The CabのAngel With A Shotgun。
これは私が思いついたわけではないので、メモだけ。
戦士になって 君の夢のために一秒も休まずに闘おう
俺はJay Zで 君はDestiny's Child
気を張りつめないで 泣かないで
空を飛ぶために翼なんていらないだろう?
ただ俺の手を取れば
愛してくれるなら 飢えたっていい
ホームレスになって 破産してもいい
俺が君のプラチナになる
銀にも 金にもなるよ
愛してくれるなら
JSが韓国のJustin Bieberらしいので、BSBじゃない方のAs Long As You Love Me。
もう一人のJSのソロ曲のFantasyはKim and Kanyeだったね。
KSはものすごく翼が似合うんだけどね。
JSは元から持っているものをすべて捨てても自分が欲しいものを取りに行く人だと思うので。
純潔を失うと翼が落ちるんでもいいけど、「純潔を失う」の定義が難しいか。
俺はJay Zで 君はDestiny's Child
気を張りつめないで 泣かないで
空を飛ぶために翼なんていらないだろう?
ただ俺の手を取れば
愛してくれるなら 飢えたっていい
ホームレスになって 破産してもいい
俺が君のプラチナになる
銀にも 金にもなるよ
愛してくれるなら
JSが韓国のJustin Bieberらしいので、BSBじゃない方のAs Long As You Love Me。
もう一人のJSのソロ曲のFantasyはKim and Kanyeだったね。
KSはものすごく翼が似合うんだけどね。
JSは元から持っているものをすべて捨てても自分が欲しいものを取りに行く人だと思うので。
純潔を失うと翼が落ちるんでもいいけど、「純潔を失う」の定義が難しいか。
のりPの右肩の蝶。二回目。
JJが右胸に新しく蝶のタトゥーを入れたみたいなので。
まぶたに乗せるのは三日月アイラインじゃなくてペーパーセルフだといい。
相手は誰か。
これこそHJ1かな。
JJが右胸に新しく蝶のタトゥーを入れたみたいなので。
まぶたに乗せるのは三日月アイラインじゃなくてペーパーセルフだといい。
相手は誰か。
これこそHJ1かな。
三浦大知のLullaby。
タイトルはThe Daybreak Afterにするつもりだったけど、theが続かないように考えてこの曲を思いついた。
当時はChristina AguileraのReflectionがそれっぽいと思ってたな。
DHネタはこれで終わり。
タイトルはThe Daybreak Afterにするつもりだったけど、theが続かないように考えてこの曲を思いついた。
当時はChristina AguileraのReflectionがそれっぽいと思ってたな。
DHネタはこれで終わり。
先に目を覚ましたのは俺だった。
カーテンの隙間に強い光はなく、外は曇っているか、あるいは早起きしてしまったのかもしれない。
枕元にあるはずのスマホに手を伸ばすと、腕の中のドンホが身じろぐ。
あまり身体を動かさないように注意しながら、時刻を確認する。
「何時?」
胸元から聞こえた声に、俺は少し驚く。
「起きたのか」
ドンホは瞼を閉じたまま、返事ともつかない声を漏らす。
「まだ寝てられる時間」
「ならいいや」
そう言って、ケットに潜り込む。
もしかしたら顔を隠そうとしているのかもしれない。
音を立てて髪にキスすると、更に身体が下がった。
「逃げなくてもいいだろ」
声をかけると、やっと顔が出てきた。
大きな目が、睨んでいるのではないかと思うほど真剣に俺を見る。
寝起きは悪いくせに、眠そうだったのは演技だったのか。
「おはよう」
微笑んで見せると、額を胸に押し付けながら答える。
「おはよう」
気持ちは分からなくはないが、ずっとそうされても困る。
俺はドンホを抱き寄せるように引き上げて、顔を覗き込んだ。
何か言いたげな瞳と、反対に閉じられたままの口。
バツが悪そうな表情に、俺は思わずキスをする。
「愛してるよ」
息を飲み込んで、ドンホが答える。
「僕も愛してる」
こみ上げる笑いは、きっと噛み殺せていない。
自由になるほうの手で頬を撫でながら、何度か唇を啄んだ。
そのうち緊張も解けてきて、ためらいがちにキスが返される。
やっと照れたような笑顔が出て、俺はほっとする。
無理やりにしたつもりはないが、気持ちだけでも相当な負担だったに違いない。
