皆さまこんにちは☀️

PS-Customizeの渡邊です。


さて、先日メンテナンスを終えたM様ご依頼分のCECHA00の作業内容についてになります!長らくお待たせしました🙇

フルメンテナンスをご希望とのことでお預かりした機体になります。


それでは早速やっていきましょう👇


☆殻割り&プロードライザの交換、各種メンテナンス

CELL/RSXのプロードライザ各2個をPanasonic SP-Cap EEF-SX0E471ERに交換いたしました。

PSlizer v3を使用して実装しております。

CELL/RSXともに殻割りしてグリスの塗り替えを行いました。

VRMのサーマルパッドを全て交換しました。EE+GSとSBはそのままです。


CELL側


RSX側

どちらもフラックスの残渣はなく、実装位置も完璧です✨


becount(総使用時間)は、166日程度です。

RSXはCXD2971GBですので警戒範囲(150日〜)に入っていますですが、元気に動いていますね〜👍


CELL/RSXブレイサーを追加いたしました👍

サーマルパッドも全て交換!


ピックアップレンズは、横&縦置きで全てのディスクが読み込めるものに交換いたしました。

お待たせしてしまいましたので、無料サービスです👍

組み立て後に動作確認をしたところ、手持ちのBD-ROMビデオ 2層で1枚だけ読み込みが怪しいものがあり、2日かけてもう一度交換しています...笑


CMOSバッテリー外付け化

はんだ付け+収縮チューブで絶縁・養生します。

線を絡めてセロテープを貼り付けるだけなど、雑な処理はしません。

ちなみに、本体側は無加工ですので純正のCMOSバッテリーに戻すことも可能です。


取り付け後👆

横&縦置きのどちらでも使用可能です。

電池は三菱ブランドです。


三菱は自社でCR2032を製造していませんので、製造国や刻印の類似性から考えても、製造元はPanasonicと思われます。

昔は日本製でCR2032M(M=Maxell?)の刻印があったようですが、パッケージと刻印が変わりCR2032N(N=National?)となりました。

MatsushitaのMはMaxellと被るため使用しなかったと推察できますが、それならPanasonicのPにしそうな気も...

このことから、NはNormalやその他の識別コードの可能性もありそうです。

長くなりそうなので余談ははこの辺で...笑


☆仮組み動作試験

高負荷なGran Turismo 6の動作をはじめ、低温時のPS2の起動などもバッチリです👌


☆筐体リフレッシュ

お風呂場で撮影しています。壁面が白で室内も明るく変な反射がないので、傷が目立ってわかりやすいです笑

天板のトップには擦れ傷と深い線傷がありましたが...


サンダーで削って一回磨いた後👆

深い傷は厳しいですが、白い線傷は目立たなくなりました!この後もう一度全体的に磨きました。

綺麗になったらガラスコーティング剤を塗布します✨


☆最終動作確認

最終動作確認をして作業終了です!

本日改めて横&縦置きで動作確認しましたが、全てのディスクがスムーズに読み込みました。


M様大変お待たせしました💦この後LINEさせていただきます。

この度はありがとうございました😊


以上になります!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.9.23 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


先日、メンテナンスを終えたK様ご依頼分の40nm RSXなCECHA00のご紹介になります!


前回の記事👆


それでは早速〜👇


・基板のメンテナンス完了後

-22の40nm RSXに換装されたリファービッシュ基板です。状態の良いものを用意させていただきました。
プロードライザの交換、サーマルパッドの交換、殻割りを行いました。


基板A面は、PSlizer v4を採用しました。

三段階に分けて綺麗に実装しました。

PSlizer基板を実装→MLCCを実装→高分子コンデンサを実装

高分子コンデンサは、Panasonic POSCAP 2R5TPE470M7を採用!


ズレなく綺麗にそして確実に実装できています✨


RSXは、CXD5300DGBです。


NoPS2_Menu(PlayStation2ソフトを起動すると、ブラックスクリーン、フリーズ等の発生)の対策として、C6620 平滑コンデンサを新品に交換しました。

Panasonic 2R5TPE220MIBを採用!


becount(総使用時間)は...👆

1日ほどでした。リファービッシュ後ほぼ未使用です👍


基板B面は、PSlizer v3を用いて、Panasonic SP-Cap EEF-SX0E471ERに交換しました。

A,B両面の全てのプロードライザを交換!

