【肌荒れを防ぐマスクフィルター】を探していたら、どこでも買える意外なアイテムがピッタリ過ぎた話 | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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今日はですね、

 

突然ですけど【マスクフィルター】の話がしたいです。

 

 

コロナ問題が騒がれるようになってから、

 

普段から「マスク」を付ける人が増えたと思うのですが

 

以前もお話をした通り、

 

「マスク」のせいで肌荒れしてしまう人がとても増えています。

 

 

 

◎なぜ「マスク」を付けると肌が荒れやすくなるのか?

 

 

 

なぜ「マスク」で肌荒れしてしまうのか?

 

 

それは以前↓こちらの記事で理由を解説しています。

 

ウイルス対策による「マスク肌荒れ」と「消毒手荒れ」を軽減する方法を考えてみる

 

 

 

簡単に言うと「マスクの素材になっている繊維」が、肌に対して刺激になってしまう場合があるからです。

 

 

 

これは、主に「繊維の帯電列」というもので説明ができます。

 

【ヒート◯ック】でボディ肌荒れ…化繊が肌に刺激になる原因とは

 

 

 

「繊維」はそれぞれ【静電気の帯びやすさ】が異なっており、

 

人の肌はプラスに帯電しやすいため、マイナス帯電性の繊維と接触・摩擦が起こると、

 

その場で静電気が発生して徐々にそれが蓄積して皮膚刺激となります。

 

 

 

マイナス帯電しやすい繊維の代表例は「ポリエステル」「ポリウレタン」などで、

 

 

一般に最も流通している「プリーツ型マスク」等に利用されている

 

「不織布」と呼ばれる素材の主成分でもあります。

 

一般社団法人日本衛生材料工業連合会

 

 

その他、「立体型マスク」はポリウレタン製のものが多いです。

 

 

 

 

◎「化学繊維」製のマスクは肌荒れしやすい!

 

 

これは家にある化繊のマスクなんですが、

 

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ウレタン製のものの中には、素材がかなりザラザラしているものも多いです。

 

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これなんかはコロナ騒動後に結構高額で買った立体型マスクですが、


ウレタン製で、表面がザラザラでつけているとものの10分ほどで肌が痛くなります…。

 

(前に愛用していた「ピッタマスク」というやつは結構肌に優しかったのですが…。。)

 

 

不織布マスクもピンきりではありますが、

 

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3枚組800円とかの高価なやつだと肌に優しい素材を織り込んだ不織布マスクもあるのですが、

 

今はほとんどそういうのは入手困難で、

 

買えたとしても毎日使用するのに3枚とかじゃ話にならないので

 

必然的に安価な50枚1500円とかの大容量パックのやつを購入しますよね。

 

しかしこれも素材もザラザラでいかにも肌に良くない!というものが大半です…;;

 

 

僕の場合は↑これもそのまま付けているとすぐに肌がヒリヒリしてきます。。

 

 

 

 

ちなみにこういった化学繊維は基本的に「油性」の繊維になります。

 

油性繊維は皮膚の油分なども吸収しやすいため、

 

肌の保湿&保護成分である「皮脂」も奪ってしまいます。

 

 

これが原因で乾燥してカサカサ肌になってしまったり、

 

刺激によってニキビができやすくもなります。

 

 

 

さらに油性繊維はメイクの油分も吸収しやすいので、マスクによるメイク崩れの原因にもなります。

 

 

 

この事から総合すると、

 

「化学繊維」製のマスクは美容には大敵であり、

 

美容のことを考えれば、できれば付けないに越したことはありません。

 

 

 

しかし昨今のウイルス情勢的にはそれも現実的ではないので

 

これに対策する方法として以前の記事では

 

「天然繊維(綿など)のマスクやマスクフィルターを使用する」

 

という方法を紹介しました。

 

 

 

…が、これもそう簡単ではない事情が色々あるんですよね。。

 

 

 

◎「天然繊維のマスクやマスクフィルター」にも弱点が…?