これで多少は軽くなればいいのだが。
「スヒョン兄」
「ん?」
ドンホはいつものようにくしゃりと笑う。
その顔を久しぶりに見る気がして、胸の奥が締め付けられる。
「なんでもない」
首を振って、さらさらと髪が揺れる。
「なんだよ」
呼んでみただけ、なんて言うなら俺も同じことをしよう。
そう思って口を開こうとしたとき、頭上のスマホが鳴った。
「こんなときに」
俺が言うと、ドンホまだ笑顔のまま。
「見なくていいの」
それに対する返事は、配慮が足りなかった。
「どうせ仕事の連絡だろう」
ドンホの顔から笑みが消えて、視線が下を向く。
「今日は何するんだっけ」
知っていても知らなくてもおかしくはない。
俺はできるだけ柔らかい声で答える。
「空港に行って、飛行機に乗る」
ドンホは顔を上げて俺を見た。
「大丈夫、ヒョン達にまかせて」
額にキスを落として、俺は笑みを作る。
ドンホは無言で頷いて、まっすぐに俺を見た。
「ちゃんと寝ていかなきゃ」
「そうだな」
俺はドンホを抱き寄せたが、すぐ瞼を閉じることはできなかった。
この細い肩が羽を伸ばせるように、また歩き出せるように。
してあげるには、もう遅いことがたくさんあるけど。
「ちゃんと休まなきゃ」
弟に言い含めるように。
自分に言い聞かせるように。
あとは今できることをするだけ。
「おやすみ」
甘い声が耳をくすぐって、俺はやっと眠気が襲ってくるのを感じた。
カーテンの隙間に強い光はなく、外は曇っているか、あるいは早起きしてしまったのかもしれない。
枕元にあるはずのスマホに手を伸ばすと、腕の中のドンホが身じろぐ。
あまり身体を動かさないように注意しながら、時刻を確認する。
「何時?」
胸元から聞こえた声に、俺は少し驚く。
「起きたのか」
ドンホは瞼を閉じたまま、返事ともつかない声を漏らす。
「まだ寝てられる時間」
「ならいいや」
そう言って、ケットに潜り込む。
もしかしたら顔を隠そうとしているのかもしれない。
音を立てて髪にキスすると、更に身体が下がった。
「逃げなくてもいいだろ」
声をかけると、やっと顔が出てきた。
大きな目が、睨んでいるのではないかと思うほど真剣に俺を見る。
寝起きは悪いくせに、眠そうだったのは演技だったのか。
「おはよう」
微笑んで見せると、額を胸に押し付けながら答える。
「おはよう」
気持ちは分からなくはないが、ずっとそうされても困る。
俺はドンホを抱き寄せるように引き上げて、顔を覗き込んだ。
何か言いたげな瞳と、反対に閉じられたままの口。
バツが悪そうな表情に、俺は思わずキスをする。
「愛してるよ」
息を飲み込んで、ドンホが答える。
「僕も愛してる」
こみ上げる笑いは、きっと噛み殺せていない。
自由になるほうの手で頬を撫でながら、何度か唇を啄んだ。
そのうち緊張も解けてきて、ためらいがちにキスが返される。
やっと照れたような笑顔が出て、俺はほっとする。
無理やりにしたつもりはないが、気持ちだけでも相当な負担だったに違いない。
これで多少は軽くなればいいのだが。
「スヒョン兄」
「ん?」
ドンホはいつものようにくしゃりと笑う。
その顔を久しぶりに見る気がして、胸の奥が締め付けられる。
「なんでもない」
首を振って、さらさらと髪が揺れる。
「なんだよ」
呼んでみただけ、なんて言うなら俺も同じことをしよう。
そう思って口を開こうとしたとき、頭上のスマホが鳴った。
「こんなときに」
俺が言うと、ドンホまだ笑顔のまま。
「見なくていいの」
それに対する返事は、配慮が足りなかった。
「どうせ仕事の連絡だろう」
ドンホの顔から笑みが消えて、視線が下を向く。
「今日は何するんだっけ」
知っていても知らなくてもおかしくはない。
俺はできるだけ柔らかい声で答える。
「空港に行って、飛行機に乗る」
ドンホは顔を上げて俺を見た。
「大丈夫、ヒョン達にまかせて」
額にキスを落として、俺は笑みを作る。
ドンホは無言で頷いて、まっすぐに俺を見た。
「ちゃんと寝ていかなきゃ」
「そうだな」
俺はドンホを抱き寄せたが、すぐ瞼を閉じることはできなかった。
この細い肩が羽を伸ばせるように、また歩き出せるように。
してあげるには、もう遅いことがたくさんあるけど。
「ちゃんと休まなきゃ」
弟に言い含めるように。
自分に言い聞かせるように。
あとは今できることをするだけ。
「おやすみ」
