回顧録「いつか見た映画 1991」38『ゴッホ』 | やりすぎ限界映画入門

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■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『ゴッホ』
☆☆☆☆★★[90]

1990年/イギリス=フランス=オランダ映画/140分
監督:ロバート・アルトマン
出演:ティム・ロス/ポール・リス/アドリアン・ブリン/ハンス・ケスティング/ベルナデット・ジロー/ヨハンナ・テア・ステーゲ

■1991年 劇場公開作品 38本目

「かなり怖かった」。今まで見たのは映画館で「1回」きりだったが、「耳を切る」「自分を撃つ」「弟が精神病院」のシーンはかなり覚えてたほど衝撃を受けた映画。どこまで本当なのか、かなり「実話」に見えるほど怖い。「気が狂う」過程が「自然」に見えるのも「ヤバい」ということなのだろう。やはり「2回見たくならない」ほど、極限のくそリアリズムで鬼気迫ってる。またゴッホが実際に絵を描くシーンで、描いてる場所の「風景」が映るが、よくこんな絵と同じイメージの場所を探したと震撼してしまう美しさに驚愕。2013年公開の『ヴァン・ゴッホ』(1991)はもはや「殆ど覚えてない」のに、「1回」しか見てないこっちが忘れられなかった。「ティム・ロス」が “本物” の「ゴッホ」に見えるほど「ヤバい」。


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「いつか見た映画 1991」31『バックドラフト』
「いつか見た映画 1991」32『おもひでぽろぽろ』
「いつか見た映画 1991」33『プロスペローの本』
「いつか見た映画 1991」34『シラノ・ド・ベルジュラック』
「いつか見た映画 1991」35『夢の降る街』
「いつか見た映画 1991」36『アリス』
「いつか見た映画 1991」37『夢二』
「いつか見た映画 1991」38『ゴッホ』
「いつか見た映画 1991」39『アタメ』
「いつか見た映画 1991」40『白い婚礼』
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画像 2018年 11月