皆さまこんにちは☀️

PS-Customizeの渡邊です。


昨日メンテナンスを終えたY様ご依頼分のCECHA00の作業内容についてになります!


楽天市場の某ストアから購入した機体で、初期設定中にYLODが発生したということで修理を承りました。


それでは早速やっていきましょう👇


☆基板の状態を確認

一度分解されており、固定テープの上にマスキングテープが貼付されていました...

アンテナも上から通されていますね〜


サーマルパッドは、1.2x1.2mmと1.0x1.0mmが使用されていました。




CELL/RSX両方ともフラックスの塗布痕がありました...

謎なのが、CELL側にSP-Capが2個追加されていること...笑(やるならRSXでしょ!)

せっかくの-12基板ですが、炙られているものは将来的に不具合が出るなどのリスクがあるため、再利用せずに処分します。


実装やサーマルパッドの選定から考えても、ド素人がやっているわけではないと思いますので、同じような状態の機体があるかもしれません。


残念なことに、これも酷い状態の機体を動作品、メンテナンス品として販売している方がいるのが実態なので、中古のPS3(特にPS2対応のCECHA00,B00)を購入する場合は、信頼できる業者または個人から購入することを強く推奨します。


話を戻しまして...


Sysconのテストポイントにはんだ付けした痕がありますね〜

3034を復旧させてデータを確認しましたが特に何もなかったため、そのまま基板交換に移ります👍


ドライブについては中にディスクが吸い込まれたままとなっており、回転こそしたものの擦れている音がしました。

内部を確認したところ、デッキを保持する突起がレールから外れており、プラ部品も折損していて一箇所が完全に上がりきらない状態になっていました。


ドライブ内からバネも発見...!

ドライブおよびピックアップレンズは全て交換することにしました👍


☆殻割り&プロードライザの交換

メイン基板は-22のリファービッシュ基板に交換!

CELLは殻割りしてグリスの塗り替えを行いました。

サーマルパッドについては全て交換しました👍


プロードライザの劣化によるYLODを予防し、高負荷時に電源が落ちることがないよう、CELL/RSXのプロードライザ各2個をPanasonic SP-Cap EEF-HX0E471Rに交換いたしました。

PSlizer v3を使用してリフローにて美しく実装!✨


また、NoPS2対策としてC6620を220→330μFに交換しました。


RSXはCXD5300DGB(40nm)です✨


RSXブレイサーも追加いたしました👍

CELL側はSony純正です。

もちろんサーマルパッドも交換!


becount(総使用時間)は、194日程度です。リファな基板なので動作良好です👍


☆仮組み動作確認

Gran Turismo 6や低温状態でのPS2の動作もバッチリです👌

当たり前ですが、縦&横置きどちらでも動作OK!!


☆作業終了

今回は、お客さまのご要望により筐体リフレッシュ+コーティングは行っておりません。

最終動作確認をして作業終了です!


Y様、動作確認終了後にLINEさせていただきます。

この度はありがとうございました😊


以上になります!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.6.21 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


前回の記事では、Puhui T-8280+HAKKO FV-300の組み合わせでGLODなCECHA00を40nm RSX化して修理しました。

その続きということで、VDDR電圧変更とR2054の交換をやっていきます👍


ちなみに...チップ抵抗は全て高信頼なPanasonic ERA 2Aシリーズ(高信頼性薄膜角形チップ固定抵抗器)を採用しています。

https://industrial.panasonic.com/cdbs/www-data/pdf/RDM0000/AOA0000C308.pdf


・VDDR 1.2→0.95V化

不要なICおよび抵抗を取り外しました。




実装後↑

IC6200:BD3504FVM-TR

R6214:3.9kΩ±0.5%(0402/1005)

R6216:3.9kΩ±0.5%(0402/1005)

R6219:1.8kΩ±0.5%(0402/1005)

R6222:1.8kΩ±0.5%(0402/1005)


0402サイズなので取り付け難易度は高いですが、綺麗に実装できました✨


抵抗変更後の電圧は0.947〜0.949Vで安定していました👍

問題なさそうです!


・R2002のチェック

実装後↑


抵抗値は定格47kΩに対して46.9kΩなのでOKですね〜


・R2054の交換

49.9Ωの抵抗で代用していましたが、10kΩの抵抗に交換しました!


