日記「今日見た映画 2014」39『花宵道中』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『花宵道中』
☆☆☆☆★★[90]

2014年/日本映画/102分
監督:豊島圭介
出演:安達祐実/淵上泰史/小篠恵奈/三津谷葉子/多岐川華子/立花彩野/松田賢二/中村映里子/不破万作/友近/高岡早紀/津田寛治

■2014年 劇場公開作品 39本目

■第3稿 2020年 8月1日 版

「3年前」、「かなり」「重症」の “本物” の「アル中」だったんじゃないかと「最近」振り返る日々。初めて見た時、「完全」に「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」程度じゃなかったことを、『花宵道中』でも思い知った。

まず「見た理由」は、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「安達祐実」の「全裸」の「噂」を聞いて、夏のコンビニの「ブルーライト」に吸い込まれる「虫」のごとく「惹き寄せられてしまった」からだった。

「3年前」何か「よほど辛いことがあった」のだろう(思い当たることはあるが)、「今頃」、「宮木あや子」の「原作小説」があったこと、「豊島圭介監督」が『海のふた』の監督だと知って、「震撼」「驚愕」「絶句」。もはや「反省」「懺悔」「償い」以外なす術がなかった。

『花宵道中』というタイトル、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「安達祐実」の「花魁」姿を見て、「悲恋もの」は「一目瞭然」。「バッドエンド」が苦手なので、「偏見」「先入観」で、さらに「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」が増したのだろう。

『花宵道中』の時代と「現代」の恋愛と比較して、「現代」がどれほど「幸せ」かを思い知るしかない。「男尊女卑」が「常識」だった時代、「女」は「人間」の扱いではなかった。「身請け」なんて平気で話してるが「人身売買」。こんな残虐な時代があって「今」があることを、『花宵道中』に思い知らされた。

「津田寛治」の「非道」ぶりに「震撼」「驚愕」「絶句」。見た観客全員「絶対殺せ」と思うだろう。だが「淵上泰史」が「津田寛治」を殺して、「絶対助からない」、「絶対幸せになれない」「悲恋もの」が、“スピードの向こう側” の “棲息速度域” に向かって突っ走る。

恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「安達祐実」が「花魁」になるしかなかった「悲劇」。「やりたいこと」など、「自分の意思」で「自由に生きる」ことさえ許されなかった人間が「実在」した。「両想い」の男が「髪の毛」だけになって届けられたの見て「涙」が出た。大きい方を漏らした。

そして恐るべき「極限の美」の、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” は「安達祐実」だけではなかった。恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「小篠恵奈」「三津谷葉子」「多岐川華子」「高岡早紀」の「花魁」姿「極限の美」に「時間が止まった」。

恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「安達祐実」が、「まぶ」「淵上泰史」と「出逢ってしまった」「瞬間」を、最期、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「小篠恵奈」が見た「回想」、その「幸せ」で「うれしそう」な「笑顔」、「かなり」「強烈」に「効いた」。「涙」が出た。


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画像 2017年 6月