日記「今日見た映画 2014」40『グランド・ブダペスト・ホテル』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『グランド・ブダペスト・ホテル』
☆☆☆☆★[85]

2013年/イギリス=ドイツ映画/100分
監督:ウェス・アンダーソン
出演:レイフ・ファインズ/F・マーレイ・エイブラハム/エドワード・ノートン/マチュー・アマルリック/シアーシャ・ローナン/エイドリアン・ブロディ/ウィレム・デフォー/レア・セドゥ/ジェフ・ゴールドブラム/ジェイソン・シュワルツマン/ジュード・ロウ/ティルダ・スウィントン/ハーヴェイ・カイテル/トム・ウィルキンソン/ビル・マーレイ/オーウェン・ウィルソン/トニー・レヴォロリ/ラリー・パイン/ジゼルダ・ヴォローディ/フロリアン・ルーカス/カール・マルコヴィクス/ザック・フォルカー・ミヒャロウスキ/ニール・ハフ/ボブ・バラバン/フィッシャー・スティーヴンス/ウォーリー・ウォロダースキー/ワリス・アルワリア/ルーカス・ヘッジズ

■2014年 劇場公開作品 40本目

■第2稿 2020年 3月12日 版

「全世界大絶賛」の映画が「何でつまんなかったのか?」 自分が信じられなくて見直した。自分自身に「震撼」「驚愕」「絶句」したのは、「ラストさえ覚えてなかったこと」。ここまで「初めて」見たのと変わらない状態では、もはや見たことにならなかった。

まず「オールスター総出演」で、誰がどこに出てるかはかなり確認できたと思う。こんなに大勢出てたことさえ「今頃」理解したありさまだった。また「マダムD」が、当時サボって「逃げた」『オルランド』の、ポスターを見て恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” だと知ってた「ティルダ・スウィントン」だと思い知って、もう漏らすしかなかった。

何も知らずに「レア・セドゥ」を見て驚いたのもだが、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「シアーシャ・ローナン」が出てたの「今日まで」、「知らなかった」のは、「反省」「懺悔」「償い」しかなかった。「視界」にさえ入ってなかったのは我ながら「大問題」だと思った。初めて見た時ただ酔ってただけでなく、体調も悪かったのかもしれない。

改めて調べて、作家「シュテファン・ツヴァイク」が「ユダヤ系」だと知る。解からなければ調べるべきだったが、この頃調べる力が出なかったのだろう。「史実」ではなく「創作」だが、歴史上の事件を思わせる創作となってることを知る。「1932年」が、「国家社会主義ドイツ労働者党」がドイツの第一党になった年だと知った。

また僕の「歴史を知らない」「無知」ぶりが明らかにされた映画となってしまったが、「シアーシャ・ローナン」が絵を持って逃げるラストに「今頃」ハラハラした。ちゃんと見たら「少し」は理解できたかもしれない。


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画像 2017年 6月