回顧録「いつか見た映画 1991」35『夢の降る街』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

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■『夢の降る街』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

1991年/アメリカ映画/104分
監督:テリー・ヒューズ
出演:デミ・ムーア/ジェフ・ダニエルズ/ジョージ・ズンザ/メアリー・スティーンバージェン/フランシス・マクドーマンド/マーガレット・コリン/マックス・パーリック

■1991年 劇場公開作品 35本目

学生時代、「デミ・ムーア」の出演作品は「完全制覇」したはずなのに、殆ど何一つ覚えてなかった。

まずこんなこと「絶対ありえない」「ファンタジー映画」だが、なぜか飽きずに一気に見てしまった。「予知能力」を持つ「不思議少女」が街にやってきて、「最期全員ハッピーエンド」なのだが、心に余韻が残る。日常の現実に疲れ果て「恋愛映画」に「癒し」を求める時、『夢の降る街』は「効く」と思った。「予知能力」とか「占い」に頼りたくなる気持ちに「永遠の普遍性」があるのは、殆どの人間がみんな疲れ果ててるからなのだろう。「不思議少女」がみんなを幸せにするのを見て癒されてしまった。『ゴースト ニューヨークの幻』が「大ヒット」した「デミ・ムーア」の全盛期時代、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” だった「極限の美」を「再確認」で思い知らされ、跪く以外なす術を失った。




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「いつか見た映画 1991」31『バックドラフト』
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「いつか見た映画 1991」34『シラノ・ド・ベルジュラック』
「いつか見た映画 1991」35『夢の降る街』
「いつか見た映画 1991」36『アリス』
「いつか見た映画 1991」37『夢二』
「いつか見た映画 1991」38『ゴッホ』
「いつか見た映画 1991」39『アタメ』
「いつか見た映画 1991」40『白い婚礼』
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画像 2018年 10月