6:34、昨日一昨日に比べるとやや遅い出発。2100円の看板がやはり残念。それにしても本当に名古屋駅目の前だ。どのくらい目の前かというと、このまま振り向けばもう名古屋駅だ。
6:41、なので、予定より1本早い新快速に乗れた。とはいえもう通勤ラッシュは始まっており、前面眺望はイマイチ。この区間は前回鑑賞(?)済みだが、笠寺~大府間の貨物線跡地が興味深かった。しかしこれは廃線跡ではなく未成線であった事を後から知った。それにしてもココだけでも随分と長くて豪華な未成線だが、他の市街地エリアも大部分が完成していたようなのだから本当にもったいない。
豊橋駅では飯田線は名鉄線と線路とホームを共用しており、色々面白い施設が備わっている。
8:19、やって来た213系は、前面が全く同一形状の211系の2ドア版。
前面眺望は悪名高い211系と打って変わって抜群。パノラマカーとも言えそうな程だ。
8:14、東海道本線の上下線と、飯田線及び名鉄名古屋本線の下り線が1つのトラス橋に収まっている。一方の飯田線及び名鉄の上り線は名鉄の所有で、ココから50m程上流を走っている。上豊川放水路が開削されたのは昭和40年。既に飯田線は国有化されていた為、このような構造になっている事がうかがい知れる。
8:15、平井信号所。ココを左に行くと名鉄本線、右にゆくと飯田線。上部に見える築堤は名鉄本線の上り線。
10:11、上市場付近。三河川合駅を過ぎ、元三信鉄道区間に入った為か、沿線風景には山が迫り、川が蛇行してくる。
10:25、中部天竜駅横の建物に、旧型国電旧型電機の絵がかけられている。かつての中部天竜機関区の跡地である。その後、2009年までは「佐久間レールパーク」となっていた場所である。
10:56、佐久間ダム建設における水没地域を迂回する為に山向こうに移設された区間の中でも難工事だった城西~向市場間にかかる第六水窪川橋梁。川を渡りそうで渡らない線形により「渡らずの橋」とも呼ばれる。
橋梁上からの対岸(?)の眺め。元々この付近にトンネルを掘っていたものの、掘削中から崩壊が始まり、完成を前にして放棄。代替案としててこの橋梁で迂回する策がとられた。現在でも城西方のトンネル坑門(正確には坑門手前の落石覆い)が確認出来るという。
11:00、向市場駅出発直後の、対岸のひなびた美しい街並みを臨む。
11:06、水窪駅で、特急列車と離合。豊橋からココまでざっと3時間かかったが、特急だとその半分位の時間で来れるらしい。ただし頑張っても飯田までしか行けない。
11:30、鶯巣駅出発直後に現れた廃鉄橋。3つのトンネル(←Wikipedia調べ。しかしこの区間の道路のストリートビューでは同様の桁があと3か所確認出来るので4つのトンネルか?)で抜けていた区間が1982年に1本の長大トンエル化された。
11:37、平岡駅発車直後に見つけた廃トンネル。こちらは佐久間ダムより早い1951年の平岡ダムの建設により付け替えられた区間。どうしてもこういうものに目が行ってしまうが、それを曲がりなりにも写真に収める為には、脊髄反射的な動作が必要。そしてたとえ写りは良く無くとも、その存在と通過時刻が判るので、後から調べる事が出来る。
11:57、門島駅出発直後の構内に置かれていた桁。「防災用桁」との事。もしも桁が落ちた時に使用する予定なのだろうか?
12:13、天竜峡駅到着。豊橋からココまで4時間。うち1時間位は停車していたように感じた。
乗り換えの列車を待つ間、しばし街を探索。駅前の公園。場所を文字で説明。
飲食店がことごとく閉まっているが、やっていても30分ではかき込まなきればならない。
12:26、下り特急「伊那路1号」飯田行き。豊橋発は10:08なので、鈍行列車より2時間早いというか、半分の時間というか…。停車駅の差は39(=47-9)にも及ぶ。
14:52、天竜峡から先は元々の鉄道会社が異なる為か、路線の雰囲気ががらりと変わる。軌道線ベースな為か、駅間が極端に近く、また勾配がきつい。25‰が延々続いたり、中には40‰が存在する。碓氷峠なき今ではJR最急勾配である。といっても、川の土手を越える為のものなので距離は僅かなのだが、それでもまるでジェットコースターのような加速のように感じた。
16;12、茅野駅着。やはり同じ列車に4時間乗車。前半と合わせて「飯田線8時間耐久乗車」となった。しかもここまでメシ抜き。流石にハラが減ったので、あらかじめ調べておいた蕎麦店に駆け込む。
16:17、しかし冷やしはもりしかなく、しかも冷凍蕎麦。硬い…
駅前に飾られていたC12。屋根がついているのは良いのだが、公式側(こっちでない側)から写真を撮ろうとすると柱が邪魔で、こちらから撮るとロッドの位置が汚い。とはいえ両側に柱のあるタイプの屋根でないだけありがたいと思わなければならない。
16:45、茅野から小淵沢行きに乗車。211系なので前面眺望は期待出来ないが、そもそも幕が閉められていた。
16:59、昨年夏に訪れた廃鉄橋は霧で全く見えず。
17:17、小淵沢着。小海線の車両は見えず。馬面特急がやって来る。もう十分疲れていたので、ここで「ワープ」をしてしまおうかという考えがチラリと頭をかすめたが、何とかこらえる。
17:21、始発の高尾行き。今まで3日間、ずっと立って乗車していたが、ココから先(正確には富士見から先)は、以前乗車した事もあるという事で、座る事に。
17:25、ドアが開くやえげつないダッシュをし、ボックスシート進行方向右側席を.GET!グリーン車程シートはフカフカではなく、またビールの販売もないが、快適な2時間弱を堪能した。
今回の「青春18きっぷでゆく中部地方ローカル線走破の旅」のGPSロガーによる乗車軌跡(猪谷〜美濃太田間が記録されてなかったのが残念)。走破距離1317kmを40時間(待ち時間含む)かかかったので、平均速度は33km/h位。待ち時間がかなりあった。
飯田線の天竜峡から先は、これでもかという位登りまくっていた為、GPSの高度情報をグラフ化してみた。全般的に上り続けているのだが、天竜峡まではトンネルが多くてよく判らなかったという所だろう。伊那大島~七久保間は9.2kmで170m位登っているので、平均でも18.5‰にもなる。グラフ上では中央本線の小淵沢~甲府間は更に急峻だが、下り故にか列車速度が速い事もあり平均15‰程。とはいえそれが40kmも続くのだからどちらも恐ろしい。抑速ブレーキのない車両では運転したくない。
2024春の青春18きっぷ。使いきれるか心配だったが、無事完食。
今回のJR区間の通常運賃は13630円の所が7230(=12050/5*3)円なので、劇的な安さではない。それでいて観光はほぼ行っていない上に、無理なスケジュールが祟って一部区間は闇の中となってしまった事を考えると、全くお得感がなかった。
次回以降はもう少し余裕のある日程を考えよう。
XX.X XX.X







































































































































































































































