プラネット整形外科

 

 

 

 

こんにちは。

プラネット美容外科代表院長のシン・ドンウです。

診察室で患者様とお話をしていると、本当に多くのご質問をいただきます。

その中でも最近、額リフトをご希望される患者様から共通していただく質問があります。

「額リフトの効果とは具体的に何ですか?」

インターネットである程度情報を調べて来院される方も多いのですが、実際にどのような効果があるのか、持続期間はどのくらいなのか、術前後でどのような変化が現れるのかまで明確に理解されている方はそれほど多くありません。

そこで今日は、額リフトの効果と、その持続期間を左右する手術方法について具体的にお話ししたいと思います。

普段から目元のたるみや眉間のシワ、鼻根部のシワでお悩みの方に、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

<プラネット 額リフト 術前/術後>

 


(上)手術前 (下)額リフト術後1か月

 


(左)手術前 (右)額リフト術後1か月



目次
1.額リフトではどのような効果が期待できるのでしょうか?
2.額リフトの効果を高めるための手術方法とは?

 

 

 

 

1. 額リフトではどのような効果が期待できるのでしょうか?

 

額リフトとは、眉毛の位置そのものを引き上げる手術です。

眉毛が下がると、目と眉毛の距離が近くなり、全体的に重く、疲れたような印象を与えてしまいます。

しかし眉毛の位置を上げることで、表情がより柔らかく、明るく改善されます。

実際に、二重手術を検討されていた方の中には、額リフト後に「目元がずっとはっきりした」とおっしゃる方も少なくありません。

というのも、まぶたのたるみではなく、眉毛の下垂が原因であるケースが思っている以上に多いからです。

 



さらに、眉間のシワや鼻根部のシワまで同時に改善できるという点も大きなメリットです。

シワ改善のためにボトックスを検討される方も多いですが、ボトックスは筋肉の動きを一時的に抑える保存的な治療です。

効果が持続している間は有効ですが、定期的に繰り返し注射を受ける必要があります。

そのため、半永久的な改善を希望されるのであれば、額リフトの方がより根本的な選択肢となり得ます。

このように額リフトは、顔全体の印象を改善しながら、シワも同時に改善できる手術です。

まとめると、額リフトによって期待できる効果は、


1)額のシワの改善
2)眉間のシワの改善
3)鼻根部のシワの改善
4)埋もれてしまった二重の改善
5)眉毛の左右差の改善
6)目と眉毛の距離の改善

など、非常に多岐にわたります。

 

 

 

2. 額リフトの効果を高めるための手術方法とは?

 

 

時々、「額リフトは持続期間が短い」とおっしゃる方がいらっしゃいます。

中には「1か月で元に戻ってしまった」という方もおられます。

しかし実際には、額リフトは手術方法によって持続期間が大きく変わります。

つまり、どのように手術を行うかによって、効果がすぐに失われることもあれば、10年近く維持されることもあるということです。

手術は、頭髪内に1〜2cm程度の切開を設け、内視鏡を用いて精密に組織を剥離する方法で行います。

その際、当院プラネットでは、額リフトの効果を高め、持続期間を長くするために、特に重要視しているポイントが2つあります。


★1つ目:筋肉と保持靭帯をしっかりと切離すること

それぞれの役割を簡単に説明すると、

*側頭筋:眉毛を外側へ引っ張る筋肉で、こめかみから頭側部にかけて広く分布しています。

*皺眉筋(しゅうびきん):眉毛を下方向へ引き下げ、眉間のシワを作る原因となる筋肉で、眉間中央に位置しています。

*保持靭帯: 眉毛を骨にしっかり固定している組織で、眉毛が上がるのを妨げる役割をしています。




これら3つの構造を処理せずに皮膚だけを引き上げても、時間の経過とともに再び眉毛や額は下がってしまいます。


顔の組織には、本来の位置へ戻ろうとする性質があるためです。

したがって、効果を最大限に高め、持続期間を延ばすためには、剥離の過程で側頭筋、皺眉筋、保持靭帯を十分に切離することが重要になります。


★2つ目:5ポイント切開を行うこと

 



