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昔からあることなのですが
「赤ちゃん用」とか「敏感肌用」とかを謳う商品がありますね。
大切なお子さんですから、保湿剤やシャンプーなどはできるだけお肌に優しいものを使ってあげたい…
というそういうお母さん達を思えばそういった化粧品や洗剤類を選びたい気持ちはよくわかります…。
ですが大変残念なことに、
化粧品や洗浄剤などにおける「赤ちゃん用」とか「敏感肌用」とかの表示などは
商品選びにおいて全く参考になりません。
そればかりか、
赤ちゃん用とか敏感肌用を求める消費者層を取り込むために
ほとんど大人や一般肌向けと変わらない商品にあえてそういった宣伝文句を付けて販売している商品すらあるほどです…。。
そういう商品の場合は肌に優しいと思って使用していると、どんどん肌荒れがひどくなってしまったりするので注意が必要です。
◎「赤ちゃん用」「敏感肌用」に明確な基準は無い!
そもそも「赤ちゃん用」とか「敏感肌用」を謳うためには
例えば『医薬部外品』の登録のように効用データ等を役所に提出したりとか
『日焼け止め』のように効果測定試験があったりするわけではありません。
つまりメーカー側の勝手な判断で「敏感肌用」とか「赤ちゃん用」とかが決まるわけです。
それこそ肌に刺激のある成分がいくら入っていても、
結局それは言ったもん勝ちということになります。
もちろんメーカーによっては自社内で明確に敏感肌向けとかの商品とそうでない商品に区切りを付けている場合もありますが、
現代の化粧品業界ではすべての業者がそうと言えるわけではありません。
この区切りをしっかり付けている商品を見分けるには、
結局のところきちっと成分から判断していく必要があります。
◎「敏感肌試験済み」「アレルギー試験済み」などの表示はほとんど無意味
いくつかの化粧品ではこういう表示がされている場合がありますね。
「敏感肌パッチテスト済み」とか、「アレルギーテスト済み」とか。
実はこれってSOUKENなどのテスト会社に受諾して獲得するものだったりするのですが、
そもそもどんな結果になったとしても「テスト済み」とは誰でも言えますよね…^^;
例えばとっても難しい筆記試験があったとして、
100点満点中90点だった人も30点だった人もそれはふたりとも同じく「テスト済み」ではありますよね。
そういうことです。
「○○テスト済み」という表記は結局、「テストをしたかどうか」しか表していません。
難関大学を記念受験しただけで威張っているようなものです。
テストをしたかどうかのみを記載しているだけのこの表記では、
実際の皮膚刺激性がどのくらいだったかを示す指標には一切なりません。
どれだけ高刺激の商品でもテストを済ますだけなら可能ですし…(-_-;)
ちなみにこのテスト、数人の検体で試験してもらうだけで何百万円とお金がかかるので、、
結局はこの表記をするためにお金を払えというだけのことなんですよね。
それってどこぞの『モンド○レクション金賞』とかと同じようなものですね…。。
だから必ず「すべての人にアレルギーが起こらないわけではない」などと書いてあります。
そんなのどんな化粧品だって同じですよね(´・_・`;)
◎「無添加」や「天然」嗜好を狙うメーカーも?
『無添加』とか『天然由来』とかつけとけばとりあえずOKだろみたいな風習もありますよね。
この「無添加」の表記も特に厳密な区別などは無いため、
どんなものにだって付けられます。
かずのすけの『セラキュア』にだって付けられます。つけてないですけど。笑
「アルコール無添加です!」といえば、それで無添加化粧品の仲間入り。
紫外線吸収剤や刺激の強い陰イオン界面活性剤が入っていても、「無添加」です。
何か1つの成分でも無添加にすれば、堂々と『無添加化粧品』といえる。
そんなの馬鹿馬鹿しいですよね…。
ホントに「無添加(何も添加していない)」の化粧品があったとしたらそれは「ただの水」です。
まぁ実際にただの水を高額付けて売っているさらにあくどい業者もありますけど。。
それから「天然由来」というのも非常に胡散臭いのです。
この世にある化学成分は当然すべて天然由来物質なので、どんな化粧品でも同じことが言えますからね…。
ただの言葉遊びです。
だから我々は『無添加』や『天然由来』という表記は何の意味も無いと考えています。
◎子ども用・敏感肌用だからと「石けん」を選ぶのは時代遅れ?!
最後に、子どもさん用や敏感肌用だからと、特に根拠なく「石けん」を選ぶお母さんなどはとても多いと思います。
しかし実は『石けん』という洗剤は肌に優しいものではないので、
この選択は間違いということになります。
確かに食べたときの安全性はまぁぼちぼち高いのですが、
こと皮膚や髪を洗う洗浄剤としてはかなり遅れた洗剤ということになります。
そもそもアルカリ性で目や傷に入ったときに痛むような洗剤類が肌に優しいわけがないですし、
弱酸性の皮脂類を強力に脱脂してしまう洗浄力の高さも肌の乾燥を招いてしまいます。
実際に「うちの子どもはアトピーだから…」と石けんを無理に利用しているご家庭も多いでしょう。
しかしどうでしょう、石けんを利用して症状は完治していますか…?
今では市販のボディソープなどの方がまだまだマシというケースも多くなってきていて、
科学技術の進歩を思えば50年前から変わらず有り続ける石けんが未だに一番良い洗剤ということはありえません。
洗濯用であれば非イオン界面活性剤。
皮膚や髪の洗浄用であれば両性イオン界面活性剤やアミノ酸系界面活性剤など、
石けんよりも敏感な肌に適した洗浄成分はかなり沢山開発されていますし、
今では実際に市場に並んでいます。
「何にでも石けんが一番!」という考え方は、
今では激しく時代遅れのものとなっているのです。
◎正しい知識を持ち「成分」から判断できるように
結局のところの結論としては、
商品の謳い文句やメーカーの宣伝を鵜呑みにして商品選択をしてはいけない
ということです。
これだけ「やったもん言ったもん勝ち」の業界ですから、
商品の宣伝を見て「ホントにそうなのか?」と疑問を持つことは全く悪いことではありません。
そればかりか、健全な懐疑心を持つことは様々な局面で悪質な商法に脅かされないための重要な素養です。
化粧品や洗剤類には主要な成分を記載しなければならないという避けられないルールがあり、
敏感肌向けの成分になっているかどうかはこの成分を的確に分析できれば一目瞭然です。
謳い文句になんと書いてあろうと入っているものを誤魔化すことは出来ませんからね。
本当に子どもさんを守りたいと想うのであれば、
正しい知識から正しい商品を選べる賢い消費者にならなければなりません。
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