囲碁遊び道具がいっぱい詰まったトランクを引きずりながら、
荒川区内の小学校に出没しているりくのらです。
荒川区は東京都の東の端っこにある東西に横長の小さい区です。
区内を行ったり来たりするのには、都内に唯一残った路面電車の都電荒川線がとっても便利です。
この前都電に乗っていたら、
赤ちゃんを抱っこしている若くてきれいなお母さんに、上品で優しそうなおばあちゃんが話しかけてました。
荒川区は下町なので、電車で乗り合わせた知らない人にも話しかけても良い条例が定まっております ( うそです )。
お母さんはベビーカーも持っていましたが、車内の通路の脇に寄せて赤ちゃんを抱っこしてました。
最初は 「 あら、かわいい赤ちゃんね、お利巧ねえ。 」 と褒めていたおばあちゃんですが、
「 お母さん、抱っこで大変ねえ、ベビーカーにはのせないの? 」 と尋ねまして、
「 ええ、あんまり好きじゃないみたいで 」 とお母さんが答えると、
「 あら、大変ねえ。 」 とお母さんを気遣いました。
そして赤ちゃんのお年を尋ねて、1歳半になりますと聞くと、
「 じゃああんよもできるわねえ 」
「 いえ、うちの子はまだ… 」
「 あら 」
「 ちょっとゆっくりで 」
「 そうね、そろそろよね 」
と、会話は終止和やか~な感じで交わされていたんですけど。
な、な、なんか
わかってる、おばあちゃんには悪意はない、
赤ちゃんをかわいがって若いお母さんを気遣っているつもりのはずなんだけど、
なんでしょうか、この、眼に見えないプレッシャーがお母さんにヒシヒシと圧し掛かっていく雰囲気って
電車から降りる停留所に着くまでお母さんが、にこにこと感じ良い態度を崩さなかったのは偉いなあと思いました。
赤ちゃんがしゃべるとか、立つとか、歩くとか、
幼稚園の子どもが自分で靴下を履けるとか、紐を結べるとか、
小学生が正しい書き順で漢字を書けるとか、
時計の針を間違えずに読めるとか、
そんなことのひとつひとつを子どもの周りにいる他の子どもたちとついつい比べて、
まだできないと焦っちゃったりするものですが、
そのうちいつか絶対にできるようになる様子だったら
うちの子はいつこれができるようになるかな、と楽しみに様子を見てたらいいんじゃないかと思います。
りくのら朝学習プリント No.4 です。
1問目は 「 すきなたべもの 」 を書いてもらう問題です。
子どもは ( おとなも ) 好きなものについて考える時には良い気持ちになりますね
「 すきな〇〇をかいて 」 問題はシリーズでたくさん作りました。
案外意外なおかずが好きなことがわかったりして、
「 じゃあ今日の夜ご飯それにしようか! 」 なんて、晩ごはんのメニューを考えるヒントになったりしたら楽しいです。
考え始めたらどんどん好きな食べ物が思い浮かんできて、
書き込む枠が足りなくなったら、枠の外にでもいっぱい書かせてあげてください。
朝学習プリントは学校の宿題じゃないので、
しっかり時間内に全部完成しなくてもいいんです。
気に入った問題があったら、そればっかりに時間をかけてじっくりやってもそれはそれでナイスと思います。
2問目は 「 大好きな人に手紙を書こう 」。
う~ん、これはねえ、ちょっと難しいお題でした。
多分ですけど、子どもは、
お母さんやお父さんが、自分に誰を大好きと思って欲しがっているか? の気配を探ろうとするかも。
そういう気遣いができるタイプのお子さんだったら、
きっとこういう問題はちょっと疲れちゃうので、
好きなキャラクターのこととか思い出させてあげるといいかな、と思います。
3番目の問題は、なんだか難しそうに見える足し算の筆算ですが、
繰り上がりがないように作ってあるので、
ひと桁の足し算ができる子だったら、やってみたらきっとできます。
そしてものすごく大きな数の足し算ができた な気分を味わってもらえると思います。
PDFファイルをダウンロードできます。
りくのら朝学習プリント
No.1 冒険に持って行く荷物を考えよう
No.2 さかなやくらげを数えよう
No.3 穴が空いたところに数字を入れよう
No.4 大きな数の足し算に挑戦だ
りくのら図書館クイズ
No.1 ぞうくんのさんぽ
No.2 11ぴきのねこ ふくろのなか