■『ヘイル、シーザー!』
☆☆☆☆[80]
2016年/アメリカ映画/106分
監督:ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン
出演:ジョシュ・ブローリン/ジョージ・クルーニー/オールデン・エアエンライク/レイフ・ファインズ/ジョナ・ヒル/スカーレット・ヨハンソン
■2016年 劇場公開作品 60本目
『X-MEN』シリーズと同じく、僕が「コーエン兄弟」を見続けるのは、「好きじゃないと思う自分が間違ってるんじゃないか?」ということを「確認」したいから。みんな大好きな「コーエン兄弟」が「苦手」な「不安」が、「消えないから」だ。
映画の黄金期、TVがまだ普及する前の時代、ハリウッドでの映画製作の裏側を見せた「コメディ映画」。多くのエピソードには、50年代、60年代、のハリウッド映画を感じさせる懐かしい「ミュージカル映画」や「西部劇」のシーンも散りばめられ、「映画愛に溢れた映画」なのかもしれない。
共産主義と資本主義の脚本家の戦いは、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』を思い出させ、ラストの「ジョシュ・ブローリン」「ジョージ・クルーニー」の「オチ」など、まさに「映画愛に溢れた映画」なのだと思った。
だが僕自身が日々の生活の現実の前に、「脚本料が少ない」とか、殆ど共感できず、「自分とは殆ど関係ない」「遠い世界」にしか見えなかった。
■[Previous]
■日記「今日見た映画 2016」51『アイアムアヒーロー』
■日記「今日見た映画 2016」52『いきなり先生になったボ…』
■日記「今日見た映画 2016」53『ジェイソン・ボーン』
■日記「今日見た映画 2016」54『高慢と偏見とゾンビ』
■日記「今日見た映画 2016」55『みかんの丘』
■日記「今日見た映画 2016」56『屋根裏の散歩者』
■日記「今日見た映画 2016」57『歌声にのった少年』
■日記「今日見た映画 2016」58『ヒトラーの忘れもの』
■日記「今日見た映画 2016」59『母よ、』
■日記「今日見た映画 2016」60『ヘイル、シーザー!』
■[Next]
画像 2019年 5月