皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


続きましては、CECHB00の作業内容についてです!


☆メンテナンス前の基板の外観





becount(総使用時間)は、13日ほどです。

-12基板、40nm RSX(CXD5301DGB)、BD-410な機体になります。

メンテナンス前と言いつつ、殻割りしちゃっています笑


続いて、RSXを見ていきます!


・RSX(RSX Reality Synthesizer)

CXD5301DGB

ヒートスプレッダ付きでは最後のリビジョンとなるCXD5301系の40nm RSXです。


☆基板A面のメンテナンス

CELLの殻割りを行い、サーマルパッドは全てプリカットのものを貼付しました。


☆基板B面のメンテナンス



プロードライザはPSlizer v3(Panasonic SP-Cap EEF-HX0E471R)に交換しました。


・仮組み動作テスト


Gran Turismo 6、PS2その他諸々動作バッチリです!

こちらの機体も累計48時間以上動かしていると思います笑


・純正のBD-410のスポンジテープ


前回の記事では、A00の筐体上側にEPDM製のスポンジテープを貼付しましたが、純正品は写真のような見た目になります。


☆外観

・Before

・After


薄い線傷は消え、曇りなく鏡のように文字が反射しているのがわかるかと思います。

全体的にかなり綺麗になっております✨



☆完成した2台

どちらもBD-410です!

もちろんSACDも読み込みますよ〜👍


一台ずつ、超厳重に梱包します!笑


以上で全ての作業が完了いたしましたので、後ほどO様に修理完了のご連絡させていただきます!


ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.4.11 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


先日から作業をしている機体なのですが、長時間動作確認をしたところフリーズが発生...

元々1円玉が挟まっていた基板でもありますので、お客さまと相談のうえ-12基板に交換することにいたしました。


☆メンテナンス前の基板の外観👇



becount(総使用時間)は、179日ほどです。

現状で故障歴はなく、正常に動作するものになります。


続いて、基板の実装部品を見ていきます。

いつもはCELL/RSXを取り上げますが...今回は敢えてサーマルパッドの下に隠れた2つのチップを紹介します!(完全な余談です笑)


・SB(South Bridge)

CXD2973GB

HDD、USB関係、BDドライブ、ネットワークなど各種I/Oデバイスへのアクセスなどを担当するICです。

Rambus FlexIO 上下計5GB/s(片方向2.5GB/s)でCELLに接続されています。

後期の基板(一部の2007年製など)だと、CXD2973AGBが載っていることもあります。

型番下の英数字および数字は、それぞれロット番号と製造番号を表していると考えられます。写真のように「0625」なら、2006年第25週となります。


・EE+GS(EmotionEngine+GraphicsSynthesizer)


CXD2953AGB

PlayStation2ソフトの互換性を確保するために実装されたプロセッサです。EEはCPU、GSはGPUに相当します。 

SCPH-70000〜77000系(79000以降は再び2チップに戻りました。)で採用された1チップEE+GSである、CXD9797GBおよびCXD9833GBと互換性があると考えられます。


国内版CECHA00,B00では、これら2チップがワンパッケージになったEE+GSと32MBのDirect RDRAM(メインメモリ)も実装されています。

PS2実行時、ps2_emu.selfというエミュレーターにより動作します。EE、GSどちらもハードウェア動作であることから、これをフルハードウェア互換といいます。


国内未発売のCECHC01、E01などでは、EEおよびDirect DRAMがCELLで完全にエミュレートされ、GSに相当するチップ(CXD2972GB)が残りました。

EEをソフトウェア、GSはハードウェアで動作していることから、これをセミハードウェア互換といいます。


ちなみに、GSが最後までソフトウェアでエミュレートできなかった理由は、GSに統合された高速なeDRAM 4MBにあり、GSをソフトウェア互換にすると、レイテンシの関係で一部ソフトの動作に問題が出るというようなことだったかと思います。


そろそろ話を戻して...