CELL/RSXブレイサーはPETG製のものを新たに取り付けました。

もちろん、サーマルパッドは全て交換👍


BD-410への交換も完了!
公式と同様にスポンジテープやシールなども全箇所に貼付しています。


・仮組み動作試験

無線アンテナの固定テープは新しいものを貼付しました👍

Gran Turismo 6等による高負荷テストや低温時のPS2起動も問題ありません!

当たり前ですが、全てのディスクを横&縦置きで問題なく読み込みます。もちろんSACDも読み込めます。


・最終動作確認

筐体は磨いてガラスコーティングを行いました。

綺麗な状態になりました👍

組み立てて完成です✨


以上になります!

K様、長らくお待たせしました💦

昨日ご返送させていただきました。朝になりましたらLINEにてご連絡させていただきます!


ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.9.21 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


早速ですが、

この記事👆で、公式と同等の方法でH00などから取り外したBD-410のSACD対応化の方法を発見したことに触れました。


今回の記事では、私ほか匿名の有志の方々の情報提供等を基に、著名なコミュニティ開発者であるSage氏が素晴らしいツールを開発してくださいましたので、それを紹介したいと思います!


それがこちら👇

「SACD flag tool」です。


ATAPI経由でコマンドを送信して0x672のフラグを明示的に書き換え、SACDの有効/無効を切り替えます。


lv2 peek/poke(Syscall 6,7が有効でGameOS領域への読み書き)が利用可能なCFW上で動作します。


微力ながら、私は複数のEEPROMダンプを解析し、差異や値の意味を読み解くなどを行い、それらの情報を提供させていただきました。大したことではありませんが、開発にあたっての一助になれたことは嬉しく思います。


例えば...

シリアルナンバーは0x10〜0x19


製造年月日(YYYYMMDD)は0x30〜0x33


肝心のSACD flagは0x672にあることを発見しました。

53...SACD 無効

FF...SACD 有効

*単に0x672の値を直接書き換えるだけでは動作しません。


また、EEPROMには、認証情報をはじめピックアップレンズの型番などの値が含まれています。


当初は公開していなかったのですが、Delid Toolの開発者であるSean氏から大半丁寧なメッセージを頂戴し、これらの情報を同氏を経由して複数の著名な開発者に共有させていただくこととなりました。


昨今では、BD-410に換装されているCECHA00やB00をちらほら見受けられますが、「SACDは動作しません。」などと謳って販売するのはいかがなものかと思います。

同業者やメンテナンス機を出品されている方もご覧になっているだろうと思うので、あえて申し上げますが、

BD-410に換装して販売するのであれば、SACDが動作するようにしてください。


CECHA00やB00では、SACDを当たり前に読み込まなくてはいけません。

KES-400Aのレーザーが枯渇して対応に苦慮するのは理解しますが、CECHH00から取り外したBD-410をただ再紐付けするだけでは実質ダウングレードになり、根本的な解決になりません。姑息やり方はやめましょう。



最後に...Delid Toolについて

過去に紹介(Delid Tool v1)させていただきました👇


公式ホームページ👇

現在はv2の替刃とv3本体+替刃が販売されています👍

CELLの殻割りでの事故(パッケージガリガリ😱など)をなくすことができますので、おすすめです。


近日中に投稿する記事でv1、v2、v3を改めて紹介いたしますので、お楽しみに!笑


ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2025.9.11 作成

皆さまこんにちは☀️

PS-Customizeの渡邊です。


昨日、メンテナンスを終えたO様ご依頼分の40nm RSXなCECHA00のご紹介になります!


それでは早速〜👇


・分解&清掃後

-32の40nm RSXに換装されたリファービッシュ基板です。

ほとんどホコリがなく綺麗でした✨

早速プロードライザを交換します。


基板A面は、PSlizer v4を採用しました。

前回と同じく、三段階に分けて綺麗に実装します。

PSlizer基板を実装→MLCCを実装→高分子コンデンサを実装


文句なしの実装です✨


高分子コンデンサも載せ終わり、サーマルパッドの交換、殻割りも行いました。

高分子コンデンサは、Panasonic POSCAP 2R5TPE470M7を採用!


RSXは、CXD5300A1GBです。


NoPS2_Menu(PlayStation2ソフトを起動すると、ブラックスクリーン、フリーズ等の発生)の対策として、C6620 平滑コンデンサを新品に交換しました。

Panasonic 2R5TPE220MIBを採用!


becount(総使用時間)は...👆

61日でした。少なめで良好です👍


基板B面は、PSlizer v3を用いて、Panasonic SP-Cap EEF-SX0E471ERに交換しました。

A,B両面の全てのプロードライザを交換!

