皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


本日の仕事は、修理&メンテ依頼品の作業です!

修理完了まで10時間ほどかかりました笑


2度のYLOD再発&ビープスピーカーの故障というトラブルの連発でしたが、無事に修理することができました!


それでは早速分解していきます👇(閲覧注意)

ホコリは結構多めですね...

写真の左上をよ〜く見ると...「40」のシールが確認できます笑

前回の依頼品と同様、この機体もリファービッシュ基板です。


エラーログを取得します。

1002,2203,2120の複合ですね〜

リファービッシュ基板でこの複合エラーの場合は、ほぼ間違いなくRSX側のプロードライザの劣化がYLODの原因です。


一点気になるのが、1002,3034,4001,2120の複合エラー
4001はCELL関連なので、3034エラーはCELLの故障を示しているのかもしれません...
このエラーを出すために何回か起動を繰り返し、ログを確認してみました。

BE:RRAC:BX0シーケンスでエラーが出ていますね〜

BX0は一番最初の通信段階です。A0401002が最初に出ているので、1002の発生が遅れる(ステップがA023→A040)とCELLの通信段階まで進み、そこでエラーが発生するということだと考えられます。


プロードライザ由来の3034もあり得るということですね〜
新しい発見です!


原因がわかったところで、RSX側のプロードライザを交換します。


正常に起動するようになりました!


...と思ったのですが、ここから地獄を見ることになります。


そんなことは知らずに動作確認を進めていたのですが...

突然YLOD発生!!

エラーログを取得すると...👇

A0202120が10個とA0213013、A0901001が出ています。


まずはA0901001ですが、これはCELL側のプロードライザの劣化が原因です。

シャットダウン時に「ピピピッ」とビープ音が鳴って赤点滅で電源が落ちる不具合がありますが、その時に記録されるエラーがこれです。


CELL側のプロードライザ1個をPanasonic製SP-Cap(EEF-GX0E331R)+Panasonic製POSCAP(2R5TPE330M9)に交換します。

この後エラーログを取ったところ、A0901001は消えました。


次に進みます。

A0202120A0213013は、基本的にF6302ヒューズとそれに関連する回路の部品の故障(C6320など)が原因です。

確認したところ、F6302は切れていたため交換しました。

続いてF6302が切れた原因を探します。

目視での確認では異常は見受けられませんでした。抵抗値を測定しても特に異常はありませんでしたが、最も可能性が高いC6320を取り外して静電容量をチェックしたところ...

OL(オーバーロード、オーバーレンジ)

となりました。

C6322も取り外して静電容量をチェックし、C6320は交換して再実装します。


綺麗に実装できました✨


交換後に電源を入れたら起動したのですが...

数分後にまたもやYLOD発生!!

エラーログは先程と同じでしたが、F6302は切れていませんでした。抵抗値を測ると上昇していますので、切れてはいないものの正常な状態ではないようです。


C6320を取り外して静電容量を測るとOLとなります...


そういえば、いつのまにかビープ音が鳴らなくなっていますね...笑

原因はおそらくQ4014トランジスタだと思うので、抵抗を測ってみました。

予想は当たっていたようで、R1が異常な値を示しました。


右側に表面実装型アルミ固体電解コンデンサがあるので、ヒートガンは使えません。

全て手はんだで作業します。


スピーカーは正常だと思いますが、一応交換しておきます。

はんだごてでトランジスタとスピーカーを取り外します。


新しいトランジスタとスピーカーを取り付けます。

もちろんどちらも純正品です。


無事に音が鳴るようになりました!


さてさて、どんどん進みましょう...👇


C6320だけを交換してもダメということは、その他の部品にも問題がある可能性が高いです。

ということで...

C6320,C6322,C6326,C6342,C6344,Q6303,Q6305,Q6307,L6302,L6306

を交換します。

おそらく関係ないですが、Q6304,L6002も交換しました。

*サービスマニュアルでは、Q6304はC6304(誤植?)となっています。


全て純正部品を使用して、綺麗に実装しました。


これでダメなら基板交換をするつもりです。


「もうYLODはいらんよ...」

と思いながら、電源投入!


YLODは直りました。

まだ喜ぶのは早いですね笑

しばらく動かしておきます...


10分...20分......30分!!

問題なさそうです!