☆基板A面のメンテナンス

プロードライザはPSlizer v3(Panasonic SP-Cap EEF-HX0E471R)に交換、サーマルパッドは全てプリカットのものを貼付しました。

サーマルパッドの厚さは、SBのみ2.0mmでその他は1.5mmとなります。


☆基板B面のメンテナンス

CELL/RSXの裏側にブレイサーを追加しました。

基板の反りを抑制して、ヒートスプレッダとヒートシンクの圧着不良を防ぎます。

PLAだと変形が心配ですので、耐熱温度の高いPETGを採用しています。


☆固定テープの交換

完全に自己満レベルのこだわりですが、ニチバン製の固定テープを使用しています笑


・仮組み動作テスト

Gran Turismo 6、PS2その他諸々動作バッチリです!

本組み後の動作確認と合わせると、累計48時間以上動かしていると思います...苦笑

返送後に不具合が出るのは最悪ですから、これでもか!というほどしっかり確認します。


・BD-410のスポンジテープを再現

高耐久なEPDMのスポンジテープを採用し、純正と同じように貼付しました。もちろん日本製です。


・動作温度について

(Gran Turismo 6レース中)


(Gran Turismo 6 メニュー画面)

CELL/RSXともにVDDCの低電圧化を行い、ファンテーブルはVer.6に書き換えました。


*Ver.6まではグラフを公開していましたが、Ver.7以降は詳細なデータは非公開とします。アップデートの度に記事にはしますが、詳しく知りたい方は個別にメッセージをお願いします。


低電圧化やファンテーブルのカスタムなどは各々好きにやればいいと思いますが、テーブル丸パクリはあかんでしょ〜笑


・外観

メディアスロットのカバーに深い線傷が残っていますが、その他はかなり綺麗になっております✨


CECHB00の記事に続きます...!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.4.11 作成

皆さまこんにちは☀️

PS-Customizeの渡邊です。


先日から作業を進めているご依頼は、「A00が3台&B00が3台の計6台から状態の良い2台(AB各1台)を厳選して修理する」という内容になります!


新品で購入されたものから過去にヤフオクの修理業者や大阪の某業者に修理を依頼されたものまでいろいろあるようで...


お客さまと打ち合わせのうえ、A00については岡山の某業者から購入されたBD-410搭載の機体を修理することにしました。

というわけで早速分解していきます!👇


初っ端から笑ってしまったのですが、テンションプレートとシールドの間に一円玉が...

某ブログで紹介されているヒートスプレッダとヒートシンクの圧着を強めるために行われる方法のようですが、基板が反ったり、最悪ダイが割れるので絶対にやってはいけません。


ちなみに、別の一台にも同じことがされており...

計4円回収できましたので、お客さまに返却します笑


続いて、基板を見てみるとペンで文字(14?)が書かれていますね...


こちらの基板には、同じ箇所にAの文字がマジックで書かれています。

(画像はPLAYSTATION.FACTORY 吉満氏からお借りしました。)

両方とも出所は某岡山の出品者ですので、メンテ時にペンで記入したのでしょうか...?


熱伝導グリスも塗り替えられていました。

塗布量はGOODですね〜👍


基板は、メーカーにて修理歴のあるものでした。

通常はyyyy-mmで、例えば2010-11などど表記されるのですが、このシールには「F 」が入っています。

このFは"とあること"をした基板に追加される文字だと推測しているのですが、詳細は次回の記事で...笑


部品の清掃、洗浄などを終わらせて次に進みます!



ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.4.4 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


以前、プロードライザ交換の際に使用する便利アイテムとして、RIP-Felix氏が設計したTantalizer 0.9bをフォークしたPSlizer v1を製作しました。


こちら👇


JLCPCBに製造を依頼しました。

今回、新たにv1の派生版であるv2、v3を作りました!笑

ちなみに、v1を完全に置き換えるわけではなく、全て並行して使用していく予定です。

例えば、CECHA00の基板(COK-001)には、CELL/RSX合わせて8個のプロードライザがありますが、このうち4個をv1、4個をv3に交換するなど、基板の種類や状態などを考慮して選定していきます。

v2とv3の外観(3Dモデル)はこちら👇

・PSlizer v2

MLCCを6個→4個に削減しました。

基板の材質などは変更していません。

2.2、0.1、0.047、0.022μFを一つずつ実装することを想定しています。


・PSlizer v3(試製)


MLCCを採用せず、全て7343のコンデンサに置き換えました。
大元はFelix Tantalizerですが、高分子コンデンサを横に配置する箇所は独自設計です✨
ドリル穴を削除、基板のパターン変更、
高分子コンデンサ

素材をFR-4に変更し、基板を薄く(0.76mm→0.4mm)しました。

v3正式版は、右下のGNDパッドの直下にスルーホールを追加しました。


・実物の外観

上段は、左から試製v3→v1

下段は、左からv3→v2


・実装例

Panasonic SP-Cap EEF-KX0E471RB x3

Panasonic POSCAP 2R5TPE470M7 x1

の計4個を実装しています。


メイン基板は通称"Fリファ"な65nm RSX(CXD2991EGB)に換装されたものになります。



シールド取り付け後は下の画像のようになり、0.76mmのv1よりも、余裕のある設計になっています。


というわけで、PSlizer v2,v3についてでした!

MLCC搭載モデルのv1,v2については、早くも改訂版のv4(MLCC 5個モデル)を設計し、完全置き換えを検討しています笑

わざわざv2をつくった意味...


なお、当店では2026年4月1日以降、プロードライザの交換でPSlizerを標準で採用することにしました!

綺麗かつ確実に実装するため、手はんだ→リフロー実装に切り替えました。

以前は追加料金を頂戴しておりましたが、修理代金に変更はなく実質値下げとなります笑


部品の品質はもちろん、見た目の美しさにもこだわって、引き続きお客さまにご満足いただける信頼性の高い修理に努めます👍


以上になります!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.4.4 作成

皆さまおはようございます☀️

PS-Customizeの渡邊です。


久々の記事投稿になります!

いろいろと面白いネタはあるのですが、なかなか時間がなく...💦


久々の更新一発目は、先日修理したCECH-4300Cについてです。


早速ですが不具合の内容は...無線機能が使えず、電源OFF時にノイズ音がするということでした。


原因についても前回の記事👆と同じく、無線モジュールのレギュレーター(RT8057GQW)でしたので、サクッと交換します!


新品に交換しました!

今回もモジュールがJ20H055ですね...


レギュレーターの交換が終わったら基板を清掃します。


RTX-001基板(1-893-504-31)

CELLは45nm(CXD2999AGG)RSXは28nm(CXD5305J)ですね〜


ファンも取り外して洗浄いたしました✨


仮組み動作確認を行ったところ、正常に起動して電源OFF時のノイズ音もなくなりました

...が、相変わらず無線機能が動作していません。


コントローラーは無線で接続できませんし、無線LANにいたっては初回検索時にアクセスポイントを検出できず、2回目以降はエラーになります。



この状態でアップデートをすると、間違いなく8002F1F9のループに陥るので、ファイルシステムの修復と設定リセットのみ試しましたが改善せず...


レギュレーター故障時にモジュール本体も巻き込まれたと判断し、交換のため外しました。


例によってAW-GM381-2-12040-0BHを載せる予定でしたが、実装中に壊してしまったのか、中古部品につき元から壊れていたのか、動作しなかったため断念...