CELLブレイサーはSony純正のものが取り付けられています。RSXブレイサーはPETG製のものを新たに取り付けました。

もちろん、サーマルパッドは全て交換👍


BD-410への交換も完了!
公式と同様にスポンジテープやシールなども全箇所に貼付しています。

無線アンテナの固定テープは新しいものを貼付しました👍


・仮組み動作試験

Gran Turismo 6等による高負荷テストや低温時のPS2起動も問題ありません!

当たり前ですが、全てのディスクを横&縦置きで問題なく読み込みます。もちろんSACDも読み込めます。


・最終動作確認

筐体は磨いてガラスコーティングを行いました。

綺麗な状態になりました👍

組み立てて完成です✨


・余談 動作確認について

当店では、

・PS3 2層

・PS3 1層

・BD-ROMビデオ 2層

・BD-ROMビデオ 1層

・PS2 1層

・PS2 2層

・PS2 CD

・DVD-Rビデオ 1層

・SACD(シングルレイヤー、ハイブリッド)

・PS1

・音楽CD(8cm、12cm)

など、最低でも11種以上のディスクの読み込み、プレイ、再生を確認しています。

もちろん、横&縦置きのどちらでもスムーズに読み込めるのが基準です。


全てには当てはまりませんが、基本的にBD系2層が読めば1層は読み込みます。逆にDVD系は1層が読めば2層は読み込みます。


PS2 1層においては、「ラチェット&クランク」が読み込みにくいソフトの例として挙げられますが、これの読み込みが遅い場合は、SACDハイブリッド盤のSACD層を読み込まないまないことがほとんどです。


ちなみに...意外と知られていませんが全てのモデルで8cm CDが再生可能です。

カード型など非円形、特殊形状のディスクは使用できません。


Gran Turismo 6も問題なく動作します。

NGなものは、チュートリアルでフリーズ、グラフィックアーティファクト、YLODなどが発生します。

チュートリアル完走→車購入→ハイスピードリンク完走まで確認します。

もちろん、本機は全く問題ありません✨


以上になります!

O様、長らくお待たせしました💦

本日LINEさせていただきますので、今しばらくお待ちくださいませ。


ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.9.8 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


近況報告をさせていただきます👇


大変ありがたいことに、現在たくさんのご依頼を頂戴しております。

ただ....恥ずかしながら、既に1ヶ月以上お待ちいただいているお客さまもいらっいます💦

作業の質を落とすことなく急ピッチで進めておりますが、もう少々お時間をいただければ幸いです🙇


私自身が想像したよりも多くのご依頼を頂戴し、現在はキャパオーバー気味です...

新規ご依頼のお客さまにおかれましては、提携先を紹介するなどで対応しております。


「1ヶ月でも2ヶ月でも待つので、是非依頼したい」「渡邊さんに依頼して本当に良かった」「新品のように綺麗になって戻ってきた」というお言葉やお声は、日々のモチベーションになり非常に嬉しいのですが、長らくお待たせするのは本当に申し訳ないです😔


オーバーホールのみやピックアップレンズの交換程度でしたら最短1日で作業を終えられますが、フルメンテナンスであれば2〜3日、Frankenstein機など可用性が求められるものについては、動作確認なども含めて最長で1ヶ月ほどお時間を頂戴しております。


私にとっては数ある修理依頼の中の一台ですが、お客さまにとっては思い出の一台かもしれません。

大切な一台を作業効率重視でいい加減な作業をしてお返しすることはできませんし、絶対にいたしません。

(だからと言って、質ばかりに拘り納期があまりにも遅いというのも考えものだとは思いますが...笑)


作業効率には改善の余地がありますので、実店舗や本格的な作業場を構えるなどしたいと考えております。

今の目標&夢は実店舗を構えることですが、目先の利益や甘い話に目が眩むことがなく、着実に駒を進めていけばきっと叶うはずです。


何はともあれ、これからも丁寧・確実・誠実に日々の業務に従事してまいりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。



以上になります!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.9.7 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


先日、メンテナンスを終えたM様ご依頼分の40nm RSXなCECHA00のご紹介になります!