BDドライブを交換(BD-410→BD-410)して、PS1,2,3もプレイしてみましたが、フリーズしたり電源が落ちたりすることなく、正常に動作しています!


修理完了!


リファービッシュ基板でしたので、できるだけ基板交換はしたくありませんでしたが、今回はGLODにもならず無事に修理を終えることができました。

この記事の投稿前に電源を入れてみましたが、依然として全く問題なく動いております。


修理完了の報告メールを差し上げたところ、すぐに返信がありました。お客さまにも大変喜んでいただけたようで嬉しい限りです。


ということで、本日はここまで!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2025.4.28 作成

皆さまこんにちは☀️

PS-Customizeの渡邊です。


先日メンテナンスを終えた、CECHA00の出品が完了しました!


商品ページ👇

(反映されるまで時間がかかるようです。)


筐体は未加工となります。

オリジナルの見た目でYLOD対策をした機体をお探しのかたは必見!!

是非ともご検討くださいませ✨


製作記👇


また後ほど...!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2025.4.26 作成

2025.4.26 修正

皆さまこんにちは☀️

PS-Customizeの渡邊です。


本日の仕事は、修理&メンテ依頼品の作業です...!

午後は別の仕事があるので、制限時間(笑)はおよそ4時間です。

長らくお待たせしたお客さまのためにも、午前中に全て終わらせる必要があります。


果たして終わったのでしょうか...?笑


それでは早速分解していきます👇

昨日メンテしたA00と同じくらい、ホコリは少なめですね〜


自称PS3目利きの達人(笑)ですので、開ける前から知っていましたが、中身は"当たり"な40nm RSXに換装されたリファービッシュ基板が載っています。



お客さま曰く、某フリマサイトにて状態が良いものを店頭価格以上のお値段で購入されたとのことでしたが、到着して確認したところ...

「ピピピッ!」

と、YLODが発生したとのことでした。


これで90nm RSX+3034でしたら絶望しましたが、40nm RSX+1002でしたので、せっかく高いお金を出して状態が良いものを購入されたことが無駄にならず、こちらとしても嬉しい限りです。


0707(7月7日)七夕リファービッシュ基板

-1なので、トップナンバーですかね〜?


なんだか縁起が良さそうです笑


それでは基板をチェックしていきます👇


CELL側のプロードライザが新しいものに交換されていました。


RSXはCXD5300A1GB(40nm)に換装されています。

(基板清掃後)


続いて、プロードライザを交換します👇


使用する部品は、いつも通り

・CELL側がPanasonic製POSCAP 2R5TPE330M9

・RSX側がPanasonic製SP-Cap EEF-GX0E471R

です!

信頼性が高く、安心して使用できます。


サクッと交換します。

綺麗に取り付けました✨


ここまでで、途中動作試験を行います。

動作試験の間に、筐体の洗浄と乾燥も並列して行います...!

仮組みして、正常に起動することと、各機能が動作することを確認します。


CD系ディスクのみ読み込まないという不具合がありましたが、湿式クリーニングディスクにてクリーニングにしたところ、正常に動作するようになりました。

全ディスクが横&縦でしっかり読み込みます!


お次はCMOSバッテリーの外付け化です!

純正電池と汎用電池BOXを使用します。


筐体上部の通気口にリード線を通した後、はんだ付けして収縮チューブで養生します。

CMOSバッテリーを外付け化することで、電池切れの際に分解する必要がなくなるほか、市販されているCR2032電池を使えるようになります。


また、内部時計にバグが生じてPSNコンテンツが利用できなくなった場合(日付不一致など)などに、電池BOXのスイッチをOFFにして内部時計をリセットし、時計を再調整することで、不具合を直すということもできます笑


この加工をしている間に、筐体の乾燥が終わりました!

ササッと穴あけ加工を行います!

8cm上底のご依頼でしたので、筐体の両方に穴あけ加工をしました。


筐体は傷が少なく状態が非常に良かったので、切削片などでスレ傷を付けないように気をつけました...!


ファンやゴム足を取り付けたら、基板を組み込みます。

外付け電池BOXの配線にも注意する必要があります。

取り付けにあたり、

・リード線を挟まない

・BDドライブに干渉しない

・ネジに干渉しない

という要件を全て満たす必要があります。

限られたスペースの中でこれを行うのは大変です笑


☆筐体上部以外の組み立てが終わった時点

上部にはファンを取り付けるため、電源ユニットのカバーは取り外しました。


☆ついに完成!!


