■『8月の家族たち』
☆☆☆☆★★[90]
2013年/アメリカ映画/121分
監督:ジョン・ウェルズ
出演:メリル・ストリープ/ジュリア・ロバーツ/ユアン・マクレガー/クリス・クーパー/アビゲイル・ブレスリン/ベネディクト・カンバーバッチ/ジュリエット・ルイス/マーゴ・マーティンデイル/ダーモット・マルロニー/ジュリアンヌ・ニコルソン/サム・シェパード/ミスティ・アッパム
■2014年 劇場公開作品 36本目
■第2稿 2020年 5月16日 版
「3年前」、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ジュリア・ロバーツ」「ジュリエット・ルイス」「メリル・ストリープ」が「共演」と知って見たのだが、もう一人、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「レイチェル・リー・クック」似の「アビゲイル・ブレスリン」が「視界」に入ってなかったのは「反省」「懺悔」「償い」しかない。
『アサシン』『バッド・ガールズ』『ベスト・フレンズ・ウェディング』で、「油断できない男」「かもしれない」、資質を見せた「ダーモット・マルロニー」が、「危険」なことしてんの気にならなったのも「反省」しなければならないと思った。
「ある家族」を見て、感じることはいろいろあった。確かに「浮気」はいけないが、「浮気」「するしか逃げ場がない」まで、追い込まれる「不幸」を感じた。
「やられたらやり返す」。「自分が不幸だったから他人も不幸にする」。この考えが捨てられない人間が、現実で「かなり」多い極限のくそリアリズムを思い知らされた。
「メリル・ストリープ」が「鬼婆」に見えるが、「メリル・ストリープ」の母親が「もっと」「鬼婆」だった真実を知って「震撼」「驚愕」「絶句」。「メリル・ストリープ」が自分がどれだけ「不幸」だったかを狂い叫ぶ度に、周りにいる人間は追い込まれ何一つ話すことができなくなる。
親族の殆どが「浮気」してる恐るべき家族だが、『少女』の「白川和子」のような妻だったら、僕もどうなるか解からない。
自分が「不幸」だったから、「人には絶対そんな酷いことしない」なら「共感」できるが、自分が「不幸」」だったから、「夫」も「娘」も全員「不幸」になれ、とされたら誰だって逃げ去って当然だろう。
自分が「不幸」だったから、「夫」も「娘」も「不幸」になれ、じゃなかった僕は、今までの人生に「かなり」幸せを感じた。
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■日記「今日見た映画 2014」34『ガーディアンズ・オブ・…』
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画像 2017年 6月