前回は元の基板を見ましたが、交換先の基板を紹介します。

フルメンテナンスにあたり、状態が良いものをご用意させていただきました✨

それでは早速見ていきましょう👇


・分解&清掃後

-22の40nm RSXに換装されたリファービッシュ基板です。

ほとんどホコリがなく綺麗でした✨


RSXは、CXD5300DGBです。


becount(総使用時間)は...👆

55日でした。少なめで良好です👍


・プロードライザの交換

基板A面は、PSlizer v4を採用しました。

時間はかかりますが、綺麗に実装するために三段階に分けます。

PSlizer基板を実装→MLCCを実装→高分子コンデンサを実装

写真のようにMLCCはズレなく綺麗に実装できました!


CELL側も美しいですね✨


高分子コンデンサも載せ終わり、サーマルパッドの交換、殻割りも行いました。

高分子コンデンサは、Panasonic POSCAP 2R5TPE470M7を採用!


基板B面は、PSlizer v3を用いて、Panasonic SP-Cap EEF-SX0E471ERに交換しました。

A,B両面の全てのプロードライザを交換!

CELLブレイサーはSony純正のものが取り付けられています。RSXブレイサーはPETG製のものを新たに取り付けました。

もちろん、サーマルパッドは全て交換👍


NoPS2_Menu(PlayStation2ソフトを起動すると、ブラックスクリーン、フリーズ等の発生)の対策として、C6620 平滑コンデンサを新品に交換しました。

Panasonic 2R5TPE220MIBを採用!


無線アンテナの固定テープは新しいものを貼付しました👍


・仮組み動作試験

BD-410への交換も完了!

当たり前ですが、全てのディスクを横&縦置きで問題なく読み込みます。もちろんSACDも読み込めます。


公式と同様にスポンジテープなども全箇所に貼付しています。


・最終動作確認

筐体は磨いてガラスコーティングを行いました。

元々それなりの傷がありましたが、深い傷は目立たなくなった程度で落とせておりませんが、概ね良好な状態になりました👍

少しサビが見受けられた上下のクロームメッキのバーと傷が目立ったメディアスロットのカバーのみ、綺麗なものに交換しております。

組み立てて完成です✨


以上になります!

M様、長らくお待たせしました💦

明日ご返送させていただきますので、到着まで今しばらくお待ちくださいませ🙇

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.9.7 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


本日は、M様ご依頼の機体についてです!

メル○リのとある出品者から7月頃に購入された機体とのことですが...残念なことにひと月でYLOD(3034)になってしまい、当店にてリファービッシュ基板への交換を承りました。


*本記事は、この機体をメンテナンスした方を叩いたりするつもりはなく、せっかく購入されたM様にも申し訳ない内容です。他所様を悪くいうことはしたくありませんが、正直に書かせていただきます。


それでは...


今までの機体に例外なく言えることですが、ここが切ったまま放置またはセロテープやマスキングテープ等で適当に固定されていたものは、中のメンテナンスも杜撰でした。

もちろん、全てが全てそうではないかもしれませんが、私はあまり良い印象を持っていません。



スイッチ基板のフラットケーブルは別のものに交換されていました。


チラッと見えていますが、コンデンサの追加実装とプロードライザにサーマルパッド貼られているのがわかります。


無線アンテナの固定はマスキングテープですね...


VRM裏のサーマルパッドは交換されていました。ここまではいいのですが、なぜか剥がした元のサーマルパッドがプロードライザに貼付されています。


惜しいことに、新しく貼付したサーマルパッドは2mm厚のようですね...本来使うべきは1.5mmです。

古いサーマルパッドはプロードライザに貼って流用、新しいものも厚みも違う...これなら交換しない方がマシです。


追加実装されたコンデンサも見ていきましょう。



コンデンサが欠けていますね...

発火等するか、物理的な力が加わらない限り、このようなことにはならないはずです。

なんでかな〜?と観察したところ....よく見ると、「470 6V」の刻印がうっすら残っていることに気が付きました。



そう、コイツです👆

中華タンタルコンデンサですね。


追加実装された4個のうち他の3個は、SP-Capっぽい詳細不明なタンタルコンデンサでした。

SP-Capと刻印が似ていますが別物で、中華タンタルコンデンサの類だと思います。


ではなぜ、中華コンデンサだけ刻印が削れているのか、ここからは私の想像ですが、

4個のうち3個はSP-Capもどき→1個だけ中華コンデンサだと印象が悪い→なら刻印を削って誤魔化しちゃえ!→削っている最中に欠けた

といったところでしょうか?

そうではないことを願いたいですが...