プランを変更して、取り外したモジュールを直す方法がないか模索します。


以前、M様の4000Bを修理した際に取り外した「無線LANはOK、BluetoothがNG」というモジュールを用意して試しに実装してみたところ、無線LANのみ機能するようになりました。


ここでモジュール(J20H055)の状態を整理します。


A. M様の機体から取り外したモジュール

→モジュール自体は認識しているが、Bluetoothが使えない


B. 今回故障したモジュール

→無線LANとBluetoothがどちらも使えない


状況から考えると、Aのモジュールは"電源回路は生きているがMarvellのICが故障した"、対してBのモジュールは"電源回路のコンデンサやICが故障、MarvellのICは生きている可能性がある"と判断できます。


試しにそれぞれのモジュールの電源回路のコンデンサ、ICの抵抗値を測ってみると、BのモジュールではOL(オーバーロード/オーバーリミット)になっている箇所がちらほら...


これなら、いわゆるニコイチ作戦が使えるかも!笑


というわけでMarvellのICを入れ替えてみます。

周りの極小コンデンサをずらさないように...気をつけて外します。

(土台になっているのは、先日出品したファン付きCECHA00製作の際に取り外した電源ユニットのカバーです笑)


フラックスで若干汚れてしまいましたが、無事に移植して再実装完了!




結果は...



やりました〜!!直りました!

無線LAN、Bluetoothともに動作OKです!


組み上げたら修理完了!

最新版ファームウェア 4.93への更新も問題なくできました✨


今回の修理でモジュールの在庫が切れてしまったので、早急に発注しないとですね...!


以上になります。

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.3.28 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


今年3台目の出品は、CECHH00 SSです!

去年末から行っている在庫整理で程度の良い機体が出てきたので、一通りのメンテナンスを行いました。

CECHH00以降の機体は出品する機会があまりごさいませんので、お探しの方はぜひご検討ください!


ではでは早速!!👇


☆プロードライザ交換の様子

・配置後

・リフロー実装後


ソルダーレジストは実装に必要な最低限の箇所を丁寧に削ります。
代替コンデンサは、Panasonic製 POSCAP 2R5TPE470M7(CELL/RSX)、6TPE330MAP(CELL)を採用しました。

鉛入りはんだペーストを塗布して、リフロー実装を行いました。


☆プロードライザ交換&殻割り後
・CELL(65nm、CXD2981AGB)

・RSX(90nm、CXD2971-1GB)

・殻割り後

CELL/RSXの殻割りも行って、グリスを塗り替えました。

それぞれのVDDC低電圧化も行っており、XMB待機時で100W前後、Gran Turismo 6 レース中は122W前後、Gran Turismo 6 メニュー画面待機時は97W前後でした。


☆総使用時間(becount)


基板の総使用時間は約67日です。BringupとShutdownの差も大きくないので、値通りだと考えられます。


☆CELLブレイサーの追加


CELLのヒートスプレッダとヒートシンクの圧着改善および基板の反り防止のために公式修理で使用されたパーツを再現した同等品です。

当店所有の3Dプリンターで印刷したもので、耐熱温度が高いPETG製になります。


☆オーバーホール

・筐体やパーツの洗浄


筐体関係、ヒートシンクなどは全て温水にて洗浄いたしました。


・サーマルパッドの交換


VRMのサーマルパッドは新品に交換しました。

☆スタンバイ時のLED色変更

基板の点検中に赤色🟥LEDが外れているのを発見したため、せっかくですのでLEDの色を変えてみました。

純正パーツから青色LEDを移植しました。


・青色LED実装後

手はんだですが綺麗に実装できました。

若干斜めっているものの合格範囲内かな...?


・点灯確認


電源OFF時は青色🟦に点灯します。電源ON時は仕様どとり緑色🟢に点灯します。


・電源OFF(スタンバイ)


青色🟦に点灯します。


・YLODが発生すると...

一瞬の黄色🟡点灯は空色🩵に変わります笑

(一時的にCFWを導入して、LEDツールから色を切り替えて擬似的に再現)


☆仮組み動作確認

ファンテーブルのカスタムや低電圧化など、全ての作業が終わったら仮組みをして動作確認を行います。


☆本体外観


ガラスコーティング剤を塗布しました。多少の小傷はありますが、全体的に良好な状態です。


以上になります!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.3.2 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


続いては先日修理を終えたNintendo Switch Liteのネタです!知人から承ったご依頼です。

今回は「左アナログスティックが動作しない」という故障になります。


分解前の様子がこちら👇

お子さまがFortniteなどをプレイされるようで、アナログスティックのラバーが取れています笑


早速分解します👇


ホコリはそれなりですね〜


閲覧注意ですが....