もう一つ重要なのが、切開ポイントの数です。

2〜3か所の切開だけでは、内視鏡の視野を十分に確保することができず、それぞれの筋肉や組織を正確に処理することが難しくなります。

特に側頭筋は広範囲に広がっているため、視野が狭いと処理すべき部位を正確に確認することができません。

そのため、当院では5ポイント切開を採用しています。

切開部位を増やし、十分な視野を確保することで、それぞれの構造を安全かつ正確に処理できるからです。

もちろん、5ポイント切開でこれらの構造を正確に処理することは決して簡単ではありません。

周囲には多くの神経が存在しているため、手術難易度が高いことも事実です。

しかし、この工程が適切に行われてこそ、額リフトの効果は10年近く維持できる可能性があります。

病院によって手術方法には違いがあり、私の方法が絶対的な正解であるとは申し上げません。


ただ、額リフトを検討されているのであれば、執刀医が持続力を高めるためにどのような方法を採用しているのか、一度しっかり確認されることをおすすめします。


<プラネット 額リフト 術前/術後>



(上)手術前 (下)額リフト術後11日目

今日は、額リフトの効果と手術方法についてご紹介しました。

一見すると小さな違いに思えるかもしれませんが、その違いこそが最終的に効果や持続期間を左右します。

今回の記事が、額リフトを検討されている方にとって一つの判断基準となれば幸いです。

追加で気になることがございましたら、コメントまたはプラネットまでお気軽にお問い合わせください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

以上、プラネット美容外科代表院長 シン・ドンウでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こんにちは。プラネット美容外科代表院長のシン・ドンウです。

最近はリフトアップに関心を持たれる方が増え、糸リフトを受ける方もかなり多くなりました。

カウンセリングをしていると、糸リフトについてご質問をいただくことが本当に多いのですが、

糸リフトは間違いなくメリットのある施術であり、適した方が受ければ十分な効果を期待できます。

しかし問題なのは、本来ご自身に適していない施術であるにもかかわらず受け続けてしまい、時間と費用だけを無駄にしてしまうケースが思っている以上に多いということです。

先日、当院プラネットを訪れた患者様もまさにそのようなケースでした。

数年前から継続的に糸リフトを受けていたものの、インターネットの口コミとは異なり、ご自身では全く効果を感じられなかったとのことでした。

そこで何度か追加で施術を受けてみたものの、やはり変化を感じることができず、最終的にフェイスリフトの相談のため当院を受診されたのです。

実際にお肌の状態を拝見すると、最初から糸リフトではなくフェイスリフトが必要なケースでした。

もっと早く知っていれば、不必要な施術を何度も繰り返さずに済んだのにと、医師としてとても残念な気持ちになりました。

そこで今日は、

「どのような方に糸リフトが適しているのか」

「どのような方にはフェイスリフトが必要なのか」

についてお話ししたいと思います。

これを知っているだけでも、不必要な時間や費用の浪費を十分に減らすことができますので、ぜひ最後までお読みください。


<プラネット プラスアップリフティング 術前/術後>


(左)手術前 (右)プラスアップリフティング 術後1か月

 

目次
1.糸リフトとフェイスリフト、何が違うのでしょうか?
2.糸リフト後はなぜフェイスリフトの難易度が高くなるのでしょうか?

 

 

 

1.糸リフトとフェイスリフト、何が違うのでしょうか?

 

この2つの施術の最も根本的な違いは、

「皮膚を切除するかどうか」と「筋膜をどのように扱うか」

にあります。

糸リフトは、皮膚を切開せずに糸を挿入し、皮膚や筋膜を引き上げる施術です。

切開を伴わないため回復が早く、比較的手軽に繰り返し施術を受けられるというメリットがあります。

ただし、筋膜のある位置に糸を配置してタイトニング効果を与える方法であるため、

伸びてしまった皮膚そのものを取り除くことはできません。

つまり、皮膚を引き上げることはできても、余った皮膚自体はそのまま残るということです。

 

 



一方、フェイスリフトは、ヘアラインと耳周囲を切開し、SMAS層を十分に剥離して、たるみが生じる前の位置まで引き上げた後、余分な皮膚を直接切除する手術です。

構造そのものを矯正する方法であるため、効果は確実であり、5年以上、長い場合には10年近く維持されます。

もちろん、ある程度の回復期間は必要ですが、繰り返し施術を受けなくても、一度の手術で長期間維持される結果を期待することができます。

 