抵抗値は9.97kΩなので、これも大丈夫ですね!


・作業終了

全抵抗、ICの交換が終了し、リファービッシュ基板と同様の実装になりました👍

もちろん動作もバッチリです!


これにてFrankenstein MOD(40nm RSX化)の作業は終了です。

次回は65nm RSX化をやる予定です...😁


以上になります!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.6.20 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


早速ですが、Frankenstein(40nm RSX化)は...

プリヒーター+ヒートガン

でもできます!👍(ただし、適切な温度管理が必要)

今回は、Puhui T-8280+HAKKO FV-300の組み合わせで行いました。


一応補足しておきますが、基本的にはリワークステーションでやることをお勧めします。

当店にも一台ありますが、温度管理も楽でプロファイルと下処理さえしっかりしていればミスることは(ほぼ)ありません。


*RSXの交換(BGAリワーク)はそれなりの機材と技術が必要です。

ご自身で試される場合は、機材を揃えたうえジャンクなマザーボードで練習することを強くお勧めします。


前置きが長くなりましたが...👇


今回修理する機体は、GLODなA00です。

2009年12月にメーカー公式修理にてCELLが交換されていました。

交換する前のRSXは90nm CXD2971GBです。

メイン基板は、一昨日夕方〜昨日朝にかけて135°Cで12時間以上ベーキングしました。


殻割りして...


サクッと取り外します👇

RSX取り外し後

ヒートガンの温度は260°C以下で加熱しました。

残ったはんだボールを吸い取ります。


残ったはんだボール&フラックス除去後

パッドが綺麗になりました✨


取り外したGLODな90nm RSX(CXD2971GB)

パッドも綺麗にしてUVレジンにて殻閉じ→オブジェ化しました笑


実は、今回Frankenstein化する気は全くなく、だいぶ前に中華で購入した中古のリボール済90nm RSXに交換する予定でした。

購入したといいつつ、商品説明と違う(型番が違う、新品と記載されていたのに中古)という理由で全額返金されています...笑


中には角が欠けたり潰れているものがあるなど、どう考えてもダメそうなものもありますが、一応4個全て実装!

全部動作しませんでしたw

3x GLOD、1x 0202120&0213013


テスト済 100% New Originalなどと謳っていますが、買わない方がいいですね笑


仕方がないので、乾燥剤を入れて保管していた40nm RSXを出してきました。


共晶はんだでリボールします👇

乾燥剤を入れていたとはいえ、ベーキングしていません...

気持ち程度に30分ほど165°Cで予熱しました。


40nm RSXに換装する際の注意点として、

・本当にRSXが原因か

・FWは3.20以上(40nm)または2.45以上(65nm)か

の二点が挙げられます。

*65nmについては2.30以上で動作する可能性あり(未確認)


YLODに関しては、リフローで起動できればFW確認、必要に応じてアップデートできますので特に問題はないかと思います。

対してGLODは基本的に起動できませんので、エラーログやSB UARTで原因を正しく特定する必要があります。

今回の基板は、一度目に起動したときブラックスクリーンのままアーティファクト(ノイズ)がでて起動音だけなった、HDDのアクセスランプが点滅していたことが確認できたため、CELLやXDR DRAM、SBなどに異常はなく、RSXの問題である可能性が高いと判断しました。

また、起動音についてもバージョン3系以降の音が聞こえたので問題ないはず...!

GLOD≒使用時間は比較的長い→FW 3.20未満ということはないはずと深読み笑


・実装&清掃後の様子

綺麗に実装できました!

ヒートガンの温度は210°C以下で加熱しました。

もちろん、ポップコーンなどのダメージはありませんよ〜


はんだボールもバッチリくっついていますね👍

パッケージと基板は並行で、沈み込みもありません!