酷い汚れですね...💦


腐食によるものか、割れてしまっている箇所や脆くなっている箇所がありました。



とりあえず、最も汚れが溜まる各種ボタンを全て取り外して清掃します。


併せて、割れていた部品などもUVレジンを使用して接着、補修しました。


続いて基板の清掃を行います。

グリスは電子部品洗浄剤で徹底的に落としました!


各種ボタン、ゴムパッド等は超音波洗浄機にて洗浄します✨

洗浄後の様子👆


新しいアナログスティックを取り付けます。


R側も新品に交換いたしました!


メイン基板A面

型番は、HDH-CPU-10です。


シールドとヒートスプレッダ間のグリスを塗り替え、ヒートパイプと放熱プレート間は熱伝導シートに置き換えました。


組み立て後の様子

液晶保護ガラスは割れていたので、新しいものを貼付いたしました!


裏面

通気口など、細かな箇所もキレイになっております👍


動作チェックでは、

・ホーム画面の表示

・タッチ操作

・L/Rスピーカーの動作

・充電

・カセットの認識

・SDカードの認識

・インターネットへの接続

・各種ボタン操作

を確認いたしました。

以上で修理は完了となります!


ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.2.11 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


どんどん投稿していきますよ〜笑

まずは、昨年ご依頼いただいたCECHA00 個人メンテナンス機の作業内容についてです。

起動や動作は問題なく、グリスの塗り替えとRSXの殻割りを依頼者さまにてされたとのことでした。殻割り後の点検やその他メンテナンス等を承りました。


早速分解していきます...👇


RSXは殻割り済ですので、ヒートスプレッダごと外れました。

現状正常に起動しており、動作もバッチリでしたが...RSXをよ〜く見ると...笑


サーマルパッドについて、二重になっていたり、厚さが足りず接触していない箇所がありました。


グリスの拭き取りおよび基板の清掃まで完了!


続いて、RSXの補修を行います。

傷や凹みの具合によると、殻割り時に使用した工具で削ってしまったようです...

この状態でも動作に問題はありませんが、剥がれたコンデンサを取り付けておきます。


ドナーのRSXからコンデンサを取り外します。


ランドを整えて...


手はんだで取り付けました!

殻割り時に凹んでしまった部分?にも念のためソルダーレジスト修復剤を塗布しておきます...👍


プロードライザも交換し、サーマルパッドもプリカット済かつ正しい厚さのものに交換しました!


フラットケーブルや無線アンテナの固定テープも新品を貼付!


BDドライブユニットのセンサーを固定するテープも...


新品に交換!


組み立てて作業終了!



以上になります!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.2.11 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


今年に入って初の出品になります!

おかげさまで修理依頼を多くいただいており、出品する機体のメンテナンスは空いた時間にしかできないので、前回から2ヶ月空いてしまいました...💦


今回は、

・使用時間僅少(約18日)

・BD-410ドライブ搭載

・箱付きフルセット

な機体をご用意しました✨


ではでは早速!!👇


☆プロードライザ交換の様子

ソルダーレジストは実装に必要な最低限の箇所を丁寧に削ります。

鉛入りはんだペーストを塗布して、リフロー実装を行います。


☆プロードライザ交換&殻割り後

Panasonic製 POSCAP 6TPB470Mを採用しました。

CELL/RSXの殻割りも行って、グリスを塗り替えました。


☆総使用時間(becount)