上部の筐体を取り付けた後、所定のネジを締めます。

側面のトルクスネジまで閉めたら、最後にファンを固定して完成です!


電池BOXは、BDドライブ横に取り付けてあります。


上部のファンと温度計はこのようになっています。

温度計のセンサーは本体中央部に設置してあります。

動作中は、36.5℃〜38℃前後で推移します。


オリジナルの状態だと、動作中に50°Cくらいになるので、ファンの取り付けは効果があることがわかります。


底面のファンとゴム足はこのようになっています。

ゴム足を取り付けておりますので、横置き時にファンが干渉しないようになっています。


以上になります!

12時過ぎには終わりましたので、目標である達成です✨


動作確認を入念に行った後、筐体についた僅かな汚れや小さなチリなどを落としてから梱包します。


ということで、本日はここまで!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2025.4.24 作成

2025.4.24 修正

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


午後は、昨日から取り掛かっているCECHA000メンテナンス品製作の準備を進めます。

なんとか本日中に完成させたいですネ...!


まずはプロードライザの交換です。


総使用時間が2日と15時間ほどですので、プロードライザはほとんど劣化していないかと思われますが、より高い信頼性があるPanasonic製SP-Cap EEF-GX0E471Rに交換します。

理論的には、8個合成ESR,ESLはプロードライザ2個に勝ります...!

2025年2月に発注した分を丁度使い切ります笑


実装後はこんな感じです👇

綺麗に取り付けられました✨


プレートを取り付けるとこのような感じです。

厚さ2mmですので干渉しません!


内部電動ファンは、NIDEC製15枚羽を採用します。


一時的にCFWを導入してLV1 dumpを取得し、RSXの情報を確認しました。

TOSHIBA製コンシューマーグレード品のようです。


フラットケーブルや無線LANアンテナ線の固定シールは破れていたので、新しいものを貼付します!



ネジ一本を見ても綺麗ですね✨

使用時間が少ない故の輝きがあります笑




ファンコンのカスタム、低電圧化、筐体の洗浄を終えたのち、組み立てます!


横&縦置きで全ディスクの読み込み&起動、再生OK!


入念に動作確認をして出品いたします!

この機体の特徴は、
・筐体は未改造
・プロードライザの劣化と90nm RSXの問題によるYLOD対策済
→RSX側プロードライザの交換(Panasonic製SP-Cap)
→ファンコンカスタム
→CELL/RSXの低電圧化
・オーバーホール済
・総使用時間は2日と15時間ほど

です。


"状態が良く、見た目はそのままでYLOD対策をしている機体"をお探しのかたにオススメです✨


ということで動作確認を進めますので、また後ほど!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2025.4.23 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


本日最初の仕事は、修理&メンテ依頼品の作業です...!

もちろんPS3で、型番はCECHA00です。


早速分解していきます👇

ホコリは少なめですね〜


グリスを拭き取りました。

基板上のホコリもかなり少なく、状態は良いと思います!(becountを見るのを忘れた...笑)


電子部品洗浄剤でヒートシンクもピカピカです✨


DVD系ディスクのみ読み込まなかったので、正常なピックアップレンズを載せたドライブに交換しました。


続いて、Syscon UARTでファンコンのカスタムと低電圧化を行います!


ゴニョゴニョやって...


XMB待機時でCELLは57℃、RSXは54℃になりました。

HDDを一時的に交換して、THE LAST OF USのプロローグを3周し、フリーズなどが発生しないかチェックします。


作業が終わったら、Syscon UARTで使用したリード線は綺麗に取り外します!


筐体は洗浄しました✨


プロードライザの交換や筐体のカスタムはされないとのことですので、組み立て完成です!



次はメンテ品製作の続きをやります👍


また後ほど...!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2025.4.23 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


本日の午前中は、CECHA000メンテナンス品製作の準備を進めていました。

出品するのは1年ぶりくらいじゃないですかね...?笑


今回のメンテ品に使用する機体はこちら👇

上蓋とネジを外しただけで、特に掃除はしていないですが、ホコリはほぼありませんね✨

気になることといえば、フラットケーブルを固定するテープが破れているくらいでしょうか...笑



グリスも乾燥しておらず、金属板のくすみや変色も特に見受けられません。

アタリの機体である可能性が高まります...!


becountで総使用時間を見てみましょう...👇

電源投入時間は2日と15時間ほどなので、かなり程度がいい機体のようです!


