おはようございます
昨日の雨は上がったみたいでよかったです。
カサを差して歩くのがなんだか苦手で差していても濡れる、
その上、手に持つ荷物が増えて大変なので、
多少の雨だったらついつい傘を持たずに突破する習性のりくのらですが
( 東京だとすぐに交通機関の駅や停留所に辿り着くのでなんとかなるんです。 )
さすがに昨日は濡れましたな…。
日本棋院から市ヶ谷駅まで突破しようとしていたら、
親切な紳士に 「 近くの駅までお入りになりませんか 」 と傘を差しだされましたな
そういうことには不慣れなので いえいえいえいえいえいえ と謎の叫びを残して走って逃げましたが
ご親切にはイタミイッテおりましたことをここでお伝えしたいと思いました。
さて、りくのら朝学習 No.15 です。
本日は 「 ひとつ前 」 の問題です。
数の 「 ひとつ前 」、ひらがなの 「 ひとつ前 」、生き物の 「 ひとつ前 」 を考えます。
数や文字の順番は人が決めた決まりですが、
生き物の状態は時間が決める順番です。
問題1. ひとつ前の数はなんですか?
□←39 □←100 □←0
39のひとつ前は、1から10までの順番を逆から考える問題です。
1,2,3,4、…10 まで唱えられるようになったその次に、
10,9,8,7… 1 と反対からも言えるようになった時、
なんだか不思議な 「 成し遂げた感 」 を覚えたことを思い出しました。
正順に唱えると数だけど、
逆順に唱えると呪文みたいです。
100のひとつ前がわかるには10進法の仕組みの理解が必要です。
位、桁が上がったり下がったりする仕組み、これはすごいよ
0のひとつ前、これは知識ですね。
数学ではゼロの概念を思いついたことが大変なエポックメイキングであったと教わりました。
古代インド人の数学者が発見したんだって数学年表に
( ターバンを巻いたヨガの修行中の行者みたいなイラストを添えて ) 書いてある。
もしもお子さんがまだちっちゃくて、ゼロを知らなかったら、
ゼロをまだ知らない頃があった記念にそう書いておいてあげてください
もしゼロって知っていたら、どうしてゼロを知っているのかぜひ聞いてみて
問題2. ひとつ前の文字はなんですか?
□←け □←お □←て
文字の順番は人が決めたものですね。
わざと 「 五十音で 」 と書いてありません。
りくのら子等は ( 恐らく ) 五十音表のひとつ前を尋ねられているなとは百も承知で、
いろは歌の順番でひとつ前を答えてきたものです
問題3. 順番を矢印で書こう。
たまごと、ひよこと、にわとり。
たまごと、いもむしと、ちょう。
たまご → ひよこ → にわとり と書く子と、
たまご → ひよこ → にわとり → と、
それからたまごとにわとりの間にも矢印を書く子がいると思います。
どっちもマルで
この問題、他にも作れないかなあと考えていたら
そばでりくのら娘が
プラヌラ → ポリプ → エフィラ → クラゲ と言ってましたが、
それは採用しないから
ところで矢印、→の記号ってすごいですね。
方向、順序を記号で表そうと思ったら、この形以外には思いつきません。
言葉がちがって文字がちがう国の人々の間でも
この記号が方向を意味することはきっと伝わるに違いない。
NHK Eテレの デザインあ に 「 やじるしソング 」 という秀逸な歌があります。
動画は貼れないみたいだ、残念。
今までのりくのら朝学習プリントをダウンロードできます。
幼稚園から小学校低学年くらいのお子さんがいらっしゃる
お母さん、お父さんに見ていただけたら嬉しいです。
りくのら朝学習プリント
No.1 ぼうけんになにをもっていく? ( と、りくのらが朝学習プリントを作り始めたいきさつ )
No.2 さかなとくらげをかぞえよう ( と、朝学習プリントの使い方 )
No.3 あいているところに数をかこう ( と、まちがえることを怖がらないでね )
No.4 大きな数の足し算に挑戦 ( と、都電の中で見かけた親子おばあちゃん )
No.5 いろんな国の言葉でえんぴつ ( と、りくのら夫のタイ語の知識 )
No.6 新しい文字を作ろう ( と、スーパーカリフラワー )
No.7 高く積み上げよう ( と、鎌倉から来た鳥を積み上げた )
No.8 どんな動物を飼ってみたい? ( と、ちゃんとの束縛 )
No.9 たまご ( と、ダチョウのたまごが割れた )
No.12 ひよこはなんて言ってるの? ( と、電話の音は )
No.13 そ~っと持つのはどんなもの? ( と、ネームペンを大量買いだ )
No.14 長さを測ってみよう ( と、追いかけてくるデシってなんだ? )
No.15 ひとつ前はなんだろう? ( と、クラゲの子どもは… )
りくのら図書館クイズ
No.1 ぞうくんのさんぽ ( と、りくのらが図書館クイズを作り始めたいきさつ )
No.2 11ぴきのねこ ふくろのなか ( と、りくのらがこのねこたちが好きな理由 )
No.3 ユーゴ修道士と本を愛しすぎたクマ ( と、写本の話 )