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夜型人間に優しい街

須々木です。

 

 

すでに遊木もブログで触れていますが、この季節は横浜ベイサイドエリアで同時多発的にイルミネーションイベントが実施されます。

 

 

 

 

 

年間通じてそれなりに煌びやかなエリアですが、夜が長くなるこの季節はさらに気合いが入りまくりです。

 

さらに今年は、新型コロナによる行動制限も屋外イベントではほぼ気にする必要がなくなってきたので、一気にパワーアップした気がします。

 

毎年それなりに見ているので、それらを踏まえてタイプ別に触れてみようと思います(分類はフィーリングで)。

 

 

 

 

 

● 歴史的建造物をライトアップ

 

横浜赤レンガ倉庫ドックヤードガーデン氷川丸ホテルニューグランド庭園三溪園など。

歴史的建造物を有効活用している場所が多く、それらはライトアップの相性も良いです。

 

そもそも横浜がライトアップに力を入れるきっかけとなった1986年の「ライトアップヨコハマ」でも、歴史的建造物の価値に光を当て、それらの保存の機運を高めつつ経済効果を狙う目論見がありました。

陰影が際立ち“映える”建築物は、横浜におけるライトアップの象徴的存在とも言えるでしょう。

実際、「ライトアップ」という言葉が使われていなかった時代に行われた「ライトアップヨコハマ」から連なるコンセプトは、今もあちこちに感じ取れます。

 

 

赤レンガ倉庫。リニューアルオープン記念のプロジェクションマッピング。

 

ホテルニューグランド「光の庭園」。

 

 

 

 

 

● 港の夜景とセットで楽しむイルミネーション

 

山下公園横浜マリンタワー大さん橋ぷかりさん橋など。

横浜港が年間通じて夜景スポットなので、そこにさらに魅力を追加していこうというタイプ。

その場所自体が光って綺麗なだけでなく、広く見渡せるビュースポットとなるパターンも多いです。

もちろん、船上から楽しむパターンもあります。

 

 

山下公園おまつり広場より横浜マリンタワー。なお、おまつり広場は「胡蝶のめぐる季節~ヨルノヨ」のプロジェクションマッピング実施。

 

大さん橋より。なお、大さん橋は「横浜港フォトジェニックイルミネーション2022 LOVE&PEACE」開催。

 

 

 

 

 

● 公共空間にアートなイルミネーション

 

象の鼻パークヨルノヨ(新港中央広場etc)、BALLPARK FANTASIA(横浜スタジアムetc)など。

ただ華やかにライトアップする以上に、よりクリエイティブなコンセプトを持ったタイプ。

 

創造界隈拠点の一つである象の鼻テラス周辺は以前から、もっともアートに寄ったイルミネーションイベントが展開される印象です。

 

2019年よりはじまった「ヨルノヨ」は「横浜のアートイルミネーション」と銘打ったイベント。

臨海エリアの公共空間等を有効活用して賑わいをもたらしています。

 

横浜DeNAベイスターズの発信拠点である「THE BAYS」も創造界隈拠点の一つですが、球団本拠地である横浜スタジアムを大々的に活用した「BALLPARK FANTASIA」もじわじわバージョンアップを重ねています。

 

 

象の鼻パークの「ZOU-NO-HANA FUTURESCAPE PROJECT」。

 

横浜スタジアムの「BALLPARK FANTASIA」。スタジアム内外を活用。

 

 

 

 

 

● 紅葉ライトアップ

 

日本大通り、彼我庭園(横浜公園内)、三溪園など。

横浜の紅葉シーズンは11月末~12月なので、イルミネーションともタイミングが合っています。

一番有名なのは、日本大通りや山下公園通りのイチョウ並木。

でも、それ以外にも意外と見どころがあります。

 

 

日本大通り。

 

彼我庭園。

 

 

 

 

 

● 交通機関をイルミネーション

 

YOKOHAMA AIR CABIN(ロープウェイ)、BAYSIDE BLUE(連節バス)、あかいくつ(周遊バス)、シーバス(水上バス)など。

このエリアは、移動手段でも楽しませようという方針があり、特徴的な乗り物が目につきます。

普段から綺麗に光っているものが多いのですが、イルミネーションシーズンに合わせて特別版になることもあります。

 

 

 

 

 

● イルミネーションスポットをつなぐ動線をライトアップ

 

ヨコハマミライト(グランモール公園etc)、みなとみらい大通り、山下臨港線プロムナード、女神橋など。

歩行者動線を意識したライトアップも効果を発揮しているように思います。

何となく歩いているだけで、観光スポットを渡り歩くことになります。

 