CELLは、CXD2964GB('06年製)

ファンがうるさいので、殻割りが必要そうです...


RSXは、CXD2971DGB('06年製)

'07年製のDGBはアンダーフィルが改良されている説を提唱(笑)している私にとっては、興味深い個体です...

0648HJL(2006年第48週?HJL)は果たして...


XDR DRAMはELPIDA製です。JPNの刻印がありますので、日本製だと思います。

基板のロットは32(1-871-868-32)です。


新しいグリスを塗布してから、「あっ、殻割り忘れた!」と気付きました笑

専用のマザーボード固定台に取り付けて反りを防止し、周りにはしっかりとマスキング!

ゆっくりとカットしていきます...


綺麗に取り外しました✨

また明日作業を進めます!


ということで、本日はここまで!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2025.4.22 作成

皆さまこんにちは☀️

PS-Customizeの渡邊です。


本日は修理依頼品の基板交換を進めていたのですが...動作確認中にパチっと小さな破裂音がしだと思ったら、直後にYLODが発生!

こうなったらやることは一つ、とりあえずエラーログを取ります笑


A0202120

A0213013

の複合でした。

(写真を撮り忘れました...)


この複合エラーが出たとき、第一に疑うべき場所は"DC-DCコンバーターに関係する回路上の部品"です。


基板のチェックを進めたところ、F6302の抵抗が異常値を示したので、更に回路を辿ってみます...

👆目視での確認で、C6320コンデンサがカケているのを発見!!此奴が破裂したのかな〜?笑

抵抗値を測定すると異常なので、これが原因で間違いなさそうです。


というわけで、早速取り外します!


(写真はドナーボードから取り外したときのものですね...やってることは同じなのでご容赦ください笑)


ペーストハンダを塗布して...


新しいコンデンサを置いたら、ヒートガンで加熱します!


実装後、MLCCの側面に薄く追いはんだしておきました笑


C6320を交換したら、F6302のヒューズも交換します。


交換後👇


組み立てて電源を投入...!!

YLODは無事に解消されました


・今回の原因

C6320(MLCC 3225 16V/22μF)

が故障し、

F6302(ヒューズ 3216 5A/32V)

が切れたことにより、YLODとなったようです。


返送後にYLODになると最悪なので、検品時に壊れたのはある意味ラッキーだったと思います...!


ということで、本日はここまで!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2025.4.21 作成

2025.4.21 修正

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


今日のネタは、トレードさせていただいたPS3の動作確認と修理になります!

トレードのお相手は、PlayStation工房 北海道さんです!お忙しい中、ありがとうございました✨


早速ですが、1台目の"ドライブすり替え?なCECHB00"をご紹介します!


の前に...

おそらく今回の修理で必要になるであろう魔法の基板を整備します。

魔法の基板は、BD基板YLODの修理のときに部品取りに使っていたため、ドナーボード(上)から魔法の基板(下)にコンデンサを移植しました!

綺麗に実装できました✨


準備が終わったところで...実機を確認します👇


殻割りはしてあり、タンタルコンデンサへの交換はしたかも?とのことでした。

清掃もされているようで大変ありがたいです✨


(なんだかんだで、修理より清掃の方が時間を要するんですよね...笑)


続いて動作確認に進みます!

ディスク挿入...DVDは読み込みましたが、あとはNGでした...

ピックアップレンズも交換する必要がありそうです。


それ以前に、やはりXMBにディスクが表示されませんね...


・システム修復→ダメ

・シャットダウン時の挙動→「ピピピッと鳴る」

・アップデート→やっていませんが、多分8002F14Eになるはず笑


という感じなので、事前に教えていただいた通り、BD基板(というかドライブごと?)がすり替えられているようです。

北海道さん曰く、動作確認をされたときに気づいたとのことでした...(作業後だと超ガッカリするヤツ...笑)


元の基板を取り外し、魔法の基板を取り付けてアップデート&CFWのインストールを行います。


eid_root_keyをダンプして、ドライブの紐付けまでササッと進めます。


ピックアップレンズも交換しました。

PS1,2,3、音楽CD、DVD,BDビデオ、SACDの読み込みと再生はOKでした!

