いつか目的を遂げたなら。

殺人鬼の捜査を続ける宇佐美は

尾形と似てると言われ激昂し、尾形が父と弟を殺した訳を

聞いた話を語る。

一方、アシリパは杉元が金塊を手に入れた後の

身の振り方に不安を感じるが・・・。

尾形さんの複雑とも歪とも言える父や弟への感情、

自分の人としての形を捉えられない不安定さが

ゾクゾクきましたね・・・。

宇佐美さんのぶっちぎった狂気っぷりに対し

また尾形さんも歪んでる。別の形で。


命を撃つことに何も思えない自分、

愛されない自分、その原因を見出せずにいる。

尾形さんが何を見出していくのかが

非常に興味深くなりました。


そしてアシリパさんに初めて語られる

杉元の過去。

愛した人と家族の病気故に一緒になれなかったこと、

その彼女の夫となった親友との悲しい死に別れ・・・

映画で見たのですでに見た気でいましたけど。


どちらにしても胸が痛い。


でもそれをアシリパさんに伝えられたこと、

よかったと思います。


そして損得なしに杉本との約束を守って

アシリパのそばを離れずにいてくれた白石。


3人の絆がより強く結ばれているのが

実感できました。


しかし話としてはめちゃくちゃ途中で終わりました。

シーズンとしての構成は

難しかったのかな。


早くファイナルシーズンが見たいですね・・・


次は読書

ヒュー・ハウイー作

「WOOL 上」の感想です。


【ゴールデンカムイ 過去感想】

4期