新たに実装したRSXはCXD5301A1GB 2011年製です。


実装直後に起動させると...👆

0403034(FLEXIO_ID)が出ますが、気にする必要はありません。

*この段階でGLODや他のエラーが出ている場合は、実装に失敗しているか基板の他のコンポーネントに問題があるおそれがあります。


ここでのFLEXIO_IDによる3034 YLODは、簡単に説明すると実際に載っているRSXが40nmであるのにもかかわらず、Sysconが90nmと認識していることにより、整合性が取れずエラーが出ている状態です。


CXR713120-201GB/202GBなどでは40nm RSXを正しく認識できるよう、パッチを当てる必要があります。


今回実装した40nm RSXはCXD5301系ですから、

w 3242 03 61 82 80 01 91

w 3254 21 EC

w 348B 8B

w 34AF 8B

と書き換えます。

3242と3254が40nm RSXのトレーニングデータで、348Bと34AFはサーマルコンフィグとなります。


ここまでの工程終了後に起動させると、3034 YLOD→GLODに変化するはずです。

この次の作業でGLOD→起動するようにします。


☆RSX抵抗改造(65/40nm共通)

R2001→取り外し

R2002→47kΩに交換

R2153→取り外し

R2054→10kΩに交換


1005(0402)サイズの抵抗ですので、実装難易度は高いです。

R2002は交換しなくても(49.9Ωのまま)動くらしいですが、Sony公式と同じように47kΩ(Panasonic ERA-2AED473X)に交換しました。


R2054の10kΩの抵抗は、R2153から取り外したものが流用できます。

取り付け方が特殊で、定位置の右斜め上にあるGNDのパターンを削ってはんだを盛ったうえで実装します。

新品(ERA-2AED103X)を使用したいのですが在庫がなかったため、R2001から取り外した49.9Ωで一時的に代用しました。


RSX実装と抵抗改造が終わったら一度動作確認をして、異常がなければ次のVDDR改造に進みます。

動作確認をせずに進めると、全工程終了後に3034等のエラーが出た場合、RSXの実装に問題があるのか、VDDR改造の際に生じたトラブルなのかがわからなくなります。


☆RSX_VDDR 1.20→0.95V化改造


R6214、6216→3.9kΩを取付

R6219、6222→1.8kΩに交換

IC6200→BD3504FVM-TRに交換


写真は改造前です。詳細は後日の記事で取り上げます。


RSX交換〜抵抗改造(仮)まで完了!

CELLはSony公式で、RSXは当店でそれぞれ交換したロマン(?)あふれるマザーボードになりました笑


Frankenstein大成功!

元々GLODでしたが、無事に起動するようになりました✨


VDDR改造やR2054の正式な交換についてはまた後日記事にします👍


長くなりましたが、以上になります!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.6.17 作成

2026.6.17 修正

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


早速ですが、CECHA00やB00では、メーカー公式修理機やリファービッシュ機などにおいて、BD-410に換装された機体があります。

今回は、公式での作業を再現して近日出品する40nm RSXのリファービッシュなA00のドライブをBD-410に交換したいと思います!


*ここで紹介する方法は、必ずしも公式の手順と一致しているとは限らず、部品などの状態を鑑みた推測、同等部品での代用等も含みます。


それでは...👇


まずは上部シールドから

スポンジについては再利用するので、場合によってはヒートガンで温めながら丁寧に取り外します。

サーマルパッドは剥がさずにそのままのことの方が多いのですが、2012年後半〜は剥がしている例も見受けられます。

残しておいても意味がないので、再現にあたっては剥がしておきます。


純正で使用されているスポンジテープはおそらくEVAですが、再現にあたっては全て柔らかめのEPDMを使用しています。


フラットケーブルは60pinですが長さが違うため、A00,B00用のものに交換します。

肝はSACDへの対応ですが、海外でもこの記事などでCECHHから取り外したBD-410を再紐付けするとSACDが読み込まなくなると報告しているスレッドがあります。

当店では、暗号化をバイパスするといった不正な方法ではなく、公式と同じ方法でSACDへの対応を実現しています。

独自に研究して発見したものですので、海外でも出ていない情報だと思います。絶対に実現したいと思っていたので、形にできて嬉しいです👍


上部シールドから取り外したスポンジに新たな両面テープを貼付します。幅は5mmです。


フラットケーブルの90°折り曲げ位置を7mm上にずらします。

スポンジと新たな固定テープを写真の位置に貼付します。


続いて、筐体上部へのスポンジテープ取り付けです。


写真のように貼付します。

実は今回、両脇はちょっと短めにカットしています(21mmくらい...笑)


取り付け後の様子


・同様の取り付け例


・純正


以上でBD-410への換装作業は終了です!


ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2025.6.12 作成

皆さまこんにちは☀️

PS-Customizeの渡邊です。


早速ですが...

今週中にCECHA00のリファービッシュ機を出品する予定で、その詳細の紹介になります!


今回の機体は、40nm RSXの公式リファービッシュ機のフルメンテナンス、ハイグレード仕様になります。


・プロードライザ全交換

・サーマルパッド全交換

・BD-410に換装

と徹底的に部品交換&アップグレードを行いました。


ではでは基板を見ていきましょう〜👇


RSXは40nm CXD5300A1GBです。


清掃してサーマルパッド等も全て除去した後の様子↑

メイン基板は-32です。


becountは135日ほどです。

まだまだ元気に動いてくれそうですね👍


A面のプロードライザは、PSlizer v4を用いて以下のコンデンサに交換しました。高分子コンデンサ+MLCC 5種混載で低〜高周波のノイズを吸収できるようにしています。

高分子コンデンサは、

Panasonic SP-Cap EEF-SX0E471XE

MLCCは、

KYOCERA AVX X7R 10V 22μF

KYOCERA AVX X7R 16V 2.2μF

KYOCERA AVX X7R 16V 0.1μF

Würth Electronik X7R 16V 0.047μF

Würth Electronik X7R 16V 0.022μF

を採用し、各周波数帯をバランスよくカバーします。


NoPS2_Menuが発生していたので、C6620をPanasonic POSCAP 2R5TPE330MAZBに交換いたしました。

静電容量を220→330μFとして、マージンを増やしました。

ただし、増やしすぎは悪影響が生じるおそれがありますので注意が必要です。


C6620交換後

正常に動作するようになりました✨


B面のプロードライザは、PSlizer v3を用いて以下のコンデンサに交換しました。高分子コンデンサ4個仕様です。

採用したのは、

Panasonic POSCAP 2R5TPE470M7

となります。

サーマルパッドも交換しました。




CELLの殻割り&サーマルパッド貼付後

保護フィルムは最終組み立て時まで剥がさずに取り付けておきます。


電源ユニット側面の固定テープのみ新品に交換!


仮組み動作試験の様子

ドライブは故障したH00からBD-410を流用し換装しています。(もちろんSACDも動作するようにしました👍)


作業のご紹介は以上になります!

次はBD-410の換装について詳しく取り上げます...笑


ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2025.6.12 作成

皆さまこんにちは☀️

PS-Customizeの渡邊です。


CECH-3000で見つけたRSX(PS3DevWikiにも情報がないので、新発見?笑)を紹介します!


こちら👇




CXD5301FGB


よく見るCXD5301系はA1GBとDGBで、'11年の半ば辺りから生産が始まっていますが、FGBは第18週と比較的早く生産されていますね...!


CXD5300GGB〜CXD5301DGBの間に位置するリビジョンかと考えておりますが、検索をかけてもヒットせず詳細は不明です。


CECH-3000は然程入手する機会が多くないので、何台も確認できませんが、ほとんどはDGBかA1GBが載っているので、FGBはかなり珍しいはず...!

(3000シリーズをお持ちの方はぜひ確認してみてください笑)


5301FGBについての詳細が判れば今後追記します👍


ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2025.6.12 作成

皆さまおはようございます☀️

PS-Customizeの渡邊です。


月火は自宅と倉庫の整理に勤しんでおりました🧹

本日は、U様のCECHA00の修理作業をはじめ、オークションで落札されたリファなCECHB00の発送作業、薄型機 CECH-2000Aを出品をする予定です。


薄型機は滅多に出品しないのですが、毎回厚型機ばかりだと面白くない(?)ので、気分転換に用意してみました笑


大変ありがたいことに多数の修理ご依頼をいただくなか、スキマ時間でメンテした機体になります。


それでは早速👇


☆殻割り&プロードライザの交換


CELL(45nm)、RSX(65nm)はどちらも殻割りしてグリスの塗り替えました!
適切に加熱して慎重に作業しないと...もれなくパッケージごと剥がれたり、ヒートスプレッダにVRAMがくっついてきます笑
サーマルパッドも全て交換しています。


プロードライザについては、CELL/RSXのプロードライザ各2個をPanasonic SP-Cap EEF-HX0E471RおよびPOSCAP 2R5TPE470M7に交換いたしました。

PSlizer v3を使用してリフローにて美しく実装!✨

CELLもSP-Cap&POSCAPの混載でしたので、種類を揃えました👍

45nm用CELL/RSXブレイサーも追加!


