回顧録「いつか見た映画 1991」31『バックドラフト』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『バックドラフト』
☆☆☆☆★★[90]

1991年/アメリカ映画/136分
監督:ロン・ハワード
出演:カート・ラッセル/ウィリアム・ボールドウィン/ロバート・デ・ニーロ/スコット・グレン/ジェニファー・ジェイソン・リー/レベッカ・デモーネイ/ドナルド・サザーランド

■1991年 劇場公開作品 31本目

映画館に観に行ったがあまり印象が残ってなかった。だが「現代の視点」で見直し「火」の撮影には震撼した。「火」の撮影部分に関しては「やりすぎ限界映画」だと思った。

だが「火」の撮影と「消防士」が極限のくそリアリズムなのに、わざわざ「バックドラフト」を仕掛ければならないほどの「犯人」の「動機」や「正体」が、「本当にそう見える」まで感情移入できなかった。

だが印象に残ってない映画だったのに、「ドナルド・サザーランド」だけ忘れられなくて、「今」の今まで「鮮明」に覚えてたが、改めて見直し、その「ヤバさ」が “本物” だったことを「再認識」し震撼した。『バックドラフト』=「ドナルド・サザーランド」=「焼き殺した」、という僕の中の印象は消えない。また “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” の「ジェニファー・ジェイソン・リー」の出演を忘れたのが僕自身の中でショックだった。「ジェニファー・ジェイソン・リー」の「極限の美」も改めて「再認識」した。


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「いつか見た映画 1991」35『夢の降る街』
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画像 2018年 9月