皆さまこんにちは☀️

PS-Customizeの渡邊です。


昨日修理を終えたCECH-3000Aですが、元々は8002F1F9でアップデートループに陥っている機体でした。


8002F1F9は無線モジュールに関するエラーで、アップデート時のチェック(BDドライブや無線モジュールなど)で異常が見つかると、該当する部品に関するエラーコードを返します。

(例:BDドライブ未検出/異常なら8002F14E)


8002F1F9エラーの場合、モジュールへの供給電源に異常があるモジュール自体の故障が考えられます。


CECH-2000〜3000系においては、ほぼ間違いなく電源系の異常で、RT8057GQW(写真の赤枠内の部品、レギュレーター)の故障が原因です。

CECH-4000系については、無線モジュール自体が故障していることも多いです。(過去に記事にしていますので、興味のあるかたはご覧ください。)


この基板は例に漏れずレギュレーターが故障していたため、新品の部品に交換しました!

よ〜く見ると、交換前後で刻印が変わっています。


交換後にテスターで電圧を測ったところ...0→1.8Vに回復しました!

修理成功です✨

アップデートループから抜け出し、XMBが表示されるようになりました!


コントローラーの無線接続もOK!


交換したようには見えないのではないでしょうか?笑

我ながら非常に綺麗な実装ができたと思います笑



+余談

標準のグリスは全体に広がっていませんでした笑

2000〜4000系の機体ではあるあるですね...


筐体の洗浄やグリスの塗り替えなど、メンテナンスもしっかりと行いました!


ということで、本日はここまで!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2025.4.17 作成