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かずのすけ@kazunosuke13どうしても時間のない時に限っては『クレンジングシート』の利用も仕方ないとは思うものの、それだけで十分には落としきれないし、どれだけ高価なものでもスキンケアと両立は不可能。もし使用した場合は必ず洗顔とスキンケアだけはして欲しい。 肌負担もかなり大きいので、あくまで最終手段と心得て。
2021年12月20日 16:30
今日はこの非常に難しい問題について考察していきましょう…!!
疲れすぎて、もうお風呂入る気力もない…
でも【メイクを落とさず寝ると5年分老ける】とか言われてるし、、
とりあえずクレンジングシートで簡単にメイクオフだけして寝よう…
という局面で、
肌に優しくクレンジングできて、洗顔も不要で、おまけにスキンケアもできる
神のようなクレンジングシートがあれば便利ですよね…
まぁそういうものがあるのでは!?と期待させるツイートがあったんですけど、
実際のところ
そんな便利なクレンジングシートなどは存在しないと思ったほうが良いです。
◎『最上級クレンジングシート』の成分を見てみる
もちろん、クレンジングシートにもやはりお肌に比較的良いもの、良くないものなどの優劣が存在するので、できるだけ良いものを購入するというのは一理ありますね。
先日バズっていたクレ・ド・ポーのクレジングシート。
これは使ったことはないのですが、全成分を見る感じでは
(一応購入はしたもののまだ届いてない)
水,BG,ジメチコン,DPG,エチルヘキサン酸セチル,グリセリン,PEG/PPG-36/41ジメチルエーテル,PEG-60水添ヒマシ油,アルガニアスピノサ核油,ツバキ種子油,ココイルメチルタウリンNa,セイヨウハッカ葉エキス,トレハロース,PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル,セリン,グリシン,マンゴスチン樹皮エキス,ヒアルロン酸Na,トウキ根エキス,加水分解シルク,加水分解コンキオリン,シソ葉エキス,(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー,カルボマー,水酸化K,EDTA-2Na,テアニン,トコフェロール,フェノキシエタノール,香料
クレンジングシートとしては非常に低刺激な成分構成になっていて、一般的なクレンジングシートと比較すると明らかに上質な製品だと思います。
当たり前のようにアルコールフリーで、ベースはBGという低刺激保湿剤。
クレンジングの肝は「ジメチコン」が多めに配合されていること。
これはシリコーンオイルですが、メイク製品はシリコーンに溶けやすいので
これを基剤に多めに配合することで界面活性剤の乳化力に頼らずメイク落ちを良くしていますね。
エチルヘキサン酸セチルもエステル系オイルなので、
ジメチコンやこれらのエステルによってメイクを浮かしつつ落とし、
界面活性剤はPEG-60水添ヒマシ油とココイルメチルタウリンNaが最低限量で配合されているので、
低刺激性への工夫が見て取れます。
アルガニアスピノサ核油,ツバキ種子油が保湿成分として働くので、洗浄後の高いしっとり感も予想できます。
界面活性剤ガン盛りの通常のクレンジングシートとは一線を画す内容となっているので、
50枚入で4000円近くの価格も納得と言えるでしょう。
成分を見るだけでも
【クレンジングシートとしては最上級】と言っても過言ではない
と、かずのすけも太鼓判を押すアイテムです。
ただ…、、
それでも僕がこの商品を実際にメイクオフに使用することは無いと思います。。
それは、「クレンジングシート」の持つ幾つかの弱点が、
特に敏感肌など特定の肌質にとっては致命的とも言える肌負担要素を持つからです。
◎クレンジングシートの弱点①…【シートの摩擦】
まずクレンジングシートは、その製品特徴として
「水ベースの処方」になっていることが大半です。
水ベースのクレンジングというと、リキッドクレンジングとかジェルクレンジングなどもこれに当たります。
この場合オイル成分を加えることで洗浄力の増強というのも可能ではあるのですが、
やはりどうしてもオイルベース処方のクレンジングと比べるとクレンジング力が低めになってしまいます。
上記のクレポのシートも、成分自体は確かに低刺激なのですが、クレンジング力は高いとは言えない構成になっています。
そこでシートクレンジングは「摩擦力」を加えることで、洗浄力の不足を補っています。
摩擦しないように使ってねとは言っても、やはりある程度擦らないとクレンジングは出来ません。
「摩擦」は肌にとっては本当に負担の大きいもので、
本当にお肌のことを考えるのであれば、
多少でも摩擦を生じる行為というのは極力控えるべきです。
◎クレンジングシートの弱点②…肌刺激のある界面活性剤の残存
