年内にやらないと、という謎の義務感を抱いて書きかけた記事があるんだが、ちょっと今の体調ではキビシイと判断、ガラッと方向転換してくだらない記事を。
以前、「トランプです。イヤッフォー!」って記事を書いたんだが、同系統のその後の「作品」たちをピックアップしてみた。まずはじっくりと味わっていただきたい。
いかがだろうか?
「トランプです。イヤッフォー!」の時点では、有名人名騙り系迷惑メールのアグレッシヴな傍系かと見ていたが、今回列挙したものを見るに、そのような窮屈なカテゴライズからは完全に逸脱した、自由自在な「独り語り(騙り)漫談」の世界観を構築し切っている。これは…凄いぞ。
「ウルトラマンより」「暴れん坊将軍っす」などもはや架空の人物(…なのか?)であり、「天国の母ちゃんです」とか、もはや死んどるではないか。
ラストの「今度の日曜日までに答えてください」の不条理さもクセになるし、「松本を救いたい」に込められた「愛」にまで気づいてしまった今、それははっきりとした。この作者、もはや何かを誤認させようという意思すら感じさせないのである。
例えるなら…そう、深夜ラジオの熱心なハガキ職人リスナー。そんな「求道心」が横溢しているではないか。
こうなってくると、もうわたくしとしては迷惑メールというよりも、新作を楽しみにしている読者と言っても過言ではない。このような才能をみなぎらせた人間が、何を我に提示しようとしているのか?と、思わずニコニコしながらリンクをクリックしたくなってくるから恐ろしいものだ。
まぁ実際はニコニコしながら完全削除するのだが。
年明け以降も、このアーティストは書き続けてくれるのだろうか。注視して待ちたい。
この記事でさえ、けっこう疲れてしまった…。