では、どのような方に糸リフトが適していて、どのような方にはフェイスリフトが必要なのでしょうか。

切除すべき余剰皮膚が少なく、たるみも軽度な方、つまり初期の老化が始まった比較的若い年代であれば、糸リフトでも十分な効果が期待できます。

一方で、老化が進行して皮膚のたるみが強く、脂肪が減少して皮膚自体が薄くなっている状態では、糸リフトだけでは限界があります。

つまり、

余った皮膚が多く、皮膚の弾力が大きく低下しているほど、フェイスリフトを検討するべきだと言えます。

先ほどご紹介した患者様もまさにこのケースでした。

たるみがかなり進行した状態で、糸リフトを繰り返し受けていたのです。

糸リフトは皮膚を引き上げることはできても、伸びてしまった皮膚そのものをなくすことはできないため、

たるみが強い場合には、いくら繰り返しても希望する結果を得ることは難しくなります。

だからこそ、最初からご自身の肌状態に合った施術を選択することが重要なのです。

 

 

 

 

2.糸リフト後はなぜフェイスリフトの難易度が高くなるのでしょうか?

 

 

フェイスリフトの最も重要なポイントは、SMAS、つまり筋膜です。

この筋膜を十分に剥離し、しっかり固定することで、良い結果を期待することができます。

問題は、糸リフトもまた、この筋膜をターゲットとして行われる施術であるという点です。

糸を挿入する過程で、筋膜の上下に複数の糸が入ることになります。

施術を繰り返すほど筋膜周囲に癒着が生じ、組織が徐々に絡み合っていきます

さらに、筋膜自体も繰り返し刺激を受けることで弱くなる可能性があります。

 

 



特に、太い糸や溶けない糸が残っている場合、それらの糸が維持靭帯のような役割をしてしまいます。

本来は皮膚を上方に引き上げなければならない場面で、糸が逆に組織を骨に固定してしまい、リフトアップ効果を妨げてしまうのです。

そのため、このような糸は手術前に除去する必要があります。

しかし、その除去の過程で筋膜が薄くなったり損傷を受けたりすることがあり、これが手術難易度を高くする直接的な原因となります。

さらに、手術を行うタイミングも重要なポイントです。

糸リフト直後は筋膜が刺激を受けている状態であるため、手術が困難になることがあります。

そのため一般的には、

糸リフトから最低6か月以上経過した後にフェイスリフトを行うことを推奨しています。

(糸の種類や状態によっては、カウンセリングを通じて時期を調整する場合もあります。)

 



実際に手術で取り出した溶けない糸です。

先ほどご紹介した患者様も、糸リフトを何度も受けていたケースであったため、手術の難易度は高いものでした。

しかし、手術計画の段階から筋膜へのダメージを最小限に抑えるよう慎重に準備を進めたことで、良い結果を得ることができました。

医師としてやりがいを感じる一方で、この記事を読んでくださっている皆様には、そのような遠回りをしてほしくないと思っています。


<フェイスリフト 術前/術後>

 


(左)手術前 (右)フェイスリフト+前頬脂肪吸引 術後1か月

 

 

糸リフトとフェイスリフトは、どちらが良くてどちらが悪いというものではありません。

求める効果や持続期間、そして現在のたるみの状態によって、ご自身に合った選択が変わるだけです。

そして、その選択が最初から正しく行われれば、不必要な時間や費用を減らすことができます。

今回の記事が、後悔のない選択をするための一助となれば幸いです。

もし糸リフトやフェイスリフトについてさらに気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

本日も長文をお読みいただきありがとうございました。

以上、プラネット美容外科代表院長 シン・ドンウでした。

 

 

 

 

 

 

-傷跡が気になる方は[必読]

 

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ご不明な点やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください^^
 

 

 

 

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こんにちは。

プラネット整形外科代表院長のシン・ドンウです。

ブログのコメントを見ると、「顔のリフトアップ手術とは具体的にどのような手術ですか?」とご質問をいただくことがあります。

顔のリフトアップ手術とは、つまり**フェイスリフト(SMASリフト)**のことを指します。

おそらく、最初からフェイスリフトを検索して来られる方はそれほど多くないと思います。

 

糸リフトやレーザー施術を先に受けてみたものの、期待していたほどの効果が得られず、自然とここにたどり着かれる方がほとんどだからです。

特に50代以降になると、シワやたるみは皮膚表面ではなく筋膜層から始まるため、簡単な施術だけでは改善が難しくなります。そのため、顔のリフトアップ手術まで検討されるようになるのです。