他のコンデンサも浮いていたり...


側面が溶けていたりと、実装の質は良いとは言えません。


そもそも、中華タンタルをはじめメーカーもわからないような怪しい部品は採用するべきではありません。

中華タンタルコンデンサはデータシートすらなく、周波数特性が不明で信頼性にも疑問があります。


個人の趣味の範疇で使用するならともかく、人様に売るものに使用するのは適当とは言えないと思います。


当店においても、過去に中華タンタルコンデンサを採用していましたが、当店で修理等させていただいた後にオーバーホールなどのアフターサービスを承ったものにおいては、無償または格安でSP-Cap等へ交換しております。一律に対応いたしますので、該当される方はお気軽にご連絡くださいませ。

対象:〜2024年7月末までにプロードライザの交換(タンタルコンデンサ)を依頼されたお客さま


少し脱線しましたので、話を戻します笑

どんどん見ていきましょう👇



電池ホルダーが熱で変形していました。

電池は収縮チューブで養生されていましたが、まさか取り付けた状態で加熱しているのでしょうか...?


収縮チューブを取り外すと...両端子はマスキングテープで固定されていました。


VRMのサーマルパッドは交換されていました。厚さは1.5mmでプリカットのものを使用しているようです。これはOKです。

ただ、残念なのが、交換した箇所に元々貼付されていたサーマルパッドをその上のチョークコイルに流用...


千切れていなかろうと、元のサーマルパッドは20年前のものというのを考慮すべきです。

交換しないなら剥がさずにそのままにしておき、一度剥がした場合は交換したほうが良いでしょう。


特記すべき点は以上で、最後に状態をまとめます。

この機体においては、分解清掃、タンタルコンデンサの追加実装(CELL/RSX 2個ずつ)、一部サーマルパッドの交換、CELL/RSXの殻割り、CELL/RSXのブレイサー追加が行われていました。リフロー痕はありませんでした。


忘れてはいけないのが、この機体は3034 YLODが発生しているということです。

購入してから1ヶ月ほどしか使用できていなかったことを考えると、殻割りやグリスの塗り替えだけでは、バンプゲートによるYLODの対策としては不十分だということがわかります。


しつこく言いますが、ほとんどの3034 YLODは「RSXのパッケージと基板間のはんだボール」ではなく、「RSXのダイとパッケージ間の極小なはんだ(バンプ)」が原因です。

当時の技術資料、故障統計等のデータを考慮しても、90nm RSXはNVIDIA バンプゲートの影響を受けていると判断して差し支えないと思います。


CECHA00等90nm RSXが採用されている機体の購入を検討されている方は、必ず「ファンテーブルのカスタム+低電圧化」を行っているものを選択してください。

(65/40nm RSXに交換されているリファービッシュ基板搭載機があれば、その方が良いです。)

また、今回の機体にも言えることですが、メンテナンスされた機体を購入する場合は、どのようなことが行われているのかが明記され、かつ写真が載っているかも重視してください。残念なことに、写真も載せていない、"メンテナンス済み"など抽象的な文言のみで具体的に何をしたかがわからない品の中には、杜撰な作業がされていたり、3034を炙って復旧させた粗悪品があります。


バンプゲート対策がされていると言われている90nm RSX CXD2971B1GBは、現時点で確証が取れていないため、これが載っていると明記されている機体は基本的には進んで選ばない方が良いでしょう。

現在、各種実験や採用されているアンダーフィルの特定、その他素材や構造等の変化があるかなどの調査を行っており、進展があれば記事にします。


余談が長くなってしまいましたが、以上になります!


M様、ご満足いただける機体に仕上げますので、もうしばらくお待ちくださいませ。


ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.9.5 作成

皆さまこんにちは☀️

PS-Customizeの渡邊です。


土日は完全休養です...

お待ちいただいているお客さまが多くいらっしゃるなか申し訳ありませんが、この2日間はお休みをいただきたいと思います。

修理ご依頼等については月曜日から順次ご対応予定ですので、恐れ入りますがお待ちください🙇


さて、先日メンテナンスを終えたN様ご依頼分のCECHA00の作業内容についてになります!