グランモール公園。

 

山下臨港線プロムナード。貨物線高架跡なので、歴史的建造物とも言えるか。

 

 

 

 


● 大規模商業施設のイルミネーション

 

MARK IS みなとみらい横浜ワールドポーターズ横浜ハンマーヘッド横浜ベイクォーター、横浜駅西口など。

競争が激しいので、各施設が試行錯誤しています。

各施設の個性とエリアの一体感の両方をうまく追求しています。

 

 

MARK IS みなとみらい。

 

 

 

 

 

● 商店街などエリアの一体感を創出するイルミネーション

 

元町ショッピングストリート横浜中華街イセザキ・モールなど。

エリア内にさらに細分化された個性的な地区が点在し、それらもまた独自の路線で光り輝いています。

 

 

横浜中華街 2023春節燈火。

 

 

 

 

 

観光客というよりは、徒歩圏を散歩する感じで楽しんでいるので、日々の変化、年ごとの変化なども知れて面白いです。

少々微妙な印象を受けるものだと翌年には消えていたりするので、栄枯盛衰に注目するのも面白いかもしれません。

元気なイベントだとエリアが広がってきたりもします。

 

冬の長い夜に明かりを灯しただけとも言えますが、実際に歩き回っていると、みんな明るい表情をして眺めているのが印象的です

ナイトエコノミー等の現実的かつ経済的側面は多分にあるわけですが、単純に良い思い出になるなら良いことだと思います。

是非お気に入りスポットを見つけてほしいです。

 

 

※Instagramにも、いろいろ写真をアップしています。

 

 

 

sho

 

 

ラーゲリより愛を込めて

 

どうもこんばんは霧島です。
最近マジで末端冷え性が加速していてヤバいのでついに養命酒を買いました。
飲んでみたいと思いつつずっと服用したことはなかったんですが、あまりの手の冷たさに周囲に心配され始めてる気がするので…


さて、話は変わりますが先日観た映画、「ラーゲリより愛を込めて」がとても良かったのでその感想を書いていこうかなと思います。

これから観に行くという人はあとで読んでね。内容にも触れてるので。





まずはYouTubeから予告を…
 

 

 


あらすじ:舞台は第二次世界大戦終了後、1945年のシベリア。ソ連軍の捕虜となった山本幡男(やまもとはたお)を含む多くの日本軍兵士が、強制収容所(ラーゲリ)に抑留されていた。
日本に大切な人を残し、極寒の地でわずかな食糧しか与えられず、強制労働を強いられて絶望していく人間が多い中、山本は帰国(ダモイ)の日は必ずくるから希望を捨ててはいけないと訴え続ける。次第に、山本の仲間に対する優しさや希望を見失わない姿に周囲も勇気づけられ状況も良くなっていく。葉書で日本とのやりとりが許されるようになり、家族が生きていることを喜ぶ山本だったが、その身体は病魔に侵され始めていた。


あらすじはざっとこのような感じです。

冒頭結婚式のシーンから始まるのですが、そこからすぐに状況が一変します。まさに天国から地獄。

家族と離れ離れになり収容所へ向かう列車の中で山本幡生は1人歌を歌うんですよね。
これからどうなるんだろう…とそこにいる全員が暗い顔をしている中で1人Oh my darling Clementineを。
まさに戦っていた敵国の歌です。

もちろん同じ場所にいる兵士の中にはあからさまに嫌そうな態度を取る人もいましたが、ハーモニカで伴奏する青年がいたりもするわけです。
私はこのシーンで、この映画における山本幡男という人物にぐっと心を掴まれた気がしました。

後に作中で何度も繰り返される、希望を捨ててはいけない、序盤でまさにそれを体現しているシーンだなと思いました。
わかりやすく言葉で伝えることはもちろん必要ですが、やっぱり胸を打つのはその信念があるからこその「行動」の部分なのだなと感じます。

仲間が倒れれば助けようとするし、何者にも屈しない姿は劇中の仲間だけでなく観ている観客にも勇気を与えます。でもそれだけじゃなく、裏切りなんかによって山本さんが希望を失うターンも来るんですよね。誰もが極限の状況で、皆んなが生きるのに必死。でもそれでも新たな希望を見つけて繋いでいく…


生きていくのには希望が大事で、でもそれはみんなわかっていて、それでも希望が失われることはきっとあるんですよね。
心の拠り所ともいうべき希望、それを失った時どうするか。どう生きて行けるのか。