しかし、「施術よりは効果が高そう」というイメージはあっても、実際にどの部分をどのように処理し、どのような変化が期待できるのかまではよく分からないという方も少なくありません。

そこで今日は、この部分についてお話ししたいと思います。

フェイスリフトがどのような原理で行われ、どのような結果につながるのかを、できるだけ分かりやすくご説明いたします。

施術を受けても期待したほどの効果が得られなかった方、あるいはより確実で長持ちする変化を求めている方は、ぜひ最後までお読みください。

〈プラネット ミニプラスアップリフティング 術前・術後〉

 

 

目次

  1. 顔のリフトアップ手術は、思っている以上に深い部分を扱います
  2. 顔のリフトアップ手術で、どこまで改善できるのでしょうか?

 

 

 

1.顔のリフトアップ手術は、思っている以上に深い部分を扱います

 

 

顔のリフトアップ手術の原理を理解するためには、まず顔がどのような層で構成されているかを知る必要があります。

顔は大きく、皮膚 → 脂肪層 → SMAS(筋膜層)の3つの構造から成り立っています。

 





多くの方は、加齢によるたるみを単純に「皮膚の問題」と考えがちですが、実際はそうではありません。

顔のたるみは、一つの層だけの問題ではなく、

*皮膚の弾力低下
*皮下脂肪の変化(減少や位置の移動)
*SMASを含む支持組織の弾力低下

が複合的に作用して現れる変化です。

 



 

そのため、この問題を改善するためには、それぞれの層で起きている変化を同時に整える必要があります。

ここで、リフトアップ手術の核心が出てきます。

 



フェイスリフトは、皮膚の下にあるSMAS層まで直接アプローチして行われます。

下垂したSMAS層の組織を上方向へ移動させて固定し、余った皮膚を適切な量だけ切除して縫合することで、乱れてしまった顔の構造を本来の位置へ戻します。

つまり、表面だけを無理に引っ張るのではなく、内部構造と外側の皮膚を同時に整えることで、自然な仕上がりにつながるのです。


もちろん、切開と縫合を伴う手術であるため、簡単なリフトアップ施術と比べると一定期間の回復は必要です。

しかし、構造的なたるみを根本から改善できるため、より確かな効果が期待できます。

 

 

 

 

 

2.顔のリフトアップ手術で、どこまで改善できるのでしょうか?

 

 

先ほど、顔のリフトアップ手術は皮膚の下にあるSMAS層まで直接扱う方法であることをご説明しました。

では実際に、どのような効果が期待できるのでしょうか。

まず最大の特徴は、特定の部位だけではなく、顔全体の印象が改善されるという点です。

たるんだ頬が整うことで、深くなっていたほうれい線が浅くなり、ぼやけていたフェイスラインもよりシャープになります。

また、場合によっては顎下のたるみが改善されることで、首のシワまで滑らかに整うこともあります。
 

 

さらに重要なのが、効果の持続期間です。

たるみの原因となる構造そのものを改善する方法であるため、効果も長く持続します。

一般的には5年以上持続することが多く、個人の状態によっては10年近く維持される場合もあります。

一度の手術で長期間効果が持続するため、施術のように定期的に繰り返す必要がないという点も特徴です。

ここまでお話しすると、

「変化が大きい分、不自然な顔になってしまうのでは?」

と心配される方もいらっしゃいます。

もちろん、皮膚だけを引っ張った場合には、不自然な印象になる可能性があります。

しかし、SMAS層まで一緒に整えることで、顔全体が安定して引き上がり、違和感は大きく軽減されます。

人工的に引っ張ったような印象ではなく、もともとたるみのなかった顔のように自然に見えるのです。

つまり、フェイスリフトは表面だけを整える手術ではなく、顔の構造そのものを正しい位置に戻す手術です。

だからこそ、変化がはっきりしており、その結果も長く維持されると言えるでしょう。

〈プラネット ミニプラスアップリフティング 術前・術後〉


(左)手術前
(右)ミニプラスリフティング+脂肪移植(ほうれい線)6か月後



今日は、顔のリフトアップ手術の原理と効果についてご説明しました。

もちろん、すべての方に手術が必要というわけではありません。

たるみの程度や原因、そしてお一人おひとりの状態によって、適した方法は異なります。

しかし、施術を繰り返しても満足できる変化が得られなかった方、あるいはより確実で長期間維持できる結果を望まれる方にとって、フェイスリフトは一つの有力な選択肢となるでしょう。