フルメンテナンスをご希望とのことでお預かりした機体になります。


それでは早速やっていきましょう👇


☆メイン基板(メンテナンス前)

-32基板になります。


☆殻割り&プロードライザの交換、各種メンテナンス

CELL/RSXのプロードライザ各2個をPanasonic POSCAP 2R5TPE470M7に交換いたしました。
PSlizer v3を使用して実装しております。

CELL/RSXともに殻割りしてグリスの塗り替えを行いました。


どちらもフラックスの残渣はなく、実装位置も完璧ですね✨


VRMのサーマルパッドを一部交換しました。


写真撮影を失念してしまったため、イメージとなりますが、写真のようなCELL/RSXブレイサーも追加いたしました👍

サーマルパッドはそのままです。


becount(総使用時間)は、124日程度です。
そこそこですが概ね良好ですね〜👍


ピックアップレンズは、横&縦置きで全てのディスクが読み込めるものに交換いたしました。


☆仮組み動作試験

高負荷なGran Turismo 6の動作をはじめ、低温時のPS2の起動などもバッチリです👌


☆筐体リフレッシュ

線傷がやや目立ちますが...


若干の小傷はありますが、全体的に綺麗になりました✨

この後、ガラスコーティング剤を塗布しました。

最終動作確認をして作業終了です!


N様大変お待たせしました💦この後LINEさせていただきます。

この度はありがとうございました😊


以上になります!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.8.30 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


本日の朝からメンテナンスを始めるK様ご依頼分の40nm RSXなCECHA00のメイン基板のご紹介になります!


リファービッシュ基板への交換をご希望とのことで、状態が良いものをご用意させていただきました✨

それでは早速見ていきましょう👇


分解&清掃後

ほとんどホコリがなく綺麗でした✨


RSXはCXD5300DGB(40nm)です。


becount(総使用時間)は...👆

まさかの1日!!リファービッシュ後、ほとんど使用されていないようです👍


起きたら作業に入っていきます🔧



以上になります!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.8.27 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


先日メンテナンスを終えたN様ご依頼分のCECHH00の作業内容についてです!


それでは早速やっていきましょう👇


☆分解

ホコリはそれなりですが、シールドの錆がすごいですね...


メイン基板は、リファービッシュ基板でした。

H00ではほとんど見られず、大変希少な一枚です。

RSXは欠陥のない40nmのものに換装されています。


プロードライザの交換をはじめ、CELLの殻割り、サーマルパッドの交換を行いました。


電源ユニットも分解清掃🧹

ツメがありますが、コツを掴めばそこそこ簡単に外せます。


・仮組み動作確認

シールドは洗浄しましたが、交換はしませんでした。

高負荷なGran Turismo 6の動作もバッチリです👌


☆作業終了

筐体は、洗浄した後、磨き+ガラスコーティングをしてあります。

これにて作業終了です!


N様、この度はありがとうございました✨

明日LINEにてご連絡差し上げますので、よろしくお願い申し上げます🙇



・余談(DIA-001におけるFrankensteinについて)

DIA-001においても、COK-001と同様に65/40nm RSXに交換することができます。

ただ、海外サイト等でもやり方や選定する部品などの情報はほぼ見つかりません。


抵抗器の改造については、R2153の取り外しのみで問題ないはずです。

一番のポイントは、VDDRの電圧を1.20Vから1.00または0.95Vに下げることです。

COK-00xとは異なり、LDOレギュレーターはBD3523xHFN-TRが採用されています。


オリジナルの基板においては、

DIA-001では、BD35231HFN-TR(1.20V固定)

DIA-002では、BD35230HFN-TR?(1.00V固定)

がそれぞれ採用されています。


DIA-001の公式リファービッシュ基板(40nm RSX)では、可変出力タイプのBD3523HFN-TRに交換されます。


*実機を見たわけではないので断言はしませんが、国内未発売のCECHJxxに搭載されているDIA-002(65nm RSX)では、BD35230HFN-TR(1.00V固定)が実装されているようです。



SEM-001基板におけるIC6200周辺の回路図です。
R6214(R1,FB-GND)、R6219(R2,VO-FB)


データシートを参照すると基準電圧は0.65Vのようです。

出力電圧Vout=0.65×(1+R2/R1)で求められますので、

40nm RSX(0.95V)なら、

0.65×(1+1.8kΩ/3.9kΩ)=0.95V

65nm RSX(1.00V)なら、

0.65×(1+2.1kΩ/3.9kΩ)=1.00V

となり、COK-001基板などと同様の抵抗器を使うことができそうです。


*65nm RSXを採用する場合は、わざわざ可変タイプの3523を使用せずとも、35230(1.00固定出力)に交換するだけで良いと思います。


以上になります!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.8.26 作成