日記からもわかるように
子どもは(大人もですが…)
ほめられるのが大好き!
ほめられることで
さらに力を発揮します
得意なことを父兄にほめてもらって
どの子もとても嬉しそうでした。
ほめられて 嬉しくて
自信がついていくと
苦手(息子の場合は人前)を越える力が
付いて行くんだと感じた出来事でした。
息子の対応について 担任の先生には
児童精神科で「ADHDボーダー」と診断されたことや
病院から提案のあった対処法も
診断結果と共に提出しましたが
息子のことは
「ADHDとみなしての指導はしない」
とのことでした。
元々ベテランのとても大らかな女性の先生でしたので
特に病院の対処法は使わなくても大丈夫でした。
息子の気持ちを考えて
指導してくださったのだと思います。
息子は先生と相性も合い
クラスのお友達にも恵まれて
「あの2年間は最高だった!」
と10年経った今でもそう言っています。
私は病院の先生にADHDの説明を受けたり
息子の成長を感じたり
ADHD関係の本を読むにつれて
次の言葉の大切さを実感しました。
子供に何か問題(と思われること)がある場合
子供の行動を変えさせようとするのではなく
親(周りの大人)が子供に対する対応を変える
親が問題と思っていることは問題ではない
子供の気持ちをそのまま受けとめて 共感する
子供の良いところを見つけて ほめる
子供が問題行動をした場合
親はつい子供を叱ったり注意したり
という”指導”をしますよね。
「××しちゃだめでしょ!」
「どうして○○出来ないの!?」
というように
まず 私は否定から入っていました。
頭ごなしに
「~~しなさい!」
と強く言ってしまったことも…
間違いを正すことで
いいしつけをしている
と信じていました。
もちろん 違っていることを教えて
良い行動へ導くことは大切です。
問題は子どもにどう言葉をかけるか
ちょっと子どもの立場になって
シュミレーションしてみましょうか。
たとえば もし 自分がその時
一生懸命考えてした行動に対して
こう言われたら?
「なんでそんなことしちゃったの?」
「~~すればよかったのに…。」
「~~しなさいって言ったでしょう!」
自分がしたことがうまくいかなくて
その上 こんな言葉を言われたら
大人だって がっかりしますよね。
では この言葉だったら?
「一生懸命がんばったね。」
「残念だったね。」
「じゃ、次は~~してみたら?」
どちらが気持ちが落ち着くでしょう?
次の力になるでしょう?
笑顔でいられるのはどちらでしょう?
同じ内容を伝えるにしても
使う言葉や共感があるかないかで
受け取る側の気持ちは大きく変わります。
高いところから
否定 命令的指導
ではなく
同じ立ち位置で
共感 提案的指導
そして
失敗や出来なかった行動の中に
ほんの少しでも出来たことがあったら
その一部分を思いっきりほめる
子供をやる気にさせるのも傷つけるのも
言葉次第だと思います。
では当時 私が読んだ本の中から
それらの言葉をご紹介します。
上記の本は一般書ですが
子どもの気持ちをや
の方向に指導する
とても丁寧な方法が満載でした。
同じように ADHDの本にも
ペアレントトレーニングで習ったことにも
子どもの自尊心を上げていく指導法がたくさんありました。
それらはADHDや発達障害に限らず
すべての子供に適用できると思うのです。
ほんのちょっとでも知識が頭に残っていれば
気がつけることもあると思うので
今はどういう内容になっているかわかりませんが
初めて親になるお母さんの妊婦教室や両親学級で
これらの「子どもの力を伸ばす方法」が紹介されればいいな
と思います。
【追記】
愛を選ぶ 心が喜ぶ 温かい対処
あなたはたくさんの愛を持っています
ただ人間は頭で考え過ぎたり
感情的になってしまうと
愛を選べない時があります
人や物事への対応をする時は
あなたの中にある愛をどうか忘れずに
心が喜び 温かくなる選択をするようにしてください
また 子どもの気持ちを大切に
自分の思いを強く押し付けないようご注意を!
純粋な「好き」の思いを尊重していきましょう
変容 リラックス 正しさから楽しさへ
大変・困難と感じる出来事があり
大きな変化を迎えている方がよく引かれるカードです
これまでキッチリ・責任感が強い・真面目などと
周囲から形容され
賞賛されることが多かった方ですね
自分にも他人にも厳しく誠実に
物事をこなしてきたことはとても立派でした
でも 今後は力を抜くのが良さそうです
剣には二通りの使い方がありますが
「それは間違ってる!×!」
と怒って剣を振りかざすより
「それも〇」
と舞えば剣から虹も出て楽しくなるでしょう
母と子 母性 見守り
穏やかさ 優しさ 温かさ
あなたの持つ素敵な要素が
そばにいる人を心地よく包んでいます
いたずら 悪態 粗相
どんなことにもうろたえない
それは相手を信じる気持ちから
あなたの緩やかな見守る姿は
あなたが接する相手に自信を与え
物事の流れを変えていくことも出来るでしょう