胸に深く刺さるとともに考えさせられる作品でした。


戦争についての作品はどうしても恐ろしさがまさってしまってなかなか観る機会をもてない私ですが、この映画はどんなに悲しいことがあっても最後に希望が胸にともるような作品になっていたなと思います。
実話が元になってはいますが、最後のたたみかけなどは映画としてのカタルシスもしっかりあって良かったです。
そして「過去の戦争の話」として描くだけではないところも個人的にははっとさせられました。


加えてエンディングもとても良かったです。
「ラーゲリより愛を込めて」という作品を非常に的確に表してる曲だなと感じました。

 

 


この曲が完成した時、作詞作曲をされたMrs.GREEN APPLEの大森元貴さんは映像を観てないというんだからすごいですよね…
汲み取り方が…

作品を観終わったあとの希望の一端を担ってくれていたのは間違いなくこの曲だなとも思います。

こうしてみるとやはり映画…というか映像の持つ表現の幅は本当にすごいなと思わざるを得ません。この、全てを味方につける感じ…どれもが合致した瞬間放つエネルギーというのが確かにあって、それはなかなか漫画だと難しい領域だなと思います。もちろんアニメはまた別の話…


というわけで先ほども言ったように、私は避けがちなジャンルだったのですが観てよかったと思ったので久しぶりに映画のことを書きました。
気になった方はぜひ劇場でご覧いただければと思います。

全然触れなかったけど俳優さんたちもとても…本当にとても素晴らしかった…


したらば!

rin

「光の芸術家 ゆるかわふうの世界~宇宙の記憶」展に行ってきました。

 ここ数日で一気に冷え込み冬本番という感じで震えあがっている米原です。今日は母にチケットを頂いたので久しぶりに芸術鑑賞をして嬉し楽しな1日でした。

 

 

 世界初のオリジナル技法「光彫り」で制作している作家ゆるかわふうの展示会。展示の題が「ゆるカワ風」なのかと思いましたが、こちらは作家名でしたね!私の頭がゆるふわでした。すみません。

 

 「光彫り」とは発泡断熱材を削ったり溶かしたりして描く技法で、作品の後ろからライトを当てると絵が浮かび上がってくるように見える。自分でこの技法を編み出し作品を制作しているそうです。透かし彫りや浮彫っぽい技法ですね。

 

 暗い場所で青く光る作品に囲まれると、海の中を連想するからかとても落ち着いた空間になっており、かなり癒される場になっていました。美術館や展示会行くと、脳が疲れ果てる感じがするのですが、この展示はかなり気軽に見れて心が休まりリラックスできたので貴重な体験でした。
 

 

 写真OKだったので何枚かライト当てる前と後を見せてくれる作品の画像をはります。

 

ライトアップすると美しい青の明暗が浮かびあがる。

 

ライトアップ前はシンプルに石を削ったような作品。

 

 

 

 同じ作品なのに、ライトアップの有無でこんなに印象が違うのか!と驚きました。

 

 沢山削った凹んだ場所ほど明るくなり、削らない所ほど光を通さず暗くなるので、近づくと凹んで見えた場所が一番前に飛び出ていたりしてそちらもギャップがあって面白かったです。

 

 現代アートと聞くと、「考えるな、感じろ!」的な作品が多いイメージがありました。壮大であったり、伝えたいこと、表現したいテーマがあるのだけは分かる…。けれど、展示作品だけを見て作品の意図を汲み取るのは難しく、受け取る側である自分に教養や感性、作品を読み取るテイクニックが備わってないとダメかな…自分にはまだ早かったかな…となってしまいがちでした。

 

 ですが、今回の展示では「作者の思考」「題材や作品の意図」「使う素材の意図」「制作過程」等が詳しく解説され、「へぇ~!そうなのか。」と私みたいに「現代アートは自分には難しいかも…」と思っている人でも大変とっつきやすい内容だったと思います。大変親切設計な展示でした。

 

 現代アート鑑賞入門としても良い展示会なのでは?と思いました。

 

 今年ももうすぐ終わりですが、気持ち良く年越しできるようにしたいと思います。それではまた。

 

noz

横浜のイルミネーション

どうも遊木です。

 

ここ数日でぐっと寒くなった気がしますね……炬燵に入りたい。

炬燵……みかん…猫…。

 

さて、冬の街と言えばイルミネーションですね!