何よりも大切なのは、十分なカウンセリングを通じて、ご自身の状態に合った方法を見つけることです。

ぜひこの点を念頭に置き、ご自身にとって最適な選択をしていただければと思います。

ご不明な点がございましたら、コメントまたはプラネット整形外科までお気軽にお問い合わせください。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

以上、プラネット整形外科代表院長 シン・ドンウでした。

 

 

 

 

 

 

-傷跡が気になる方は[必読]

 

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こんにちは。

プラネット整形外科代表院長のシン・ドンウです。

最近、再度カウンセリングのためにご来院された患者様がいらっしゃいました。

数年前からフェイスリフトに興味をお持ちでしたが、傷跡に対する不安から決断を先延ばしにされ、改めてご相談に来られたケースでした。

実際、カウンセリングをしていると、このような患者様には少なくありません。

手術そのものには関心があるものの、「傷跡が残るのではないか」という不安から、なかなか決断に踏み切れない方です。

そのお気持ちは十分に理解できます。

この患者様と長い時間お話しする中で、私が感じたことが一つありました。

それは、単に「傷跡はあまり目立ちません」と説明するよりも、もし傷跡ができた場合にどのように管理し、どのように改善していくことができるのかまで含めてご説明することの方が、患者様の不安を和らげるうえでより重要だということです。

そこで今回は、フェイスリフトの傷跡について不安をお持ちの方のために、傷跡ができる部位から、治療を始める時期、そして実際の改善方法まで、順を追ってわかりやすくご説明していきたいと思います。

もし同じようなお悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ最後までお読みいただければと思います。

<耳の傷跡 術後3か月>

 

 

 

目次
1.フェイスリフトの傷跡を最小限にするための手術のポイントとは?
2.フェイスリフトの傷跡治療はいつから始めるべきか?
3.フェイスリフトの傷跡治療にはどのような方法があるのか?

 

 

 

1. フェイスリフトの傷跡を最小限にするための手術のポイントとは? 

 

 

フェイスリフトは比較的切開範囲の広い手術であるため、傷跡について不安を感じる方は少なくありません。

しかし実際には、切開範囲が広いからといって、必ずしも傷跡が大きく目立つわけではありません。

重要なのは、切開位置と、縫合時にどれだけ緻密に張力を分散させるかという点です。

まず切開位置についてですが、一般的には生え際付近から切開を開始し、耳の前を通って耳の後ろのラインに沿って進めていきます。



このとき、髪の毛の内側、耳珠軟骨の後方、耳の後ろなど、自然に隠れる部分に切開線を配置することで、外から見える傷跡を効果的に目立たなくすることができます。

特に耳珠軟骨の後方は、軟骨の自然なカーブによって切開線が隠れるため、手術の痕跡がほとんど目立たなくなります。

 

 


<耳珠軟骨後方の切開>

ただし、構造上、耳の前の一部はどうしても切開線が露出してしまいます。

そのため、この部分ではどれだけ丁寧に縫合するかがより重要になります。

私の場合、筋膜層、皮下脂肪層、表皮層を段階的に縫合する「多層縫合」という方法を用いています。

筋膜層は太めの糸でしっかりと、真皮層は中程度の太さの糸で、表皮層は非常に細い糸で、それぞれの組織の特性に合わせて縫合していきます。

 



<多層縫合>

また、縫合間隔を約1.5~2mmで均一に保つことで、張力が一か所に集中しないよう均等に分散させています。

縫合間隔が不均一になると、切開線が凸凹になったり、傷跡が目立ちやすくなったりするためです。

私が手術に4時間以上かかる場合でも、縫合作業をできる限り丁寧かつ繊細に行う理由は、まさにここにあります。



(左)縫合間隔が均一
(右)縫合間隔が不均一

 

 

 

2.フェイスリフトの傷跡治療はいつから始めるべきか?

