■『おもひでぽろぽろ』
☆☆☆☆★★［90］
1991年／日本映画／118分
監督：高畑勲
声の出演：今井美樹／柳葉敏郎／本名陽子／寺田路恵／伊藤正博／北川智絵
■1991年 劇場公開作品 32本目
「やりすぎ限界」しか視界に入らない僕は、21歳の時などなおさら「繊細」なものが視界に入る訳なかった。映画館に観に行ったが、その時の感想は「何で実写じゃないんだ」と思ったことのみ。内容はかなり覚えてたが、細部についての記憶は殆どない。何のシーンでそうなったかも覚えてなかったが、「走って天に昇る」カットだけ唯一鮮明に覚えてた。
僕は21歳の時、女にモテなくて「屈折」してた。「恋愛映画」を見て「何で俺はこうなれないんだ」ともがき苦しんだ。その状態で「幸せな少女の思い出」が視界に入る訳などなく、『おもひでぽろぽろ』を見直して、「こんな話だったのか」と驚愕した。女にモテたいなら、「女」のことをここまで見せた、『おもひでぽろぽろ』が見せたことくらい全部知ってなければならないだろうと「反省」した。「広田くん」「生理」「エナメルのバッグ」など、「小学校5年生の私」の話は、もう立派な「女の話」で「震撼」した。
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■「いつか見た映画 1991」31『バックドラフト』
■「いつか見た映画 1991」32『おもひでぽろぽろ』
■「いつか見た映画 1991」33『プロスペローの本』
■「いつか見た映画 1991」34『シラノ・ド・ベルジュラック』
■「いつか見た映画 1991」35『夢の降る街』
■「いつか見た映画 1991」36『アリス』
■「いつか見た映画 1991」37『夢二』
■「いつか見た映画 1991」38『ゴッホ』
■「いつか見た映画 1991」39『アタメ』
■「いつか見た映画 1991」40『白い婚礼』
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画像 2018年 9月