家事でも育児でも仕事でも
「見ればわかるでしょ?!」
「言わないとわからないの?!」
「普通こうやるよね?!」
って言いたくなることありませんか~?
でもね
人間って
自分が思っている以上に
言わないと
相手に伝わらない生き物だと思います。
わかってるって…。聞いてるって…。だ~いじょうぶだって…。
人と人とがコミュニケーションをとるって
自分と感覚が違う人と関わらないといけないから大変なんですよ。
価値観やイメージが人それぞれみんな違うんです。
自分と違う人間だって頭ではわかっているのに
人ってなぜか
「わかってくれているハズ」
「伝わっているハズ」
「知っているハズ」
と思ってガッカリすることもありませんか??
特に毎日会っている人や自分にとって大切な人になると、
余計にそう思うのではないでしょうか。
これはどうしてだろう??
私が考察したことなのですが
言わなくても察して欲しいと思うのは、
きっと赤ちゃんからの習慣なのだと私は思うのです。
「眠いのでもお腹空いたのでもない! 外へ一緒に遊びに行きたいの~!!」
ほら、赤ちゃんの頃って泣くと
「眠いのかな?」「お腹空いたのかな?」「オムツかな?」
って大人にいろいろ察してもらえないと
生きていかれなかったじゃないですか。
歩くようになって話すようになっても
「どうしたいの?」「これが欲しいの?」って
代弁してもらっていた時期もありましたよね。
だから
言わなくてもわかる=
愛してもらっている
察してもらえる=
大事にしてもらっている
などと、結びつけやすいのかも知れません。
「お前、俺のこと言わなくてもわかるだろ?」「もちろんさ!…ところで、何を?」
特に日本の文化は
直接的に言わないことが
奥ゆかしさに繋がっている時代があったことも
影響しているのかも知れませんが
大人になっても無意識に
「言わなくてもわかるだろう」と
思いやすい気がするのです。
これらも「言わなくてもわかるだろう」と思いがちな言葉かも。
疲れた時は、「褒めて!認めて!労って~!」と言ってみよう。
そこで、
毎日会っている人や、自分にとって大事な人こそ
「このくらい言わなくてもわかるでしょ!」
とイラっとしたその思いや考えを言葉に変えて、
相手に伝えるといいと思います。
赤ちゃんの頃のように
相手に察してもらえることが本当に大事かと言ったら、
もう今はそうでないかも知れません。
言葉が自由に使えるようになった今は
察してもらう方が勘違いを生みやすいかも知れませんからね。
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