 

 

先ほどご説明したように、切開位置や縫合方法によって、フェイスリフトの傷跡をできるだけ目立たなくすることは可能です。

しかし、どれだけ丁寧に手術を行っても、体質によっては傷跡が目立ちやすくなることがあります。

傷跡が少し盛り上がって見えたり、赤みを帯びたり、あるいは少し開いて見えるような場合がそれに該当します。

このような場合には、傷跡の状態に応じた適切な治療が必要になりますが、その前に知っておいていただきたいことがあります。

それが、治療を開始するタイミングです。

傷跡は時間の経過とともに自然に変化していきます。

手術直後は比較的きれいに見えていても、約1か月が経過すると、誰でも傷跡が赤くなったり、やや盛り上がって見えたりすることがあります。

これは異常ではなく、傷跡が成熟していく自然な過程ですので、過度に心配する必要はありません。

その後、傷跡は徐々に落ち着いていき、一般的には術後6か月頃を傷跡が成熟する時期と考えています。

そのため、傷跡治療は6か月が経過し、傷跡の状態がほぼ安定した段階で開始するのが適切です。


<耳の傷跡 術後6か月>



(左)手術前
(右)耳の傷跡 術後6か月

 

 

 

3.フェイスリフトの傷跡治療にはどのような方法があるのか?

 

 

6か月が経過しても傷跡が気になる場合には、治療を検討することができます。

治療法は大きく分けて、

レーザー治療
傷跡注射
傷跡修正手術


の3つです。

レーザー治療は、傷跡組織を表面から改善していく方法で、比較的手軽に行えるというメリットがあります。

傷跡注射は、その名の通り傷跡部分に直接注射を行う治療で、盛り上がった傷跡を改善するために用いられます。

傷跡に赤みがある場合や、少し盛り上がっている程度であれば、レーザーや注射だけでも十分改善することが少なくありません。

*イメージ写真です*


一方、レーザーでは改善が難しいほど傷跡がはっきり残っている場合には、傷跡修正手術を検討します。

傷跡部分を再度切開し、瘢痕組織そのものを取り除いたうえで再縫合する方法です。

抜糸などの術後管理が必要であり、レーザー治療に比べると時間はかかります。

しかし、その分傷跡の改善効果は高くなります。

また、初回のフェイスリフトと比較すると、対象部位のみを局所的に処置するため、皆様が心配されるほど大がかりなものではなく、比較的負担の少ない手術ですので、過度に不安を感じる必要はありません。

<プラネット傷跡修復手術 術前・術後>



(左)他院でのフェイスリフト後の傷跡
(右)プラネット傷跡修復手術後1か月





今回は、フェイスリフトの傷跡ができる部位や、傷跡を最小限に抑える方法、そして治療を始める適切な時期や治療法についてご紹介しました。

傷跡への不安から手術をためらっている方々に、少しでも参考になれば幸いです。

また、ご不明な点がございましたら、コメント欄またはプラネット整形外科までお気軽にお問い合わせください。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

以上、プラネット整形外科代表院長 シン・ドンウでした。

 

 

 

 

 

 

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こんにちは。

プラネット整形外科代表院長のシン・ドンウです。

顔のたるみ手術を検討される理由は、思っている以上にさまざまです。単なる加齢によるたるみだけでなく、別の原因によって生じるケースも少なくありません。

少し前にカウンセリングを行った30代前半の患者様も、そのようなケースでした。

5年前に輪郭手術を受けられて以降、顔のたるみが目立つ状態になっていました。

改善のために糸リフトやあご下脂肪吸引なども試されたそうですが、たるみ自体は改善しなかったとのことでした。

さまざまな方法を試しても問題は解決せず、悩まれた末に当院プラネットを受診されました。

実は、この方のように輪郭手術後にたるみが生じたケースでは、一般的な加齢性のたるみとは原因そのものが異なります。

そのため、アプローチの方法も変わってきます。

今回はこの患者様の症例をもとに、輪郭手術・両顎手術後に顔のたるみ手術が必要となる理由と、その際に必ず注意しなければならないポイントについてお話ししたいと思います。


<プラネット プラスアップリフティング 術前・術後>

 



(左)手術前
(右)プラスアップリフティング 術後1か月


【目次】

輪郭手術・両顎手術後に皮膚がたるんでしまった場合
輪郭手術・両顎手術後の症例で注意すべき点

 

 

 

 


 1. 顔のたるみ手術、輪郭手術・両顎手術後に皮膚がたるんでしまった場合

 