メイン基板に問題はなさそうです👍


一点気になるのが、"縦置きでDVD系ディスクが読み込めないことがある"ということですかね...

あるあるの不具合なのですが、今回の場合は、原因が対物レンズの劣化やダイオードの劣化ではないと思われます。


縦置きOKのピックアップやドライブに交換しても、読み込んだりダメだったり...と怪しいので、この基板が弱っているようです。(基板を別のものに替えると縦置きでも100%読み込めるので、ほぼ間違いなくこの基板に問題があります。)


基板を交換するか、サービスマニュアルを読み込んで、疑わしい実装部品を交換しようかと思いましたが、「まぁ一応読めるしいいか笑」ということで、交換しませんでした笑

(修理屋にあるまじき雑な考えですね)


既に清掃はされているようですので、簡単なメンテナンスとCELL/RSXの低電圧化、ファンコン書き換えを行う予定です。

lv1ダンプも取って、RSXの詳細も見てみます笑


ということで、1台目は無事に修理できました!


2台目もお楽しみに...(コッチは難易度が高そうです...笑)

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2025.4.18 作成

2025.4.18 修正

皆さまこんにちは☀️

PS-Customizeの渡邊です。


昨日修理を終えたCECH-3000Aですが、元々は8002F1F9でアップデートループに陥っている機体でした。


8002F1F9は無線モジュールに関するエラーで、アップデート時のチェック(BDドライブや無線モジュールなど)で異常が見つかると、該当する部品に関するエラーコードを返します。

(例:BDドライブ未検出/異常なら8002F14E)


8002F1F9エラーの場合、モジュールへの供給電源に異常があるモジュール自体の故障が考えられます。


CECH-2000〜3000系においては、ほぼ間違いなく電源系の異常で、RT8057GQW(写真の赤枠内の部品、レギュレーター)の故障が原因です。

CECH-4000系については、無線モジュール自体が故障していることも多いです。(過去に記事にしていますので、興味のあるかたはご覧ください。)


この基板は例に漏れずレギュレーターが故障していたため、新品の部品に交換しました!

よ〜く見ると、交換前後で刻印が変わっています。


交換後にテスターで電圧を測ったところ...0→1.8Vに回復しました!

修理成功です✨

アップデートループから抜け出し、XMBが表示されるようになりました!


コントローラーの無線接続もOK!


交換したようには見えないのではないでしょうか?笑

我ながら非常に綺麗な実装ができたと思います笑



+余談

標準のグリスは全体に広がっていませんでした笑

2000〜4000系の機体ではあるあるですね...


筐体の洗浄やグリスの塗り替えなど、メンテナンスもしっかりと行いました!


ということで、本日はここまで!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2025.4.17 作成

皆さまこんにちは☀️

PS-Customizeの渡邊です。


先日購入した機体に搭載されていたリファービッシュ基板は珍しい3034 YLODでした...!

エラーログを取得して、原因を考えていきます👇


2012-04CのCOK-001マザーボードです。

BD-410搭載で、RSXは40nmのCXD5300DGBに換装されていました。


まずはエラーログを取得します👇

Sysconの内部モードを有効にして、errlogで20個まとめて確認しました。


A0404441

A0403034

がセットで出ているようですね...


bringupで起動時の状況を見てみます👇


BE:RX4:RXシーケンスでエラーが出ていますので、CELLとの通信に失敗していると考えられます。

4441は対象がサウスブリッジであることを示しているそうです。


少し調べたところ、CELLのRX4は"サウスブリッジとCELL間の通信エラー"であるという情報を得ました。

また、CELLの殻割に失敗してパッケージに傷をつけた後にこのエラーが出たという報告もありました。


よって、この基板も

・CELL自体が故障している

・サウスブリッジのはんだボール不良

のどちらかだと思います。


とりあえずはサウスブリッジをリフローして起動するかを試してみたいと思います。

リファービッシュ基板ですし、起動したらサウスブリッジをリボールしようかなぁ...?


Syscon UARTのリードは綺麗に外しました!

しばらく保管して、時間ができたらやります...


ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2025.4.17 作成