甘い声が耳をくすぐって、俺はやっと眠気が襲ってくるのを感じた。
シャワーを終えて部屋に戻ると、ケビンが寝ていた。
「何やってるの」
ケビンは布団を顔まで引き上げ、僕を見た。
「追い出された」
肩を竦めて、軽い調子で言う。
僕は当然ながら尋ねる。
「誰に?」
「ここ使ってる人」
ケビンが寝ているベッドの主。
つまり、AJ。
追い出された部屋を使ってるのは、ケビンとキソプ。
「じゃあ、しばらく戻れないね」
きっと気の立った猫のように、AJに追い返されるに違いない。
僕が言うと、ケビンはため息を吐いた。
「戻ってもいいんだけど」
浮かない顔で寝返りを打ち、唇を尖らせる。
「ジェソプが嫌がるのはいいけど、キソプを板挟みにするのはね」
それを戻れないと言う。
うん、僕なら。
「で、犯人のベッドで寝ていこうって?」
僕は床に座り、ベッドに寄りかかる。
まだ濡れている頭から、肩にかけたタオルに水が滴った。
ケビンに顔を向けると、細い指が僕の前髪をすくって整える。
「うん、まあね」
指はそのまま顔を撫で、唇に至る。
舌を出して軽く触れれば、ケビンは僅かに微笑んだ。
この部屋に来たのはAJの部屋だからじゃなくて。
「構って欲しくて来たんでしょ」
そう聞けば、わざとらしく目を丸くする。
「フンミンに?」
僕が頷くと、ケビンは声を立てずに笑った。
「どうかな」
まあ、認めなくてもいいけど。
こうして部屋にいることに変わりはないから。
僕は口を開き、指に噛み付くフリをする。
指はやっと唇から離れ、耳元に添えられる。
力強く引くほどの誘いではないが、充分だろう。
片腕をついて身を乗り出し、僕は目を閉じたケビンにキスをした。
「何やってるの」
ケビンは布団を顔まで引き上げ、僕を見た。
「追い出された」
肩を竦めて、軽い調子で言う。
僕は当然ながら尋ねる。
「誰に?」
「ここ使ってる人」
ケビンが寝ているベッドの主。
つまり、AJ。
追い出された部屋を使ってるのは、ケビンとキソプ。
「じゃあ、しばらく戻れないね」
きっと気の立った猫のように、AJに追い返されるに違いない。
僕が言うと、ケビンはため息を吐いた。
「戻ってもいいんだけど」
浮かない顔で寝返りを打ち、唇を尖らせる。
「ジェソプが嫌がるのはいいけど、キソプを板挟みにするのはね」
それを戻れないと言う。
うん、僕なら。
「で、犯人のベッドで寝ていこうって?」
僕は床に座り、ベッドに寄りかかる。
まだ濡れている頭から、肩にかけたタオルに水が滴った。
ケビンに顔を向けると、細い指が僕の前髪をすくって整える。
「うん、まあね」
指はそのまま顔を撫で、唇に至る。
舌を出して軽く触れれば、ケビンは僅かに微笑んだ。
この部屋に来たのはAJの部屋だからじゃなくて。
「構って欲しくて来たんでしょ」
そう聞けば、わざとらしく目を丸くする。
「フンミンに?」
僕が頷くと、ケビンは声を立てずに笑った。
「どうかな」
まあ、認めなくてもいいけど。
こうして部屋にいることに変わりはないから。
僕は口を開き、指に噛み付くフリをする。
指はやっと唇から離れ、耳元に添えられる。
力強く引くほどの誘いではないが、充分だろう。
片腕をついて身を乗り出し、僕は目を閉じたケビンにキスをした。
140218. カクテルプリンス1号店
2Seop/バー店員KSと常連客JSのパラレル/1200字
131231. DHで午前3時半
0330でパラレルというか/1700字
131224. ミュージカルキス
キス取りゲーム/400字
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131112. 勇敢なキス 3
Elseop/キスを賭ける、その3/500字
131111. 勇敢なキス 2
Jaehoon/キスを賭ける、その2/1000字
131106. 勇敢なキス
Soovin/キスを賭ける/1100字
131105. 金麦KSのパラレル
2Seop/金麦CMにはならなかった/1300字
131015. 2Seopでハーレクイン
2Seop/大富豪JSと苦学生KSのパラレルロマンス/3200字
130925. KSが記憶喪失
2Seop/出てくるのはKEとKSだけ/800字
130906. フードを被るもの
フーディーズ/500字
130807. 鬼ではないKE
Elvin/瓜子姫パラレル/500字
130807. 鬼としてのKS