まず、輪郭手術後に顔のたるみが生じる理由からご説明します。

私たちの顔は、皮膚層、脂肪層、筋膜(SMAS)層によって構成されています。

多くの方は、顔がたるむ原因を単純に「皮膚の弾力低下」と考えがちですが、実際には皮膚の下にある筋膜層が下方へ移動することが主な原因です。

そのため、たるみを根本的に改善するためには、下垂した筋膜層を本来の位置へ再配置する工程が必要となります。

この操作こそが、顔のたるみ手術、すなわちフェイスリフトです。

 

 



一般的に40代後半以降では、加齢によって筋膜層が下がっていることが多く、フェイスリフトが必要となる可能性が高くなります。

皮膚層だけを扱ったり、筋膜層を部分的に引き上げる糸リフトでは限界があるためです。

一方で、20~30代では加齢による筋膜層の下垂が起こっている可能性は低く、多くの場合フルフェイスリフトまでは必要ありません。

しかし、今回ご紹介する患者様のように、輪郭手術後にたるみが生じたケースでは話が異なります。

輪郭手術や両顎手術では骨を削るため、術後は骨格のボリュームや突出感が以前より小さくなります。

問題なのは、骨は小さくなっても、その上を覆っていた皮膚や脂肪、SMAS層などの軟部組織はそのまま残るという点です。

簡単に例えると、大きな箱にぴったりとかぶせていた布があるとして、その箱を小さくすると余った布がたるんでしまうのと同じ原理です。
 

 

 

そのため、このようなケースでは、下垂した筋膜層を再配置することではじめて顔のたるみを改善することができます。

糸リフトや脂肪吸引などの施術は筋膜層そのものに直接アプローチする方法ではないため、十分な効果を得ることが難しいのです。

先ほどご紹介した患者様が、さまざまな施術を繰り返しても改善しなかった理由も、まさにそこにあります。

 

 

 

 

2.顔のたるみ手術、若い年齢層で注意すべきこととは?

 

 

しかし、このようなケースでは、フェイスリフトを行う前に必ず押さえておくべきポイントがあります。

比較的若い年齢でフェイスリフトを受けられる方は、50代以降に追加手術が必要になる可能性があるということです。(手術とは別に、老化自体は進行し続けるためです。)

そのため、初回手術の段階から将来的な再手術の可能性も考慮し、筋膜層をできるだけ温存する方法でアプローチすることが重要になります。

では、なぜ筋膜層を温存することが重要なのでしょうか。

フェイスリフトの要となる筋膜層は、一度手術を受けると、術前と全く同じ状態を保つことは難しいからです。



<筋膜層の位置>

実際に再手術の患者様を診ていると、前回の手術によって生じた瘢痕組織や癒着の影響で、筋膜層の境界が不明瞭になっているケースが少なくありません。

このような状態では、組織剥離の難易度が高くなり、正常組織と癒着組織を見分ける作業もはるかに複雑になります。

さらに、手術中の組織損傷のリスクが高まるだけでなく、リフティング効果が制限されたり、仕上がりが不自然になったりする可能性も高くなります。

初回手術よりも再手術の方が難しい理由は、まさにここにあります。

そのため、輪郭手術や両顎手術後の顔のたるみ手術を検討されている方は、単に経験豊富な医師を探すだけではなく、同様の症例を十分に執刀してきた医療陣かどうかをしっかり確認されることをおすすめします。

初回手術の設計が、将来の再手術の難易度まで左右するということを、ぜひ覚えておいていただきたいと思います。


<プラネット プラスアップリフティング 術前・術後>



(左)手術前
(右)プラスアップリフティング+前頬・側頬脂肪吸引 術後1か月


今回は、比較的若い年齢層で顔のたるみ手術が必要となるケースと、その際に注意すべきポイントについてお話ししました。

同じ顔のたるみ手術であっても、今回ご紹介した患者様のように、輪郭手術や両顎手術後にたるみが生じたケースでは、一般的な加齢性のたるみとは原因もアプローチ方法も大きく異なります。

フェイスリフトをご検討中の方は、この点を念頭に置いたうえで手術計画を立てていただければと思います。

同じようなお悩みをお持ちの方にとって、今回の記事が一つの判断基準となれば幸いです。

また、ご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

以上、プラネット整形外科代表院長 シン・ドンウでした。

 

 

 

 

 

 

 

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