そして、実は先程のクレンジングシートの場合は界面活性剤自体がそこまで多くないので比較的マシなのですが、
通常のシートは主成分が界面活性剤と溶剤なので、
それで拭き取りしただけだと当然、界面活性剤などがお肌に残存することになります。
ただ、界面活性剤と言っても種類によっては普通にスキンケアの乳液やクリームなどにも入っているので、
別に怖がらなくても良いんじゃない?と思う人もいるかもしれませんが…
ここで注意したいのは、スキンケア製品に配合されている界面活性剤は、洗浄力を持たない分とても低刺激なものが主体です。
逆にクレンジング系の界面活性剤は洗浄力があるため、洗い流さないと肌負担が生じる成分が多いのです。
例えば先程のクレポシートの場合、
メインの界面活性剤は2種類で「PEG60-水添ヒマシ油」と「ココイルメチルタウリンNa」というもの。
これは前者のものは比較的低刺激で、スキンケア製品にもクレンジングにもどちらにも使われる万能選手です。
ただ後者のココイルメチルタウリンNaは、一応低刺激な部類ではあるものの、
シャンプーなどに使われている洗浄用の界面活性剤なのでスキンケアに配合することは殆どありません。
洗い流しであれば低刺激ですが、残存すると刺激になる懸念があります。
まぁこれでも最上級クレンジングシートなので、普通のものはもっと刺激になる成分が入っていると思っていいです😅
この洗浄用界面活性剤は、水洗して使用しないと良くない成分で、
界面活性剤の性質上拭き取りでは除去が難しいです。
僕が「洗顔不要」とあっても最悪でもお湯洗顔をして欲しいと言っているのはそのため。
かずのすけ@kazunosuke13洗顔不要と書いてあったとしても、最悪でもお湯洗顔はするべきです。クレンジングに使用する界面活性剤とスキンケアの界面活性剤は全く別物で、正しく水洗せずに肌に残存した場合は必ず刺激になります。肌が弱い人なら即赤くなったりもするし、肌が強くとも積み重なれば確実に肌の衰えに繋がります。
2021年12月20日 16:34
◎クレンジングシートの弱点③…毛穴の奥や細部に必ずメイクの残存が生じる
さらに、メイクをどれだけ上手く浮かせたとしても、
界面活性剤の特性上水洗を行わないとメイクの汚れを完全に落とし切ることはできませんし、
さらに毛穴などの微細な凹凸内部の汚れを落とすことも難しいです。
毛穴などのメイクを綺麗に負担なく落とすには、オイル状のクレンジングを丁寧に馴染ませるなどしないと十分にクレンジングが難しいんですよね。
表面部分は落とせたとしても、1番落としたい部分が落ちないというのがクレンジングシートの弱点でもあります。
どのくらい落ちていないか?を見たい場合は、シートでクレンジングした後に「乳液」をコットンに出して優しく拭いてみましょう。
思いの外メイクの残りがあることに気付くと思います。
◎『メイク落とさないで寝る』のと『クレンジングシートで落とす』…どっちが肌に負担?かずのすけの考え
というわけでようやく本題ですが、、
僕の場合は、どんなに忙しくてもクレンジングシートでメイクを落とすことはないです。
それが最上級のクレンジングシートであっても同じです。
かずのすけ@kazunosuke13あとこれはあくまで僕のポリシーですが、どんなに忙しくてもクレンジングシートでメイクを落とすことはないです。僕がアトピー体質だからというのもあるけど、経験上最も肌負担を感じるスキンケア行動のうちの一つです。
2021年12月20日 16:44
最初のツイートでは一応『最終手段と心得て』と書いたけど、
僕の場合は「最終手段」とも思っていないです😣
また質問でもありましたが、「拭き取りクレンジング」も同じ理由で絶対に使うことはありません。
摩擦を加えて無理やりクレンジングをするくらいなら、
僕は「メイク落とさず寝る」方を選びます。
◎かずのすけは「クレンジングシートで無理に落とすくらないらメイク落とさず寝る方がマシ」と考えている
これは、多分肌質にもよると思うしメイクにもよると思うし、
専門家でも意見が分かれると思いますが…、、、
僕は【メイク落とさず寝た方がマシ】派なんです😅
そもそも冒頭でも書いた
「メイク落とさず寝たら5歳老ける」というのは迷信で、
特に科学的な根拠などは全く存在しません。
また、メイクオフせずに寝ることと、メイクを無理に落とすこと、どちらがマシか?というのも一応関連文献を漁ってみたのですが、特に関連の研究は僕調べでは見つかりませんでした。
なのでこれはあくまで持論でしかないですし、往々にして場合によると思うのですが…
僕自身これまで何度か「メイクを落とさずに寝る」というのを経験しているのですが、そこまで肌荒れしたことがないんです。
(むしろ迷信を信じてシートで落としたほうが爆裂肌荒れしました)
◎かずのすけはかつてメイク落としを朝にしていたことがある!?