CMOSバッテリーは新品に交換!


・CELL 45nm(CXD2992AGB

45nmはCELLの最終シュリンク(90→65→45)で、VDDCラインは高分子コンデンサ+0805 MLCCになっています👍


・RSX 65nm(CXD2991GGB

RSXは65nmで、二世代目(90→65→40→28)に位置します。

2009年以降製造のRSXについては、基本的にバンプゲートの問題は解消されていると思われます。

90nmでは、唯一CXD2971B1GB 0944HJLがバンプゲートの影響を受けていないと考えられています。

これが載った機体は5台くらいありますが、どれも起動するか1002 YLODなので、本当に影響を受けていない可能性が高そうですね👍

90nm RSXに交換されたリファービッシュ基板には、2971B1GBのほかにCXD2971-1GBが載っている場合があります。これについては、残念ながらバンプゲートの影響を受けている可能性が高いです。

詳しくは、後日記事を作ろうかと思います。

CXD2982系(65nm)については2008年から製造されており詳細は不明ですが、おそらく問題ないはずです。


バンプゲートの問題はないものの、デフォルトのファンテーブルでは平気で80°Cを超えるので、近くに実装されているプロードライザにとっては地獄のような環境です笑


当たり前ですが、ヒートシンクユニットも取り外してしっかり清掃&洗浄します👍


オーバーホール済と謳いながら、表面のホコリすら落としきれていないような商品も見受けられますが、果たしてそれはオーバーホール済と言えるのでしょうか...笑


ヒートシンクの隙間にもホコリはありません。


ファンも取り外してしっかり洗浄!



固定テープについては、一度全て剥がして、新品を元の状態と同じように貼付しました。

ぶっちゃけ、あってもなくても実用上問題ないのですが、このような細かい箇所も正確に復元します。


破ってそのまま、養生テープやセロテープなどで固定などは流石に...


becount(総使用時間)は、69日程度です。少なめで動作良好です👍
SW系Sysconでは、becountコマンドで参照できないため、HEX値を読み取って10進数に変換する必要があります。
04BA→1210(回)
04B2→1202(回)
005AFFE3→5963747(秒)→69日0時間35分47秒

となります。


☆仮組み動作テスト

Gran Turismo 6の動作もバッチリです👌

当たり前ですが、縦&横置きどちらでも動作OK!!


☆作業終了

筐体は全体を磨いてガラスコーティングを行いました。
元々やや傷の目立つ筐体でしたが、概ね良好な状態です👍

動作確認をして作業終了です!


以上になります!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.6.3 作成

皆さまこんにちは☀️

PS-Customizeの渡邊です。


昨日メンテナンスを終えたA様ご依頼分のCECHB00の作業内容についてになります!


ゲームプレイ中に突然電源が落ちることがあるということで修理を承りました。


それでは早速やっていきましょう👇


☆分解前

封印シールが剥がされた跡がありますね...

折れている箇所と、写真ではわかりにくいですが、剥がした際にできるシワが折れた箇所から平行になって続いているので一度分解されている可能性があります。


珍しくDVD系ディスクが縦置きでも読み込むので、ピックアップレンズが交換されているのでしょうか?笑

ただ、Blu-ray系ディスクが怪しく、一部読み込まないPS3のソフトやBDビデオディスクがあったため、交換する必要がありそうです。


分解すると...

スイッチ基板とメイン基板側でネジの色が若干違うのが確認できるかと思います。


白〜黄色っぽい(色温度 約4000K)ネジは日本製

青みがかった白色(色温度 約7000K)なネジは中国製

の機体で採用されています。


メーカーで修理された場合を除いて、オリジナルの状態でこれらのネジがまばらに取り付けられていたり、組み合わせが異なることは基本的にありません。


メイン基板へはアクセスされていないようでしたが、ドライブのレンズを交換したのかな?といった様子でした。


☆殻割り&プロードライザの交換

メイン基板は-12基板でした✨

COK-001基板には、-12,-22,-32と3種類ありますが、最も品質が高いリビジョンになります。

CELL/RSXともに殻割りしてグリスの塗り替えを行いました。

サーマルパッドについては、EE+GSとSBはそのままですがVRM周りは全て交換しました。


プロードライザの劣化によるYLODを予防し、高負荷時に電源が落ちることがないよう、CELL/RSXのプロードライザ各2個をPanasonic SP-Cap EEF-HX0E471Rに交換いたしました。