 

 

例の記事を書いた後に、

 

色々肌荒れしにくいマスクやマスクフィルターを探していました。

 

 

良いものがあったらご紹介しよう!と思っていたのですが、

 

もちろんのこと今ではほとんどのマスクやマスクフィルターが品薄状態で、

 

ネット通販等でもそう安々と入手出来ません。

 

 

これが第一の問題点といえましょうか。

 

 

 

 

まぁひとつの妥協案としては、

 

一世帯二枚ずつ配られたあの例の「布マスク」

 

がありますよね。

 

image

 

かずのすけ宅にも先日届いたところですが、

 

このマスクは「綿」製のマスクですので、

 

この繊維自体には肌に刺激になる要素はありません。

 

 

なので、一応どのご家庭にも、肌荒れ対策できるマスクはあるはず…ということにはなります。

 

 

 

ただ、デザインがあまり好きではない人が多いと思いますので、

 

探せば↓このような立体式の布マスクもあります。

 

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(これは父が繊維系企業に勤めており、コロナ対策に製造した布マスクを譲ってもらえました。ただ在庫が多くないので、紹介はできません…。。)

 

 

 

しかし、ここにも第二の弱点があります。これは結構重要です。

 

 

 

◎布マスクやフィルターを洗う「洗剤」が肌荒れの原因になる

 

 

 

そう、布マスクやフィルターは、結局使いまわしで使用する必要があるため

 

必ず「洗濯」をする必要があります。

 

 

 

これが肌荒れ要因になる場合があります。

 

 

特に、市販の洗濯洗剤は洗浄力を上げるために漂白剤酵素蛍光増白剤柔軟剤なんかも一緒に入れてしまっているものが大半です。(いずれも刺激の懸念があります)

 

少しきれい好きな方だと、さらに除菌目的にマスクを漂白剤を使って洗う人もいるらしいです。

 

 

こうなってくると、洗濯洗剤に含まれている刺激物質などが残存してしまうことがあります。

 

 

身体の場合は肌が強いから大丈夫でも、お顔はそうとは言えず肌荒れしてしまう人もいるでしょう。

 

 

 

また洗剤の質によっては数回洗うだけでマスクが縮んで使い物にならなくなる場合もあります。

 

 

 

ですので、肌に優しくするために布マスクを使用しているのに、

 

マスクを洗うことでかえって肌荒れ要因を増やしてしまうこともあります。

 

 

 

マスクを洗う際は、「おしゃれ着用洗剤」を使用することでマスクや肌への負担をほとんど無くすことができます。CeraLaboで昨月発売したばかりの「CeraLaboファブリックウォッシュ」もマスク洗濯にご利用頂けます。

 

 

 

◎布マスクやガーゼの場合、綿特有の「毛羽立ち」が肌のかゆみを引き起こす場合も

 

 

それで、実際先程の「布マスク」なんですが、平型のものも立体型のものも、

 

やはり化繊のものに比べると圧倒的に肌への刺激がありません。

 

 

これは本当に凄いなと思いました!

 

 

 

しかし、、こういった布マスクも1時間くらい付けていると、

 

どうしても感じてしまう「ムズムズ感」があるんですよ。。

 

 

 

刺激というわけではなく、ムズムズ痒くなる感じです。。

 

そう、これは「綿」という素材特有の【毛羽立ち】が原因です。

 

先程の平型布マスクや、立体型布マスクも、いずれもよく見ると毛羽立ちがあります。

 

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(平型↑)

 

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(立体型)

 

 

僕ぐらいのアトピーの人しか気にならないかもしれませんが…^_^;

 

こういうのが徐々にかゆみになって結局顔を触ってしまうんですよね。。

 

 

 

 

あと、同じ理由で、「ガーゼ」をフィルターとして挟む作戦も、イマイチという結果になりました…。

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↓ガーゼも毛羽立ちがあるので、長時間付けていると痒くなってしまう…。

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◎シルクフィルターは購入難&長持ちしない(&縫製痕が顔につく…)

 

 

そして、↓こういうシルク製のフィルターというのも購入したのですが、

 

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こちらはさすがシルクということで「毛羽立ち」はほとんどありません。

 

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しかし、結局使い物にならなかったんです。。

 

一番の理由としては、恐らくシルクってとても脆い繊維なので、型崩れ防止で「刺繍」を入れているのかな?と思うのですが(あとなんか銀を織り込んでいるらしい)

 

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この模様の「痕」がめっちゃ顔につくんですよ…。。。

 

 

表面もザラザラしているし、めっちゃ評価高いのに全然ダメでした。。(泣)

 

 

しかもこれ3つしか入っていないんですけど

 

そもそもシルクって耐摩耗性が低いし劣化しやすいので、

 

