
こんにちは。
プラネット整形外科 代表院長のシン・ドンウです。
少し前に、50代の女性患者様が診察室へ来院されました。
「最近、二重あごがだんだんひどくなってきた気がします。
脂肪吸引をすれば改善しますか?」
多くの方は、二重あごは脂肪さえ取れば解決すると考えられています。しかし、実際に診察してみると、必ずしもそうとは限りません。
この患者様も最初は脂肪が原因だと思って来院されましたが、実際には加齢による皮膚のたるみと首の筋肉のゆるみが、より大きな原因となっていました。
このように、同じ二重あごでも原因は人それぞれ異なり、それに応じて治療方法も変わってきます。
本日は、二重あごの代表的な4つのタイプと、実際の患者様の症例を通して「なぜ原因に合った治療が重要なのか」についてご説明いたします。
<プラネット フェイスリフト Before / After>

(左)手術前 (右)フェイスリフト再手術・二重あご筋肉縛り 術後6か月
目次
1. 原因によって異なる二重あごの4つのタイプ
2. 患者様の症例から見るオーダーメイドの二重あご治療
1. 原因によって異なる二重あごの4つのタイプ
二重あごリフト、自分に合った施術とは?
二重あごは大きく分けて、
脂肪型、加齢型、筋肉型、骨格型
の4つに分類され、それぞれに適した治療方法も異なります。
それでは、一つずつご説明いたします。
① 脂肪型二重あご
あごの下に脂肪が蓄積することで生じる、最も代表的なタイプです。
皮膚のたるみはそれほど強くないものの、あご下だけが丸くふくらんで見えることが多く、比較的若い年代にもよく見られます。
脂肪の量がそれほど多くない場合は、高周波や超音波リフトによって脂肪細胞をある程度縮小させるだけでも効果が期待できます。
一方で、脂肪が多く蓄積している場合は、あご下の脂肪吸引を検討することができます。
また、脂肪パッドが発達している場合には、脂肪を直接目で確認しながら切除することで、より確実な改善を目指す方法もあります。
たるみがなく、ぽこっと盛り上がった様子
② 加齢型二重あご
皮膚のハリや弾力が低下し、あご下の皮膚がたるむことで生じるタイプで、中高年の方によく見られます。
あご下だけでなく、フェイスラインや頬、首の皮膚まで一緒にたるんでいることが多いため、脂肪だけを除去しても十分な改善は期待しにくいケースです。
このような場合には、皮膚と軟部組織を一緒に引き上げるフェイスリフトを併用することで、フェイスラインや首のラインをより自然に整えることができます。

薄く摘むことのできる様子
③ 筋肉型二重あご
首の前面にある広頚筋(こうけいきん)がゆるむことで生じるタイプです。
横から見た際に首に縦ジワが現れたり、フェイスラインと首の境界がぼやけて見えるのが特徴で、多くの場合、加齢型と併せて見られます。
この場合は、ゆるんだ広頚筋を中央で寄せて固定する「二重あご筋肉縛り」を検討します。
必要に応じて脂肪除去と併用したり、フェイスリフトと同時に行うことで、よりシャープなフェイスラインと首のラインを作ることができます。
形ははっきりせず、縦シワができる
④ 骨格型二重あご
骨格型は脂肪ではなく、あごの骨格によって二重あごのように見えるケースです。
あご先が小さい、または後方に引っ込んでいる場合は、実際には脂肪が多くなくても、あご下が厚く見えてしまいます。
このようなケースでは、脂肪だけを除去しても満足できる変化は得られにくいでしょう。
そのため、あご先プロテーゼ、自家脂肪移植、ヒアルロン酸注入などであご先のボリュームを補う方法が考えられます。
また、骨格的な問題が大きい場合には、あごの位置そのものを改善する輪郭手術が一つの選択肢となります。
下顎骨の位置が原因で現れる
2.患者様の症例から見るオーダーメイドの二重あご治療
二重あごリフト、自分に合う施術とは?
先ほどご紹介した50代女性の患者様も、まさにそのようなケースでした。
診察の結果、あご下の脂肪が多いというよりも、加齢による皮膚のたるみと、それに加えて首の筋肉のゆるみが原因となっていました。
そのため、この患者様にはフェイスリフトによってたるんだ皮膚を改善すると同時に、「二重あご筋肉縛り」も併せて行いました。
皮膚と首の筋肉の両方を整えることで、フェイスラインから首にかけて自然でシャープなラインになるよう手術計画を立てました。

その結果、術後はぼやけていたフェイスラインがよりはっきりし、あご下にたるんで見えていた皮膚も自然に改善されました。
何より、患者様が最も気にされていた二重あごがすっきり整い、あごと首の境界がより明瞭になりました。
お顔だけでなく横顔の印象もより美しくなり、患者様にも大変ご満足いただくことができました。
<プラネット フェイス・ネックリフト(二重あご筋肉縛り)Before / After>

(上)手術前 (下)フェイス・ネックリフト再手術・二重あご筋肉縛り 術後1年1か月
では、もしこの患者様に対して、単純に脂肪だけを除去する方法で治療していたらどうなっていたでしょうか。
ふくらみはある程度改善できたかもしれませんが、たるんだ皮膚やゆるんだ首の筋肉はそのまま残っていた可能性が高いでしょう。
逆に、フェイスリフトだけを行っていた場合には、首の前側にあるゆるんだ筋肉までは十分改善できず、はっきりとしたフェイスラインを作るには限界があったかもしれません。
このように実際の診療では、患者様ご自身が想像されていなかった部分が二重あごの原因となっていることもありますし、脂肪・皮膚・筋肉など、複数の原因が重なっているケースも少なくありません。
そのため、「二重あごにはこの治療が良い」と一概に決めつけるのではなく、まずは自分の二重あごがなぜできているのかを正確に診断し、その原因に合わせた治療計画を立てることが非常に重要です。
<プラネット 二重あご筋肉縛り Before / After>

(左)手術前 (右)二重あご筋肉縛り・二重あご/フェイスライン脂肪吸引 術後1か月
本日は、多くの方がお悩みの二重あごの原因と治療方法についてご紹介いたしました。
この記事をお読みいただき、「自分にはどの二重あごリフトが適しているのだろう?」と気になられた方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
ただし、原因や状態はお一人おひとり異なりますので、正確な診断と治療方針につきましては、実際の診察を通して決定される点をご理解いただければ幸いです。
それでは、本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。^^
以上、プラネット整形外科 代表院長 シン・ドンウでした。
































