PSlizer v3を使用してリフローにて美しく実装!✨


CELL/RSXブレイサーも追加いたしました👍


プロードライザはAorB面のどちらか交換するか、参考程度に...👇

基板B面

S6M02585


基板A面

S7A00734


ロットに注目すると、

CECHA00,B00では、2005〜2007年製のプロードライザが実装されています。

赤字が製造年で青字がロットだと思われます。

例えば、S6〜はS7〜より古く、S6A〜はS6B〜よりも古いです。


今回の例では、基板B面のプロードライザのほうが古かったので、B面を代替コンデンサに交換しました。


ぶっちゃけどちらでも良いと思いますが、当店では、原則としてロットを見て古い方を替えるようにしています。

実際のところ、低ESRな高分子コンデンサを8個載せれば、片側は剥がしたままの状態でも動きますからね...笑


...とはいえ、CELL/RSX実装面(A面)の方が劣化が早いという意見があれば、エアフローが悪いB面の方が劣化していることが多いという意見もあります。

実際どうなっているかは取り外すまで判りませんし、そもそもプロードライザは歩留まりが低いうえ熱に弱いというコンデンサとして致命的な弱点がありますので、心配なら両面全替えが良いでしょう。


なお、中華タンタルコンデンサなど、背が高いコンデンサ(2mmを超える)を採用する場合は、基板A面に取り付ける必要があります。


ピックアップレンズは、全てのディスクを縦置き一発読み込みOKなものに交換しました。



becount(総使用時間)は、67日程度です。少なめで動作良好です👍


☆仮組み動作テスト

Gran Turismo 6や低温状態でのPS2の動作もバッチリです👌

当たり前ですが、縦&横置きどちらでも動作OK!!


☆作業終了


筐体は全体を磨いてガラスコーティングを行いました。

最終動作確認をして作業終了です!


A様、動作確認終了後にメールさせていただきます。

この度はありがとうございました😊


以上になります!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.5.29 作成

皆さまおはようございます☀️

PS-Customizeの渡邊です。


昨日メンテナンスを終えたH様ご依頼分のCECH-4000Bの作業内容についてになります!


起動時に日付設定を求められるとのことで、CMOSバッテリーの交換とオーバーホールを承りました。


それでは早速やっていきましょう👇


☆分解開始


おそらく、分解にあたって高難易度なのは手前のカバーの取り外しです。
ここが思うように外れないので、ツメを折ったことのある方は結構多そうです...笑

ディスクドライブ下の隙間に手を入れて手前側に引いて2箇所のツメを外して...
まだ引っかかっている手前の部分を右側から順に真ん中まで外します。
真ん中まで外れて、右側全体が浮いたら、左にスライドすると綺麗に外れます!
説明が難しいですが、とにかくコツを掴めば大丈夫です笑

☆CMOSバッテリーの交換&オーバーホール

基板を清掃したのち、新品のCR2032に交換しました👍


オマケで45nm用CELLブレイサーを取り付けておきました笑


CELL(45nm)とRSX(28nm)は👆

CECH-4000Bでは、RSXが40nmと28nmの基板が混在していますが、本機は28nmでした。

元のグリスを綺麗に除去したのち、新たなグリスを塗布しました。



基板の実装ICは👆

BDドライブのコントローラーはメイン基板側に実装されています。


基板の型番はNPX-001(1-887-357-11)です。


RSX CXD5305E(28nm)

赤字の部分はA〜L(D,Gは欠?)まであります。


CELL CXD2996GB(45nm)

45nm全般(特に2996BGBと2999AGG)は、殻割りの難易度が高いので、ご自身で挑戦される方は要注意!

