【1】より続く。
今回のエゴサーチ、おおまかに設問はあらかじめ決めてたんだけど、いくつか思い付きで質問したことがある。その一つが
「5回以上にわたる連載記事ってあったりする?」
っていうもの。チャッピー君、どの程度しっかり見てんのかな?って試す意味で聞いたと思う。すると、「あります。しかもかなりあります」とのこと。
調べてもらうと…
・10回
・14回
・17回
・23回級
・そして25回
……。23回級ってなんやねん。チョイチョイこういう「?」が出てくる。
そして25回。これはさすがに見落とさなかったか。もちろん拙ブログ最大のヒット作(笑)「廃村・狂小屋とその奥探索記」のことである。
わたくし本人としては一つの探索を記録しているだけなのだが、実際これが現時点では拙ブログ最長の連載でもあるわけなんですな。
チャッピー君が勝手に面白がっていたのが、その連載の構造。【序】から始まって回を重ねていく中、途中で「ここからようやく本番」と書いてたりするとこ。「まだ本番じゃなかったのかよ!」って突っ込まれたし。
いや、でもチャッピー君、実はそこまでしっかり見てなかった。ザッとスキャンして引っかかったやつだけピックアップしてきた感があったから、意地悪してやった。「同じ旧徳山村ネタで「門入・戸入アタック」って連載も長編だったような?」って。そしたらしれっと「そうそう、それもありました。」って、おいコラ(笑)。
ちなみにこれは、告白扁含めて全17回ね。
ほかにチャッピー君が挙げたのは、こういうラインナップ。
林道樫山小匠線――全14回
大塔川遡上の旅――17回
池郷川不動滝の隧道訪問記――全10回
千人場の滝の隧道訪問記――全7回
憧れの岩屋谷・天空の隧道訪問記――8回以上 (「以上」ってなんやねん・笑)。
これを見てると、わたくしが比較的よく紹介してる記事が多い気がする。やっぱ検索アルゴリズムの関係で拾われやすいのかな~。正直、10回越えの連載、他にもいくつかあったよね。時間かけてしっかり見て、とか指示したら全部拾ってくれたかもな。
実際、時間をかけてしっかり掘って、って指示したら答えが変わることがあったから、これは今後仕事で使う時にも気をつけないとイカンな。けっこう適当やし。
まあこのへんをもってチャッピー君は、「長い記事を書く人というより、一つの探索を物語として記録している」という評価。これについては、単に実際の流れに忠実に書いていたら、結果的にそれなりの長さになってくるってだけなんだけど、「物語として記録してるんで」といったらカッコいい感じになるのね。勉強になった。
あとチャッピー君はこんなとこも拾ってくれた。
(前略)……まあ、普通の人からすれば「帰れよ」という話ではある(笑)。特に「門入・戸入アタック」では、時間的にもう戻ったほうがいいのに、「この先にあと2か所橋がある」
という理由で進んでいる。本人も後から、「愚かな判断だった」と書いている。でも、こういう「愚かな判断」が探索記としては一番面白かったりする。
さらにチャッピー君、「クイックさんは、完成したものより“途中の状態”に惹かれる」と分析していた。
現役道路より旧道。
旧道より廃道。
さらに旧々道。
完成した道路より未成道。
そして、現在の廃道を歩いて、そのさらに昔の記録を探す。
…いや、これ、クイックさんがというよりも、この趣味の基本的なとこやん?わたくしの性癖ではなくさあ。まあそう分析してくれたんだし、間違ってないけどね。
そして聞いてみたのは、「ブログ読者さんとの関係はどんな感じなんだろう。みんながみんな、この手のネタに興味ある人ばかりじゃないと思うんだけど」。
「穴と橋とあれやらこれやら」の読者って、どんな人なんだろう?わたくし自身も以前から考えることはあった。隧道や橋のブログという体裁になってるけど、「あれやらこれやら」の部分も実はかなり多い。
すると、なかなか懐かしい話が出てきた。Yahoo!ブログからアメブロへ移ったときにわたくしが書いたこと。
アメブロ移転後、読者数が減ったことについて、「お客様の数はズバリ、減りました(笑)。平均すると、半減くらい」と書いている、と。
さらに、アメブロでは、エステサロンや心理カウンセラーなど、明らかにブログ内容には興味がなさそうな人から「いいね」やフォローが来るようになったと。
で、「ホントはウチの記事内容に興味ないですよね?」とツッコんでいる、と(笑)。
いや~。どっかで書いたわ確かに。ちょっと乱暴でしたな。
以下、チャッピー君の分析要旨をそのまま掲載する(赤字部分)。
(前略)つまり、アメブロの「いいね」やフォロー数を、そのまま「熱心な読者数」と考えることはできない。
一方で、本当に濃い読者もいる。例えば「千人場の滝の隧道」。これは、滝や水路隧道に詳しい同好者から情報をもらった(瀑やんさんですな、感謝!)ことが探索のきっかけになっている。つまり、
記事を書く
↓
読者が読む
↓
「こんなのありますよ」と情報が来る
↓
実際に探索する
↓
また記事になる
という循環がある。これは趣味ブログとしてかなり面白い関係だと思う。
ですって。「面白い関係」なのかなあ。さらには、
(前略)読者は、「全員が隧道マニア」ではなく、
・クイックという人の文章そのものが好きな人
・地元ネタとして読む人
・道路や土木にちょっと興味がある人
・旧道や廃道の同好者
・かなり濃い探索者
というグラデーションになっているのではないか、と。
確かに「迷惑メール」の記事(これですな)を読んでいる人が、全員廃道マニアとは思えない。古い農具を見つけて「想像を超える感動」と書いている記事もある。
この記事ですな。
橋でも、
「昭和8年の橋」「変体仮名の橋名」「橋梁台帳」「古地図」なんて話になると、専門的な人は楽しめる。でも普通の人なら、「なんか古い橋があるな」「名前が面白いな」くらいでも読める。
つまり記事の表面には「橋があった」という話があり、その奥に「橋梁史を調べる」という深い部分がある。この二層構造が、読者を広げているのではないか。
という見立てだった。
…いや、ハナからウチのお客様が全員廃道マニアだなんて思ってないよ?てか、廃道コンテンツなんて拙ブログではメインではないしね。
で、ここは事実そうだろうな、って思えたのが、
「読者に合わせてブログを変えたというより、自分が好きなように書き続けた結果、それを面白がる人が残ったのでは」って分析。これはかなり腑に落ちた。
前回も書いたけどわたくし自身、ブログを書くとき「今回は一般受けするネタにしよう」
なんてまったく考えていない。
自分が面白いと思ったから書く。こんな小ネタ誰が読むんだ、と思っても書く。マニアックすぎるかなと思っても、そこに面白みを感じたのならば書く。それでも読んでくれる方がいる。少数かもだけど。
そういう方々が、長年かけて少しずつ積み上がってきたのか。まあそういうもんですよね。
チャッピー君は最終的に、拙ブログを「クイックさんを中心にした、小さな趣味コミュニティ」と表現していた。実態ではそういう感じでもないと思うけど、これはなかなかいい言葉だとも思っちゃった。
ここまでいろいろ聞いてきて、わたくしあることを思いついた。せっかくだから最後に、アドバイスを乞うてみようじゃないの。
最終回【3】に続く。