横浜では、いたるところで個性豊かなイルミネーション&クリスマスツリーが見られます。

関連イベント含め、年々規模が拡大しているので、数年後にはどうなっているのか気になる……。

 

というわけで、12月に入ってからは寒さを我慢しつつ、夜に街を散策。

今年はヨルノヨがデジタルスタンプラリーをやっているので、それのコンプリートを目指しつつ、みなとみらい、関内、元町周辺を歩き回りました。

徒歩で見ることが想定されていると思うのですが、大体は21時で終わってしまうので、ゆったり写真等を撮りながらだと多分一日で周るのは無理です。

公共交通機関を駆使すればギリいける?ぐらい。

 

先日スタンプをコンプリートしたので(障害があったところ以外)、ざっと各地のイルミネーション&ツリーをまとめました。

ヨルノヨは1/3まで開催されているので、気になる方は是非夜の横浜に繰り出してみて下さい。

私の写真はしょぼい。実物は数倍綺麗だと思って……!

 

ちなみに↓↓の番号の位置はざっくりです。「だいたいこの辺~」ぐらいの気持ちで。

あと期間限定のイベントもあるので、現状で全てを鑑賞できるわけではありません。

ご注意を。

 

 

 

 

①横浜駅西口

 

 

 

②そごう周辺

 

ここはいつもより落ち着いた装飾でした。

 

③ベイクォーター

 

 

 

 

④日産本社

 

 

 

⑤資生堂周辺

 

 

 

⑥コーエーテクモ周辺

 

 

⑦村田製作所体験施設(Mulabo!)

 

 

 

⑧野村ビル周辺

 

 

 

⑨神奈川大学

 

竹で出来た装飾。

なかなか良い。

 

⑩グランモール前半

 

 

 

⑪グランモール後半

 

 

 

 

 

 

⑫MARK IS周辺

 

 

⑬MARK IS

 

 

⑭グランモール連絡橋周辺

 

 

いつもよりシックなライトアップ。

 

⑮ランドマークタワー

 

 

⑯ドックヤードガーデン

 

時間で光るよう。

 

⑰クイーンズスクエア

 

足元に鍵盤があって音が出る。

 

 

⑱ぷかりさん橋

 

 

⑲ワールドポーターズ

 

他の出口もキラキラ。

 

 

⑳MARINE & WALK

 

毎年ここのツリーが個性的。

 

 

㉑新港中央広場

 

 

ヨルノヨのメイン会場。

 

㉒馬車道駅周辺

 

 

25日まで見られます。

 

 

㉓赤レンガ倉庫

 

 

 

 

プロジェクションマッピング。

 

 

 

㉔象の鼻パーク

 

FUTURE SCAPE PROJECTが行われてました。

 

㉕プロムナード

 

 

㉖大さん橋ふ頭ビル

 

時間で映像が流れる。

 

㉗大さん橋

 

 

 

 

 

ヨルノヨのメインビューポイント。

 

㉘日本大通り

 

 

 

 

㉙山下公園

 

正体がわからない作品があった。

 

㉚氷川丸

 

 

㉛ホテルニューグランド

 

 

 

 

㉜都橋周辺

 

 

㉝イセザキモール

 

 

㉞関東学院大学

 

 

㉟横浜スタジアム

 

 

 

 

BALLPARK FANTASIAが行われてました。 

 

㊱彼我庭園

 

 

㊲石川商店街

 

 

㊳元町ショッピングモール

 

 

㊴アメリカ山公園

 

 

 

㊵山下公園&マリンタワー

 

 

 

㊶横浜中華街

 

多分これはいつもある。

 

 

なんだか順番がごっちゃの所もありますが、こんな感じです。

華やかなだけでなく、施設、地域ごとの個性も出ていて面白かった。

 

個人的にヨルノヨのポイントは、単なるイルミネーションではなく、“アートイルミネーション”とされている点だと思います。

特に今回は、メイン会場の新港中央広場を中心に、ベイサイドエリアが一体となって“大きな光のアート”を創り上げている印象でした。

 

個性があるのに、同時に一体感もある。

今年の見どころは、まさにそこではないかと。

 

会場やその周辺は、横浜創造界隈など、普段からアート活動と密接な関係があるエリアです。

個性が尊重されながらも、地域やそこでの取り組みが分断されることなく、様々な軸で繋がっている絶妙な空気感、これは各所にアートが紛れ込んでいるならではのものではないでしょうか。

余談ですが、個と全体の共生という、私たちのサークルが大切にしている思想とも通ずるところがあり、シンパシーを覚えました。

 

美しく刺激的、変化を受け入れながらも、一本筋が通っている。

創作活動をしているものとして、見習いたいあり方です。

 

ぜひ、横浜には今後もこうあって欲しい。

 

 

aki

11月の活動報告

どうも遊木です。

 

11月が秒で消えました。

何で?