CELLを破壊すると再起不能です。


Samsung K4Y12324TE-KCB3

CECH-2100系(SUR-001)以降、XDR DRAMは512Mbit 4枚→1Gbit 2枚になりました。


ファンもヒートシンクも洗浄いたしましたので非常に綺麗です✨


☆仮組み動作テスト


Gran Turismo 6の動作や各種ディスクの読み込み、4000番台でよく故障する無線機能もバッチリです👌



当然ですが、ツメは一箇所も折れていませんよ〜笑


☆作業終了


最終動作確認をして作業終了です!


H様、動作確認終了後にLINEにてご連絡させていただきます。

この度はありがとうございました😊


以上になります!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.5.28 作成

皆さまこんにちは☀️

PS-Customizeの渡邊です。


昨日メンテナンスを終えたT様ご依頼分のCECHB00の作業内容についてになります!


去年の11月にお買い上げいただいた機体で、残念ながらYLODとなってしまいました...

基板交換と更なる対策を施して全体をアップグレードさせていただきます!


それでは早速やっていきましょう👇


☆旧基板、旧実装


安定の斜め付けですね笑
中華タンタル採用が数十台、POSCAP/SP-Capに切り替え後、斜め付け手実装&リフロー実装が合わせて100台以上あるかと思います...
アフターサービスやメンテナンスで当店へ戻ってきたものは、全てPSlizerに交換させていただきます!

☆基板交換→殻割り&プロードライザの交換

メイン基板は、-12基板に交換します。

メンテナンス前はこんな感じ👆


プロードライザの劣化によるYLODを予防し、高負荷時に電源が落ちることがないよう、CELL側のプロードライザ2個をPanasonic SP-Cap EEF-HX0E471Rに、RSX側の2個をPanasonic SP-Cap EEF-SX0E471ERにそれぞれ交換いたしました。

CELL/RSXともに殻割りしてグリスの塗り替えを行いました。

サーマルパッドについては、EE+GSとSBはそのままですがVRM周りは全て交換しました。


PSlizer v3を使用してリフローにて実装!✨


フラックスの残渣はなく、綺麗に実装しています✨


☆超軽微なNoPS2_Menuの修理

動作確認時に低温でPS2を起動させるとPlayStation2ロゴでフリーズするという現象が発生!

ゲームリセットすると、2回目以降は全く問題なく動きます。

本体が完全に冷えた状態→電源投入後すぐにPS2ソフトを起動させないとこの挙動は発生しない(少しXMBで待機した後にPS2ソフトを起動させるとフリーズは発生しない)ため、正直わからないレベルではありますが...当店の基準ではこれはアウトなので、しっかりと修理します👍


NoPS2_Menu(PS2のロゴが出ないがPSボタンを押すとメニューは表示される、本体が温まるとPS2が動作する)のほとんどは、平滑コンデンサ(C6620)の静電容量低下が原因です。

コンデンサの仕様は、2.5V220μF±20% 3528ですので、同等品に交換することで修理します。


交換後は、電源投入後すぐにPS2ソフトを起動させても問題なく動作するようになりました!

代替コンデンサは、新品のPanasonic POSCAP 2R5TPE220MIBを採用しました。

すでに廃盤品で在庫限りですので、無くなり次第、同POSCAPの2R5TPE220MAZBに切り替えます。


取り外したコンデンサ(おそらくNEC/TOKIN NeoCapacitor TEPS〜系)の静電容量を測ると239μFでした。

過去の修理からのデータでは、概ね250μFを下回るとロゴでフリーズするなど動作が怪しくなります。

タンタル系で定格220μFだと、実測260〜280μFほどあるので、オーバー分が前提の設計なのかもしれませんね...


定格330μFのPOSCAP 2R5TPE330MAZBの在庫もあり、先日試しにNoPS2の機体で交換してみましたが、正常に動作するようになり、特に他の動作に問題は生じませんでした。

NoPS2対策として、マージンを増やすべく330μFに交換するのもアリだと思います。



CELL/RSXブレイサーを追加いたしました。


becount(総使用時間)は、66日程度です。少なめで動作良好です👍


☆仮組み動作テスト
Gran Turismo 6や低温状態でのPS2の動作もバッチリです👌

当たり前ですが、縦&横置きどちらでも動作OK!!


☆作業終了


無水エタノールで表面のこびりつきを除去し、再度ガラスコーティングを行いました。

最終動作確認をして作業終了です!


T様、動作確認終了後にメールさせていただきます。

この度はありがとうございました😊


以上になります!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.5.26 作成