今でこそ生活が安定しているので、メイクしたらちゃんと夜に落として寝てるんですが、
今から5~6年も前といえば僕の人生で最も忙しい時期でして、
仕事でメイクして帰ってきて落とす暇なしなんて日も結構ありました。
そして、当時の僕は夜に洗顔やスキンケアをしていなかったんです。
(今は夜してます)
研究室時代は帰りが早朝4時とかざらにあったので、
メイクしてた場合は、メイク落とさずにそのまま寝て朝クレンジングしていたんです。
もちろん今思えば若さによって乗り越えられていた部分もありまして、これを皆さんに推奨するわけではないんですけど…💦
ただ僕としてはクレンジングや洗顔の回数を無理に重ねるくらいなら、朝に一回にまとめてしまった方が低負担だと考えたんです。
今でも、クレンジングと洗顔は1日1回ずつです。夜に洗ったら朝はお湯のみですからね。
まぁそんなわけでその当時はメイクしたまま寝て朝クレンジグとか普通にしてましたが、
別に言うほど肌荒れしませんでしたし、むしろ調子が良かったような日もあった気がします。
少なくとも5年老けるというようなことはなかったですね。
(少なくとも同年代の人よりは若く見られます)
◎日常的に「肌に優しいメイク」を心がけている場合は無理に落とさない方が低負担かも
これは当時から僕が落としやすい日焼け止めに肌に優しいファンデーションとかを選んでいたから、というのもあるかもしれません。
皮脂くずれ防止とか、毛穴に詰まりやすい成分のメイクをしている場合はやはり無理にでも落として寝た方が良いかもしれませんが…、、
ただ日中それをつけていて特に肌荒れするわけではないのであれば、
最近のファンデーションは安定性も高くて1日で酸化したりしませんし、
数時間程度であればさして変わらないのではないか…?という気もします。
かずのすけ@kazunosuke13@hqiDv3BwZZgmnOQ これは肌質やメイクにもよりますが、僕はむしろクレンジングシートの方が負担だと思います。 最近のメイク製品で1日で酸化してしまうようなものはありませんし、毛穴の奥の汚れなどはシートではまず取れないの… https://t.co/EJ8GIzCW19
2021年12月20日 21:34
少なくとも、僕の場合は無理に拭き取りでメイクを落とすよりは、
そのまま寝て朝に丁寧にメイクオフした方がお肌の調子は良かったです。
僕はアトピーで摩擦負荷を人より受けやすいから…というのもあるとは思うのですが。
もし似たような肌質の方が見ていらしたら、参考にして頂ければと思います。
もちろん、時間があるならちゃんと落として寝たほうがお肌には良いと思うので、「メイクしたまま寝る(朝丁寧に落とす)」というのも最終手段だと思っておいて欲しいです!
◎自分の肌質と合うスタイルを見つけて欲しい
というわけで僕は「クレンジングシートを使うくらいならそのまま寝た方がまだマシ」という風に考えているので、
「絶対に寝る前にメイク落とさないといけない」と考えている人はもう少し柔軟に考えてみても良いと思います。
少なくとも僕は無理に落とすよりそのまま寝て朝落とした方が調子が良かった人なので、同じような肌質の人が他にもいるかもしれません。
皆さんはいかがでしょうか。
もちろん、
お肌強くて「クレンジングシート使っても全然肌荒れしたことないよ」、という方は別にそのまま使用していいと思います。
ただ敏感肌を自覚している方や、摩擦刺激を感じやすい方、クレンジングシート(拭き取りクレンジング)を常用していて明らかに肌荒れしている人などは、
クレンジングシートや拭き取りクレンジングの負担を熟考して頂いた方が良いと思います。
ちなみに、お風呂の時間がとれない、水やお湯やクレンジング剤を使わないクレンジング法としては
【ベビーオイル洗顔乳液オフ法】がすごく便利です!
僕は最近どうしても夜お風呂に入れないな~という時はこの方法で落としていますよ😉💡
では本日は以上です!
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