どう考えてもそんなに長持ちはしないですよね…。。

 

 

 

まぁ刺繍の痕が付くのはこの商品だけとは思いますが、

 

こういうのは結構在庫も少ないし入手困難で、

 

さらに当たり外れもあり

 

また洗剤問題が布マスク同様にあります。

 

 

 

正直ここまではどれも最適解とは言えないな…と僕は思っていたんです。

 

 

 

 

◎理想は「洗わなくても良い」「使い捨てできる」「肌に優しい」「毛羽立ちがない」「入手が難しくない」「コスパが良い」など…

 

 

というわけで、色々試してみた結果として、

 

肌に優しくて実用性の高いマスクやマスクフィルターは、すぐには見つけられませんでした。。

 

 

ご覧のように、僕が求める理想に完璧に該当するアイテムが中々無いんですよね。

 

 

 

まぁ当たり前ですよね、こんないくつもの条件を完璧に満たすようなものが、そう簡単に見つかるはずがない…、、、と。

 

 

 

 

しかし…、、、

 

 

 

 

 

 

あったんですよ。

 

 

なんか、うちの洗面台開けたら、ありました\(^o^)/笑

 

 

  • 「洗わなくても良い」
  • 「使い捨てできる」
  • 「肌に優しい」
  • 「毛羽立ちがない」
  • 「入手が難しくない」
  • 「コスパが良い」
  • 「マスクフィルターに適した形」

 

 

 

という奇跡のようなアイテムが!!!!!

 

 

 

それが、↓これです。

 

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◎【シルコットうるうるコットンスポンジ仕立て】が理想的な「肌に優しいマスクフィルター」になる!?


「シルコット うるうるコットンスポンジ仕立て」

 

という商品、どこのドラッグストアや通販サイトでも購入できると思うのですが、

 

お手持ちの方も多いと思います。

 

 

こちらのアイテムは、「パルプ」「レーヨン」という素材で出来ています。

 

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これらはいずれも【セルロース繊維】というタイプの繊維で、主成分は「綿」と同じです。

 

簡単にいうと、「人工的に作った合成コットン」です。

 

元々肌に触れるために作られている製品ですので、当然お肌に優しい素材になっています。

 

 

しかも、このスポンジコットンは

 

合成コットンなので毛羽立ちがほぼゼロなんですよ!

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そしてこのシルコットスポンジ、コットン自体はこういう形↓になっているのですが…。

 

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なんと二枚組で、広げるとこんな形↓なんですよ…!!!

(通常は半分ずつミシン目で切って使う)


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「君はこのために生まれてきたのかな…?」と言っても過言ではない形をしているような…。。笑


これが、1パックで40枚入っています。

 

 

マスクに対してこれ一枚だと縦が若干小さいですが、横幅はちょうどよく隠れるくらいです!!

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縦が足りない分は2枚入れればバッチリです!

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(ちなみに僕は上の両端のトンガリ部分をカットしてます。↓そうすると中心の山部分が鼻骨にフィットするように入れられます。)

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付けてもはみ出したりせず、顔に完璧にフィットします!!

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(眉毛も髪も手入れしてなくてすいません…;;笑)

 

 

これなら使い捨ての不織布マスクと併せれば洗う必要もないし、

 

フィルター(コットン)自体が使い捨てできますし、

 

どこのドラッグストアでも購入可能(しかも一箱200~300円くらい)!

 

 

しかも、ガーゼなどのように医療備品を圧迫しないという…。。

 

 

僕が使っているマスクですと全部完璧にハマったのですが、

 

もしちょっとはみ出る場合はハサミなどでいくらでもカット可能です。

 

 

あとこれは検証はしていないのですが、もしかしたら普通の不織布マスクよりはメイクが崩れにくいかも…?(今度試してみます)

 

 

 

実際これを入れた不織布マスクで一日過ごしてみたのですが、

 

肌の疲れ方が段違いです!!!

 

 

 

不織布マスクだと必ずマスクを外すと肌が赤くなってしまっていたのですが、

 

これはそれが本当にありません。

 

むしろなんか保湿してくれているような気がするくらいです。笑

 

息苦しさとかも全くありません!

 

 

 

もしマスク肌荒れが気になっている方は、是非こちら試してみてくださいね!\(^o^)/

 

 

 

 

では今日は以上です!


 

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