2Seop/泣いた赤鬼パラレル/600字
130717. 東宮と大君
Hoonseopではない/宮のシンユル/700字
130528. 君は僕のケロシン
KSでポエム/200字
130518. 病みDHパラレル
Dongseop/たぶんストーカー/1100字
130319. スレELでSongfic 1 2
Elhoon/右肩の蝶でパラレル/1100字+1200字
121218. KSが彼女を殺したら
2Seop/サスペンスパラレル/1300字
121022. KSのきれいな感情 1 2
JSが嫌いなKE視点で2Seop/1300字+1200字
120926. 悪いね、俺は欲張りなんだ
2Seop/電話/300字
120913. きれいなJS
2Seop/漢江で木こりの泉/2100字
120825. HMでトライアングラー 1
Soojaehoon?/1000字
120705. What's Wrong with being a Slut, Jae?
Jaevin/会話/1400字
120520. 疲れてるKSのパラレル
2Seop/800字
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瞼を開くと、天井が見えた。
僕は何度か瞬き、ソファから身体を起こす。
テレビは消されていて、イライは隣のダイニングテーブルに座っていた。
「ごめん、寝ちゃった」
かけられたブランケットには覚えがある。
わざわざベッドルームから持ってきたらしい。
「起きたか?」
イライは読んでいた本を閉じてテーブルに置き、ソファに近付く。
それから僕の髪を梳いて、顔をしかめる。
寝癖を直そうとしているらしい。
それが上手くいかないと分かると、啄むようなキスをくれた。
「おはよう、ケビン」
おはよう、という時間ではない。
笑顔のイライとは裏腹に、僕は眠ってしまった自分に腹を立てた。
「僕、どれくらい寝てた?」
イライは隣に座り、僕と同時に時計に目をやる。
今何時なのはか分かるが、起きていた時刻の記憶が無かった。
「2時間くらいかな」
「そんなに」
僕が思わずため息をつくと、イライの声が優しく耳をくすぐる。
「ゆっくり休めたろ?」
そう、充分すぎるほど。
せっかく二人きりで過ごせる貴重な時間なのに。
寝てしまっては満喫できない。
「起こしてくれてもよかったのに」
声が尖るのが自分でも分かって、イライの顔から笑みが消える。
起きて、やりたいことがいくらでもあった。
話したいこともたくさんあった。
そう思って、僕はため息を飲み込む。
どうして一緒にいるときは、僕ばかり眠ってしまうんだろう。
また髪に手が触れて、僕はイライを見る。
「ケビンの寝顔、嫌いじゃないんだ」
少しだけ照れているような、でも真剣な表情でイライは言った。
「僕もイライの寝顔は好きだよ」
一緒にベッドにいるときも、待ち時間に仮眠を取っているときも。
だけど、こうして二人でいるときに寝られたら、怒らずにいる自信はない。
「誰かがいるときはケビンはいつも――」
言い淀むイライに、思わず先を促す。
「いつも、何?」
髪をかきあげて、イライはゆっくりと言葉を続けた。
「うまく言えないけど、俺の前だけでも安心して眠れるなら」
それからまた笑って、僕を見る。
「嬉しいよ」
たった一言で。
たった一度の笑顔で。
胸に差す影を吹き飛ばしてしまう。
ああ、だから。
僕は。
「イライ」
「うん?」
名前を呼んだ僕は、きっといつになく真剣な顔をしていたと思う。
「ありがとう。大好き」
抱きしめると、力強い腕が抱き返してくれる。
苦しくなるほど強いハグの後、僕らは苦しくなるほど深いキスをした。
僕は何度か瞬き、ソファから身体を起こす。
テレビは消されていて、イライは隣のダイニングテーブルに座っていた。
「ごめん、寝ちゃった」
かけられたブランケットには覚えがある。
わざわざベッドルームから持ってきたらしい。
「起きたか?」
イライは読んでいた本を閉じてテーブルに置き、ソファに近付く。
それから僕の髪を梳いて、顔をしかめる。
寝癖を直そうとしているらしい。
それが上手くいかないと分かると、啄むようなキスをくれた。
「おはよう、ケビン」
おはよう、という時間ではない。
笑顔のイライとは裏腹に、僕は眠ってしまった自分に腹を立てた。
「僕、どれくらい寝てた?」