このままじゃ12月は「残像しか見ていない」とか言い出しそう。

 

 

 

今月の活動報告です。

 

□漫画制作

ネームの修正中です。

私は自分が描いたネームが頭に残りやすいので、修正前verに引きずられないよう注意しています。

まぁ、これが結構大変で。

一旦頭を空にするためにアニメを一気見したり、絵を描いたり、とにかくまっさらな気持ちで客観視できるよう、試行錯誤しています。

今回はカラー絵を描いていたのですが、こっちはこっちで「え…やばい、そもそも何のツール使えば良いか思い出せない」状態で、別の焦りの渦に突き落とされました……。

あまりにもカラー描かな過ぎて危機感を覚えている。やばい。

 

 

 

□大佛次郎記念館~JAZZが聞こえる 大佛次郎の昭和モダン~

ようやっと行ってきました。いつも外観は見ていたんですけどね。

横浜に住んでいると、ふとした拍子にジャズを聞く機会があります。

酒を片手に夜風に吹かれながら、海を見てジャズを聞く。これを贅沢と言わずに何を贅沢と言うのか!

というわけで、今回の企画展が気になり覗いてきた次第です。

大佛次郎の書籍は読んだことがなく、展示もウィキペディアに載っている情報を事前に詰め込んで挑みました。ザ・付け焼刃。

なかなか面白いエピソードをお持ちの文豪ですね。

個人的に、奥さんとの猫を巡るエピソードが面白かったです。

横浜民として、取り合えず『霧笛』を読もうと思いました。

 

 

 

 

 

余談ですが、企画展を見た後、山手の丘で猫達が日向ぼっこしているのに遭遇。

「なんか今日猫多いな」と思いました…これ、画面外にもいるからね。

大佛次郎も相当な猫狂だったけど、それが奥さんにもお手伝いさんにも伝染したの面白い。 

 

 

 

□皆既月食

みなとみらいで見てきました。

皆さん良いカメラをお持ちですね。バズーカみたいなカメラが乱立してた……。

スマホでは碌な写真が撮れないので、必死に網膜に焼き付けました。

現代人の我々からすると幻想的な天体ショーだけど、昔の人は日食とか月食って、天変地異レベルの出来事だったんじゃないかなぁと思ったり。

 

 

 

□神奈川県立歴史博物館

前回の記事にも書きましたが、行ってきました。

じっくり見るというよりは、どんな展示があるのか確認しに行った感じなので、また後日しっかり見に行く機会を作ろうと思います。

結構ボリュームがありますが、大人300円で入館できるので、時代ごとに分けて観に行ってもいいかもしれませんね。

個人的に、眞葛焼をどこかでしっかり見に行きたいです。

 

 

 

 

 

 

 

□横浜港フォトジェニックイルミネーション

大さん橋の上で、光のバラが咲いていました。

この時期になると、横浜は各所で様々なコンセプトのイルミネーションイベントを開催するので、夜の観光がおススメです。

ちなみにクリスマスツリーも、それぞれコンセプトが違います。

特にMARINE & WALK YOKOHAMAのツリーはコンセプト強めのアート寄り造形なので、毎年どんなものが設置されるのか楽しみです。

 

 

 

 

□キング軸・アートテーブル

先月に1期を見に行きましたが、今月には2期・3期がありました。

展示されている作品は同じですが、場所が少しずつ移動して、2期は資生堂と京急本社の間、3期は高島中央公園でした。

個人的に、アート展示として印象に残ったのは1期、本来の用途を一番体現していたのは3期だったかなと思います。

特に3期は同時開催されていた他のイベントと相まって、結構な家族連れがテーブルを利用していましたが、この日に、ようやくアートテーブルが作品から街の一部になった感じがしました。

 

 

 

 

 

□鋸山ハイキング

詳細は須々木氏が書いているので、そちらをどうぞ。

とにかく階段を上ったり下ったりで、脚が死んだ……運動不足に180階分の階段は過酷でした。

天気は生憎の曇り空でしたが、空より石切り場や切通しの景色が凄すぎて全然気にならなかった。

生で見れば見るほど「一体何がどうやってこうなったんだ……」と思いますよ。マジで。

「地獄のぞき」は内臓がヒュンとしたので、きっとそのうち夢に見る。高所恐怖症の人は気を付けて下さい。

詳細はまた近いうち……かは分かりませんが、エッセイ漫画を描くと思います。

とにかく!今言いたいのはこれだけ!

「頂上行きたいのに下らせるな!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他にはすっかり横浜に定着したガーデンベアと遭遇したり、日産本社の展示エリアを見に行ったりしてました。

 

 

 

 

 

今年も残り一ヶ月……が、頑張ります!

いろいろ!

 

 

aki