月曜日でしたので、 よみうりカルチャーまちや 楽しい囲碁教室 に行って参りました きゃぁ~♡

 

この日の教材は、長谷川喜弘先生とはんなりさん ( ←京都言葉をお遣いになるから ) の

四子局、逆コミ12目の指導碁の棋譜でした。

 

 

生徒が一生懸命詰碁の問題を並べて考えていると、

先生が順番に ( 生徒の解答をチラッチラッとのぞきながら )

教材を配ってくださいます。

 

ちょっ 見ないで! 泣 ( ← 本末転倒 )

 

だって生暖かく微笑まれてしまうんですもの ドキドキ><汗

 

碁盤の右下隅、かかってきた白に星の置き石の黒がコスミツケて、

黒はケイマに受けました。

ケイマに受けたらこれで右下隅は黒のモノ、と思うのはそんなに欲張った考えじゃないよね?

それなのに、それなのに白は入ってくるんですよ。

 

 

そんなときにした手さんが考えることと言えば、

 

負けん気が強くて石を取るのが好きな人なら…

「 ちょっと何してくれてんの! ここはわたしの土地でしょうが。

 黒地がなくなっちゃう、だめだめ、この白取らなくちゃ! 」

 

気弱で心配性で石を取られるのが怖い人なら…

「 ああっ、こんなところに打ち込んでくるなんてきっとこの白は易々と生きちゃう!

 て言うことは黒は早く逃げなくちゃ!

 閉じ込められたらこっちが殺されちゃうよ… 」

 

のいずれかのパターンであることが多いと思われます。

 

この 「 どっちかオンリー 」 ってところが 

「 どっちもありで 」 な考え方に変わると、

棋力も上がり、勝率も ( たぶん ) 上がり、

盤に向かう心も ( 少しは ) 平静になれるんだけど、ということらしい。

 

「 入ってきた白が取れるなら取っちゃう 」

「 入ってきた白は小さく生かしても、外側を厚くして得しちゃう 」 ( ← 必死で逃げ出すんじゃないのね )

 

囲碁では狙いはひとつ! じゃない方が戦いやすいようです。

だいたい、狙いがひとつだと相手にもバレやすいですからね。

 

ところで右下隅で乱暴狼藉 ( ルール違反じゃないんだけど ) してきた白ですが、

した手の気持ちとしては…、

 

白がこんなところに入ってくるからには、

このスペースで楽々生きる手筋っぽいものがあるにちがいない。

白がこれだけ打ってよそに行くからには、

この白はもう生きてるにちがいない。

 

つまりうわ手の白さんに対する絶対的な信頼感があるんです。

 

問題の局面をごもっくんで再現してみましたよ。

 

 

9路盤だからアレですけど、左側と上側にはこの先に碁盤の平野が続いているとお思なすって。

 

縹が陣地と思っている右下隅に灰が打ち込んできちゃって、

( きちゃってって言ってもルール違反じゃないんだけど、した手の気分としてはこんなのルール違反なんだけど )

下辺と渡られないように縹はハネツギを打って、

それから右辺の隙間を通って外へ出て行こうとしているシーンです。

 

右下隅の灰はケイマにふたつ打ってあるだけ。

 

これは縹から打てば寂滅します。

縹先灰死 ( 黒先白死のこと )。

 

だけど白が手を抜くと、

黒さんは ( あ~あ、生きられちゃった ) と思っちゃうんです。

 

あんまり白を信用しすぎないように

 

と、長谷川喜弘先生がおっしゃいました。

( って、白って自分じゃないか 泣汗 )

 

ええ、そうなんです。

詰碁をしっかりやって死活の力をつけておくと、

こういう局面で 「 あれ、この白はまだ生きてないんじゃない? 」 と思い至れるわけなんです。

 

だけどそれ以前のココロネの問題で、

「 白が打った石だって隙やモレや意図的な手抜きがあるかもしれないよ 」

と思っていなければ、

そもそも死活問題があるかもというマナザシを向けないわけなんです。

 

さて、白の手に疑惑の眼差しを向けることができて、

おや、この白にはまだ欠陥が残ってますねと気がついた時の対処方法を教わりました。

 

その1. 白先でも生きてないな、と思ったら

 

その辺りにはもう打たないで、丁寧に外へ出ていく。

その辺りにもう打たない、というのは、本当に死んでるかどうかやってみたりしない、ってことです。

自分の死活のヨミを今一つ信じられないと、

ならちょっとやってみましょう、手を入れられたら生きちゃうかもしれないし、なんて思って、

わざわざ殺しに行きたくなってしまいますが、

そこでうっかり間違えて、ホントは死んでいたのに生かしちゃたりするものなんです。

恐ろしいですね 困った

しかも自分がお手伝いして生かしちゃったことに気がつかないと、

最初っからあの白は生きていたんだな、なんて思っちゃうんです。

 

その2. 黒から打てば殺せるなと思ったら、

 

急いで出ていく。

そして先手を取って戻ってきて殺す。 ( 物騒な文章だなあ )

ただ殺すんじゃないんですね。

殺しても封鎖されたらよくないってことらしい。

元々黒地だったところだから、白は気楽にやってきてるんだってことらしい。

 

その3. 白は生きてるなと思ったら。

 

アレ? メモがない 泣!!

じゃあここはりくのらの教え。

黒は封鎖されないように中央へ出て行きます。

( いいの? これでいいの? 教えて、強い人 )

 

ところでこの3通りの作戦の立て方ですが、

「 そんなこと言ったって、白が生きてるとか死んでるとか読めなきゃだめじゃん 」

と軽く投げやりなお気持ちになった初級者の方もいらっしゃるのでは?

 

生きてるとか、死んでるとかのヨミは

正しくなくてもいいんです え゛!!!

 

強い人だっていっつも正しく読んでるとは限らないんです。

正しく読めるかどうかは棋力によりますから、最初は誰でも正しく読めません。

だけど対局中に作戦の根拠にできるのは、拙くても覚束なくても自分のヨミだけ。

 

自分のヨミが正しいものと想定して後の作戦を立てる、っていうとことが大事なんですね。

 

ヨミなんてそのうちできるようになりますから。

 

って先生が言ってたぞ。

無責任なように聞こえなくもないが、

まあ確かに、自分のヨミがまちがってる前提で打っていてもちっとも楽しくないもんね きゃぁ~おひさま

 

 

みずから 「 ええっ、こんなところに! 」 ってところに打ち込んで、しかも手を抜いて、

黒から打ったら大変だったはずなのにいつの間にやら生きちゃって、

教室締めのミニ講義で 「 実はこんな手があったんですよ 」 ( おおう、黒からそんな手が! ) 

と、心底嬉しそうに解説なさる長谷川喜弘先生

新しい囲碁教室のホームページを作りました。

 

どうぞごらんくださいな ↓

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