クーガン/ソフィ・ケネディ・クラーク/アンナ・マックスウェル・マーティン/ミシェル・フェアリー/バーバラ・ジェフォード/メア・ウィニンガム/ルース・マッケイブ/ピーター・ハーマン/ショーン・マーホン/ウンミ・モサク/チャーリー・マーフィ
■2014年 劇場公開作品 33本目
■第2稿 2020年 5月26日 版
何か「嫌な予感」「不安」がよぎり、『あなたを抱きしめる日まで』を見直した。恐るべき「やりすぎ限界映画」におしっこ垂れ流しとなった。
「3年前」、「酔っ払ってた」か「寝ぼけてた」か「体調が悪かった」か、本当に「鶏」程度な自分自身を思い知り「反省」「懺悔」「償い」。「3年間」でここまで「視点」「感性」が変化してる自分にも「震撼」「驚愕」「絶句」だった。
改めて「実話」と知って、最期は涙が出た。「キリスト教」もやはり「人間による」ものだと感じた。『仁義なき戦い 広島死闘篇』では「自殺」する「真面目なヤクザ」に「ショック」で大きい方を漏らしたが、「キリスト教」だけに限らず、「警察官」や「学校の先生」でさえ、「良い奴」「悪い奴」がいる。
「キリスト教徒」ではないので「カトリック」「プロテスタント」の違いさえよく知らない僕だが、「キリスト教」の話でも『沈黙 -サイレンス-』のような「神父」もいれば、『スポットライト 世紀のスクープ』のような「神父」もいることを思い知った。『あなたを抱きしめる日まで』も『スポットライト 世紀のスクープ』側の話だった。このような「悲劇」が「現実」でかなり多かった真実に「震撼」「驚愕」「絶句」するしかなかった。
「セックス」を「禁欲」しなければならない「教え」「信仰」が、僕に理解できる訳ない。大体「シスター」もご両親が「セックス」しなければ生まれてこれなかっただろう。「キリスト教」を「全く」知らないので、意見を書くことはできないが、「スティーヴ・クーガン」の心境に僕は「完全共感」だった。
最期の「不正」「理不尽」に対しても「スティーヴ・クーガン」と同じく「怒り」を感じたが、「赦した」「ジュディ・デンチ」にビビって「尊敬」「圧倒」「絶句」で跪いた。全く知らないなりに、「キリスト教徒」の「良い奴」「悪い奴」の、“本物” の「良い奴」の「信仰」が何か、「教え」を見たようだった。「スティーヴン・フリアーズ監督」にもビビった。
「50年間」忘れられない「母親」というものも「凄かった」。どんな死に方をしたか「不安」「心配」でいられなくなる姿に対し、「子供」が、「実話」で、「母親」のこと忘れてなかった最期は「かなり」涙が出た。
『ニンフォマニアック』2部作の、電車の「釣り」の恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ソフィ・ケネディ・クラーク」のことを、ついでにしか書けなかったほど、「かなり」「衝撃」の話過ぎてビビってしまった。
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■日記「今日見た映画 2014」33『あなたを抱きしめる日まで』
■日記「今日見た映画 2014」34『ガーディアンズ・オブ・…』
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