イライは隣に座り、僕と同時に時計に目をやる。
今何時なのはか分かるが、起きていた時刻の記憶が無かった。
「2時間くらいかな」
「そんなに」
僕が思わずため息をつくと、イライの声が優しく耳をくすぐる。
「ゆっくり休めたろ?」
そう、充分すぎるほど。
せっかく二人きりで過ごせる貴重な時間なのに。
寝てしまっては満喫できない。
「起こしてくれてもよかったのに」
声が尖るのが自分でも分かって、イライの顔から笑みが消える。
起きて、やりたいことがいくらでもあった。
話したいこともたくさんあった。
そう思って、僕はため息を飲み込む。
どうして一緒にいるときは、僕ばかり眠ってしまうんだろう。
また髪に手が触れて、僕はイライを見る。
「ケビンの寝顔、嫌いじゃないんだ」
少しだけ照れているような、でも真剣な表情でイライは言った。
「僕もイライの寝顔は好きだよ」
一緒にベッドにいるときも、待ち時間に仮眠を取っているときも。
だけど、こうして二人でいるときに寝られたら、怒らずにいる自信はない。
「誰かがいるときはケビンはいつも――」
言い淀むイライに、思わず先を促す。
「いつも、何?」
髪をかきあげて、イライはゆっくりと言葉を続けた。
「うまく言えないけど、俺の前だけでも安心して眠れるなら」
それからまた笑って、僕を見る。
「嬉しいよ」
たった一言で。
たった一度の笑顔で。
胸に差す影を吹き飛ばしてしまう。
ああ、だから。
僕は。
「イライ」
「うん?」
名前を呼んだ僕は、きっといつになく真剣な顔をしていたと思う。
「ありがとう。大好き」
抱きしめると、力強い腕が抱き返してくれる。
苦しくなるほど強いハグの後、僕らは苦しくなるほど深いキスをした。
机の上に見覚えのある箱があった。
「これ、あのイベントでプレゼントした香水?」
手に取ると、中身も入っているようだった。
「そう、気に入ったから」
スヒョン兄は隣に来て、僕からその箱を取り上げた。
「姉さんかダヘが使うかなと思って」
「なるほど」
箱を開けようとするヒョンに、僕は尋ねる。
「開けていいの?」
ヒョンは一瞬だけ手を止めて、微笑んで見せた。
「元々もう開いてる」
取り出した瓶を眺め、それからまた僕を見る。
「フンミンも試してみる?」
確かに気になってはいた。
つけたら妊娠するような香り。
スヒョン兄が妊娠させたくなるような香り。
「何か紙とかあるかな」
吹き付けるものを探して周りを見渡すが、それらしいものはない。
「直接でいいだろ」
ヒョンは僕の腕を取り、止める間もなく手首にスプレーした。
途端に立ち上る香り。
花のような甘さと、その奥に潜むオリエンタルな華やかさ。
もっと時間が経てば、きっと官能的になる。
「いいね。僕も好きだな」
「だろ?」
掴んだままの腕を持ち上げ、ヒョンは思い切り香りを吸い込んだ。
「うん、やっぱりいいな」
瓶を机に置き、空いた手で今度は僕の腰を抱く。
「子供、できるかな」
思わずそう言うと、ヒョンは笑った。
「そりゃニュースになるな」
楽しげなヒョンは、香りに誘われるままに僕にキスをした。
「これ、あのイベントでプレゼントした香水?」
手に取ると、中身も入っているようだった。
「そう、気に入ったから」
スヒョン兄は隣に来て、僕からその箱を取り上げた。
「姉さんかダヘが使うかなと思って」
「なるほど」
箱を開けようとするヒョンに、僕は尋ねる。
「開けていいの?」
ヒョンは一瞬だけ手を止めて、微笑んで見せた。
「元々もう開いてる」
取り出した瓶を眺め、それからまた僕を見る。
「フンミンも試してみる?」
確かに気になってはいた。
つけたら妊娠するような香り。
スヒョン兄が妊娠させたくなるような香り。
「何か紙とかあるかな」
吹き付けるものを探して周りを見渡すが、それらしいものはない。
「直接でいいだろ」
ヒョンは僕の腕を取り、止める間もなく手首にスプレーした。
途端に立ち上る香り。
花のような甘さと、その奥に潜むオリエンタルな華やかさ。
もっと時間が経てば、きっと官能的になる。
「いいね。僕も好きだな」
「だろ?」
掴んだままの腕を持ち上げ、ヒョンは思い切り香りを吸い込んだ。
「うん、やっぱりいいな」
瓶を机に置き、空いた手で今度は僕の腰を抱く。
「子供、できるかな」
思わずそう言うと、ヒョンは笑った。
「そりゃニュースになるな」
楽しげなヒョンは、香りに誘われるままに僕にキスをした。