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昨日ブログのコメントで教えていただいたのですが、
今年度の初めにこんな研究が行われていたそうです。
→化粧品の酵素が皮膚を通してアレルゲンになる(リンク・デ・ダイエット)
なるほど、
タンパク質分解作用のある『パパイン』は昨今では角質除去系のスキンケアアイテムや洗顔料に配合されることがしばしばありますが、
この成分がマウス実験でアレルギーを誘発する成分であることがわかったということです。
マウスの実験を人間に100%当てはめることは出来ませんが、
この研究結果はとても面白いものだと思います。
元々「酵素」というものはタンパク質の一種で、
人間の身体はタンパク質級の巨大サイズの物質が体内に入ってくると
それを細菌やウイルスと勘違いして抗体を作ってしまいます。
この抗体が過剰分泌されると、
皮膚や臓器、ホルモンの分泌に異常を来してアレルギーが発症します。
場合によってはアナフィラキシーショックによって命に関わることもあります。
数年前にお茶の間を賑わした「茶のしずく」という洗顔石鹸の事件も同様のメカニズムによって引き起こされていました。
茶のしずくに配合されていた巨大分子の加水分解コムギタンパクが、
タンパク変性を持つ石鹸の作用によってバリアを破壊された粘膜から侵入し
それがアレルギーの誘引物質となりました。
洗顔料にアレルゲンになりうるタンパク質成分を配合することは非常に危険なリスクを伴うという重大な例です。
ちなみに、
実はこの記事が出る半年以上前にかずのすけ、こんな記事を書いてました。
→ピゥ パウダーウォッシュホワイト 解析
「パパインもアレルギーを発症するリスク十分」
という話です・・・。
まさかかずのすけ、
ウィーン獣医科大学のアレルギー学の専門家とほぼ同じ仮説を立ててました(*_*;)
偶然にしては出来過ぎですね…(笑)
ただ上の記事によるとパパインはバリア破壊を必要とせずアレルギーを誘導する可能性が示唆されているようで、
つまり洗剤と一緒にではなくて皮膚に乗っけとくだけでもリスクがあるということなのです。
つまり危険性としては加水分解コムギタンパクなんぞの比じゃないぞ、という話ですね(^_^;)
角質削ったって良いことなんてないので、
こういう酵素洗顔はやっぱり止めたほうが身のためだと思います。。
まぁ何度も言うようにマウスの結果=人間の結果とは言い切れないので、
あとは臨床のデータも揃う必要がありそうです。
これは多分続けてこの研究チームが調べていると思うので、
今後の報告待ちって感じになりそうですね!
ちなみにやばいのは多分パパインだけではなく、
プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)全般がマズイと思いますので
類似の成分が配合されているものにはご注意くださいm(_ _)m
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