街を歩くということ
どうも遊木です。
だんだんと布団から出られない季節になってまいりました。
……何故人類は布団の中で生きられないのか。
すでにエッセイ漫画をツイッター&Pixivに更新していますが、先月「横浜謎解き街歩き」に挑戦してきました。
初めてのリアル脱出ゲームです!
面白かった!
ハマる人がいるのもわかります。
頭も身体も適度に使うので、心身の健康に良い。
また面白そうなプログラムがあったら挑戦してみたいです。
謎解きの舞台は中華街とその周辺、つまり、私たちが普段何かとお世話になるエリアです。
地元民のアドバンテージがある分、「現地で確認しなくてもわかるぜ!」とすらすら解ける問題もありましたが、一方で歩き慣れた街だからこそ、見過ごしているものがあると気付きました。
普段、無意識に狭い視野で街を歩いているんだなぁと。
意識しないと、どうしても近道や行き慣れた場所を選びがちですからね。たまには脇道や知らない店を覗いて、未知との遭遇を積極的に狙って行きたいです。
横浜は、狭い範囲にいろいろな特色を持つ街です。
場所の成り立ち、もっと言えば街の歴史を知っていると、さらに違う側面も見えるかもしれません。
歴史と言えば、ようやく県立歴史博物館に行ってきました。(近いと逆に行かない現象)
土器の時代から、順々に神奈川の歴史を勉強してきましたが、やはり“横浜”という地名は近代にならないと面白いぐらい出てこないです。
現在では東京に次ぐ大都市でありながら、横浜の歴史は開港以降、つまり約160年しかないわけです。
世界最古の国と言われる日本で、たかが160年。
京都や奈良、県内なら鎌倉、そういった古都と比べたら、なんとも薄っぺらい街かもしれませんが、逆をいえば、その短い期間に開港、大震災、戦災と、歴史の転換点となる事件をもろに食らってる街でもあります。
現在の横浜の特色は、そういった背景とも密接な関係がある筈。
そして、綺麗に整備された街にも、歴史の爪痕は残っているもの。
今後、街歩きの際には、今を楽しむ視点だけでなく、歴史を追う視点も持てればと思いました。
aki