基板の総使用時間は約18日です。BringupとShutdownの差も大きくないので、値通りだと考えられます。

ここまで使用時間が短い機体はなかなか見ませんね〜👍


☆CELLブレイサーの追加

CELLのヒートスプレッダとヒートシンクの圧着改善および基板の反り防止のために公式修理で使用されたパーツを再現した同等品です。

当店所有の3Dプリンターで印刷したもので、耐熱温度が高いPETG製になります。


☆オーバーホール

筐体関係、ヒートシンクなどは全て温水にて洗浄しております。


☆仮組み動作確認

ファンテーブルのカスタムや低電圧化など、全ての作業が終わったら仮組みをして動作確認を行います。


☆ファンテーブルのカスタムと低電圧化を施した機体の温度について


本機では、一時的にCFWを導入して各場面における温度計測を行いました。

なお、ファンテーブル Ver.6の公開時点で採用していたVIDテーブルと現在採用しているVIDテーブルに差があります(現在の方がより電圧を下げています)ので、全体的に温度がやや低い傾向があります。


・Gran Turismo 6 レース中

冬場ということもあるかもしれませんが、レース中でもCELLは50°C以下で動作していました。

RSXも53°CでTg-17°Cとなっています。


・Gran Turismo 6 メニュー画面で3分待機

レース終了後、メニュー画面で待機させました。

CELLの温度は-1°Cとほぼ変わりませんでしたが、RSXは46°Cまで下がりました。


・XMBで5分待機

XMBって意外と高負荷なんですよね笑

Gran Turismo 6のメニュー画面より、GPUへの負荷が大きいため+3°C、対してCPUは更に-1°Cとなりました。


・ファン速度を100%にしてしばらく待機

CFWの機能でファンを全速回転させるとどの程度まで温度が下がるのか気になったので試してみたところ、どちらとも40°Cを切りました。


・電源投入から30秒後

室温が25°C前後でしたので、完全に冷え切っている状態から30秒ほどで30°C前後まで上昇します。その後、10分ほど放置すると、XMB待機時の温度になります。


☆本体外観

筐体リフレッシュ(研磨+ガラスコーティング)を行っていますので、全体的に綺麗な状態です。


☆付属品について

写真のとおり、フルセットとなります!

箱と本体のシリアルも一致しております👍



以上になります!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.2.8 作成

皆さまこんばんは🌙

PS-Customizeの渡邊です。


引き続き、昨年のご依頼の作業内容を記事にしようと思ったのですが...

先日修理したCECH-4000Bがなかなか興味深い故障でしたので、先にこちらを紹介します。


不具合の内容は...前回の記事と同じく、電源ボタンを押しても電源が入らない、赤ランプも点滅していないということでした。


原因についても前回の記事でのとおり...👇

無線モジュールのレギュレーター(RT8057GQW)でした。


サクッと交換します!


新品に交換しました!

今回もモジュールがJ20H055でしたが...


レギュレーターの交換が終わったら基板を清掃します。


RSXは28nm(CXD5305C)ですね〜


筐体も洗浄いたしました✨

・Before

・After


仮組み動作確認を行ったところ、起動するようにはなりました。

...が、Blutooth機能(コントローラーの無線接続など)が動作していませんでした。


ソフトウェアのバグを疑い、セーフモードからの上書きアップデートや設定リセットでは改善せず...


モジュールが故障しているのであれば、8002F1F9でアップデートループに陥るはずですが、問題なく通過しました。

モジュールこそ一つですが、内部的にはWi-FiとBlutoothは分離しています。片方が動いていればアップデート時に正常判定される可能性がありそうです。


ソフトウェアとハードウェアのどちらも怪しいですが、悩んでいてもキリがないので、無線モジュールを取り外しました👇


パパッと交換再実装!

J20H055→AW-GM381-2-12040-0BH


モジュール交換後、HDDも交換してファームウェアを再インストール&初期化し...

元HDDに戻しました!


結果は...


無線で繋がるようになりました✨

Bluetoothも動作OKです!


組み上げたら修理完了!!


以上になります!

ご覧くださいまして、ありがとうございました✨



2026.2.2 作成